「鬼滅の刃」最終巻23巻では鬼無辻無惨を倒し、その後の生活について少し描かれています。
そのなかでも竈門炭治郎と栗花落カナヲの子孫が現代で生きている描写もありました。
つまりカナヲと炭治郎は結婚したということになりますが、2人はどのように関係を深めていったのでしょうか？
今回は炭治郎とカナヲの結婚や子孫、2人は最後どうなったかのかについて解説していきます。
エースくん炭治郎とカナヲ、鬼滅の刃の中でもお似合いのカップルだよね！
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カナヲと炭治郎の結婚はなぜ？2人の馴れ初めと気持ちの変化
鬼殺隊の同期のカナヲと炭治郎。
カナヲは当初より感情に乏しいキャラクターで、炭治郎は感情豊かなキャラクターとして描かれていました。
そんな2人が結婚に至るまでどのような経緯があったのでしょうか？
出会いから気持ちの変化が分かるシーンを見てみましょう！
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最終選別・那田蜘蛛山ではほぼ接点がない
カナヲと炭治郎が初めて一緒に描かれたのは、鬼殺隊の最終選別の時です。
藤襲山（ふじかさねやま）に入山する前と、最終選別で生き残った後に描かれています。
後に炭治郎はカナヲがいたことを覚えていたことが判明しますが、この時カナヲと炭治郎が喋るなど交流している様子はありません。
その次にカナヲと炭治郎が再会したのは那田蜘蛛山。
鬼である禰豆子を捉えようとするカナヲから守るため、炭治郎はカナヲから何度も背中を蹴られます。
この時炭治郎は背中を向けていたこと、カナヲも人としての感情をまだ取り戻していなかったことからお互いに認識していなかったと思われます。
蝶屋敷で機能回復訓練を行う
本格的にカナヲと炭治郎が関わるようになったのは、蝶屋敷での治療と機能回復訓練からとなります。
炭治郎が隠（かくし）に背負われて蝶屋敷へ到着した際、蝶を愛でているカナヲの姿を見かけます。
その後炭治郎は傷を治した後、すでに鍛錬を重ねているカナヲ相手に機能回復訓練へ参加します。
全集中の呼吸を会得してカナヲに追いつくことができた炭治郎は、カナヲには薬湯をかけないなど優しい一面が伺えるシーンもありました。
エースくんこの時炭治郎がカナヲに目を奪われているような描写だったよね！
コミちゃんこの時から炭治郎はカナヲが気になってたのかな？
炭治郎の諦めない精神がカナヲの心を動かした
機能回復訓練後、無限列車へ向かう炭治郎は蝶屋敷の庭の縁側に座っているカナヲの元へ感謝を伝えに向かいます。
話しかける炭治郎に対してコインを使って炭治郎と会話するか、どんな内容を話すかコイントスで決めるカナヲ。
さらに「全部どうでもいいから、（何事も）自分で決められないの」と今の自分について話します。
話を聞いた炭治郎は「この世にどうでもいいことなんて無いと思うよ」と伝え、「表が出たら自分の心の声をよく聞くことと」と話しコイントスをします。
表が出たコインをカナヲに見せた炭治郎無邪気に笑いながら、
「カナヲ 頑張れ！人は心が原動力だから心はどこまでも強くなれる！」「表が出るまで何度でも投げ続けようと思っていた」
と伝え、蝶屋敷を立ち去る炭治郎。
その後カナヲは表が出たコインを大切に抱き、自分でもその行動に驚いている描写がありました。
機能回復訓練の際に炭治郎が諦めずに鍛錬する様子や、コイントス時に「何度でも投げ続けるよ」という炭治郎の諦めない精神がカナヲの心を動かしたと思われます。
エースくんこの時、カナヲも炭治郎に特別な感情を抱いた様子だよね！
2ヶ月間意識がない炭治郎を看病し続けた
「遊郭編」での上弦の陸との戦い後、2か月間意識が戻らない炭治郎。
そんな炭治郎をカナヲは看病しており、炭治郎が目を覚ました際には「目が覚めて良かった…」と笑顔を向け、涙を流しながら安堵の表情を向けます。
さらに仲間たちが炭治郎の元へ来て騒ぎ始めた際、眠った炭治郎に気づいたカナヲは「炭治郎が寝たから静かにして！」と大声で意見を主張。
さらに炭治郎のために重湯を作りに行くカナヲは、とても優しく少し照れている表情をしていました。
最初に出会ったカナヲは機械的で、特に感情を表に出すことはありませんでした。
