2023年9月にスタートしたアニメ「葬送のフリーレン」には、多すぎ!と言えるほどの名言が登場します。
アニメが放送されるたびに名言がピックアップされ、SNSで話題になることもしばしば。
しかも「葬送のフリーレン」のキャラクターたちが発する名言の数々は、確かにどれも胸を打つものばかりです。
そこでこの記事では、「葬送のフリーレン」の名言をフリーレン、ヒンメル、ハイター、アイゼンやその他のキャラごとに、ランキング形式でまとめてみました。
筋金入りの原作ファンが選んだランキングなので、ぜひ最後まで見てほしいと思います!
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葬送のフリーレンの名言:フリーレンの名セリフ
まずは作中で最も感情表現が乏しいフリーレンの名言を紹介します。
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①“なんで今更”って思っているでしょ。私は今の話をしているんだよ。
誰に対して | ザイン |
漫画登場巻 | 4巻28話 |
アニメ登場回 | 未登場 |
こちらは、冒険者になる夢を諦めた僧侶・ザインに贈った言葉です。
兄を置いていけないという理由だけで冒険者を諦め、村に残るザイン。
フリーレンはヒンメルに冒険へ誘われた際、ザインと同じように断ろうとした過去があったため、かつての自分とザインを重ねてこの言葉を贈りました。
環境や年齢にとらわれず、今、自分が何をしたいのか考えて行動することの大事さが表現されていますね。
②やっぱりお前達魔族は化け物だ。容赦なく殺せる。
誰に対して | アウラ |
漫画登場巻 | 3巻18話 |
アニメ登場回 | 9話「断頭台のアウラ」 |
こちらはフリーレンが断頭台のアウラと対峙した際に放った一言です。
アウラから「ヒンメルはもういないじゃない」と言われた直後に発した言葉なのですが、いつものフリーレンからは想像できない一言ですよね。
普段、感情を露わにしないフリーレンがここまで言い切るなんて、それほどまでに人間と魔族の本質は異なるのでしょう。
これまで多くの魔族と戦ってきたフリーレンだからこそ言える、重みのある一言ですね。
フリーレンカッコいい♡
③…人間の寿命は短いってわかっていたのに……なんでもっと知ろうと思わなかったんだろう…
誰に対して | なし(独り言?) |
漫画登場巻 | 1巻1話 |
アニメ登場回 | 1話「冒険の終わり」 |
アニメでも描かれましたが、このシーンで涙した人も多いのではないでしょうか。
ヒンメルのことを知ろうとしなかった過去の自分を悔い、人間を知るための旅に出る。
魔法以外に興味を持たなかったフリーレンが変わった瞬間でもあり、「葬送のフリーレン」の物語の始まりでもあります。
フリーレンの名言といえばやはりこの言葉よね!
葬送のフリーレンの名言:ヒンメルの名セリフ
次は勇者ヒンメルの名言を紹介します。
正直、ヒンメルの名言を3つに絞るのはとても難しいですよね…
他にも名言はあるから、ぜひ「葬送のフリーレン」を読んで自分の好きな言葉を見つけてみてね!
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①人はどうでもいいことに命を懸けない。
誰に対して | フォル爺 |
登場巻 | 4巻33話 |
アニメ登場回 | 未登場 |
ヒンメルが、村を守り続けるフォル爺に言った言葉。
かつてヒンメルがフォル爺に「なぜこの村を守るのか」と尋ねた際、フォル爺は「昔のことだ、どうでもいいだろう」と答えました。
これに対しヒンメルは上記のセリフを言うのですが、とても深い…!
フォル爺をまっすぐ見て話を聞くヒンメルの優しさに感動します。
たしかにそうなんだけど、このセリフにハッとさせられたよ!
②だったら僕がイメージさせてやる。この世に不可能はないって。
誰に対して | フリーレン |
登場巻 | 10巻97話 |
アニメ登場回 | 未登場 |
かつて七崩賢・不死なるベーゼの結界に閉じ込められた勇者一行。
フリーレンは、ベーゼの結界は破ることができない、冒険はここで終わりだと諦めますが、ヒンメルは上記の言葉でフリーレンを励まします。
フリーレンにとってこの言葉がどれだけ心強かったか…
私はこの言葉大好き!諦めなければ不可能も可能にできるんだもんね!
③生きているということは誰かに知ってもらって覚えていてもらうことだ。
誰に対して | フリーレン |
登場巻 | 5巻47話 |
アニメ登場回 | 未登場 |
勇者ヒンメルといえば寄り道好きで有名ですよね。
寄り道の大半は人助けの為だったのですが、フリーレンはヒンメルに「なぜ人助けをするのか」と尋ねたことがあります。
その時の返答が上記の言葉なのですが、深いですよね~。
エルフであるフリーレンが忘れない限り、ヒンメルは永遠に生き続けるんだね
★ヒンメルは生まれ変わる!?
