青い監獄(ブルーロック)実力No.2のエゴイスト・士道龍聖(しどう りゅうせい)。
士道は見た目の格好良さだけでなく、サッカーの上手さや過激な発言が多いことから人気を集めているキャラクターで、アニメ2期での活躍が期待されています。
しかし、士道のセリフには下ネタが多いためアニメ放送でセリフが変更されてしまうのではと心配する声も…。
この記事では、士道龍聖の名言やかっこいいセリフを紹介し、士道の下ネタ関連のセリフがアニメでどう反映されるのか予想します。
士道龍聖の名言①:かっこいいセリフ編
まずは士道龍聖のかっこいいセリフからご紹介します。
爆発することを何よりの喜びとして己のゴールのために生きている士道。
士道の名言は、その性格や気持ちがよく表現されているものばかりです。
「無理?なんだその概念…誰が決めた”不可能”だ?」
この言葉はブル―ロック二次選考で士道が國神に言い放ったセリフです。
試合中、五十嵐が士道に出したパスは玲王に弾かれ、背中向きで受けるしかない弾道になってしまいます。
ボールの動きを見て國神はシュートを撃つには不十分だと判断しました。
そんな國神に、士道は「誰が決めた”不可能”だ?」と言い、オーバーヘッドのような体制で直撃縦直下回転ゴールを決めるのです。
言葉だけでなく行動で示しているところがとても格好良いですよね!
國神のような実力のある選手でも”無理”だと思ってしまうボールでもゴールを奪う、士道の個人能力の高さがわかるシーンとなっています。
このシーンはアニメ1期では描かれませんでしたので、アニメ2期で登場すると考えられます。
「自分を壊せない人間に爆発は起こせないぜ」
このセリフは二次選考で敗北した國神に士道が言った言葉です。
國神&玲王と試合をして勝利した士道は、甘っちょろいヒーローもどきよりもマシだという理由で玲王を奪うことに。
残された國神はブル―ロックから去ることになりました。
士道は國神を”たしかにいい体格してたし 心も真っすぐで清く正しく美しかった”と評価していましたが、試合中の國神には爆発が見られないと感じたようです。
「ブル―ロック」の主人公である潔も自分自身を壊すことで新たな環境に適応し、どんどん進化しているので士道の言葉は正しいと言えるでしょう。
ちなみに國神は実はブル―ロックを去っておらず、後ほど再登場を果たします。
士道の言葉が後の國神のブル―ロック人生に、大きな影響をもたらしていることは間違いありません。
「他人の輝きを素直に認められねぇ 二流は 三流だぜ?」
このセリフはU-20日本代表戦に向けて行われた適性試験で、ゴールを決めた潔にイラついている凛に向かって士道が言った言葉です。
士道は暴力的な性格から”やばい奴”のイメージが強いですが、他人の素敵なプレーをきちんと評価できる素直さも持ち合わせています。
適性試験終了後の潔に士道が「好きになりそうだ お前の爆発」と称賛を贈っているのがその証拠です。
”他人の美しさを認めてこそ真の世界一になれる”という考えを大切にしているのですね。
士道は自身の感情や直感に正直すぎるだけなのかもしれません。
士道龍聖の名言②:下ネタ系のセリフ編
サッカーは”生命活動”であり、ゴールとは”受精”、シュートは”種”でゴールは”卵”だという独特な感覚を持っている士道龍聖は、試合中下ネタ系のセリフを連発しています。
その中でも特に印象に残った3つの下ネタ系セリフをご紹介します。
「キマるぜ脳汁!あーイクイク♡」
U-20日本代表の選手として試合に登場した士道は、フリーキックで冴の言葉にインスピレーションを受けてゴールを奪います。
そして、大歓声の中、フィールドで恍惚の表情を浮かべながら「キマるぜ脳汁!あーイクイク♡シュワシュワドピュー♪」と言うのです。
なかなか独特なセリフですよね…。
士道の言葉に冴は冷静に「まだ同点だっつーの 早漏悪魔が」と突っ込んでいます。
冴の言葉もなかなかの下ネタですが、士道のサッカー観や性格を踏まえたうえでの突っ込みだと考えると納得です。
「孕め!」
この言葉はU-20日本代表戦でFLOW状態に入った士道がシュートを撃ったときの一言です。
「孕め!」という言葉はサッカーは結び付きがないように感じますが、ゴールは”受精”と捉えている士道のサッカー観を知れば納得ですよね。
試合中、士道は玲王のディフェンスにより思うようにプレーが出来ず、爆発が足りないと感じていました。
そんな士道は冴のパスで覚醒し、自身の”種”であるシュートをゴールという”卵”に撃ち込みます。
そして、誰もが予想しなかったありえない距離からのオーバーヘッドキックで見事ゴールを決めるのです。
この試合で一番最初にFLOWに入ったのは士道龍聖でした。
「お前といると味わったことないビンビンが手に入る♪」
このセリフはゴールを決めた後、士道が冴の背中に飛び乗りながら言った言葉です。
士道は「決めたぞ 糸師冴!俺はお前ともっとサッカーをする‼お前といると味わったことないビンビンが手に入る♪」と、はしゃいでいます。
冴はそんな士道を「キメェ」と一蹴し、「発情悪魔が」と冷たく言い放つのでした。
冴が下ネタを含む返しをしているのは、やはり士道に影響されているのでしょうか?