しかし炭治郎の言葉をきっかけに、とても人間味ある表情や言動をするようになっていきます。
コミちゃん炭治郎が目を覚ました時のカナヲ、すっごく可愛かったよね！
カナヲと炭治郎の結婚はなぜか考察！決め手やプロポーズは？
鬼殺隊の同期ということもあり、本編では徐々に打ち解けていたカナヲと炭治郎。
しかし同期と言えば炭治郎の他にも我妻善逸や嘴平伊之助、不死川玄弥がいます。
特に善逸や伊之助は炭治郎と共に過ごす時間も多かったため、当然カナヲと一緒にいる時間もありましたが、カナヲは炭治郎を選んでいます。
ここではなぜカナヲは炭治郎を選んだのか、もしプロポーズがあった場合はどちらからしたのか、本編から読み取れる考察をしていきます。
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カナヲは炭治郎に一目惚れだった？
一部カナヲは炭治郎に一目惚れをしたと言われていますが、一目惚れよりも炭治郎の頑張っている姿や諦めない姿を見て少しずつ惹かれていったと思われます！
6巻49話「機能回復訓練・前編」では、アオイに「あなたも来たくなければ来なくていいです」と炭治郎が怒られるシーンがあります。
炭治郎はかなり落ち込んでいる後ろ姿が描かれているのと同時に、カナヲが何も言わずに座っている様子が「・・・」と吹き出しと共にも描かれています。
この時カナヲはまだ自分の気持ちを口に出すことはしていませんが、怒られても仲間のために何も言わず耐えて落ち込む姿を見て何か感じた節があったのかな？仲間思いだなと思ったのかな？と感じました。
吾峠呼世晴先生は不要なシーンは描かない傾向があります。
このことを考えると「・・・」という吹き出しを使って、わざわざ描かないかなと思います。
当初より炭治郎に対していい印象を持っていたカナヲが、7巻53話「君は」での初めてのちゃんとした会話で一気に惹かれたのではないでしょうか？
特にカナヲは「全部どうでもいいから、（何事も）自分で決められないの」と、自分の短所や他人に言いにくいことを炭治郎に打ち明けています。
そんなカナヲに対して馬鹿にするわけでもなく、茶化すわけでもなく一緒にどうすればいいか考える炭治郎。
さらに「心の声をよく聞くように」と前向きな言葉をカナヲにかけたことで、カナヲの心が動いたと考えられます。
また、蟲柱・胡蝶しのぶの姉・胡蝶カナエが「いつか好きな男の子ができたらカナヲだって心が開き変わる」と話しているシーンが7巻最後に、炭治郎の絵と共に描かれています。
このことからカナヲが炭治郎が好きなのは間違いなく、“心”というワードが使われていることから7巻53話「君は」でカナヲが炭治郎に惹かれたと思われます。
エースくんカナヲにとって炭治郎は自分を変えるきっかけをくれた人なんだね！
プロポーズがあったとしたらどちらから？
後に詳しく紹介しますが、カナヲと炭治郎の間には子孫がいることが23巻の第205話（最終話）で描かれています。
しかし、そこに至るまでカナヲと炭治郎のプロポーズや結婚については本編では描かれていません。
もしカナヲと炭治郎の間にプロポーズがあったとした場合、炭治郎からカナヲにプロポーズし結婚に至ったのでは？と思います！
炭治郎は物語通して普段から優しく描かれており、少し男らしさに欠けると思われがちです。
しかし3巻24話「元十二鬼月」にて、「俺は長男だから我慢できたけど次男だったら我慢できなかった」と話している炭治郎。
炭治郎たちが生きていたのは大正時代で長子相続がまだ根強い時代ということもあり、長男＝しっかりしないといけない・弱音を吐けない・男らしくいないといけない、という認識が強いです。
さらに何事も男性が決定権を持っている時代でもあります。
炭治郎自身も自分が長男であることを自覚していること、物語通りして責任感ある言動をしていることを考えると、一概に炭治郎が男らしくないとは言えません。
このことから炭治郎からカナヲにプロポーズしたのではないかな？と思います。
炭治郎のことだから交際する際にすでに「結婚を前提に」と言っているような気がしますね！
コミちゃん自分の気持ちを素直に話せるようになったカナヲからのプロポーズも考えると萌えるね！
