この記事では、最近メジャーなサービスになりつつある”電子書籍”のメリットやデメリットについてまとめています。
スマホやタブレットなどで気軽に読める電子書籍へ移行する人が増えるなか、紙の本から離れられない人も多数いることは事実…。
しかし、紙派は紙派で置き場所や定価でしか買えないことなど、悩みは尽きないんだよね…。
「紙派だけどそろそろ電子書籍に移行したい」「これ以上家に漫画を置く場所がない」などの理由で紙派から電子書籍への移行に悩んでいる方は、この記事を参考にしてくださいね!
- 電子書籍のメリット
- 電子書籍のデメリット
- 電子書籍と紙の本どちらが良いか
- おすすめの電子書籍サイト
すでに電子書籍への移行を考えている人は、おすすめの電子書籍サイトをチェック♪
電子書籍のメリット10選!
「本」と聞くと紙の本をイメージする人が圧倒的に多いと思いますが、時代は電子書籍へ移行しつつあります。
紙の本を愛用してきた方が電子書籍に移行した理由も、それなりにメリットがあったからではないでしょうか?
それではさっそく、電子書籍のメリットを10個ご紹介します。
- いつでもどこでも気軽に読める
- 売り切れ&在庫切れの心配なし!
- 紙の本よりも安く買える
- セール,クーポン,ポイント還元でお得
- 購入前に無料で試し読みできる
- 本棚も不要!場所を取らない
- 取り寄せも不要
- ラインナップが豊富
- フォントや画像を大きくして読める
- マーカーや翻訳,読み上げなど便利な機能が満載
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①いつでもどこでも気軽に読める
電子書籍の1番のメリットは、好きな作品をいつでもどこでも気軽に読めることに尽きます。
電子書籍サイトや漫画アプリを利用すれば、スマホやタブレットで通勤・通学中やランチ中、暇つぶし時間など自分の好きな時間に気軽に本を読むことが可能です。
サイトの仕様によってはダウンロードもできるので、オフラインでも本を読むことができて非常に便利♪
ただし、公共の場で利用する際は、ルールやマナーを守りましょうね。
②売り切れ&在庫切れの心配なし!
電子書籍には”在庫”がありません。
つまり、欲しかった本が売り切れることや在庫切れになる心配がないということです。
「発売日に行ったのに並んでいなかった」「人気の漫画なので発売日なのに売り切れてた」「せっかく走ってきたのに…」なんて悲しい思いをした人も少なくないはず。
電子書籍なら発売初日はもちろん、自分の好きなタイミングで漫画を購入できます。
買い逃す心配がないことは、電子書籍の大きなメリットです。
③紙の本よりも安く買える
電子書籍は紙の本よりも安く買えるというメリットがあります。
- 呪術廻戦1巻(紙本定価):484円(税込)
- 呪術廻戦1巻(電子書籍):459円(税込)
※2023年8月時点
新品の紙の本は再販売価格維持制度によって、必ず定価で販売しなければいけない決まりがあります。
紙の本を安く買う場合は基本的に中古品を購入するしか方法がなく、状態が必ずしも良いものとは限りません。
電子書籍は情報として販売されるため再販売価格維持制度の対象外になります。
そのため、セールやクーポン、ポイント還元などで紙の本よりも安く売ったり買ったりすることができるのです。
④セール,クーポン,ポイント還元でお得
③でご紹介した通り、電子書籍は紙の本より安く買えるうえに、セールやクーポン、ポイント還元などのイベントでお得に買うことができます。
配布しているクーポンの割引率やポイント還元率は電子書籍サイトによって違うので、自分が1番お得だと感じるサイトを見つけて利用すると良いでしょう。
なかには100冊まで40%OFFや上限2,000円(税込)までの購入が90%OFFになる大幅割引のキャンペーンを実施しているサイトもあります。
詳しくはクーポンや初回特典の案内の記事をチェックしてください。
キャンペーンは期間限定も多いので、お得情報は見逃さないようによーくチェックしておこう!
