「ブル―ロック」で繰り広げられている世界中を巻き込んだ新プロジェクトであるネオエゴイストリーグ(新英雄大戦)。
U-20日本代表戦編よりキャラクターが増えて選手の進化も見られるのですが、ネットでネオエゴイストリーグと検索すると「つまらない」「面白くない」といった文字が。
どうしてネオエゴイストリーグがつまらないと言われているのでしょうか?
この記事では、「ブル―ロック」のネオエゴイストリーグがつまらない、つまらなくなった、面白くないと言われてしまっている理由を考察するとともに、ネオエゴイストリーグの面白さを解説します!
ネオエゴイストリーグはつまらない?新英雄大戦とは
ネオエゴイストリーグとは、ブル―ロック選手が更なる強さを手に入れるために世界最高峰の『環境』のなかで、海外選手と共に戦う総当たりのリーグ戦です。
青い監獄第二段階として開始されたこのプロジェクトは、U-20日本代表戦編が終了した後の155話よりスタートしました。
ネオエゴイストリーグの全試合はサッカークラブオーナーの監視下にあり、活躍した選手には入札が入ります。
そして、入札の年棒金額が高い上位23名が自動的に新生U-20日本代表選手として登録される仕組みです。
つまり、ネオエゴイストリーグはブル―ロックが世界中を巻き込んで開催している次の選考試験なのです。
★ネオエゴイストリーグのルールや参加チームはこちらでチェック
ネオエゴイストリーグはつまらない?ネットの反応を調査
ネオエゴイストリーグはどうして「つまらない」「面白くない」と言われてしまっているのでしょうか?
ネットを調査してみましたが、実は「ネオエゴイストリーグがつまらない」とはっきり書いている意見はほとんどありません。
しかし、一部から「U-20日本代表戦編以降面白さが激減した」といった声や「U-20日本代表戦のほうが面白かった」という声が見受けられました。
ネオエゴイストリーグとネットで検索すると検索候補に「つまらない」と表示されることから、ネオエゴイストリーグはつまらないのかと思っている人もいるでしょう。
言い方を変えればそれだけU-20日本代表戦編が面白かったということです。
ブルーロック選手が味方となって戦うU-20日本代表戦編とブル―ロック選手が敵同士となるネオエゴイストリーグ編は大きな違いがあり好みには個人差があるでしょう。
U-20日本代表戦が面白い=ネオエゴイストリーグがつまらないとなってしまうのはちょっと悔しいですね。
ネオエゴイストリーグはつまらない?つまらなくなった,面白くないと言われる理由
ネオエゴイストリーグがなぜつまらないと言われているのか、理由を考察してみました。
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ネオエゴイストリーグがなぜつまらないと言われるのか、6つの項目に分けて考えていきます。
ここからは個人の考察です。
ネオエゴイストリーグが本当につまらないかどうかは、ぜひご自身で読んで判断してください。
①物語が長いから
ネオエゴイストリーグがつまらないと言われてしまっている理由のひとつに、物語が長いことが考えられます。
ブルーロックは入寮からU-20日本代表戦まで、U-20日本代表戦編、新英雄大戦編と段階に分けて展開されていますが、ネオエゴイストリーグ編が一番の長編になっています。
アニメ1期の部分である入寮からU-20日本代表戦までは単行本で11巻分、アニメ2期部分であるU-20日本代表戦は12巻~18巻までの7巻分。
そして、18巻から始まったネオエゴイストリーグは最新刊31巻時点でまだ続いています。
前章であるU-20日本代表戦編がスッキリしていたため、余計にネオエゴイストリーグが長く感じてしまっている人もいるのではないでしょうか。
物語が長編となっているので、飽きてしまった人が出てきているのかもしれません。
②試合が描かれないチームがあり不公平
ネオエゴイストリーグはブル―ロック選手が5つの国(チーム)に分かれて総当たりで試合するリーグ戦です。
主人公・潔世一が所属するドイツチームがメインで描かれており、物語はドイツチームがスペイン、イングランド、イタリア、フランスと対戦する様子を軸に展開されています。
そのため、ドイツが関わっていない試合は省略されることが多いです。
また、試合に入ると基本的に他の国のメンバーはほとんど登場しません。
全試合を細かく描くとかなりの大長編になってしまうので仕方がないでしょう…。
しかし推し選手の試合が見られないのは不公平感があって面白くないといった声や、もっと推しの選手が登場してほしい!という声が挙がっているようです。
③選手が金額で評価されるのが嫌
ネオエゴイストリーグの全ての試合は世界中のサッカークラブオーナーの監視下にあり、活躍した選手にはクラブチームとの交渉権に繋がる年棒価格が入札されます。
そして、入札年棒金額が高い順にランキングが発表され、最終的に上位23名が新生U-20日本代表戦の選手として登録される仕組みです。
この年棒制度に嫌悪感を抱いている人もいるのではないでしょうか?