カナヲと炭治郎の結婚は漫画で描かれている？2人の子孫は…
先ほども記載した通り、カナヲと炭治郎は結婚し、後に子孫がいることが23巻の第205話にて描かれています。
では、カナヲと炭治郎の子孫について分かる範囲で解説していきたいと思います。
カナヲと炭治郎の子孫：炭彦（すみひこ）
15歳の竈門炭彦（かまどすみひこ）はカナヲと炭治郎の玄孫であり、竈門カナタの弟。
好きな動物はスローロリスで、将来の夢は動物園で働くこと。
とてものんびりでマイペースな性格で、祖母から曾々おじいちゃん・曾々おばあちゃん（炭治郎とカナヲ）が鬼退治をしていたことを聞き、話を信じる素直な一面も。
特に炭彦はパルクールをこなせるほど身軽で身体能力が高いことが分かっています。
その身体能力の高さから同級生からは「剣道部に入らないか」といつも勧誘されている模様。
また、普段からパルクールで登校しているため近所の少女たちからは「ランニングマン」とあだ名がつけられ、教師からは「危険登校常習者」と目を付けられています。
ヒノカミ神楽を舞うことができ、年に一度産屋敷家管轄の神社にてヒノカミ神楽の舞を奉納しています。
カナヲと炭治郎の子孫：カナタ
16歳の竈門カナタはカナヲと炭治郎の玄孫であり、竈門カナタの兄。
とてものんびりでマイペースな炭彦とは反対に、しっかり者で物静かな性格。
特に鬼の話をしてくれた祖母に素直になれなかったことを後悔しているため、思ったことは口にし相手に伝えるようになりました。
そのため女性にも「可愛い」と恥ずかし気なく言う事で、「初恋泥棒」というあだ名があり本人の自覚なくモテてしまいます。
特に禰豆子の曾孫・燈子（とうこ）と一緒にいることが多く「可愛い」と褒めるものの、カナタの認識では「彼女はいない」。
炭彦と同様にヒノカミ神楽を舞うことができ、年に一度産屋敷家管轄の神社にてヒノカミ神楽の舞を奉納しています。
カナヲは最後まで死亡しなかった？無限城での活躍を振り返り
栗花落カナヲの活躍といえば、上弦の鬼・弐の童磨との戦いです。
ここでは師範である胡蝶しのぶや姉・胡蝶カナエの仇を取るために激戦を繰り広げます。
どのような戦いだったか振り返っていきましょう。
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目の前でしのぶを殺され童磨と戦闘開始
上弦の鬼・弐の童磨により目の前でしのぶが殺されるところを目にしたカナヲ。
衝撃と同時に怒りが混みあがり、呼吸を使い童磨へ攻撃をしかけます。
しかし避けられてしまい、さらに童磨の身体へしのぶが吸収されている様子を目の当たりにしてしまいます。
エースくんカナヲが怒りをあそこまで露わにするのは最初で最後だね
童磨に苦戦していると伊之助が参戦
「貴方何も感じないんでしょ？」「何のために生まれてきたの？」と童磨の核心を突き、童磨から怒りを買うカナヲ。
何度も童磨に対して攻撃をしかけるものの、最終的に童磨から戦いの分析をされながら「待て待てー」と話したり、カナヲの日輪刀を奪ったりと遊ばれてしまいます。
日輪刀がないため童磨の攻撃を避ける術がなく、絶体絶命の時に伊之助が登場し童磨戦へ参戦します。
コミちゃん伊之助が来る直前、「もうだめかも」って思わず息をのんじゃったよ
しのぶの毒で童磨が弱りトドメを刺す
伊之助と共に童磨へ攻撃するも、思うように致命傷を負わせられないカナヲ。
その時、藤の花を体内に摂取していたしのぶを吸収した童磨は、次第に立っていられないほど身体全体が溶け始めます。
大技を出し対抗する童磨ですが、ついに身体の原型が保てず血鬼術もコントロールできずに弱りだします。
そこへ花の呼吸・終ノ型 彼岸朱眼（ひがんしゅがん）を使い、瞬時にカナヲが頸を斬ろうと日輪刀を差し込むも溶けているため切れず。
気づいた伊之助が自身の日輪刀を投げることでカナヲの日輪刀が押し込まれ、ついに童磨の頸を斬ります。
エースくん泣くことのできなかったカナヲが、胡蝶姉妹のために泣いたシーンは思わず目頭が熱くなったよ・・・
カナヲは最後に失明した？無限城の後の様子
結論からいうと、カナヲは無惨との戦いの後に右目のみ失明しています。
見事、伊之助と共に童磨を倒し胡蝶姉妹の仇を取ったカナヲですが、活躍はそれだけに留まりません。
