2021年4月からジャンプ+で連載開始、2024年10月からはテレビアニメも放送中の「ダンダダン」。
そんな「ダンダダン」ですが、つまらないといった声もあがっており、一部では打ち切りの噂やパクリ疑惑まで流れているようなんです。
そこで今回は「ダンダダン」は面白いのかorつまらないのかと、打ち切りやパクリ疑惑について解説していきます。
【ダンダダン】打ち切りの事実はある?
結論、2024年11月時点で「ダンダダン」打ち切りという事実はありません。
「ダンダダン」は単行本が16巻まで発売されており、現在もジャンプ+似て連載中の人気作品です。
原作漫画では”ハイパージジイ”ことサンジェルマン伯爵が暗躍しており、タイトルである「ダンダダン」の謎についてもそろそろ触れられそうな感じです。
また、新しいキャラクターもどんどん登場していることから、まだまだ連載は続くのではと考えます。
【ダンダダン】打ち切りと言われた理由は?
アニメ化もされている人気作品の「ダンダダン」が、なぜ打ち切りと言われたのか?
ここからは理由について解説します。
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①作者の前作が打ち切りになっている
「ダンダダン」が打ち切りと言われる理由の1つに、作者である龍幸伸先生の前作「正義の禄号」が打ち切りになったことが挙げられます。
作者に一度でも打ち切りの経験があると、人気がある作品も打ち切りになるのではと不安に思う人がいるようです。
ですがこの「正義の禄号」、「ダンダダン」のヒットを記念して2024年の8月と9月に単行本(全2巻完結)が発売されました。
打ち切りになるのが勿体無い!と思うくらいに最初からワクワクさせてくれる作品で、サブタイトルの付け方やキャラクターデザインなどは「ダンダダン」につながるものがあるので面白いです。
また画力はサイコーにカッコよく、龍幸伸先生の”味”が楽しめる「ダンダダン」ファンなら必見の作品です。
②ストーリーの着地点が見えない
「ダンダダン」のような異能力バトル+ラブコメ要素というのは、これまでにも多くの作品の中で取り入れられてきた要素でもあります。
特にダンダダンは霊媒師の家系であり超能力を持っている綾瀬桃や、ターボババアに呪われているオカルン、邪視が身体に入っているジジなど、様々な異能を持ち合わせたキャラ達の物語。
更にそこにラブコメ要素もあるため、今後の着地点が見えず、作品のまとまりが感じられない印象があるようです。
しかし、原作1巻から読み進めていると、確実に全員力が強くなっており、それぞれの目的は明確になっています。
そして綾瀬桃とオカルンの恋愛も良い方向に進んでいるので、物語が今後終盤に進むころには最高の着地点が見えてくるのではないでしょうか。
比較的作者の自由に連載できるジャンプ+だから成り立っている可能性もあり、本誌だったら早々に打ち切りになっていたかも…という声があることも事実です。
③ネットで打ち切りと検索されるから
「ダンダダン」に限らず、人気の作品であってもインターネットで「〇〇打ち切り」と検索されることがあります。
実際に打ち切りになった作品もありますが、「打ち切りになってほしくない」「打ち切りにならないよね…?」という不安の気持ちから検索する人も。
「ダンダダン」が打ち切りという検索ワードで調べられることは、ある意味作品の人気を表しているのかもしれません。
ただし、これによって本当に打ち切りになったのでは?とか違いする人もいるようです…。
【ダンダダン】打ち切り?今後の可能性を考察
結論からいうと、ダンダダンが打ち切りになる可能性は極めて低いと考えます。
その理由について紹介していきます。
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①ジャンプ+を支える主力作品の1つ
「ダンダダン」はジャンプ+におけるヒットの1つの基準である100万閲覧をわずか2日で達成すると、その後も数々の賞を受賞。
そしてなんと電子書籍を含めたコミックスの累計発行部数は、2023年12月時点で320万部を突破。
この部数はジャンプ+を代表するスパイファミリー、怪獣8号に続く人気ぶりであり、一部ではポスト「チェンソーマン」と呼ばれています。
この人気ぶりはもはやジャンプ+を支える主力作品の1つであり圧倒的な人気を誇っていると言えるでしょう
②ダンダダンはアニメも好評放送中
「ダンダダン」は2024年10月にTVアニメが放送中で、アニメーション制作は「犬王」や「映像研には手を出すな!」など国内外から高い評価を受けているサイエンスSARUが担当。
若山詩音さん・花江夏樹さん・田中真弓さん・中井和哉さんが決定するなど、豪華声優陣や毎回のゲスト声優も話題です。
また、テレビアニメでも放送された第7話「優しい世界へ」のアクロバティックサラサラのエピソードは世界的な大反響を呼びました。
ここまで盛大に盛り上がっている作品なので、地球が崩壊するなど、よっぽどのことがない限り打ち切りはあり得ないのではないでしょうか。
【ダンダダン】打ち切りの理由はパクリ疑惑があるから?