★電子書籍のクーポンや初回特典の情報はココでチェック
⑤購入前に無料で試し読みできる
割引価格でお得に漫画を買えるだけでなく、購入前に無料で試し読みができることも電子書籍のメリットです。
試し読みできるページ数はサイトによって違いますが、なかにはまるまる1冊〜10冊以上も無料で試し読みできちゃうサイトもあるので驚き!
「この作品面白いかどうかわからない」「表紙詐欺だったらどうしよう」など購入前に不安に思っているあなた!
電子書籍の試し読みや無料立ち読みを利用すれば不安を解消できますよ。
⑥本棚も不要!場所を取らない
電子書籍最大のメリットの1つは、本棚が不要で場所を取らないこと!
例えば、あなたの家に「ワンピース」106巻、「こち亀」201巻「NARUTO」72巻その他諸々を保管しておけるスペースはありますか?
電子書籍ならば本棚不要でスマホやタブレットに漫画を保管可能&いつでも持ち歩きできるので便利です。
電子書籍を利用すると家の本棚を置くスペースに余裕ができますし、断捨離に悩む必要もありません。
また緊急時に絶対に持ち出したい漫画も紙だと不便ですが、電子書籍ならスマホ&タブレットでいつでも持ち出し可能です。
確かに、急に持っていく漫画を選ぶシチュエーションになったら紙だとすごく困る…。
電子書籍だと断捨離で苦渋の決断をすることもなくなりそう…?
⑦取り寄せも不要
電子書籍なら、あまりメジャーでない本でも取り寄せ不要ですぐに読めるメリットがあります。
自分は今すぐ読みたいのに書店に取り扱いがない場合は、別の書店を巡ったり取り寄せをお願いすることになります。
電子書籍ならばタイトル検索機能を使って一発検索!
サイト内に電子書籍の取り扱いがあればすぐに本を読めるので、本を探すために歩き回ったり取り寄せのために待つことも不要です。
⑧ラインナップが豊富
⑦に続いて、ラインナップが豊富なことも電子書籍のメリットです。
漫画やラノベ、小説や実用書だけでなく写真集や雑誌など幅広いジャンルの電子書籍を取り扱うサイトが増えています。
また、同人誌やBL・TL漫画など特定のジャンルに強いサイトもあるので、手の届かなかったインディーズ作品や好きなサークルの同人誌にまで手が届くように…!
特色や取り扱い作品、読み放題プランなどで他と差別化する電子書籍サイトも次々に登場していますよ。
電子書籍サイトの複数登録&掛け持ちも便利です♪
⑨フォントや画像を大きくして読める
スマホやタブレットの機能に準じて、フォントや画像を大きくして読めることも電子書籍のメリットです。
電子書籍でもスマホの小さい画面で小さい文字を読んでいると、目が悪くなることは正直時間の問題。
「今読んでいるサイズじゃ小さいな」と思ったら、すぐに画面のサイズ変更ができるところも便利ですね。
ただし健康のためにも、適度に目を休めることをおすすめします。
面白くてついつい夜遅くまで使っちゃうんだよね…。
⑩マーカーや翻訳,読み上げなど便利な機能が満載
さらに、スマホやタブレットの機能に準じてマーカーや翻訳、読み上げ機能も利用可能。
iPadには読み上げ機能もあるので、ながら作業で「本を聴く」こともできちゃいます。
デバイスによっては画面をスクショしてマーカーや注釈、自分なりのメモを残せることも電子書籍ならでは!
勉強法の1つとして電子書籍を導入している人も多いことも事実です。
- いつでも気軽に利用できてスペースを取らない
- 紙の本より安く買う方法が多くあるしラインナップが豊富
- スマホやタブレットの機能とリンクさせるとますます便利
電子書籍のデメリット9選
気軽に利用できて便利な電子書籍ですが、デメリットがあることも確か。
ここでは電子書籍の9つのデメリットについてご紹介しますので、理解したうえで電子書籍の利用を考えてみてはいかがでしょうか?