どのような活躍をして、その後カナヲがどうなったのか見てみましょう。
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姿消しの札を使い柱達を手助け
それぞれ宿敵を倒したカナヲと伊之助と善逸は、愈史郎（ゆしろう）の姿消しの札を使い、すでに鬼舞辻無惨（きぶつじむざん）と戦っている柱たちのフォローへ回ります。
さらに姿消しの札を利用し、無惨への攻撃も繰り出します。
無惨を前にして動けないカナヲを炭治郎が助ける
順調に見えたかと思われた無惨への攻撃ですが、無惨の一撃により一気に飛ばされ気を失う・致命傷を負う柱たち。
唯一飛ばされずその場へとどまったカナヲですが、無惨に気づかれ殺されそうになってしまいます。
そこへ気を失っていた炭治郎が意識を取り戻し、カナヲを助け出します。
意識を取り戻した炭治郎を見て「炭治郎 炭治郎」と言い涙を流すカナヲ。
そしてカナヲは一度ここで戦闘から離脱します。
コミちゃん無惨が自分だけにめがけて歩いてきたら、力が入らないのも納得だよね
鬼化した炭治郎に人間に戻す薬を打ち込む
無惨討伐後に太陽さえ瞬時に攻略し、最強の鬼と化してしまった炭治郎。
カナヲはしのぶから託されていた予備の”鬼を人間に戻すための薬”を炭治郎に打ち込むことを決意します。
残った片目で花の呼吸終ノ型彼岸朱眼を使い、炭治郎の攻撃を受けながらも薬を投与することに成功。
無事に炭治郎は人間に戻ります。
人間としての意識を取り戻した炭治郎と、傷を負い倒れているカナヲは目を合わせ微笑みあいます。
炭治郎と桜の木を見上げる
カナヲは童磨戦で右目の視力を失い、左目の視力は炭治郎に薬を投与するときに彼岸朱眼を使ったため弱視になってしまいます。
蝶屋敷で療養していたカナヲと炭治郎は、桜の木の下で再会します。
カナヲが見ていた桜の木について「初代花の呼吸の剣士が植えた桜」「必勝という名前がついている」「叶ったよと伝えたい」と頬を赤くしながら話します。
その様子を炭治郎も頬を赤くしながらカナヲについて「やさしい」と思い微笑んでいる様子が描かれています。
蝶屋敷を後にした炭治郎は、その後医者になったカナヲの元へ定期的に訪れ交流しています。
また、手をつなぐ様子や顔を近づけ親しくしている様子も最終巻で描かれています。
エースくんカナヲと炭治郎の会話が優しくて、読んでいてほっこりしたよ
コミちゃん鬼のいない世界で幸せになってほしいと思った瞬間だね！
カナヲのキャラクター情報：栗花落の読み方は？
| 名前 | 栗花落カナヲ（つゆりかなを） |
|---|---|
| 誕生日 | 5月19日 ※正確な出生日が不明なため、カナエ・しのぶと出会った日にしています |
| 年齢 | 16歳 |
| 身長 | 156㎝ |
| 体重 | 46㎏ |
| 出身地 | 東京府 本所區（現:墨田区 向島） |
| 趣味 | 朝から晩までシャボン玉 |
| 好きなもの | アオイの作ったもの全部、ラムネ |
| 声優 | 上田麗奈 |
栗花落カナヲは、竈門炭治郎・我妻善逸・嘴平伊之助・不死川玄弥の同期であり、胡蝶しのぶの継子。
常に笑顔で何事も自分の意思で決められない人間味や心が欠けていましたが、炭治郎と出会ったことでカナヲ自身も成長し変化していきます。
可愛らしい容姿から、「鬼滅の刃」キャラクター公式人気投票では常に全女性キャラ中2位という上位をキープするほどの人気。
後に結ばれる炭治郎とは「炭カナ」という愛称でファンから慕われています。
カナヲの名字：栗花落（つゆり）とは
カナエとしのぶがカナヲを保護する時、「名前がない」「親がつけてない」ということが明かされています。
また本編ではカナヲ自身が「栗花落」という苗字を選んでいる様子が描かれており、ほかの苗字の候補として
- 胡蝶
- 神崎
- 栗花落
- 久世
- 本宮
の5つが挙がっていました。
カナヲ自身が「栗花落」を選んだ理由として、胡蝶姉妹と出会ったのが梅雨入りの時期だったからでは？と言われています。
ちなみに栗花落とは、「粟の花が落ちる＝梅雨入りの時期」が語源となっているとのことであり、アニメの中ではカナヲが雨を見て「栗花落」と呟くシーンもあります。
また、カナヲが苗字を自身で選んでいることから、「カナヲ」という名前もカナヲ自身が選んだ可能性が高いです。