葬送のフリーレンの名言:ハイターの名セリフ
普段酒ばかり飲んでる生臭坊主のハイターですが、実は名言が多いんです!
- あなたの中にも大切な思い出があるとすれば、死ぬのは勿体ないと思います。
- 必死に生きてきた人の行きつく先が無であっていいはずがありません。
- 理想の大人を目指して大人の振りをしてそれを積み重ねてきただけです。
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①あなたの中にも大切な思い出があるとすれば、死ぬのは勿体ないと思います。
誰に対して | フェルン |
登場巻 | 1巻2話 |
アニメ登場回 | 2話「別に魔法じゃなくたって…」 |
こちらはハイターがフェルンと出会った時の言葉です。
フェルンは家族を亡くし、崖から身を投げようとしていました。
そんなフェルンに対し、あなたが死んでしまったら家族との思い出は消えてしまう、大切な記憶を残すことが生きる意味になると説いた際の名言です。
普段、ヘラヘラしてるハイターからこんな感動的な言葉が出るなんて…
②必死に生きてきた人の行きつく先が無であっていいはずがありません。
誰に対して | フリーレン、アイゼン |
登場巻 | 1巻7話 |
アニメ登場回 | 4話「魂の眠る地」 |
人それぞれ価値観が異なるように、死生観も異なるもの。
アイゼンは「人は死んだら無に還る」、フリーレンは「天国には懐疑的」という意見ですが、僧侶であるハイターは「たとえ実在しなくても天国はあるべきもの」と語ります。
必死に生きた人の行き着く先が無ではあんまりだ、だったら天国で贅沢三昧してると思った方が都合がいい。
なんともハイターらしい考えですが、祈ることにこそ価値があるのでしょう。
アイゼンもフリーレンもお墓に手を合わせてて、とても心温まるシーンだよね。
③理想の大人を目指して大人の振りをしてそれを積み重ねてきただけです。
誰に対して | フリーレン |
登場巻 | 4巻29話 |
アニメ登場回 | 未登場 |
フリーレンから「大人っぽくなった」と言われた際に放った一言。
年を取れば自然と大人になると思いがちですが、実は人間の本質ってそこまで変わらないんですよね。
しかし、守るべきものが出来たとき、頼れる人間でなければならない。
周囲から立派な大人に見える人も、実は「大人」という役割を演じてるだけなのかもしれません。
ハイターが言うからこそ重みがあるよね!
過去の回想ではいつも酒を飲んで二日酔いですもんね…
葬送のフリーレンの名言:アイゼンの名セリフ
アイゼンは口数が少なく、フリーレンほどではありませんが感情的になることはほとんどありません。
だからこそ一言が深く重いので、ファンからは「名言製造機」と呼ばれるほど。
そんなアイゼンの名言も3つ紹介したいと思います。
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③戦士ってのは最後まで立っていた奴が勝つんだ。
誰に対して | シュタルク |
登場巻 | 3巻20話 |
アニメ登場回 | 9話「断頭台のアウラ」 |
シュタルクがリーニエと対峙した際に思い出したのは、師匠・アイゼンの言葉でした。
かつてアイゼンとの修行では、シュタルクはどんなに満身創痍になっても倒れることだけは許されませんでした。
その教えの根底にあるのが「最後まで立っていた者こそが真の勝者」なのですが、なんともアイゼンらしい信念ですよね。
シュタルクは師匠の信念の胸に、見事、リーリエに勝利します。
喧嘩別れしてるからか、シュタルクとアイゼンの思い出ってぜんぶ泣けるんですよね。
②人生ってのは衰えてからのほうが案外長いもんさ。
誰に対して | フリーレン |
登場巻 | 1巻1話 |
アニメ登場回 | 1話「冒険の終わり」 |
ヒンメルの死後、フリーレンはアイゼンをもう一度冒険に誘います。
しかし、アイゼンは老いを理由にフリーレンの誘いを拒否。
ヒンメルの死の直後ということもあり、一瞬、フリーレンが驚いたような悲しいような表情になるのですが…
人間よりは長命なはずなのにこんなセリフを言うなんて…
アニメ放送後はアイゼンのこの言葉が刺さったという意見が多かったですね。
③怖がることは悪いことではない。この恐怖が俺をここまで連れてきたんだ。
誰に対して | フリーレン |
登場巻 | 2巻11話 |
アニメ登場回 | 6話「村の英雄」 |
竜を目の前にしたシュタルクは恐怖で手が震えるのですが、それを見たフリーレンは、アイゼンも同じように震えていたと話します。
フリーレンはアイゼンに怖いのかと尋ねると、アイゼンは恐怖で手が震えていることを素直に認め、上記のセリフを言いました。
恐怖を努力の糧にすることで強くなれるという、なんとも体育会系な名言ですね。
怖いものは怖いと認めるアイゼンがかっこいい♡
葬送のフリーレンの名言:フェルン,シュタルク,その他キャラの名セリフ
- 必要なものは覚悟だけだったのです。必死に積み上げてきたものは決して裏切りません。
- 想いってのは言葉にしないと伝わらないんだぜ。
- 話し合いで解決するならそれに越したことはねぇじゃねぇか。
- 人間にとって、何かを忘れ去るのに十分過ぎる時間です。
- 勇者ヒンメルならそうした(勇者ヒンメルならそう言う)
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①必要なものは覚悟だけだったのです。必死に積み上げてきたものは決して裏切りません。
セリフを言った人 | フェルン |
誰に対して | シュタルク |
登場巻 | 2巻11話 |
アニメ登場回 | 6話「村の英雄」 |
竜を倒せるほどの強さにもかかわらず、臆病から勇気を出せないでいたシュタルク。
しかし、フェルンはシュタルクの修行の跡を見て、上記の言葉を投げかけます。
フェルン自身の経験から出た言葉なので、重みが違う…!