- タブレットやリーダーの購入金額がかかる
- 目や腕が疲れる
- 中古で売れない&買えない
- 漫画の貸し借りができない
- 電子書籍を解禁していない作家もいる
- 本を読んでいる実感がない
- 紙の本の方が発売が早い場合がある
- 電源・充電切れで使えなくなる
- サービス終了で読めなくなる危険性も
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①タブレットやリーダーの購入金額がかかる
まず、電子書籍を利用するまでの1番の壁が、タブレットやリーダーの購入金額がかかることです。
すでに端末を持っている方なら問題ないですが、電子書籍専用にタブレットやリーダーをわざわざ買うとなると、なんとなく重い腰が上がりませんよね…。
タブレットやリーダーの価格は様々ですが、安いもので1万円〜高いもので10万円以上するものも。
価格や仕様は自分にあったものを購入すれば良いですが、本格的に電子書籍を始めようとするとある程度の初期投資が必要になることはデメリットの1つです。
②目や腕が疲れる
電子書籍を利用していて、目や腕が疲れることもデメリットの1つです。
スマホやタブレットの液晶からはブルーライトが出ているため、長時間の使用は視力の低下など目に悪影響を及ぼす場合もあるので注意が必要。
スマホやタブレットで電子書籍を読む場合は、ブルーライトカット仕様のメガネを利用したりフィルターを張るなど、ある程度の対策も必要になります。
どうしても電子書籍を導入したい人には、スマホやタブレットではなく電子書籍リーダーの利用がおすすめ。
電子書籍リーダーはE-Ink(電子インク)を利用しているので目に優しく、紙の本に近い感じで読書が可能です。
③中古で売れない&買えない
中古で売れない&買えないことも電子書籍のデメリットの1つです。
電子書籍はデータであるため実物がなく、「もう読まなくなった漫画をまとめて売りに行こう!」なんてこともできません。
また電子書籍は中古品としての販売がなく、古い作品でも基本は新品価格での販売です。
セールやクーポンで少しは安くなるといっても、作品によってはお得感が少ないかもしれません。
④漫画の貸し借りができない
本の貸し借りができないことも電子書籍のデメリットの1つです。
③で紹介した通り電子書籍はデータになるため、紙の本のように簡単に友人や家族間での貸し借りができません。
もし貸す場合はスマホ、タブレットや電子書籍リーダーごと貸すことになりますが、個人情報が入っている端末を簡単に貸し借りすることは危険です。
電子書籍の中にはPDFファイルで販売しているものもありますが、第三者への配布など、他人へのコピー、譲渡、共有は禁止されています。
これを破るとルール違反とみなされ、アカウント停止や凍結になる可能性もあります。
⑤電子書籍を解禁していない作家もいる
電子書籍を解禁していない作家の作品が読めないことも、電子書籍のデメリットの1つです。
例えば、井上雄彦先生の「スラムダンク」や大友克洋先生の「AKIRA」などは電子書籍の販売がありません。
作家によって紙の本へのこだわりがあったり、権利の関係で電子書籍化されていなかったりなど理由は様々ですが、こういった場合は紙の本を買うしか方法がないです。
⑥本を読んでいる実感がない
本を読んでいる実感がないことも、電子書籍のデメリットの1つです。
紙の本の面白さは、ページをめくった先に何があるかのワクワク感があること。
画面をスワイプしていると確かに本を読んでいるという実感はないでしょう。
また、スマホやタブレット、電子書籍リーダーで漫画を読んでいると見開きページが見づらかったり、作者の意図通りに読んでもらえない可能性もあるでしょう。
そうだね、たまに紙の本で読んだら大迫力なのになぁ〜って思う場面はあるよ…。
⑦紙の本の方が発売が早い場合がある
紙の本の方が発売が早い場合があることも、電子書籍のデメリットの1つです。
紙の本よりも電子書籍が早く発売されることは、基本的にありません。
また作者や出版社の意向により、作品によっては電子書籍の発売が1ヶ月遅くなるケースもあるようです。
「ワンパンマン」は確か電子書籍の発売が遅かったわ!