ダンダダンは宇宙人や異能力など様々な要素を含んでいるため、パクリ疑惑がかけれています。
その理由について見ていきましょう。
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①ジョジョに似たシーン・セリフが登場するから
「ダンダダン」には敵キャラクターも独特性があり、その展開や発想は誰にも思いつかないものが多いです。
しかし、本作は明らかに「ジョジョの奇妙な冒険」の影響を受けているコマが存在しています。
それは本作のヒロインである綾瀬桃が口にする「いいんだよこれで」「この深さがいいんだ」というセリフ。
このセリフはジョジョのスタンドバトルの典型的なセリフであり、他にも水中でピンチなのに逆に潜って岩の下の空気を吸ったりするシーンは圧倒的なジョジョに似た雰囲気が漂っています。
しかし物語は全く異なるものであり、むしろ作者のジョジョへの深い愛情が感じられますよね。
②シャコ星人+セルポ合体の見た目がバルタン星人
ダンダダンにはターボババアやセルポ星人など、多くの宇宙人や幽霊が登場します。
中でもシャコ星人は、初めは敵対するものの、綾瀬桃たちに助けられてからは、作中でも頻繁にサポート役として登場しているキャラクターです。
そんなシャコ星人ですが初登場である原作3巻にて、セルポ星人と合体し、その見た目がまさにバルタン星人そっくりになってしまいます。
ギョロっとした目に、細長い顎、ハサミのような手など、恐らくバルタン星人好きにはパクリのように見えてしまうかもしれませんが、どこか懐かしさを感じさせてくれる気がします。
ここでも作者のバルタン星人への憧れが感じられますね。
③ジジと邪視の入れ替わりが「らんま1/2」
ジジの中に入った邪視は、あることをすると入れ替わります。
それは冷水をかけると邪視になり、お湯をかけるとジジになるという、かなり厄介な性質をもっています。
ジジの入れ替わりのおかげで、綾瀬桃の家は何度も破壊されていました。
そしてこの冷水+お湯をかぶると入れ替わってしまう設定が、実は「らんま1/2」の設定にそっくりだと言われています。
らんま1/2では、早乙女乱馬が水を被ると女に変身したり、早乙女玄馬は水を被るとパンダに変身したりと、こちらも水をかぶることで外見が入れ替わってしまいます。
設定は似ているかもしれませんが、ジジと邪視の入れ替わりに比べたら、平和なものですよね。
【ダンダダン】の面白い魅力を3つ紹介
毎度期待を裏切らない面白さを私たち読者に届けてくれる「ダンダダン」。
まずはその面白さの魅力について紹介していきます。
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①作画が神!スピード感あるバトルシーン
ダンダダンといえば、スピード感があるバトルシーンが有名です!
特に原作1巻から2巻にかけてのターボババアとのバトルシーンは読んでいる間、息が止まってしまうほどの迫力とスピード感があります。
更にバトルシーンではほとんど擬音を使うことなく、全てイラストだけで表現しているため、読者の間では作画が神すぎる!と言われています。
瞬きなんてしている暇はないぞ!
②サブカル好きに刺さるネタが満載!
ダンダダンの作中には、宇宙人や幽霊、都市伝説などが物語に大きく関係してくるため、サブカル好きに刺さるネタが毎回てんこ盛り!
しかもセルポ星人やシャコ星人、怪獣のスーツを着た女の子など、いつも読者の想像や期待を上回ってくるネタが飛び出してくるので、ページを捲るたびに驚きや笑いがあります。
そして作中では笑いだけではなく、幽霊や化け物の悲しい過去まで描いているため、何だかんだ憎めない存在です。
ちなみに綾瀬桃とオカルンが仲良くなったきっかけは、幽霊やUFOなどが好きで信じているということ。
作中では敵対している存在ですが、UMAや幽霊は裏を返せば綾瀬桃とオカルンの恋のキューピットなのかもしれません。
★ダンダダンのキャラクター解説!登場する宇宙人や妖怪・UMAは?