この年棒制度とランキングは選手の頑張る指標になっている物語の大事な要素ではあるのですが、ブル―ロック選手が”商品”のようになっているのが嫌だと言う人もいるでしょう。
④潔VS凛の構図が見えているから
ネオエゴイストリーグがつまらないと言われてしまう原因に、結局、潔VS凛の構図が見えていて展開が予測しやすいという理由があげられます。
凛はブル―ロック二次選考で潔に運でしか勝てなかったという現実を目の当たりにして以来、潔のことを強く意識するように。
そして、U-20日本代表戦で潔に主役を奪われた凛は潔に対して殺意のような敵対心を持つようになったのです。
潔の所属するドイツの最終戦の相手はフランスであり、フランスには凛がいます。
ネオエゴイストリーグはクライマックスに潔と凛の対決が用意されており、物語の一番の見どころと言っても過言ではありません。
しかし、この展開が見え見えになっていることで冷めてしまった人や、他の構図を期待していたためがっかりしたという人もいるのでしょう。
⑤脱落するハラハラドキドキがないから
潔たちが入寮した頃のブルーロックは、脱落するとサッカー日本代表になれる権利を一生失うといったサバイバル要素が強く、1試合ごとの結果がとても重要でした。
以前に比べるとネオエゴイストリーグは選手たちの成長に重きを置いており、サバイバル要素は薄くなっています。
試合に敗北しても選手個人が活躍していれば入札が入りますし、ネオエゴイストリーグは4試合あるため1試合の結果ですぐに脱落が決まるわけではありません。
他の章と比べてハラハラドキドキ感が少ないのは、ネオエゴイストリーグがつまらないと言われてしまう理由のひとつかもしれませんね。
ネオエゴイストリーグは上位23名が新生U-20日本代表戦の選手として登録されることになっています。
明記はありませんが、選手登録されなかった23名はブル―ロック脱落となるのでしょう。
まもなくネオエゴイストリーグ全試合が終了し脱落者が決定するので、またハラハラドキドキ感が味わえそうですね。
⑥キャラクターが増えすぎて覚えられない
ネオエゴイストリーグは海外のチームが舞台となっているため、指導者や海外の選手といった新キャラクターが増えました。
さらに、ドイツの黒名蘭世や清羅刃などU-20日本代表戦まであまり目立たなかった選手が積極的に試合に登場しています。
そのため、ただでさえキャラクターが多いのに、キャラクターが増えて覚えられない!という人がいるようです。
ネオエゴイストリーグから登場となったミヒャエル・カイザーやアレクシス・ネスがメインキャラのような扱いになっているので混乱する人も多いのでしょう。
ネオエゴイストリーグは時間をかけて読み解くとキャラの背景や成長がわかってとても楽しめますが、さらっと内容を理解しておきたい人からすると少し面倒に感じてしまうのかもしれませんね。
ネオエゴイストリーグがつまらないは嘘?面白い魅力・見どころを解説
ブルーロック沼にどっぷり浸かっている筆者個人的に、ネオエゴイストリーグにはU-20日本代表戦を超える面白さがあると感じています。
ネオエゴイストリーグがつまらないは嘘です。
ここからはネオエゴイストリーグの面白い魅力・6つの見どころをご紹介します。
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①世界のスター達との共演が激アツ
まず一つ目に紹介したいネオエゴイストリーグの見どころは、海外のスターたちとブル―ロック選手の共演です。
ネオエゴイストリーグでは欧州5大リーグのトッププレイヤー達が指導者として登場しており、共に戦う海外選手のなかには新世代世界11傑に選ばれているメンバーもいます。
特に潔は、幼い頃からの憧れであるノエル・ノアに直接指導を受けられるので夢のような展開ですよね。
蜂楽の「ジンガ×モンスター」や千切の「44°赤豹狙撃」などマスターストライカーの指導で新たな技を生み出した選手も少なくありません。
選手たちにとってトッププレイヤー達とトレーニングや試合は自身を高める要素となっており、選手たちの覚醒や新技は大きな見どころです。
②新たなライバルの登場
ネオエゴイストリーグで、潔にミヒャエル・カイザーという新たなライバルが登場します。
カイザーはドイツのバスタード・ミュンヘンに所属している潔のチームメイトですが、潔のゴールを邪魔してくる厄介な存在です。
潔が新世代世界11傑のひとりであるカイザーにどのように立ち向かうのかが、ネオエゴイストリーグ編の大きな見どころとなっています。
また、敗者復活を勝ち上がってきた國神錬介も人格が変わってしまい孤独にゴールを奪う存在となっています。
そのため、潔はカイザーや國神をライバル視するようになり、ドイツは味方からもボールを奪う内ゲバ状態に。
味方の中に敵がいる状況だとどこからボールが奪われるかわからないため、よりハラハラドキドキしながら物語を読み進めることができます。
③加熱するレスバ合戦
ブルーロックでは試合中、相手に変なあだ名を付けたり汚い言葉で煽り合ったりするレスバトルが繰り広げられており、作品の名物のひとつとなっています。
ネオエゴイストリーグではカイザーが登場したことによりさらにレスバが白熱!
