30年以上も続く大人気アニメ「忍たま乱太郎」。
本作は乱太郎(らんたろう)、きり丸、しんべヱの主人公3人組を中心に1年は組のメンバーがメインに活躍しますが、忍術学園には個性的な上級生が多く、特に最上級生である6年生は非常に人気があります。
プロ忍者に近いとされる6年生には、6名の生徒が在籍中。
そこで本記事では、2024年12月20日から公開予定の「劇場版 忍たま乱太郎 ドクタケ忍者隊最強の軍師」でも大活躍が期待されている忍術学園の6年生を紹介していきます。
【忍たま乱太郎】六年生の名前と年齢を一覧で紹介!
名前 | 年齢 | クラス |
---|---|---|
立花仙蔵(たちばなせんぞう) | 15歳 | 六年い組 |
潮江文次郎(しおえもんじろう) | 15歳 | 六年い組 |
中在家長次(なかざいけちょうじ) | 15歳 | 六年ろ組 |
七松小平太(ななまつこへいた) | 15歳 | 六年ろ組 |
善法寺伊作(ぜんぽうじいさく) | 15歳 | 六年は組 |
食満留三郎(けまとめさぶろう) | 15歳 | 六年は組 |
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忍術学園に在籍している6年生は、32期が放送されている2024年時点では6人となっています。
忍術学園では1年生が10歳である為、6年生の年齢は15歳。
「忍たま乱太郎」の時代設定が室町時代なので、成人とみなされる年齢です。
制服である忍び装束は深緑色。
忍術学園で忍者になる為の勉強と鍛錬を6年間続けてきているのでプロに近い実力を持っており、有事の時には教師陣と共に任務にあたることもあります。
【忍たま乱太郎】六年生の名前と年齢&各キャラのプロフィールを紹介
忍術学園の最上級生である6年生は、い組、ろ組、は組にそれぞれ2人ずつ在籍していて、長屋の部屋も組ごとに同室です。
作中ではそれぞれの個性が強くてまとまりがないように見えますが、6年間一緒に生活しているので互いに信頼し合っていて、作中では息の合った連携で乱太郎たちを助けています。
まずは、忍術学園に在籍している6年生全員のプロフィールと魅力を紹介していきます。
立花仙蔵(たちばなせんぞう)
名前 | 立花 仙蔵 |
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読み方 | たちばな せんぞう |
年齢 | 15歳 |
クラス | 六年い組 |
委員会 | 火薬委員会(委員長) |
声優 | 保志総一朗 |
立花仙蔵は、色白の肌と長く美しいストレートヘアーが特徴の忍たまです。
“宝禄火矢(ほうろくひや)”と呼ばれる現在の手榴弾のような武器を得意としていて、火薬や忍術の知識が豊富な優等生。
1年生の頃は周囲の忍たまと比べて小柄であり体力面で劣っていましたが、同室である文次郎からのアドバイスで火薬を使った戦い方を猛勉強し、現在では忍術学園で1番の火薬の使い手となっています。
成績優秀で落ち着いていることから、所属している作法委員会では委員長を務めています。
普段はクールな性格ですが、1年は組の福富しんべヱ(ふくとみしんべえ)、山村喜三太(やまむらきさんた)のコンビに遭遇するとペースを乱されてキレてしまう短気な一面も。
火器との相性が最悪なしんべヱと喜三太が仙蔵と騒動を巻き起こすエピソードはファンから「厳禁シリーズ」と呼ばれ、毎シーズン新作が放送される程人気です。
潮江文次郎(しおえもんじろう)
名前 | 潮江 文次郎 |
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読み方 | しおえ もんじろう |
年齢 | 15歳 |
クラス | 六年い組 |
委員会 | 会計委員会(委員長) |
声優 | 成田剣 |
潮江文次郎は、太い眉毛と目の下のクマが特徴の忍たまです。
努力家で正義感が強い性格をしており日常生活でも常に鍛錬を怠らない為、学園内では「忍術学園一ギンギンに忍者している男」と呼ばれています。
アニメではそんな性格を表現するように「ギンギン」という口癖があり、後に原作漫画でも口癖として定着しました。
自分に対しては非常にストイックですが、その反面他人には甘いという一面があり人一倍仲間想いでもあります。