シュタルクはこのフェルンの言葉に背中を押され、竜討伐に成功するのでした。
フェルンも恐怖で足がすくんだ過去があるからね
★フェルンがかわいい!シュタルクとの関係は?
②想いってのは言葉にしないと伝わらないんだぜ。
セリフを言った人 | ザイン |
誰に対して | フェルン |
登場巻 | 3巻29話 |
アニメ登場回 | 未登場 |
こちらはザインが、シュタルクと喧嘩したフェルンに対していった名言です。
シュタルクとフェルンはひょんなことから喧嘩してしまったのですが、実はお互いを思いやったことがすれ違ってしまっただけ。
二人の喧嘩の原因を知ったザインは、大人の意見として上記の言葉を贈りました。
分かってはいるんだけど、なかなかできないのよね~。
こういう言葉をサラッといえるのがハイターっぽいですね。
③話し合いで解決するならそれに越したことはねぇじゃねぇか。
セリフを言った人 | シュタルク |
誰に対して | フリーレン |
登場巻 | 2巻14話 |
アニメ登場回 | 7話「おとぎ話のようなもの」 |
こちらは魔族との対話は無意味だと断言するフリーレンに対し、シュタルクが反論した際の言葉です。
魔族の恐ろしさを知らないシュタルクだからこそ出たセリフなのですが、この言葉、今の現代社会にとって大切なことですよね。
たしかに話し合いで解決するならそれが一番ですが、そうもいかない時もある…
何気ない一言なんだけど、色々考えさせられる言葉だよね。
④人間にとって、何かを忘れ去るのに十分過ぎる時間です。
セリフを言った人 | 崖崩れで困っていた町人 |
誰に対して | フリーレン |
登場巻 | 2巻13話 |
アニメ登場回 | 7話「おとぎ話のようなもの」 |
崖崩れで困っていた町人が、町でのお祭りを説明する際に言った一言。
こちらは「魔族が倒されたのはもう80年以上も前になります。」という言葉に続くセリフなのですが、何かを忘れるのにどれくらいの時間がかかるかなんて考えもしなかった…
どんなに輝かしい功績があっても、長い年月が経てば人間は忘れてしまいます。
感慨深い一言だね。
⑤勇者ヒンメルならそうした(勇者ヒンメルならそう言う)
セリフを言った人 | フリーレン、ハイター、アイゼン |
誰に対して | 対象者複数 |
登場巻 | 各巻に点在 |
作中、最も印象に残る名言といえばこちらでしょう。
フリーレン、ハイター、アイゼンが事あるごとに放つセリフですが、ヒンメルという存在がいかに3人に影響を与えたか分かる一言ですよね。
なにか決断を迫られた時、岐路に立った時、3人が思い出すのはヒンメルの言葉、信念、行動。
私の中ではこの言葉こそが「葬送のフリーレン」の本質を捉えた名言だと思います!
★葬送のフリーレン関連記事
葬送のフリーレンの名言・名セリフとアニメ登場回:まとめ
- 葬送のフリーレンは心に響く名言ばかり
- 中でもヒンメルは名言が多い
- 個人的に「勇者ヒンメルならそうした(勇者ヒンメルならそう言う)」が1番の名言
もうアニメで放送された名言もあるけど、出てきてないセリフもあるから楽しみね!
声優さんがどんな表現をするのか期待してアニメ放送を待ちましょう♪