一部では“カナヲ”は“カナエ”にちなんだ名前であり、エをヲにすることで“エがヲ（笑顔）になる”という思いが込められているのでは？と言われています。
原作や公式ファンブックでカナヲの苗字や名前について言及はされていませんが、以上の理由から“栗花落カナヲ”とつけられたのでは？と言われています。
コミちゃん難しい名前だなって思ったけど、意味や背景が分かると馴染みやすいね
感情を殺して生きる辛すぎる過去
カナヲは胡蝶姉妹に出会う前、かなり辛い生活を虐げられてたことが描かれています。
カナヲの家は貧しく、カナヲ含めた兄弟は日頃から両親から虐待を受けていました。
泣いたり喚いたりすることでさらに酷い虐待を受け、兄弟が目の前で命を落とす様子を目の当たりにしていたことから、カナヲ自身感情を閉ざすようになります。
そして親から身売りに出されたカナヲは完全に心を失い、自分のことも含め全ての物事に関心を持たなくなってしまいます。
身売りされて縄で縛られ連れられていたところ、カナヲは胡蝶姉妹と出会い保護されます。
蝶屋敷で生活していたカナヲでしたが、今までの環境により自分で感情を動かすことができない・自分で考えて行動ができないのには変わりませんでした。
そこへカナエが暫定処置として、裏表が記載されて言えるコインを投げて物事を決めるといいとはなし、炭治郎と出会う前のカナヲが形成されます。
エースくんカナヲの回想シーン、結構辛い描写が多かったよね・・・
しのぶに内緒で最終選別に参加していた
物語前半では何事も自分で決められないカナヲでしたが、唯一鬼殺隊の最終選別に”自分の意志”で”勝手に”参加しています。
保護されたカナヲは当初、蝶屋敷で負傷した隊員の治療や料理、機能回復訓練を担当している神崎アオイと同じように手伝って欲しいと思われていました。
しかし、アオイたちのようにうまくできなかったカナヲ。
カナエとしのぶの見様見真似で会得した“花の呼吸”を使い、勝手に参加を決めています。
この時のカナヲは自分の意思で物事を決められない時期でしたが、家族を鬼により亡くした仲間や負傷した鬼殺隊員、殺されていく鬼殺隊員を見て、次第に鬼を許せない気持ちが芽生えた末の行動と考えられます。
コミちゃん自分で物事を決められなかったとしても、自分の中で許せないものはあったんだね
カナヲの声優は上田麗奈さん
| 本名 | 声優名と同じく、上田麗奈 |
|---|---|
| 生年月日 | 1994年1月17日 |
| 出身地 | 富山県富山市 |
| 身長 | 157cm |
| 血液型 | A型 |
| 事務所 | 81プロデュース |
| 趣味・特技 | 水彩画・ボールペン画、掃除 |
“うえしゃま”の愛称で親しまれている上田麗奈さんは、2012年から声優として活動開始。
2015年には第9回声優アワード新人女優賞を受賞するなど、活動初期から注目されていました。
特に1つのアニメの中で18キャラクターを1人で演じたことが話題に！
少女から老婆、無邪気なキャラクターやシリアスな役までと幅広い役を演じることができる“ミラクルボイスを持つ声優”として人気を博しています。
上田麗奈さんの主な出演作品
- 私に天使が舞い降りた！/星野みやこ
- SSSS.GRIDMAN/新条アカネ
- わたしの幸せな結婚/斎森美世
- ロード・エルメロイII世の事件簿/グレイ
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カナヲと炭治郎の結婚はなぜ？最後は死亡？まとめ
- カナヲと炭治郎はお互いに惹かれ、結婚し、子孫を残している
- 辛い過去がきっかけで心を閉ざし、自分で決められない性格になった
- カナヲは胡蝶姉妹の仇として童磨を討伐した
感情を押し殺し、何事も自分で決められなかったカナヲ。
しかし、炭治郎の言動がきっかけで徐々に自分らしさを取り戻していき、そんなカナヲが炭治郎に惹かれていくのにも納得ですね。
テレビアニメ「鬼滅の刃・柱稽古編」もスタートし、アニオリも放送されたことで再度盛り上がり始めましたね！
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