”ビンビン”という言葉は電波が届いている様子としてよく表現される言葉でもあり、下ネタではないかもしれません。
しかし、下ネタに感じてしまうのは、やはり士道の背景や他のセリフの影響でしょう。
士道龍聖の名言③:煽りセリフ編
試合前や試合中に相手のことを変なあだ名で呼んだり、汚い言葉で罵り合う”レスバ”は、もはや「ブル―ロック」名物といっても過言ではありません。
もちろん、士道も他キャラを煽るようなセリフを連発しています。
色黒で金髪にピンク髪と見た目もギャルっぽい士道の、少しギャルっぽい煽りセリフをご紹介します。
「残念無念 また来世♪」
U-20日本代表に加わることになった士道は、冴と一緒にU-20日本代表選手の元へ訪れます。
新参者である冴に対して生意気な口を叩いた閃堂の頭を机に押し付け、士道は
「残念無念 また来世♪肩書の上下にこだわってる時点でセンスねぇよ!口を慎むのはお前だ ヘボストライカー!」
と煽りました。
士道の言っていることは一理ありますが、初対面でありU-20日本代表の選手に向かっていきなり悪態をつくとは驚きです。
そして士道は、U-20日本代表の選手に対して「俺が勝ったらレギュラーくれ♪」と宣戦布告し、閃堂の頭に飛び蹴りしようとしました。
オリヴァ・愛空が士道の蹴りを止めていなかったら、ブル―ロックとU-20日本代表の試合は中止されていたかもしれませんね。
「以下同文でちゅ!お兄ちゃん大好きっ子ちゃん♪」
この言葉はU-20日本代表戦の後半戦、凛が士道に「噛ませ犬役が欲しかった所だ 金髪害虫野郎」と言ったことに対しての返事です。
適性試験の時から相性が悪く、犬猿の仲だった凛と士道。
士道は適性試験の時にも凛に対して「邪魔下まつ毛」と煽っていました。
そんな相性最悪の凛に対して、「以下同文」と煽り返すだけでなく凛が一番言われたくないであろう兄のネタを放り込んでくる士道にはさすがの一言です。
「お前に勝てば俺の存在証明ワールドワイドってまじぴっぴ?」
この言葉は新英雄大戦でP.X.Gに入った士道がバスタード・ミュンヘンのミヒャエル・カイザーに放ったセリフです。
新世代世界11傑に選ばれたカイザーに物怖じせず、自然に煽っているのが士道らしいですね。
士道はカイザーのことを「青薔薇 皇帝くん♪」と呼び、かなり挑発していることがわかります。
カイザーは士道に「…消えろ クソ俗物ゲスピンク」と返していますが、士道は怯むどころか「きゃは!楽ちみ♪」と、挑発を続けるのでした。
士道龍聖の名言④:冴ちゃん大好き編
糸師冴に選ばれてU-20日本代表チームで試合に出ることになった士道は、自身が爆発できるパスを出す冴のことを気に入り、ラブコールを送るように。
おそらくLINEやルームシェアなどを冴に提案できるのは、凛以外では士道しかいないでしょう。
士道の冴への愛がわかるセリフをご紹介します。
「あらあら 俺…シンデレラ待遇?キュンです♪」
この言葉は士道がフリーキックを蹴る前、冴が言った「夢を見ろ悪魔 俺が魔法をかけてやる」に対してのセリフです。
「キュンです」という言葉、現実世界でも流行していましたよね。
冴の言葉は”士道が最高のシュートを決められるようなパスを出す”という意味で、冴の言葉の意味を瞬時に理解してワクワクしている士道の様子がセリフから読み解けます。
そして、言葉通り冴のパスにより士道は”爆発”し、ゴールを奪うことに成功しました。
ブル―ロックでも誰も起こせなかった士道との化学反応を冴は起こしたのです。
「いいね 下まつげ兄!気に入った♪あとでLINE交換しよ!」
このセリフは冴のパスでゴールを決めた士道のセリフです。
士道は自分を爆発させるパスを出す冴のことを気に入り、LINEの交換を持ちかけるように。
