ジャンプ+で連載されている青春野球漫画「忘却バッテリー」。
タイトル通り、主人公の要圭(かなめけい)が野球をしていた過去を忘れている所から物語はスタート。
要圭は野球界で智将と呼ばれていた記憶を取り戻すことになるのか?
この記事では要圭の記憶喪失になった理由や、彼の中に存在する智将は消えてしまうのかを詳しく解説していきます!
【忘却バッテリー】要圭の記憶は戻る?実は二重人格だったのか
要圭が記憶喪失と言われたのは、二重人格と呼ばれる”解離性同一性障害”による人格交代によるものでした。
解離性同一障害とは、子供時代に壮絶な苦痛や体験をしたトラウマにより、1人の人間の中に別の人格が複数存在するようになる精神疾患です。
心が壊れる一歩手前、自己防衛からいつしか智将という人格を作り出したのでしょう。
元の人格が行っていた言動などは覚えてないことが多く、主人格(アホ)の方は智将のことを全く覚えていません。
ちなみに要圭の中には主人格・マスター(アホ)と、智将の2つが存在しています。
【忘却バッテリー】要圭の記憶が戻るのは何話・何巻?
①忘却バッテリー:3巻19話
要圭が最初に智将としての姿になったのは、原作漫画の3巻19話・氷河高校との練習試合の前です。
いつも通り「パイ毛~!」と、アホさを発揮する主人格・要圭。
ある日、土屋から記憶が戻ったらどうなるのかと言われ、皆も知る智将の姿を部員達も気になる様子でした。
練習が終わり、土屋に紹介されたスポーツ催眠術のお店へ。
催眠術をかけられ清峰に引きずられる要圭は、1度は起きるものの、いつもの雰囲気で別れの挨拶を言います。
すると、次の朝要圭の自宅にて、要圭の中に眠っていた智将が目覚めていたのです!
②忘却バッテリー:10巻65話
帝徳との試合中、原作漫画10巻の64話から要圭の過去が明らかとなっていきます。
清峰の将来を思いすぎる故に、自分を封印してきた過去。
過去を思い出した要圭は、親友と呼べる清峰を見て「出会わなければよかった」と思う場面もあり、読者も辛いと思うエピソードだったのではないでしょうか。
試合で追い込まれた要圭は辛かった智将時代を思い出し、プレーにも影響が出ていました。
【忘却バッテリー】要圭の記憶が戻ると智将は消える?
初めに説明すると、要圭の中にいるマスター(アホ圭)と智将はどちらかが頑張りすぎると片方が休眠状態に入ってしまいます。
それを踏まえ、2つの人格の共同生活が続く中、主人格の方が野球の楽しさを覚えるうちに智将の出番は少なくなっていったのです。
また、西東京大会準決勝で帝徳に勝利したことで、主人格が智将を超えた時に完全に姿を消したと思われていました。
しかし原作漫画158話(単行本未収録ぶん)で、西東京大会決勝(氷河戦)の当日に、突如智将が登場することとなります。
今後智将が完全に消えるのかは不明ですが、要圭の心の中にずっと残るのは確実でしょう。
【忘却バッテリー】要圭が記憶喪失になった理由は?
記憶喪失の直接の理由は不明
タイトル通り、記憶喪失になった直接的理由は今でも不明です。
「忘却バッテリー」1巻1話では頭に包帯を巻いた状態で登場していることから、事故にあったとも言われていました。
そのことから、周囲からは記憶喪失として解釈されていたようです。
野球を追求するうちに受けた精神的負荷が原因
要圭が記憶喪失になった理由は描かれていません。
しかし、中学時代に”野球”に追い込まれたため、精神的疲労・脳疲労を伴い休眠状態に陥った際に、主人格でもあるマスターに入れ替わったようです。
疲労の原因となったのは、「葉流火を一流のプロ野球選手にする」「そのために野球以外は全て捨てる」という決意のためでした。
中学生という思春期の時期も重なり、精神的負荷はかなり高かったことが分かります。
もともと責任感の強さや真面目さもあった要圭の性格に由来したのかもしれません。
【忘却バッテリー】要圭の記憶は戻る?まとめ
- 要圭が記憶喪失と言われたのは、二重人格と呼ばれる”解離性同一性障害”だった。
- 消えたと思っていた智将は、度々登場している。
- 記憶喪失となった直接的理由は未だ不明。
今回は「忘却バッテリー」の主人公でもある要圭について解説していきました!
当初は記憶喪失と呼ばれていた彼が、二重人格と呼ばれている”解離性同一性障害”という疾患を患っているのも衝撃の事実ですよね。
記憶喪失となった理由は不明ですが、今後描かれることでしょう。
また「忘却バッテリー」のアニメ2期の発表は未だにありませんが、続編を匂わせる最終回に加え、人気も高かったこともあり期待されています!
原作漫画で現在進行中でもある氷河高校との決勝戦も期待が高まる一方です!
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