「忍たま乱太郎」は放送開始から30年以上も続く忍者ギャグアニメで、子供だけでなく大人にも大勢のファンがいる人気作品です。
そんな「忍たま乱太郎」初の小説作品でシリーズ屈指の人気エピソード「ドクタケ忍者隊最強の軍師」が2024年12月20日に映画化するとあって、多くのファンから期待が寄せられています。
今回の映画は大人気キャラ・土井先生がメインで、一緒に暮らすきり丸との強い絆が描かれることになります。
そこで本記事では、土井先生ときり丸の関係性や一緒に暮らしている理由について詳しく解説していきます。
土井先生ときり丸の関係は?
作中で一緒にいることが多く、他のキャラよりも土井先生と親しげに接しているきり丸。
一見すると親子や年の離れた兄弟のようですが、実際の関係はどうなのでしょうか。
まずは、土井先生ときり丸の関係性についておさらいしておきましょう。
- 忍術学園の先生と生徒
- 土井先生ときり丸は一緒に暮らしている
- 土井先生ときり丸には親子のような絆がある
忍術学園の先生と生徒
土井先生の職業は忍術学園の教師。
そしてきり丸は、その忍術学園に通う一年生で忍者のたまごと呼ばれる“忍たま”です。
きり丸の所属する一年は組の教科担任が土井先生であり、学園内では先生と生徒という関係。
忍術学園は全寮制である為、学園内では別々の部屋で生活しています。
土井先生ときり丸は一緒に暮らしている
忍術学園では夏休みなどの長期休暇に実家へ帰ることができます。
ほとんどの生徒が実家に帰る中、きり丸は忍術学園から程近い集落にある土井先生の借家に一緒に帰っています。
土井先生は独身である為、他の生徒が遊びに来ることもありますが、長期休暇中は基本きり丸と2人暮らしです。
土井先生ときり丸には親子のような絆がある
借りている長屋の大家や隣に住むおばちゃんからは親子や兄弟だと勘違いされている土井先生ときり丸。
しかし、実際には血縁関係の全くない他人同士です。
同居に至った経緯については作中で描かれていない為不明ですが、互いに助け合いながら生活をしているので親子や兄弟のような強い絆で結ばれています。
土井先生ときり丸が一緒に暮らしている理由は過去が関係している?
まるで親子や兄弟のように仲の良い2人。
元々面識があった訳でもない土井先生ときり丸が、なぜ一緒に暮らすようになったのでしょうか。
そこには2人の過去が深く関係しています。
ここからは、土井先生ときり丸が一緒に暮らす理由となった過去について解説していきましょう。
- 土井先生ときり丸の共通点は”壮絶な過去”
- 幼い頃に襲撃に遭い家族を失っている
きり丸は過去に家族を殺されている
きり丸は現在の兵庫県である摂津国の出身で、小さな村に住む平民の子供として生まれました。
しかし、戦に巻き込まれてしまい村に火を放たれて全焼。
家族もきり丸以外は全員この時の戦で殺されています。
きり丸はこの日を境に家も家族も失い、突然天涯孤独の身となってしまったのです。
忍術学園に入学する前は生きていく為の資金を稼ごうと、幼いながらに合戦場でアルバイトをするなど壮絶な過去を経験しています。
土井先生もきり丸と同じ過去を経験している
土井先生の過去については長らく作中で語られていませんでしたが、原作漫画50巻、アニメでは20期90話にて公式設定が明らかとなりました。
元は地方豪族の息子として生まれた土井先生。
しかし、幼少期に敵の襲撃を受けて家を滅ぼされ、家族を全員失ったという過去があるのです。
きり丸も幼くして戦で家族を失っているので、土井先生は過去の自分ときり丸と重ね合わせて見ていることになります。
土井先生ときり丸の神回「土井先生ときり丸の段」は何話?
