「画眉丸の…奥さん?そんな人本当にいるの?」
2023年7月1日に最終回を迎えたアニメ「地獄楽」で、画眉丸の妻である結が実在しないという衝撃の可能性が語られました。
画眉丸の妻であり、生きる意味そのものである結が実在しないとしたら画眉丸はどうなってしまうのか!?
この記事では、「地獄楽」で画眉丸と結の再会は不可能なのか、結は実在するのかについて原作漫画の内容とともに検証していきます。
画眉丸の妻・結の存在が幻だとしたら悲しすぎる!
結の存在は画眉丸の生きる意味そのもので、強さの源にもなっているんだよ。
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【地獄楽】画眉丸の嫁・結とは?本名を知る唯一の人物
まずは、画眉丸の嫁である結に焦点を当ててみましょう!
「地獄楽」本編では描かれないのですが、結は画眉丸の本名を知る唯一の人物だそうです!
結は石隠れ衆の里長の娘
画眉丸の妻・結は、石隠れ衆の里長の8番目の娘です。
うねりのある金髪が特徴で朗らかな性格をしていますが、父親である里長に顔の右半分に火傷を負わされ、大きな傷跡になっています。
石隠れ衆を筆頭することになった画眉丸は里長の命令により結と結婚させられますが、この結婚がのちの画眉丸の人生を大きく変化させていくのです。
画眉丸は、結について、以下のように語っています。
- 声のトーンは少し高めでゆっくり話す
- 笑うと目が細まる
- 長く柔らかい指
- 髪がなびくと良い匂いがする
- 天気の良い日に縁側に座ると太陽と草の奥に彼女の香りを感じる
笑顔で結のことを話す画眉丸は嬉しそうだけど、こっちが照れくさくなっちゃうわね。
結は画眉丸の本名を知る唯一の人物
「地獄楽」原作コミックでは描かれませんが、結は画眉丸の本名を知る唯一の人物です。
画眉丸の本名は「朔(さく)」で、本名は本編ではなく「地獄楽 解体新書」というファンブック内の書き下ろし漫画に登場。
画眉丸の本名である朔は画眉丸が新月に生まれたことに由来し、真っ暗な中で誰からも愛されないという悲しい意味が込められているようです。
忍びの修行や任務で亡くなる多くの子どもを見た画眉丸の母は、幼い画眉丸を胸に抱えてこれ以上我が子に情を持たぬようにと苦悩の表情を浮かべます。
もしかすると、この子はすぐに死んでしまうかもしれない…。
そんな想いを抱えつつ、母親は画眉丸に会えて救いのない名前を付けたことがわかります。
ちなみに、原作コミックで結は画眉丸のことを「あなた」と呼んでいます。
結は画眉丸の妻であり生きる意味そのもの
冷酷な里長とは対照的に、殺人マシンとして育てられてきた画眉丸に人間の温かい心と暮らしを教えました。
若くして世帯を持った画眉丸は、結の人懐っこさに最初は拒否反応を示すものの、次第に心を許すように。
作中には結が画眉丸の背中を流したり、一緒に入浴するなど夫婦仲睦まじいシーンも描かれています。
仙薬を探し御免状を得て、妻・結と再会することが画眉丸の最大の目的で、結の存在こそが画眉丸の生きる意味そのものなのです。
【地獄楽】画眉丸と嫁・結の再会が不可能と言われる理由:妻は実在せず死亡?
結果的に結は実在したわけだけど、なんで実在しないって言われたの?
それは結が石隠れ衆という忍者の里長の娘ということに大きく関係しているかもね。
それでは、「地獄楽」で画眉丸の嫁である結が実在しないと言われた理由について、キャラクターたちの考えを含めて順番に検証していきます。
結が実在しないと疑われた理由
画眉丸の妻である「結が実在しないのでは?」と最初に疑ったのは死罪人でくのいちの杠(ゆずりは)で、原作漫画5巻44話に描かれています。
杠(ゆずりは)は画眉丸と同じ忍びですが、違う里の出身です。
杠によると、忍びの里長が幼い頃に超常現象を見せて圧倒的支配関係を植え付けることは、忍びの常套手段ということ。
画眉丸に仙薬探しという決死の任務に就かせるために”結”という幻術を見せたのではないか?と推測。
名前も実体も見たことがない結が”里長お得意の幻術”ではないのか?と指摘され、佐切(さぎり)はショックを受けます。
※ちなみに佐切は石隠れの里を調査した際に、結と思わしき人物の姿を確認しています。
アニメでは最終回第13話で描かれた場面です。
佐切は杠の考えを否定したい
杠による指摘にショックを受けた佐切は、これまでの戦いや画眉丸と過ごした時間を思い出し、結が幻であることを否定したいと士遠(しおん)に打ち明けます。
忍びとして人殺しの里に生まれ、言われるままに人を殺してきた画眉丸に愛を与えてくれた唯一の存在が結。
しかし、画眉丸を支える原動力までもが幻であることは、あまりにも悲しすぎると涙する佐切は、結が実在することを信じると心に決めました。
佐切の話を聞いていた士遠も「正直、誰のために何をすれば良いのかわからない」と口にし、死罪人と打首執行人の関係性の正しさについても疑問が湧き始めます。
士遠が一緒にいる死罪人・ヌルガイも、元はと言えば無実なのよね。
島での出来事を経て変化していく、死罪人と打首執行人の関係性にも注目です!
