「逃げ上手の若君」は、週刊少年ジャンプで連載中の歴史スペクタクル漫画で、2024年7月からアニメが放送開始しました!
この記事では、「逃げ上手の若君」に登場する重要人物・諏訪頼重について解説します。
諏訪頼重は主人公・時行たちを手助けする大人としてアニメ・漫画共に様々な活躍を見せています。
そんな諏訪頼重ですが、原作で死亡シーンが描かれたとして話題になっており、顔の皮を剥いで自害したとされています。
この記事ではそんな諏訪頼重の死亡は何巻の何話なのか?死亡の経緯や描写についても詳しく解説します!
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諏訪頼重【逃げ上手の若君】で死亡は何話・何巻?
諏訪頼重の死亡は、漫画『逃げ上手の若君』の第13巻110話「歴史1335」に描かれています。
このエピソードでは、頼重が足利尊氏との戦いに敗れて最終的に自害する様子が詳細に描かれています。
頼重の死は物語の重要な転換点となり、北条時行の運命にも大きな影響を与えました。
頼重の死および中先代の乱で物語は一旦の区切りとなり、その後は数年後の時行たちが描かれることになります。
頼重の死亡シーンは明るい雰囲気ながら泣きそうになったわ……!
頼重のキャラは逃げ若になくてはならない存在でしたね!
諏訪頼重【逃げ上手の若君】で死亡の経緯を解説:最後は自害だった?
諏訪頼重は中先代の乱で出陣してきた足利尊氏に敗北してしまいます。
頼重は自身の土地の民衆や部下を守るため、討死することを決意していました。
ここではその経緯について詳細を解説していきます!
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足利尊氏の挙兵・参戦
信濃で挙兵し、破竹の勢いで鎌倉奪還に成功した頼重たち。
その報告を受けた足利尊氏は帝に征夷大将軍の役職を要請し、この機会に要職に就いて挙兵しようと試みます。
しかし、尊氏の力を恐れた帝はその要請を拒否。
尊氏は勅状(帝の命令の書かれた文書)を得ないまま独断で挙兵してしまいました。
尊氏の軍勢は凄まじい力を持ち、時行たちの軍を次々と撃破して頼重たちを追い詰めます。
頼重の命を懸けた最後の戦「辻堂の戦い」
尊氏の軍勢は頼重たちの元まで進軍し、時行たちの軍を圧倒しました。
さらに、尊氏のカリスマ性と神力によって逃若党の吹雪を含む多くの味方が尊氏側に取り込まれてしまいます。
絶体絶命となった頼重ですが、戦の責任を取るべく死ぬ覚悟で最期の戦「辻堂の戦い」に参戦します。
頼重は神力で味方を鼓舞し、全力を尽くして戦いましたが為す術なく敗れてしまいました。
戦の責任を取って尊氏勢と戦い続ける頼重はホントにかっこよかったわ!
死ぬ間際の頼重を助けて共に逃げる時行
追い詰められて死ぬ間際の頼重を助けるべく、時行が参戦します。
時行は戦場で髪を切り、頼重と親子の契りを結びました。
その後、時行は万を越す大軍から逃げ続けて時間を稼ぎました。
尊氏たちの注意を惹きつけ、風間玄蕃たち郎党と連携して戦場から時行を逃がすことに成功します!
時行が頼重と親子の契りを交わすシーンは涙なしには見れません……!
頼重は時行たちに別れを告げて生涯を終えた
時行と共に逃げた頼重は瀕死の身体を神力で動かして、明るい最期を迎えます。
頼重は雫に予知の力を継承させ、時行に北条家重代宝刀「鬼丸」を授けました。
その後、頼重は時行に別れを告げ、自らの命を絶つことで時行たちを守りました。
頼重や、頼重と共に自刃した家来は皆顔の皮が剥がれており、その中には時行と同じ歳頃の遺体もあったようです。
諏訪頼重【逃げ上手の若君】で死亡の際に顔の皮を剥いだ理由とどうなった?