1年生の頃から身体能力が高く、体力のなかった仙蔵を助けて闘い方のアドバイスをするなど元々兄貴肌だったようです。
闘いの場においては槍を用いたカウンター攻撃を得意としていて、身近にある棒状のものに取り付けて使うことができる槍の穂先の部分だけになっている“袋槍(ふくろやり)”を得意武器として携帯しています。
所属する会計委員会では委員長を務め、10kgもある鉄製のそろばんを普段から持ち歩いていることからそれを武器にすることも多いです。
中在家長次(なかざいけちょうじ)
名前 | 中在家 長次 |
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読み方 | なかざいけ ちょうじ |
年齢 | 15歳 |
クラス | 六年ろ組 |
委員会 | 図書委員会(委員長) |
声優 | 渋谷茂 |
中在家長次は、両頬に傷跡がある大柄な忍たまです。
冷静沈着で普段から無口かつ無表情であることから「忍術学園一寡黙な男」と呼ばれています。
得意な武器は紐の先に錘(おもり)を付けた“縄鏢(じょうひょう)”という隠し武器で中距離からの攻撃で実力を発揮します。
威圧感があるものの、性格は温厚で手先が器用な為お菓子なども得意であることから、下級生たちから懐かれています。
1年生の頃はよく笑う明るい少年でしたが、縄鏢を使った激しい訓練で頬に痕が残る程の傷を負い、それを庇う為にあまり笑わなくなったようです。
図書委員では委員長を務め、その縁もあって同じ図書委員のきり丸からアルバイトの手伝いを頼まれることもあります。
七松小平太(ななまつこへいた)
名前 | 七松 小平太 |
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読み方 | ななまつ こへいた |
年齢 | 15歳 |
クラス | 六年ろ組 |
委員会 | 体育委員会(委員長) |
声優 | 神奈延年 |
七松小平太は、凛々しい眉毛とボサボサ髪が特徴の忍たまです。
体力と身体能力がずば抜けていて「いけいけどんどん」が口癖。
前向きで細かいことは気にしない性格である為、周囲の制止を振り切って無茶をすることも多いのですが、8人兄弟の長男ということもあり下級生の面倒見は非常に良いです。
バレーボールが好きで物が飛んでくると打ち返してしてしまう癖があり、長次がトスを上げて小平太がそれをアタックしてその場をめちゃくちゃにするというオチが「忍たま乱太郎」ではお約束となっています。
持ち前の運動神経の良さで大抵のことはなんでもこなしてしまいますが、中でも得意なのが“苦無(くない)”を使った塹壕掘り。
「委員会の花形」を自称する体育委員会の委員長で活動中によく物を壊すなど怪力な面が目立ちますが、観察眼に優れていて相手の行動を先読みして作戦を立てるなど意外と策士な一面もあります。
善法寺伊作(ぜんぽうじいさく)
名前 | 善法寺 伊作 |
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読み方 | ぜんぽうじ いさく |
年齢 | 15歳 |
クラス | 六年は組 |
委員会 | 保健委員会(委員長) |
声優 | 置鮎龍太郎 |
善法寺伊作は、優しい顔立ちと茶髪が特徴の忍たまです。
6年生の中で1番穏やかな性格をしていて、怪我人がいれば敵味方関係なく手当てをしてしまうお人好し。
不運な生徒が集まると言われる保健委員会に6年連続で所属しており、現在では委員長まで務めていることから学園内では「不運大魔王」と呼ばれています。
実際、飛んできたものが自分にだけ直撃したり実習中に突然大雨が降りだしたりと、伊作のまわりでは不運なことが連続で起こり周囲の人も不運に巻き込まれることが多いです。
保健委員長というだけあって、薬草や医療の知識が豊富で下級生だけでなく教師陣からも信頼されています。
上級生はそれぞれ得意武器を携帯していますが、伊作は薬や包帯を持ち歩いていることが多く闘うことが少ないので、武器は一通り扱えますが得意武器は特に設定されていません。
食満留三郎(けまとめさぶろう)
名前 | 食満 留三郎 |
