【忘却バッテリー】打ち切りの理由は?つまらないor面白いの真相を検証

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この記事では、「忘却バッテリー」の打ち切りの理由つまらないのか面白いのかの真相を検証しています。

忘却バッテリー」はジャンプ+にて連載中でテレビアニメも放送されている人気の野球漫画ですが、結論からいうと打ち切りの事実はありません

また、「忘却バッテリー」は野球漫画のテンプレを覆すような、ちょっとクセのある面白い作品です。

ではなぜ、打ち切りと噂されているのか、理由と作品の本当の魅力について紹介していきます。

この記事には原作漫画のネタバレを含みます。未読の方はご注意ください。

目次

【忘却バッテリー】打ち切りの理由は?事実を調査!

結論から言うと、「忘却バッテリー」が打ち切りになる事実や情報はありません

打ち切りの噂が出た理由としては、以下が考えられます。

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①忘却バッテリーが打ち切りと言われる理由は不明…

「忘却バッテリー」が打ち切りと言われる理由は、正直なところ不明です。

ジャンププラスでも「スパイファミリー」や「地獄楽」と共に挙げられる人気の作品で、2020年に週刊少年ジャンプへ出張掲載後には単行本7巻の電子書籍売り上げが245%に急増しました。

また、次にくるマンガ大賞2019年Webマンガ部門で6位を受賞していることもあり、これまでの人気作品が急に打ち切りになる可能性は極めて低いと考えます。

なので「忘却バッテリー」に対して打ち切りという検索ワードが浮上することは、正直謎なのです。

②ジャンプ他作品の打ち切り余波?

「忘却バッテリー」が打ち切りと言われる理由の1つに、ジャンプ他作品の打ち切り余波を受けた可能性があります。

一時期、ジャンプ界隈では中堅どころの作品を含んだ打ち切りラッシュが相次ぎました。

「忘却バッテリーも打ち切りになってしまうのでは…?」と不安に思ったファンが、検索したことがきっかけになったのではと考えられます。

③作者の前作が打ち切りになった

「忘却バッテリー」が打ち切りと言われる理由の1つに、作者・みかわ絵子先生の前作「ブタイゼミ」が打ち切りになたことが挙げられます。

「ブタイゼミ」は演劇部を舞台にした青春漫画で、講談社のgood!アフタヌーンで連載されていましたが、わずか単行本2巻で完結

このことから「忘却バッテリー」も打ち切りになるのでは…と考える人もいるようです。

その後、みかわ先生は「忘却バッテリー」の案を出すも修正を繰り返され、思い切ってジャンプ+での連載を決意。

作中にも登場し、素材登録までされている担当・中路さんとの出会いが、みかわ先生と「忘却バッテリー」をここまでの人気作に押し上げました。

講談社から集英社へ、文系からスポーツ系へ華麗な転身!出会いって本当に大切ですね。

【忘却バッテリー】は打ち切りになる?今後の可能性を考察

次に、2024年12月時点で連載中の「忘却バッテリー」が、今後打ち切りになる可能性について考察します。

結論から言うと、「忘却バッテリー」が打ち切りになる可能性はほぼ0%です。

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忘却バッテリーはアニメ化もされている

https://twitter.com/boukyakubattery/status/1686753726487539717

「忘却バッテリー」が打ち切りにならない理由の1つに、アニメ化されていることが挙げられます。

よほどの理由がない限り、アニメ放送中作品を打ち切りにすることはないでしょう。

清峰 葉流火役には増田俊樹さん、要圭役には宮野真守さんと大物声優が担当しており、2期の制作も決まっています

今後の展開から考えても、「忘却バッテリー」は完結までしっかり連載される可能性が高いです。

ジャンプの野球・スポーツ漫画は短命?

ジャンプにはこれまでに「テニスの王子様」「ハイキュー」「黒子のバスケ」などスポーツ漫画のヒット作品を生み出してきましたが、他誌に比べて短命であることは確かです。

忘却バッテリー16巻(最新刊)
Mr.FULLSWING15巻完結
ROOKIES14巻完結
クーロンズ・ボール・パレード3巻完結

「忘却バッテリー」は、2001年〜2006年まで連載されていた「Mr.FULLSWING」以来のジャンプの野球漫画になります。

野球漫画は人数も多いゆえ全キャラクターにスポットを当てることが難しく、さらにはスポーツ漫画とジャンプの読者アンケートと相性が悪いという噂も…。

2021年から連載が始まった「クーロンズ・ボール・パレード」に関しても、わずか3巻で完結するという始末。

「忘却バッテリー」がもしジャンプ本誌で連載されていたら、アンケート結果によって早々に打ち切りになっていた可能性はあるかもしれません。

本誌でなくジャンプ+という媒体で連載したことが、逆に人気を高める結果になったのではないでしょうか。

【忘却バッテリー】打ち切りの理由はつまらないから?

