2024年8月5日、2014年から10年間にわたって週刊少年ジャンプで連載されていた「僕のヒーローアカデミア」(ヒロアカ)がついに完結しました。
その結末は、間違いなく”さらに向こうへ”進んでいけるような希望が持てるフィナーレでした。
この記事では「ヒロアカ」最終回である430話のあらすじと、最終回でそれぞれのキャラクターがどうなったかについてご紹介しています。
単行本派・アニメ派の方は、注意して読み進めてください。
結末の内容をを知りたくない方は本記事を読まないことをおすすめします。
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【ヒロアカ】最終回は何話でいつ完結?
堀越耕平先生の「僕のヒーローアカデミア」は、2024年8月5日に全430話で完結しました。
今作最大の敵である死柄木弔&AFO(オール・フォー・ワン)との決戦は423話で決着がつき、それ以降は戦いの後の様子とエピローグが描かれています。
単行本は全42巻で完結(最終巻)で、2024年12月に発売されることが発表されています。
ジャンプ本誌で読みたい人は、2024年36・37合併号をチェック!
堀越耕平先生!出久!ヒーローのみんな!本当に本当にお疲れ様でした!
【ヒロアカ】最終回のラスト・結末どうなった?完結430話のあらすじ解説
それでは早速「ヒロアカ」最終回、第430話のあらすじをご紹介ていきます。
要約しているので、詳しくは最新の週刊少年ジャンプ本誌にてご確認ください。
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出久たちA組は雄英高校を卒業
人は生まれながらにして平等ではない、だからこそ他人との交わりを求めて交点を探す。
個性が当たり前の時代に”無個性”で生まれてきた緑谷出久。
彼の物語は、憧れのヒーローであるオールマイトから受け取り、死柄木弔との戦いで失ったワン・フォー・オールの残り火とともに終わりを迎えようとしていました。
死柄木弔との戦いでワン・フォー・オールを譲渡という形で明け渡し、出久は再び無個性に戻ることが決まっています。(オールマイトがそうであったように)
それまでの間、ワン・フォー・オールの残り火とともに学園生活を続け、無事、雄英高校を卒業することができました。
8年後、出久は雄英高校の教師に
死柄木弔との戦いから8年後、出久は雄英高校の教師になっていました。
教え子にはかつて出久が救った少年・洸太(こうた)や、最終回直前に登場した口に縫い目のある少年がいることがわかります。
かつての1年A組の仲間たちはプロヒーローとして目覚ましい活躍を遂げていますが、爆豪だけは相変わらずの様子(笑)。
雄英高校で教師を続けている相澤に爆豪の近況を聞かされ、出久は呆れた様子…。
出久によると現在のヒーローのトップはルミリオンこと”通形ミリオ”が勤めている様です。
無個性に戻った出久は他の皆の活動を応援しつつも、自分は自分の経験を活かして誰かを励ます道を選んだのです。
雄英高校の受験生・ダイとの出会い
学生の頃のことを思い出してオールマイトの立像の前にやってきた出久は、そこで次に雄英高校を受験する”ダイ”という少年と出会います。
ダイの話によると、ヴィランの出現率も減り、時代が急激に変わってしまったことで弱い個性の持ち主はヒーローになれる可能性が少なくなってしまったということです。
ダイはヒーロー科志望でしたが、自分の個性が弱いことについて心配していました。
そんなダイを見て出久は個性の使い方についてアドバイスを贈り、かつてオールマイトから受け取った言葉をダイに贈るのです。
君はヒーローになれるよ がんばれ少年
引用元:僕のヒーローアカデミア第430話
最終的に無個性になった出久ですが、自分の夢を叶えたあとは誰かに夢を与えていく番です!
ちなみにダイくんの個性は髪の毛についている皿のような物体を飛ばすこと…らしい。
峰田くんの個性っぽいわね!がんばれ!
仲間たちと共にヒーローとして活躍する出久
物語は完結!と思われたところにオールマイトが登場!