頼重は自刃する前に自分や他の遺体の顔の皮を剥いだと言われています。
遺体の傍には、「我ら一同先祖に合わせる顔が無し」と書かれた書面が置いてあったようです。
それを見た尊氏の仲間・佐々木道誉は、「勝ったのにもやもやが消えぬ」と呟いていました。
それでは何故頼重がわざわざ”顔の皮を剥いだ”のか?理由やその作戦が成功したのか解説していきます。
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時行と頼重たちの死を偽装するための策略
諏訪頼重が顔の皮を剥いだのは、時行たちの死を偽装するための策略です。
頼重は時行と似た体格の死体を用意し、全員の顔の皮を剥ぎ取ることで、敵に誰が誰だかわからないようにしました。
この策略に加え、頼重の死体が矢傷の位置などから本物だと分かるようにしたことで、他の遺体も本物だと考えさせました。
頼重の死してなお時行を助ける忠義の厚さには胸が打たれます。
顔の皮を剥ぐ作戦は見事成功する
この作戦は見事に成功し、足利軍は時行が死亡したと誤認しました。
そのため、時行は足利陣営に追われることなく逃げることに成功します。
その後、舞台は数年後に移りますが、それまで時行達が見つかることなく力を蓄えられたのはこの作戦による影響が強いと思われます。
”狩猟の神”としての頼重の行動が起因している
頼重は武士にとっての戦神であるとともに、狩猟の神としても知られていました。
そのため、頼重の治める土地では、鹿を数十頭生贄に捧げる祭礼を行っており、獣の皮を剥ぐことに習熟していたようです。
そのため、この策略を思いつく発想と技術があったことから、作戦を実行することができました。
諏訪頼重【逃げ上手の若君】で死亡は史実通りに描かれている?
結論として、諏訪頼重の死亡は史実に基づいて描かれています。
彼は実際に中先代の乱で足利尊氏に敗れ、自害しました。
史実でも、頼重は北条時行を守るために命を絶ち、その死は北条氏の再興に大きな影響を与えました。
勝長寿院という寺院で時継たちと共に自刃したというのは史実に忠実で、頼重の忠義を示すような死に様が描かれています。
諏訪頼重【逃げ上手の若君】で死亡するまでの活躍を振り返り
諏訪頼重は、「逃げ上手の若君」の作中で重要な役割を果たしました。
頼重の作中での活躍は、時行たちにも大きな影響を与えています。
ここでは、そんな彼の活躍を順に振り返ります。
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鎌倉滅亡で行き場を無くした時行を匿う
鎌倉幕府が滅亡した後、頼重は時行を自身の領地・信濃に匿い、彼を守りました。
時行は匿われた信濃の地で、尊氏に対抗する力を蓄えることになります。
鎌倉幕府滅亡後の時行は頼る宛もなく絶体絶命だったため、頼重がいなければ逃げることは不可能だったかもしれません。
頼重のこの行動は、時行の運命はもちろん尊氏たちを含む日本の歴史を大きく動かすことになりました!
最初は胡散臭かった頼重のことを物語が進むうちにどんどん好きになっていきますね…!
信濃で小笠原貞宗と対立・挙兵
頼重は信濃で足利側の武士・小笠原貞宗と対立し、挙兵して戦いました。
小笠原貞宗との戦いで、時行は貞宗の監視から逃れながら弓の技術や礼儀を学び、武士として大きく成長しました。
小笠原貞宗に土地を奪われたり、時行が見つかっていれば時行の命はなかったでしょう。
小笠原貞宗と対立し、時行の身柄を守りきった頼重の功績は大きいですね。
中先代の乱で”戦神”の名に恥じない戦いを見せる
頼重はこの時代、武士に”戦神”として崇められていました。
中先代の乱では、頼重は”戦神”としての名に恥じない戦いを見せました。
頼重は中先代の乱で、神として圧倒的な弓や剣の技術を披露します。
また、神としての神力を活かして味方を鼓舞したことで、軍全体の力を底上げしていました。
これまでギャグっぽかった頼重の神としての活躍はホントにかっこよかったわ!
諏訪頼重【逃げ上手の若君】のキャラ情報!能力や時行との関係性は?