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読み方 | けま とめさぶろう |
年齢 | 15歳 |
クラス | 六年は組 |
委員会 | 用具委員会(委員長) |
声優 | 鈴木千尋 |
食満留三郎は、生徒の中で1番背が高くつり目が特徴の忍たまです。
原作漫画の方で初登場してから名前が判明しレギュラーキャラ化するまでに9年かかった為、ファンからは「9年目のプリンス」と呼ばれています。
好戦的で少々短期な一面もありますが、手先が器用で道具や建物の修理が得意なことから用具委員会の委員長を務め、面倒見の良い先輩として下級生から慕われています。
考え方が似ている文次郎とは1年生の頃からよく喧嘩をしていて周囲から「犬猿の仲」と言われていますが、互いに実力を認め合うライバルといった関係です。
得意な武器は扱いが難しいとされる“鉄双節棍(てっそうせっこん)”という鉄製のヌンチャクで、接近戦でよく使用します。
年の離れた兄が2人いて兄たちに追い付きたいという思いから何事にも挑戦的で、「勝負だー」という口癖はその気概からくるもののようです。
【忍たま乱太郎】六年生は死亡?少ない理由を考察
主人公の乱太郎たちが所属している1年は組は11人も在籍しているのに対して、6年生は各組に2人ずつしかおらず学年で6人しか在籍していません。
1年生に比べて在籍している人数が少ない理由とは一体なんなのでしょうか。
ここからは、6年生が6人しかいない理由や死亡者がいる可能性について考察していきます。
成績不振で進級できず退学している可能性
6年生が少ない理由1つ目は、成績不振で進級できなかった忍たまがいる可能性です。
前提として、忍術学園は普通の学校ではなく優秀な忍者を育成する為の特別な学校であり、進級する為には各学年ごとに設定された課題を全てクリアする必要があります。
入学できる年齢であれば誰でも受け入れる忍術学園ですが、一人前の忍者となって卒業するのは非常に難しいようです。
その為、課題をクリアできず退学してしまう忍たまは毎年いると考えられます。
現在残っている6人の6年生がプロに最も近い実力を持っている言われる背景には、厳しい課題をクリアしてきた実績があるからだと言えます。
学費が払えず退学している可能性
6年生が少ない理由2つ目は、学費が払えなくなり退学を余儀なくされた忍たまがいる可能性です。
忍術学園は忍者を育成する学校である為、教材も道具も普通の学校とは全く異なります。
火薬や武器を購入する費用の一部を学費でまかなっていると考えると、忍術学園の学費は学年が上がるごとに高額になっている可能性は高いです。
その為、成績が良くて進級できる実力を持っていても高額になる学費を払っていくことができず、仕方なく退学する忍たまもいたと考察できます。
死亡者が出ている可能性も…?
6年生が少ない理由3つ目は、難易度の高くなる任務や訓練で死亡者が出ている可能性です。
忍者という職業上、行う任務や訓練には命の危険があるものも多いことでしょう。
作中でも任務中に敵の忍者と交戦したり訓練で高い崖を登ったりしているので、途中で大怪我を負い忍者の道を絶たれてしまったり、最悪の場合訓練中に死亡してしまったという忍たまがいた可能性もあるのではないかと考察するファンもいます。
作中では上級生になるほど人数が減っている理由について明確に描かれていない為、実際に忍たまの中で死亡者が出ているかは不明です。
【忍たま乱太郎】六年生が今後増える可能性は?
2024年12月時点では、6年生は本記事で紹介している6人しかいないという設定になっています。
しかし、アニメなどでは6年生と思われるモブキャラが登場していたエピソードもあり、今後増える可能性は0ではありません。
原作版のキャラクターブックである「落第忍者乱太郎 天之巻」の中で原作者である尼子騒兵衛(あまこそうべえ)先生が「六年生はあと二人(本当は三人)出したい」とコメントしていたので、増やす構想は元々あったようです。
六年は組の留三郎が初登場から名前が判明してレギュラーキャラ化するまでに9年もかかったという前例もあるので、モブとして描かれていた忍たまが6年生として登場する可能性はあるかもしれません。
【忍たま乱太郎】六年生の登場回は何話?おすすめエピソード4選!