「忍たま乱太郎」は幼児向けのギャグアニメなのですが、時には大人でも感動してしまうような神回も存在します。
ここからは、そんな神回の中から土井先生ときり丸の関係性がよく判る人気エピソード、19期90話の「土井先生ときり丸の段」について紹介します。
2024年12月9日から12月16日までYouTubeにて期間限定で特別配信されているので、詳しい内容を知りたい人は視聴がおすすめです。
神回「土井先生ときり丸の段」のあらすじ
忍術学園が休暇期間に入ることになり、きり丸はいつものように土井先生の家に帰ることに。
土井先生を慕っている一年は組の忍たまたちは、休暇中も土井先生と一緒に過ごしているきり丸を羨ましがって2人を尾行しようとします。
一方土井先生の家の前では、長屋の大家と隣のおばちゃんが土井先生ときり丸の関係が実は親子や兄弟なのではないかと疑っていました。
身寄りのないきり丸をなぜ土井先生が気にかけて世話を焼いているのか…その理由が土井先生の口から少しだけ語られることになります。
「土井先生ときり丸の段」の見どころやポイント
「土井先生ときり丸の段」の1番の見どころは、土井先生がきり丸と一緒に暮らしている理由を少しだけ語るところです。
内容は普段の雰囲気に比べると少々シリアスではありますが、暗くなり過ぎず程良くギャグも入っていて子供にもストーリーが伝わりやすいように描かれています。
作画も演出も非常にクオリティーが高いエピソードである為、「忍たま乱太郎」屈指の神回として多くのファンに愛されています。
土井先生はいくつですか?年齢は何歳か解説
本名 | 土井半助(どいはんすけ) |
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年齢 | 25歳 |
所属 | 忍術学園 一年は組の教科担当教師 |
声優 | 関俊彦 |
土井先生は、忍術学園一年は組の教科担当で火薬委員会の顧問を務めている若手教師です。
兵法や火薬についての知識が豊富であり、出席簿など身近な物でも武器にしてしまう器用な闘い方が得意な忍者でもあります。
真面目で温和な性格ですが、トラブルの絶えない一年は組の担任であることと保護者代わりをしているきり丸にアルバイトの手伝いをさせられていることでストレスが溜まり、神経性胃炎に悩まされているようです。
年齢は25歳と忍術学園の教師陣の中では1番若く、175cmの高身長と整った顔立ちであることから作中でもトップクラスのイケメンキャラとして人気があります。
きり丸の苗字は?
本名 | 摂津のきり丸(せっつのきりまる) |
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年齢 | 10歳 |
所属 | 忍術学園 一年は組 |
声優 | 田中真弓 |
きり丸は、忍術学園一年は組の生徒で10歳の忍たまです。
幼くして戦で家族を全員失った過去がある為、同級生と比べると少々現実主義者な一面があります。
苦労して生きてきた経験から、金に対してがめつくて異常なまでにドケチ。
休暇中は生活費と学費を稼ぐ為に様々なアルバイトを掛け持ちしていて大抵のことはそつなくこなせる器用さを持っています。
他の忍たまたちはみんな苗字があるのに対して、きり丸は自分のことを“摂津のきり丸”と苗字ではなく出身地で名乗っています。
「忍たま乱太郎」の舞台である室町時代は平民が苗字を持つことが許されていなかった為、平民出身のきり丸には元々苗字が存在しないのです。
土井先生はきり丸には親子のような深い絆がある:神回はアニメ19期90話
- 土井先生ときり丸の関係は忍術学園では教師と生徒。それ以外では家族同然の仲である
- 2人は家族を失った者同士。同じ境遇だからこそ親子のような深い絆で結ばれている
- 2人の関係性がよく判る神回「土井先生ときり丸の段」はアニメ19期90話
本記事では、「忍たま乱太郎」のメインキャラである土井先生ときり丸の関係性や過去について解説しました。
普段は明るく過ごしている2人ですが、幼少期に壮絶な過去を経験していてお互いに支え合って生活していることが判りました。
2024年12月20日公開予定の「劇場版 忍たま乱太郎 ドクタケ忍者隊最強の軍師」では、土井先生ときり丸の絆の強さにスポットが当たるストーリーになるので、2人の関係性をしっかり理解しておくと映画をより楽しむことができます。
2人の関係性を詳しく知りたい人は是非アニメ19期90話のエピソードを視聴してくださいね。