名前 | 諏訪頼重 |
---|---|
死没 | 1335年9月6日 |
主君 | 北条氏 |
氏族 | 諏訪氏 |
神力(能力) | 未来視、天候操作 |
頼重は信濃国の神官で、鎌倉から時行を連れ出した張本人です。
未来を見通す神力の持ち主で、神力から後光がダダ漏れになる程ですが、その胡散臭さから時行からはインチキ霊媒師と言われています。
しかし、その能力は本物で作中でも何度も未来を見るシーンが描かれています。
諏訪頼重は諏訪大社の神官で実在した人物
頼重は歴史上実在した人物であり、諏訪大社の神官として知られています。
武士からは現人神と崇められており、神であり武士であり神官であるという特殊な武将だったようです。
今作の魅力の一つに、実在の人物が登場・活躍するという点があり、頼重の活躍も基本的に史実に基づいて描かれています!
諏訪頼重の神力は未来視と天候操作
頼重は作中で神力を使うシーンが多く描かれています。
特に頼重が得意とするのは未来視で、よく現代の知識を未来視するギャグ要素や、時行の未来を占うシーンがありました。
他にも時行の前で、雲を動かす天候操作や御神渡りを引き起こす姿を見せています。
頼重の神力が実際あったかは不明ですが、この神力が本作の少年漫画としてのハッタリを与えているように感じます。
不思議な力と実在の出来事のバランスも逃げ若の魅力ですよね
年齢不詳?孫がいるとは思えない見た目
頼重は若々しい見た目をしていますが、実は孫がいる年齢不詳の人物です。
彼の実年齢は明らかになっておらず、そんな謎の多いところも、頼重というキャラクターの魅力を高める要素となっています。
また、頼重は中先代の乱で神力を使い切った際、白髪になって老けているようにも見える様子が描かれています。
頼重の若々しさは、彼の神力によるものかもしれません。
謎が多いキャラなのも頼重の魅力ですよね!
時行の第二の父親的な存在
頼重は時行にとって父親的な存在であり、時行を支え続けました。
最初は胡散臭いインチキ霊媒師と言われていた頼重ですが、献身的に時行のために行動していくうちに、時行からは第二の父のように思われるようになりました。
また、天下を取り戻したら時行の元服で髪を切るという約束を結んでいました。
結果として、中先代の乱の頼重が絶体絶命に陥った際に元服で髪を切り、親子の契りを交わしたシーンが描かれています。
諏訪頼重の声優は中村悠一(なかむらゆういち)さん
名前 | 中村 悠一 |
---|---|
読み方 | なかむら ゆういち |
愛称 | ゆうきゃん |
生年月日 | 1980年2月20日 |
年齢 | 44歳 |
出身地 | 香川県 |
血液型 | B型 |
身長 | 175cm |
事務所 | インテンション |
公式サイト | https://intention-k.com/profile/yuichi_nakamura |
受賞歴 | 第4回声優アワード主演男優賞 |
中村悠一さんは、独特の低音ボイスが特徴的で、男子高校生から中年男性まで幅広い役柄を担当しています。
これまで助演男優賞を受賞したり、Crunchyrollアニメアワード2024では「呪術廻戦 懐玉・玉折」の五条悟役として最優秀声優賞日本語部門を受賞するなど今最も注目をされている実力派声優です。
中村悠一さんの主な出演作品
- 呪術廻戦/五条悟
- ハイキュー!!/黒尾鉄朗
- ワールドトリガー/迅悠一
- 葬送のフリーレン/ザイン
- ブルーロック/士道龍聖
- 僕のヒーローアカデミア/ホークス
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諏訪頼重【逃げ上手の若君】で死亡は何話?まとめ
- 頼重の死亡は第13巻110話「歴史1335」
- 時行たちを守るため、顔を剥いで自刃した
- 頼重は最期に時行と親子の契りを交わすなど、時行にとって重要な人物
この記事では、「逃げ上手の若君」の諏訪頼重の死亡についてお伝えしました!
頼重は原作では死亡してしまいましたが、アニメではその活躍がまだまだ描かれます!
頼重の活躍が気になる!・見たい!という方はぜひ、原作やアニメを観てみてくださいね!
アニメの続きが気になる方はぜひ原作も読んでみてください!
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