試合を重ねるごとに潔のレスバ能力も上がっており、アニメで放送できないような言葉まで飛び出しています。
物語の展開はもちろんですが、どんな悪口やあだ名が出てくるのかわからない加熱するレスバ合戦もブルーロックの大きな見どころです。
④凪&玲王のコンビ復活
ネオエゴイストリーグ(イングランド戦)では、ライバルリーバトルで離ればなれになり微妙な関係だった凪と玲王のコンビが復活します!
凪&玲王のコンビが好きなファンは多いので、かなり胸アツな展開ですよね。
再び同じ夢に向かって歩き始めた2人ですが、凪は潔に勝つという目標を達成して以来、なかなか思うように活躍することができません。
どんどん年棒が下がっていく現実を見て、玲王と凪は何やら策を講じているようです。
凪と玲王のコンビ復活はネオエゴイストリーグの大きな見どころ!
現状から這い上がるために凪と玲王が再び離れる展開もあり得るかもしれませんので、これからの2人にも注目です。
⑤次々に覚醒していく選手達
ネオエゴイストリーグは選手たちの成長に重きを置いており、各選手の過去や覚醒が丁寧に描かれています。
次々に覚醒し、進化していく選手たちはとても格好良くて魅力的!
主人公の潔世一やライバルである糸師凛はもちろん、今までには雪宮剣優や氷織羊などの覚醒シーンやネスやカイザーの過去(幼少期)が明らかになりました。
推しの選手の覚醒を見られたり、過去がわかるのは嬉しいですよね。
U-20日本代表戦の頃とは比べ物のにならないくらい進化している選手も多いので、ネオエゴイストリーグはレベルの高いプレーやスーパーゴールが頻発しています。
士道&シャルルのように相性の良い選手同士の掛け合いで新たなゴールが生まれたり、ドイツ戦で見せた馬狼のゴールのように指導者ストライカーを巻き込んだエゴいプレーが見られるのはネオエゴイストリーグの大きな魅力です。
ネオエゴイストリーグがつまらない理由はまだまだ”過程”に過ぎないから
- ネオエゴイストリーグがつまらないと言われる理由は長いうえサバイバル要素が減少しているから
- ネオエゴイストリーグは選手の覚醒や成長がメインで描かれている
- ネオエゴイストリーグがつまらないは嘘!原作漫画を読んでから判断しよう
ネオエゴイストリーグはブル―ロックの中でも長いシリーズで、まだ結末がわかっていません。
そのため、次々と脱落者が出る初期のようなサバイバル要素が減少して、つまらないと感じてしまう人がいるようです。
ネオエゴイストリーグは1人ひとりの選手の成長に重きを置いているため、推しの選手の過去や覚醒をじっくり堪能したい人にとっては嬉しいシリーズです。
その反面、あまり登場しない選手の不公平感やなかなかストーリーが進まずハラハラドキドキ感がないと感じている人がいるのも事実です。
登場人物が多くまとめきれていないところも、「ブル―ロック」がつまらなくなったと言われてしまうひとつの要因でしょう。
しかし、筆者のようにネオエゴイストリーグが「ブル―ロック」で一番面白い!と感じている読者がいるのも事実。
本当にネオエゴイストリーグがつまらないかどうか、ぜひ原作漫画を読んでから判断してください。
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