空港に迎えに行ったと出久が言っていることから、おそらく海外から帰国したのでしょう。
オールマイトは出久へのサプライズプレゼントを用意していたのでした。
それは、海外の友人や元サポート科の発目明、爆豪を中心としたA組のメンバーが共同出資して作られたサポートアイテムだったのです。
オールマイトは無個性となっても”まだ身体が動いてしまう”出久のことを見逃していませんでした。
こうして再びヒーロー活動ができる様になった出久。
師であるオールマイト、そして爆豪や仲間たちと共にヒーローとして”いつまでも手を差し伸べ続ける”物語が続いていくのでした。
とてもスケールが大きい話に見えるけど、根底は”困った人に手を差し伸べよう”というとてもシンプルなテーマでした。
現実世界でも出久やA組メンバーのような”ヒーロー”が増えると良いな!誰もが誰かのヒーローになれる!
【ヒロアカ】最終回!ラスト・結末はどうなった?キャラごとに解説
次に、気になるキャラクターたちが最終回でどうなったかを紹介していきます!
最終回での登場順に紹介していきますね!
- 緑谷出久(みどりやいずく)
- 洸太(こうた)・口に縫い目のある少年
- 飯田天哉(いいだてんや)
- 発目明(はつめめい)
- ラブラバ&ジェントル
- 障子目蔵(しょうじめぞう)
- 麗日お茶子/蛙水梅雨(あすいつゆ)/八百万百(やおよろずもも)
- 相澤消太(あいざわしょうた)
- 爆豪勝己(ばくごうかつき)
- 轟焦凍(とどろきしょうと)
- 切島鋭児郎(きりしまえいじろう)
- オールマイト
- ホークス
- その他キャラクター
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緑谷出久(みどりやいずく)
死柄木との戦いの後、無事雄英高校を卒業。
最終回で描かれた8年後の世界では無個性になり雄英高校の教師になっていましたが、”身体が動いてしまう”性格は健在。
オールマイトや仲間たちの出資と計らいによりサポートアイテムを受け取り、再びヒーローとして活動できるようになりました。
オールマイトがAFOとの戦いでつけていたアーマー仕様で、主に腕が強化されているイメージだよ!
洸太(こうた)・口に縫い目のある少年
洸太(こうた)は雄英高校夏合宿の際に出久に助けてもらったことがある少年。
夏合宿での出来事以来、出久を尊敬・憧れを抱く様になり、ある意味出久の背中を見て育った少年の1人です。
8年後の世界では雄英高校で出久の教え子になっていることが明かされます。
そんな洸太の隣に描かれていたのが、429話で登場した”口に縫い目のある少年”でした。
彼は突然変異の個性を持つ事によって家族に地下に閉じ込められ、出久と死柄木との戦いで家が崩壊した際に偶然外に出ることができました。
少年がもし誰にも助けられなかった場合、第二の死柄木弔になっていた可能性は高いでしょう。
しかしかつて死柄木を助けられなかった”おばあちゃん”が手を差し伸べたことで、助けられ、ヒーローへの道を志したことは、大変感慨深いことだと思います。
新たなヴィラン誕生の可能性を防いだのはおばあちゃん…。ずっと後悔していたんだね。
ヒロアカらしいメッセージです!