「忍たま乱太郎」に登場する6年生は強くて個性的なキャラばかりである為、登場エピソードが多くて非常に人気があります。
中には、毎シーズン放送される「厳禁シリーズ」や「アルバイトシリーズ」などシリーズ化されているエピソードもあり、正直全てがおすすめと言いたいところです。
そこで本記事では、6年生の強さや絆の深さがうかがえるエピソードを「忍たま乱太郎」全シーズンの中から4つ厳選して紹介していきます。
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おすすめ①:「さらば忍術学園の段(前編)(後編)」
6年生登場回おすすめエピソードその1は、アニメ放送25周年を記念して制作されたスペシャル回です。
通常の放送時間は10分と短い「忍たま乱太郎」ですが、スペシャル回は1話20分で前編と後編の2回に分けて放送されました。
学園長の「忍者失格」という冗談を真に受けて、忍術学園を出て行ってしまった乱太郎。
向かった先の森では、6年生がドクタケ城の動向を探る為に任務にあたっていました。
ドクタケ忍者隊の罠にハマり、次々と捕まっていく6年生。
乱太郎は自分のせいで6年生が捕まってしまったと責任を感じ、きり丸としんべヱに協力してもらって助けようとするエピソードです。
6年生全員が下級生を助ける為に飛び出していくシーンや、捕まり拘束された状態であっても息の合ったコンビネーションでドクタケ忍者隊の首領・稗田八方斎(ひえたはっぽうさい)と闘うシーンが見どころとなっています。
スペシャル回というだけあってストーリーは少々シリアスなのですが、「忍たま乱太郎」お約束のギャグが所々に散りばめられていたり闘いの最中で目を回す6年生の姿が見られたりと見応え十分でおすすめです。
おすすめ②:「六年ろ組の挑戦の段」
6年生登場回おすすめエピソードその2は、第26シリーズの36話です。
体力自慢の小平太がボロボロになって忍術学園に帰ってきたので、手当をする保健委員の乱太郎と伊作。
2人は小平太の怪我の理由を探る為、忍たま長屋で小平太と同室の長次に事情を話して探ってもらうことにします。
長次が小平太を尾行すると、目的の山に変わった形の巨大な岩が立っていて小平太はその頂上に登ろうとしていたことが判明。
興味を持った長次は手に炭を塗り、掴む所に印を付けながら慎重に登って小平太の挑戦をサポートするのでした。
性格が真逆なろ組コンビですが、お互いのことを理解していて支え合っていることがよく判るエピソードとなっています。
前話である35話「無口なわけの段」でも2人の関係性が描かれているので、連続して見るのがおすすめです。
おすすめ③:「同室の幸運の段」
6年生登場回おすすめエピソードその3は、第27シリーズの65話です。
忍術学園で雨続きとなっていたある日、不運大魔王の異名を持つ伊作の不運が雨の原因だという噂が流れていました。
伊作はその噂を鵜呑みにしてしまい、忍術学園を出ていこうとします。
長年同室として伊作と一緒にいる留三郎は、「雨が続くことは伊作にとって不運でも農作物など自然にとっては幸運なことで悪いことばかりではない」と伊作を説得。
留三郎の言葉を聞いた伊作は、留三郎に感謝して自分の不運を前向きに考えようと決意するのでした。
六年は組コンビによるエピソードは「同室シリーズ」として毎シーズン放送されていますが、特に2人の絆の深さが描かれているのがこのエピソード。
作画や演出も良くて、最後のオチも面白いのでおすすめです。
おすすめ④:「鍛練のはじまりの段」
6年生登場回おすすめエピソードその4は、第30シリーズの31話です。
忍術学園一ギンギンに忍者している文次郎は、とにかくストイックな性格で下級生からは厳しい先輩だと思われています。
しかし、1年生の頃から同室である仙蔵は「実は一番他人に甘いかもしれない」と文次郎のことを評価し、その理由を乱太郎たちに聞かせます。
1年生の時、小柄で他の忍たまよりも体力面で劣っていた仙蔵。
そんな仙蔵を毎回助けていたのが文次郎でした。
接近戦や実技の成績が良くないことを悩んでいた仙蔵に、文次郎は火薬を使った戦い方をアドバイス。
そして実技が得意な自分が接近戦を担当し、仙蔵が自身の能力を最大限活かして戦える状況を作ると約束をするのでした。
タイプが全く違うのにお互いを信頼し合っている六年い組コンビ。
2人の過去に触れられる感動のエピソードとなっています。
大人っぽい2人が幼かった頃の姿が見られる貴重回なのでおすすめです。
【忍たま乱太郎】映画でも大活躍の六年生に注目
- 「忍たま乱太郎」の6年生は全員が強くて個性的。最もプロの忍者に近い実力者揃い
- 6年生が活躍するエピソードは「厳禁シリーズ」「アルバイトシリーズ」「同室シリーズ」などシリーズ化される程大人気!
- 新作映画でも6年生が活躍する予定。6人の抜群のチームワークにも注目!
本記事では、「忍たま乱太郎」に登場する忍術学園6年生の特徴や魅力を紹介しました。
最上級生というだけあって、6人全員がプロ忍者に近い実力を持っていて非常に個性的な性格をしていることが判りました。
テレビアニメでも6年生が活躍するエピソードは特に人気が高く、シリーズ化もしていてタイトルを見るだけで誰が活躍するのか一目で判るようになっています。
2024年12月20日公開予定の「劇場版 忍たま乱太郎 ドクタケ忍者隊最強の軍師」でも6年生は大活躍するので、テレビアニメと映画の両方で6年生の魅力を堪能してみてください。