画眉丸も記憶障害で結を忘れるが…?
メイを巡って道士と戦いを繰り広げる画眉丸は大量にタオを消費し、記憶障害を発症。
仙薬探しの任務や結の存在まで忘れてしまった画眉丸は、仲間に怪しまれないように合わせてやり過ごそうとしますが、再会した佐切に”今までの画眉丸ではない”ことを見破られてしまいます。
画眉丸は佐切の相生(そうせい)のタオによって、体力と記憶を取り戻すことに成功。
結が幻術であることについて聞かされた画眉丸は、一理あると認めつつも結の声のトーンや匂いなど、事細かな仕草を覚えていました。
画眉丸自身も、結の存在は証明できないものの実感はあると確信。
結の存在を確かめるためには島を出て再会するしかないと、画眉丸は改めて固く誓うのでした。
結の存在やタオについては、アニメ2期以降でより詳しく描かれるでしょう。
結の話をしている時、画眉丸のタオは大きく波打っていました。
結の存在こそが画眉丸のタオ・陰陽を大きく左右する力の源なのね!
【地獄楽】画眉丸と嫁・結の再会シーンをネタバレ
ここからは、実在することがわかった画眉丸の嫁・結との再会シーンについてネタバレありで紹介していきます。
画眉丸の嫁・結が実在すると確定したシーン
原作コミックの中で結の実在が確定するのは、12巻の108話です。
追加組として山田浅ェ門ともに島に上陸した石隠れ衆は、混乱に乗じて画眉丸の暗殺を目論んでいました。
その中でも画眉丸に異様な憧れと愛を抱く忍・シジャが、戦いで憔悴した画眉丸と佐切の前に登場。
シジャは画眉丸を本来の姿に呼び戻そうと、「夫婦の存在はまやかしである」と言い放ちますが、その葛藤こそが画眉丸の強さと弱さの源。
戦いの末にシジャは画眉丸に敗れますが、死に際に「結様は今もご健在で貴方を待っています」と言い残します。
画眉丸と嫁・結の再会シーン
先に結論からいうと、「地獄楽」13巻(最終巻)126話で画眉丸と結は再会しています。
仙薬探しの諸々が終わった後、生き残ったものたちはそれぞれに本土へ帰還を果たします。
追加組として島に再上陸した山田浅ェ門十禾(じっか)の手配により、画眉丸が所属していた石隠れ衆(いわがくれしゅう)は事実上解体。
十禾(じっか)は結を尼寺に移し、彼女の身の安全を確保していました。
十禾からそのことを伝えられた画眉丸が尼寺へ向かうとそこには結の姿があり、画眉丸はずっと会いたかった結の元へ駆け寄り、ともに歩き出します…。
★地獄楽で生き残ったのは誰?生存キャラ情報
地獄楽の画眉丸と嫁の結に関するよくある質問
最後に、「地獄楽」の画眉丸と嫁・結の再会についてよくある質問に答えていきます!
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地獄楽のラスボスは誰?
「地獄楽」のラスボスは、天仙・蓮(リエン)です。
最初は天仙のうちの1人かと思われましたが、その正体は中国の始皇帝に仕えた徐福(じょふく)の妻でした。
蓮は、徐福を復活させるために島(こたく)で天仙や竈神(そうしん)・門神(もんしん)などの怪物を生み出す実験を行っていました。
★地獄楽の天仙一覧!倒し方も
地獄楽の里長はどうなった?
画眉丸と結を結婚させた石隠れ衆の里長は、仙薬探しのあとに幕府の役人に捕らえられます。
しかしこれは、打首執行人であり策士でもある山田浅ェ門十禾(じっか)による計画でした。
仙薬探しの任務において石隠れ衆が独自の目的で動いていたことが明白になり、幕府への謀反として石隠れ衆は実質解体させられることに。
捕らえられた里長は幻術も何も仕えないただの老人でした。
里長は処刑の前に仙薬をひと舐めさせされた後、打首になります。
頭は幕府の役人が回収しましたが、胴からは根や蔦がはり、草木のように意識なく脈打っている…ということです。
果たしてこれが不老不死の薬と言えるのか…ってことだけど!?
デキる男、山田浅ェ門十禾(じっか)の手腕に期待しよう!
★「地獄楽」にはアニメ中止&連載は打ち切りという噂があった!?
【地獄楽】画眉丸の嫁・結についてのまとめ
- 結は石隠れ衆の里長の娘で画眉丸の生きる意味そのもの
- 画眉丸は妻・結が実在していると信じている
- 画眉丸と結は仙薬探しの後に再会できている
ひとまず画眉丸と結が再会できていてよかった〜!
アニメの続きが気になる人はぜひ、原作漫画も読んでみてね!全13巻完結なので今からでも読みやすいよ♩
★地獄楽2期はいつから?予習復習にどうぞ!