⑧電源・充電切れで使えなくなる
スマホやタブレット、電子書籍リーダーの電源・充電が切れてしまうと、電子書籍が読めなくなってしまいます。
「続きが読みたかったのに」「いいところだったのに!」と思う方は、モバイルバッテリーの携帯がおすすめです。
また、端末を使いすぎると電源の減りが早くなったり、経年劣化によって端末が使えなくなることもあり、買い替えが必要な場合はまたお金がかかります。
スマホ以外に電子書籍用のタブレットやリーダーを別購入しておくことも、デメリット対策になるでしょう。
⑨サービス終了で読めなくなる危険性も
電子書籍を利用していて1番怖いことが、サービスが終了して購入した作品が読めなくなる危険性があること。
対策としては、なるべくメジャーで潰れる心配がない大手の電子書籍サイトを利用することですが、こればかりは何があるかは分かりません…。
特に気に入った作品は、紙の本でも別購入しておくことをおすすめします。
歴が長いところだと、コミックシーモア。大手だとAmazon、楽天なども電子書籍サイトと運営しているよ。
心配な場合は複数の電子書籍サイトを掛け持ちする方法もアリですね。
電子書籍と紙の本とどっちが良い?
電子書籍と紙の本のどっちが良いという質問ですが、正直なところ”その人による”が答えです。
どうしても手元に残しておきたい作品がある人は普段電子派でも紙の本を買う場合があるので、作品や本人の好み次第としか言いようがない部分もあります。
なので、ここではあえて電子書籍・紙の本はこんな人におすすめという形でまとめてみました。
電子書籍がおすすめな人
- できるだけ漫画を安くお得に書いたい人
- スマホやタブレットでいつでも気軽に漫画を読みたい人
- 近くに大きめの書店がない人
- できるだけ物を少なく生活したい人
「本や漫画は好きで、たくさん買いたいけどできるだけ節約したい…」という方には電子書籍がおすすめ。
普段は定価でしか買えない本ですが、電子書籍ならばクーポンやポイント還元、セールなどを利用して安くお得に買うことができますよ。
また、いつでもどこでも購入できるので、家の近くに大きめの書店がない人でも発売日当日に人気作の新刊を購入可能。
さらに、スペースを取らないので「できるだけ物を少なく生活したい」ミニマリストの方にもおすすめです。
紙の本がおすすめな人
- 質感やデザイン等含めて紙の本が好きな人
- コレクションしたい人
- 自宅に本をおけるスペースがある人
電子書籍にもたくさんのメリットがありますが、紙の本も紙ならではのメリットがあります。
紙の本でしか味わうことができないページを捲る時のワクワクする気持ち。
そして帯や表紙などの独特なデザインや質感は、電子書籍では味わえない”特別感”がありますよね?
また、紙の本だと自分の所有物という感覚が強いので、コレクター気質な人におすすめです。
わかる!本棚に飾ってある漫画の背表紙を眺めているだけで、1日過ごせちゃうよね〜。あの充実感は紙の本ならでは!
作品によって使い分ける方法もアリ
電子書籍と紙の本のどっちが良いかで迷っている人は、作品によって使い分ける方法もありだと思います。
サクッと読みたい作品や、ポイント購入で安く読める漫画、気になっていた作品は電子書籍で安くお得に読むことも可能。
その中で気に入った作品があれば、紙の本を別で揃えても良いでしょう。
また、紙の本・電子書籍それぞれに限定特典がある場合もあるので、特典の内容も判断基準になります。
自分の中での振り分けを考えることができたら、紙の本と電子書籍の両方を上手に使いこなせるかもしれませんね。
電子書籍のメリット&デメリットまとめ
- 電子書籍は定価ではなくセールやクーポンで安く買えることが1番大きいメリット
- 電子書籍にはメリットだけでなくデメリットもある
- 作品によって電子書籍と紙の本を使い分ける方法もアリ
無料で読める漫画も多いし、悩ましいところだけど、そろそろ家のスペースがないから電子書籍サイトをチェックしてみようかな…!
使ってみたらみたで電子書籍の便利さにハマるかも!やっぱり気軽に利用できることが1番のメリットかな。
★漫画rawなどの違法サイトの利用はやめよう!違法サイトの危険性