飯田天哉(いいだてんや)
雄英高校入学からA組の委員長を務めた飯田。
卒業式では送辞を述べ、その後は麗日、蛙吹、八百万とともに全国を巡るチームアップ活動を展開しています。
発目明(はつめめい)
サポート科でこれまで出久たちの手助けをしてきた天才女史・発目明。
最終回ではサポートアイテムのデザイン事務所「ライトリーラボ」に所属していることが判明。
サポート科志望の生徒たちからも”大天才”として崇められている存在ですが、見るところ発明に夢中になりお風呂に入らないという性質は変わっていない模様です。
そして事務所の所長は絢爛崎美々美(けんらんざきびびみ)先輩っぽい(笑)
ラブラバ&ジェントル
元々はハッカーとして活動していたラブラバは、最終決戦後に無事ジェントルと再会。
GeL Inc.(ジーエルインク)というIT系の会社を設立したようです。
IT業界で活躍するプログラマーに憧れる女生徒もいる様です。
GeLは「ジェントルとラブラバ」ってことよね(笑)
いつまでもお幸せに♡
障子目蔵(しょうじめぞう)
最終決戦ではスピナーが先導する異形(いぎょう)たちの蜂起を無事抑えた障子と口田(こうだ)。
なかでも障子はプロヒーローとしてデビュー後、僻地での形質差別由来の事件の解決に貢献し、イマムラ平和賞を受賞しているなど目覚ましい活躍を見せています。
麗日お茶子/蛙吹梅雨(あすいつゆ)/八百万百(やおよろずもも)
麗日お茶子、蛙吹梅雨、八百万百、飯田天哉は、チームアップ活動として全国の小学校をめぐっているようです。
ヴィランの出現が減少し、ヒーローとしての活動は減ったようですが、その中でお茶子が始めた”個性”カウンセリング拡張計画は世間から高く評価されているようです。
トガヒミコとの戦いで彼女の本当の個性が”他人に血を与えることができる”ことだと知ったお茶子。
個性を正しく使えるように個性で悩んでいる人と向き合おうと考えた、お茶子らしい活動だと思います。
相澤消太(あいざわしょうた)
最終決戦後の8年後でも、相澤は雄英高校で教師を続けています。
それ以前のシーンでは、山田(プレゼントマイク)とともに白雲の墓参りをしている様子も描かれていました。
教師になった出久へのアドバイスをしたり、爆豪の活躍?の様子を見せたりと教師同士になっても出久と良い関係性が築けているようです。
爆豪勝己(ばくごうかつき)
爆豪はヒーロー活動を続けているようですが、その性格は相変わらずのようです(笑)。
最終決戦後には右腕が使えなくなる大怪我を負っていましたが、リハビリの甲斐あってかヒーロー活動に復帰。
しかしカメラに向かって悪態をつくなどは変わらず、相澤は「お前の幼なじみ またチャートを落とすぞ」と心配していました。
出久によると喋り方・言葉遣いを矯正していたようですが、うまくいかなかったようですね(笑)。
これからも爆豪らしい、ゴーイング・マイ・ウェイなヒーロー道を突き進んでいくことでしょう。
ラストのかっちゃんのコスチュームに、エッジショットの紐のモチーフが!
そういうところ、本当にいい奴!義理堅い!知ってたけど!
轟焦凍(とどろきしょうと)
爆豪とは対照的に人気を伸ばしているヒーローがショートこと轟焦凍。
連日連夜事件に駆けつけ、誰にも分け隔てなくファンサする様子が人気を呼んでいます。
元No. 1ヒーロー・エンデヴァーを父親にもつ優等生である事に変わりありませんが、今では父親の名前を出さずとも一人前の活躍ができるようになったようです。
父・エンデヴァーはAFOや荼毘との激闘の末負傷しヒーローを引退していますが、事務所の仲間たちに支えられている姿が描かれています。
荼毘=燈矢(とうや)のその後については426話以降、描かれていません。
切島鋭児郎(きりしまえいじろう)
元1年A組の生徒、切島鋭児郎は男性からの支持率が圧倒的に多い”漢気ヒーロー”としてテレビに特集されていました。
成人男性だけでなく、男児からも人気があることがわかります。
オールマイト
「完結」の「完」の文字を握りつぶして登場したオールマイト(笑)。
最終決戦ではAFOとの戦いで瀕死の重傷を負いながらも生還、そのあとは警察の塚内の計らいにより出久と同じ病室で過ごしていました。
最終回では額や顔の皺が増えて順調に歳を重ねたオールマイトが海外から帰国。
「ヒロアカ」本編登場時で年齢は50代とされていたので、最終回時点では還暦を迎えていると考えて良いでしょう。
帰国したオールマイトは出久と再会。
発目や爆豪をはじめとする仲間達の出資により作られたサポートアイテムを出久に手渡しました。
オールマイトは出久の”身体が動いてしまう”習性を見逃していませんでした。
出久がまたヒーローとして活動できるように背中を押してくれた。まさに最高の師匠です!