結論から言うと「忘却バッテリー」がつまらないという直接的な感想はありませんでした!

作品自体に「つまらない」という評価があると、自然と「打ち切り」と連想されたり実際にネット検索されたりすることもあります。

「忘却バッテリー」にはそんなつまらないと言われる要素があるのか、調べてご紹介します。

  1. 作者の経歴と作風への心配
  2. 世間が抱く野球漫画とのギャップ
  3. 寒いギャグ

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①作者の経歴と作風への心配

「忘却バッテリー」の作者であるみかわ絵子先生にとって2作目の連載作品。

演劇を題材にした前作「ブタイゼミ」が打ち切りになることが決定。

演劇というニッチな題材よりも母数が多いジャンルの漫画を書きたいと思って「野球×記憶喪失」という題材を選びました。

しかし、みかわ先生自身が野球試合の観戦経験が乏しいということで、「試合の流れや野球に関する知識は大丈夫なのか」と不安視する人も多いようです。

このことから「忘却バッテリーがつまらないのでは」と考える人もいるようですが、先生自身取材を重ねたり、野球経験者である先生の旦那様に話を聞いたり試合監修を依頼し、しっかりカバーされています。

みかわ先生の旦那さんは漫画家の高嶋栄充さんで、8巻からは試合監修としてクレジットされています。

②世間が抱く野球漫画の印象

「忘却バッテリー」がつまらないと言われる理由の1つに「野球漫画がつまらない」という世間の印象も大いに関係すると考えます。

実際この記事を書いている私も、以下のような理由から「野球漫画はつまらない」と考えていました。

  • 1試合にかける時間が長すぎ(延長とかもあるし)
  • 高校野球だと1年から3年の卒業まで絶対描かれるから連載も長引く
  • お決まりのパターンが多い
  • 野球好きな層にしか刺さらない

そもそもスポーツが苦手な人にスポーツ漫画は刺さらないし、野球が好きじゃない人に野球漫画は刺さりにくい。

ドカベン」や「巨人の星」など男臭い作品という昔からの印象もあり、野球漫画にはどこか”とっつきにくい”という性質もあるのではないでしょうか?

また、リアルの野球の試合でも1試合が長いと感じるのに、漫画で1試合を何週にも分けて描かれ、それの繰り返しとなると単調に感じる人もいるかもしれません。

「忘却バッテリー」も、世間の野球漫画に対する偏見?の影響を受けている可能性も考えられます。

ジャンプで野球漫画が短命なこと、アンケート下位になり打ち切りになることはある意味納得の出来事なのかもしれませんね…。

③寒いギャグ

https://twitter.com/mikawaeco/status/1686754823897751552

「忘却バッテリー」には記憶喪失でものすごくアホになってしまった元”知将”・要圭(かなめけい)の「パイ毛〜」という持ちギャグが度々登場します。

第1話からいきなり「パイ毛〜」が登場するので、初めてみた人は動揺するどころか「寒っ」と感じる人もいるはず。

実のところ、私も最初はどういう読み方をして良いのかわからない作品でした(汗)。

しかし、「パイ毛」が寒いことは相棒の清峰以外の登場キャラたちも承知済み…!

しかししかし!寒いどころか「パイ毛」が後からじわじわ効いてくるから不思議なんです。

【忘却バッテリー】打ち切りは嘘!面白いと感じた魅力を解説

最後に、野球漫画はつまらないと思っていた私が感じた「忘却バッテリー」の面白い理由と魅力について語ります!

※野球に関しては2023年のWBCを見てハマったミーハーです。

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①野球漫画へのとっつきにくさがない

「忘却バッテリー」には、「巨人の星」や「ドカベン」のようなザ・野球漫画のとっつきにくさがありません

暑苦しい、男臭い王道野球漫画が苦手な人でも見やすい絵柄や所々に挟まれるギャグ(多め)。

メインキャラクターも誰もが好きになりやすい今風の男の子。

仲間集めや試合などお決まりの展開をなぞりつつも、カットするところは思い切ってカットする、無駄なシーンを逆に増やすなど思い切ったストーリー展開も魅力の1つです。

情報もしっかり令和バージョンにアップデートされているので、昔ながらの野球漫画に苦手意識がある人でも自然に読み進めることができます!