③異能バトル+ラブコメのバランスの良さ
ダンダダンは主に怪奇バトルアクション漫画として人気の高い作品ですが、実はラブコメ要素も満載。
まず綾瀬桃は陽キャで見た目も美人ですが、一方のオカルンは陰キャで友達も少なく加えてオカルト好きのため、いつも教室で独りぼっち。
普通なら全く共通点のない2人ですが、怪奇現象や幽霊との闘い、異能バトルを通じてだんだんと恋心が芽生えていきます。
綾瀬桃のヤキモチを焼くシーンや、オカルンが頬を赤く染めるシーンには思わずキュン…。
更に始めは綾瀬桃以外の女子とは会話すらしなかったオカルンですが、物語が進む中で白鳥愛羅に好意を寄せられたり、宇宙人の少女・バモラに懐かれたりとかなりモテモテになっていきます。
異能バトルだけではなく、ラブコメ要素もちゃんと組み込まれているので、とてもバランスが良くて読みやすい作品です。
【ダンダダン】面白いは嘘?つまらない・過大評価と言われる理由
老若男女問わず、読者を魅力しているダンダダンですが、中にはつまらない、過大評価なのでは?という意見もあるようです。
その理由について見ていきましょう。
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①たくさんのジャンルを詰め込みすぎ
ダンダダンは宇宙人や幽霊、ラブコメや異能バトルといった要素がたくさん詰まった作品です。
そのため多様なジャンルが完全に作中で振り切れていないため、中途半端に感じたり、読んでいて楽しさよりも疲れを感じてしまう読者もいるようです。
確かに複数のジャンルを抱えることで、方向性が定まらなかったり、キャラクターの設定が浅くなってしまうことも。
しかしその分、世界観は無限に広げることができ、更にジャンルで読者を分けることもないので、誰が読んでも面白い作品になっているのではないでしょうか。
多様なジャンルを一つの作品にするなんて!
かなり高度な技だぜ!!
②ギャグがほとんど下ネタ
物語の序盤からオカルンのイチモツを取り戻すという斬新な設定からスタートしていたり、宇宙人に攫われた際も綾瀬桃が下着姿になるなど、かなり下ネタが多いことは否めません。
そもそもキンタマを追いかける話自体がくだらないといった意見があり、そのための命がけのバトルもしょーもないと感じる読者もいるようです。
更に作中では洋服が破けたり、下着が見えたりと露出高めなので、これをアニメ化にするのはまずいのでは!?といった意見も。
ですが、下ネタをここまで面白く、しかもバトルの要素にまで組み込めるなんてある意味すごいですよね。
露出が多いシーンもほとんどがバトルによるものなので、個人的にはいやらしさは感じない内容だと思います。
③作画はすごいが気持ち悪い
ダンダダンは作画の品質や戦闘描写の迫力、ミステリアスなシーンなど、一つ一つの作画がどれを取っても最高に素晴らしいものです。
しかし一方で、宇宙人や幽霊などのキャラデザインがあまりにも過激で、気持ち悪いとの声もあがっています。
確かに、ダンダダンの作画には読者の好みが分かれてしまうかもしれません。
ですが、あの作画があるからこそ、物語に迫力が増し、読者を魅了していくのではないでしょうか。
最初は気持ち悪いと思うかもしれませんが、読み進めていくとこの作画こそ、ダンダダンの味だと感じてくると思います。
【ダンダダン】打ち切りの事実はない!
- 「ダンダダン」に打ち切りの事実はない
- ダンダダンはアニメ化も決定しているため打ち切りになる可能性は低い
- ダンダダンは面白い!バトルシーンやサブカルネタが最高
- 他作品の似ている設定があるが、パクったという事実はない
「ダンダダン」は、オカルンや綾瀬桃たちの宇宙人との闘いや異能能力、そして甘酸っぱい恋愛など、見どころ満載の作品です!
ですが、実際に面白いのかつまらないのかは、ぜひ作品を読んでから確かめてほしいと思います。
物語はまだまだ序盤であり、アニメ放送まで時間があるので、ぜひ原作漫画とあわせて楽しんではいかがでしょうか?
★ダンダダンのアニメはどこ子までやるか予想してみた!