出久に手渡したサポートアイテムでさらなる個性のデータを収集し、役立てるようです。
ホークス
426話にて新しい公安の委員長となったホークス。
「ヒーローが暇を持て余す世の中にしたいんです」とかつて彼が言っていたように、少しだけ”暇”になった世の中が訪れたようです。
事件解決のためにヒーローたちに出動要請をする姿が描かれていました。
その他キャラクター
他、最終回(第430話)に登場し、その後が明らかになっているキャラクターは以下の通りです。
- グラントリノとリカバリーガール>かなりヨボヨボだがリハビリをしている?
- 新しいサポートアイテムに満足げなミルコ
- ヒーロー活動を続けるMt.レディとシンリンカムイ
- エリちゃんは洸太とマンダレイのもとで暮らすことに>エリちゃんはその後バンド活動を
- 常闇に説教されているようなホークス
- 宣言通り「敵連合」についての本を出版するスピナー
- スピナーの本を読んで微笑むMr,コンプレス
- 通形ミリオはヒーロー界のトップに
個人的には収監されてから消息不明だったMr,コンプレスの再登場がアツい!ヴィラン連合の絆…(涙)
エリちゃんがバンド活動っていうのもいいよね!耳郎ちゃんの影響!
【ヒロアカ】最終回・ラスト・結末で結婚したキャラはいる?
結論、「ヒロアカ」最終回で結婚したメインキャラクターはいませんでした。
かねてから出久とお茶子の関係が進展するのでは?と思っていた人もいたようですが、恋愛に関する部分については描かれていません。
お茶子は出久のことを想っていた事に間違いはないと思うのですが、想いを伝えた様子もありませんでした。
最終回でお茶子は全国をめぐってヒーロー活動や個性のカウンセリング活動を続けており、出久は雄英高校で教師をしています。
”社会に出てからは休みも合わないし集まる時間もなかなか作れない”と出久のモノローグにあることから、それぞれがヒーロー活動に勤しんでいる様子がわかります。
しかし!メインキャラではありませんが、ラブラバとジェントルの左手薬指に指輪があることが発覚!
どうやら2人は結婚したうですね♡
【ヒロアカ】最終回・ラスト結末で死亡したキャラはいる?
結論、「ヒロアカ」最終回第430話で死亡したキャラはいません。
それ以前のヴィラン連合との最終決戦では1年A組&B組共に満身創痍になりながらも、1人も欠けることなく戦い切りました。
最終決戦でのヴィランやプロヒーローの中には死亡者がいるので以下の記事にまとめています。
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【ヒロアカ】最終回は何話でいつ完結?ラスト・結末どうなった:まとめ
- 「ヒロアカ」は2024年8月5日に全430話で完結
- 「ヒロアカ」最終巻の42巻は2024年12月に発売
- 「ヒロアカ」最終回で出久は雄英高校の教師&無個性に
- 出久は仲間達とオールマイトの後押しによって再びヒーロー活動を始められるようになる
最終回のタイトルを「僕のヒーローアカデミア」と冠し、無事完走し切った10年間。
「ヒロアカ」は単なる少年漫画にとどまることなく、世界中に影響を与える作品となりました。
しかしその根底にあるテーマは「困っている人に手を差し伸べること」と至ってシンプル。
誰もが誰のヒーローになれるようなそんな世界がやってくると良いなと思いながら、最終巻の発売、そして放送中のアニメも楽しんでいこうと思います。
最終回を迎えましたが、もちろん今から「ヒロアカ」を読んでみようと思う人も大歓迎です。
完結に際したさまざまなイベントも決定しているので、まだまだ「ヒロアカ」は快進撃を続けます。
これからも一緒にヒーローたちの世界を楽しみましょう!
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