気になる長い試合展開についてもスッキリと描かれているので、ダラつくことなくテンポよく進んでいく印象です。

②スポーツ漫画が苦手な人も読みやすい

「忘却バッテリー」は捕手(キャッチャー)の要圭が記憶喪失になったところから物語がスタート。

かつては”知将”として崇められていた要ですが、野球のルールも忘れるどころか人格すら変わってしまうくらいアホになってしまいます。

野球のことを全て忘れている圭は、相棒の投手(ピッチャー)・清峰葉流火(きよみねはるか)とのバッテリーや新しく集まった野球部メンバーと共に再び1から野球を学んでいくことになるのです。

野球に記憶喪失というアイデアをプラスしたことで、「野球初心者でルールがいまいち…」という人にも読みやすい設定になっていることに感心しました。

また、登場人物たちが野球だけに徹するのではなく、高校生らしさあふれる日常的な場面も所々描かれており物語に緩急があることも読みやすさの1つだと思います。

③高校野球の裏事情も知れる

高校野球に関する裏事情を知れることも「忘却バッテリー」の面白さの1つです。

最近は芸能界の裏事情を物語に盛り込んだ「推しの子」も人気。

「忘却バッテリー」では、高校野球に出場するまでの大変さだけが選手主体で描かれるわけではありません。

裏で支える人たちの大変さ、寮生活を送る選手や親の苦悩や野球や大会出場にかかるお金…一流選手になるための道。

また強豪校に入学するまで、した後はどうなるのか…などなどリアルな裏事情がわかって面白いですよ。

④キャラクターたちに愛着が湧いてくる

https://twitter.com/boukyakubattery/status/1736249866509246648

「忘却バッテリー」は漫画を支えるキャラクターたちも魅力的

知将から記憶喪失でアホに転落してしまった要圭と、要を絶対的に信じている清峰葉流火のバッテリー。

親が「ドカベン」好きという理由だけで名前をつけられた山田太郎(やまだたろう)…。

一度は清峰&要コンビに敗れ、野球を諦めたヤンキー藤堂葵(とうどうあおい)と俊足キャラの千早瞬平(ちはやしゅんぺい)。

月並みですが、そんな天才たちが野球部もない名もない都立高校で偶然出会う設定からもうロマンチック。

モブキャラにもしっかりと出番や役割があることも、最近の漫画で好まれる傾向です。

対戦高校にも曲者が勢揃いしているので、キャラクターが真面目すぎてつまらないということもなし!

むしろこんなにクセの強いキャラが勢揃いしているのに、野球漫画が成立していることが奇跡すぎます。

特に要と清峰が見せるギャップには爆笑必至!

敵味方それぞれに背景があり、圧倒的な悪を作らないことも最近の漫画の風潮ですが、「忘却バッテリー」もそんな場面がいくつもあるので、しっかりと読み応えもありますよ。

【忘却バッテリー】打ち切りになる可能性は限りなく低いと考察!

  • 忘却バッテリーは2024年12月時点でも連載中で打ち切りになっていない
  • 忘却バッテリーはアニメ2期の制作も決定しているので打ち切りになる可能性は低い
  • 忘却バッテリーが打ち切りの噂の理由は作者の前作の打ち切りや野球漫画への印象が原因の可能性も
  • 忘却バッテリーの本当の魅力は、全てが新感覚の野球漫画であること

「忘却バッテリー」が打ち切りと言われる理由とつまらない・面白いと言われる理由をご紹介しました。

個人的には「忘却バッテリー」で野球漫画へのイメージが変わった、それくらい新感覚の作品でした。

アニメでは宮野真守さん演じる要圭がピッタリすぎて引きます…漫画派じゃない方は是非アニメからの鑑賞もおすすめしますよ!

面白い・つまらないと思う感覚は人それぞれですが、読まずに決めつけるよりまず一度作品を読んでみましょう。

★「忘却バッテリー」アニメ1期&2期の内容はこちらから

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この記事を書いた人

野田サトル先生の「ゴールデンカムイ」にどハマりしてからアニメ・漫画オタクとして遅すぎる目覚めを果たす。鶴見中尉の虜。その後はジャンプ作品を中心に話題作を手広く読んでます!良識がある大人キャラ、気持ちの良い金持ちキャラが好き。今年の目標は北海道聖地巡礼。漫画やアニメで簡単に泣く歳になりました…。おかげで毎日楽しい。

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