クールで暴言も多い糸師冴にここまでフランクにLINEを聞けるのは凛を除くと士道だけではないでしょうか。
冴は士道の提案を嫌がることなく「あ?ハットトリック決めたら考えてやる」と答えているので、冴も士道のプレーを認めていることがわかります。
「じゃああと10点奪ったら一緒にシェアハウスな⁉」
このセリフはU-20日本代表戦でFLOWに入り、ゴールを決めた士道が冴に放った言葉です。
先程紹介した冴ちゃん大好きセリフはLINEの交換でしたので、シェアハウスとはかなり規模が大きくなりましたね。
それだけ士道が冴のことを気に入っているという証拠でしょう。
U-20日本代表戦で2点決めた士道は、試合中、冴が弟の凛に止められたことを理由に3点取ったことと同じだと主張して冴に連絡先を聞いていました。
本当に連絡先を交換したかどうかはわかりませんが、士道と冴が仲良くなったら凛がどんな反応を見せるのか気になるところです。
士道龍聖の名言/セリフに下ネタが多い理由
士道龍聖の名言・セリフに下ネタが多い理由は、士道がサッカーをスポーツではなく”生命活動”と捉えているからだと考えられます。
生命活動とは自分が生きた証をこの世界に刻み込むこと。
何かを創るのも、何者かになりたいと望むのも、もちろん子孫を残すのも自分の遺伝子を残す生存本能なのです。
士道にとって、たまたまそれはサッカーでした。
サッカーを生命活動と捉えている士道は爆発のために生きており、サッカーに対する気持ちは本物。
自分でも「俺ほど正々堂々とサッカーを愛している人間はいないぜ?」と言うほどです。
士道は個人能力も高く、絵心からは素行は悪いがブル―ロックNo.2の実力と評価されています。
士道龍聖の名言/セリフは下ネタが多いがアニメはどうなる?
士道龍聖の名言・セリフは下ネタや過激な発言が多めです。
そのため、ファンからはアニメで士道のセリフがそのまま放送されるのかどうかを心配する声が挙がっています。
アニメ「ブル―ロック」2期は遅い時間の放送になるので、そのまま放送される可能性は高いと考えられます。
しかし、士道が監禁部屋で絵心に言った「ファッ〇!ファッ〇ー!!ファッケ〇トぉ!!!」 などのセリフは別の言葉に変更されるでしょう。
「ファッ〇」という言葉は放送禁止用語になっており、アニメ1期でも絵心のセリフが「ロックオフ」に変更されていたからです。
原作ファンとしては士道のセリフを全く変更せずに放送してほしいのが本音。
士道の声優である中村悠一さんが、どんな演技を魅せてくれるのかとても楽しみですね!
士道龍聖の名言/セリフはヤバめだが聴くのが楽しみ!
- 士道龍聖の名言は格好良いセリフが多いキャラクターだが下ネタも多い
- 士道龍聖が下ネタを言うのはサッカーを生命活動と捉えているから
- 士道龍聖のセリフはアニメで一部変更される可能性がある
今回は「ブル―ロック」に登場するキャラクター・士道龍聖の名言や格好良いセリフ、下ネタ、冴ちゃんへの愛情表現セリフなどをご紹介しました。
士道のセリフには士道のサッカー観や性格がよく表れているものが多く、サッカーをすごく愛してるのだとわかります。
下ネタ発言が多く「気持ち悪い」とも言われてしまう士道ですが、真摯にサッカーに向き合っているところや、他人の素敵なプレーを褒められる素直な一面が魅力でもありますね。
そんな士道の過激な発言や下ネタセリフはアニメ「ブル―ロック」2期でどうなってしまうのでしょうか?
セリフが変更されたりカットされたりしてしまわないか心配ですが、士道の名言の数々を中村悠一さんの声で聞けると思うととても楽しみですね。
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