野田サトル先生の「ゴールデンカムイ」は、2022年4月28日に全314話「大団円」をもって完結(単行本全31巻完結)。
山崎賢人さんと山田杏奈さんが主演を務める実写映画も好評で、2024年10月からは続編ドラマが放送されます。
明治末期の北海道・樺太を舞台に、アイヌが隠した金塊をめぐる壮絶なサバイバルバトルを描いた「ゴールデンカムイ」。
この記事では、「ゴールデンカムイ」最終回・結末のネタバレと主人公・杉元佐一やアシリパをはじめとするキャラクターたちが最終回のラストでどうなったのかを調べてご紹介しています。
- 原作漫画を読んでいなくて絶対にネタバレしたくない方
- ネタバレ記事を読んでショックを受けたくない方
- ゴールデンカムイを初見で楽しみたい方
は、逆に、絶対に、この記事を見ないことをおすすめします!
※↑リンクをクリックで知りたい項目へ飛べます。
\ 金カム1期〜4期が見放題! /
【ゴールデンカムイ】最終回・結末ラストのネタバレ
この項目では「ゴールデンカムイ」最終回・結末ラストをネタバレありでご紹介します。
「ゴールデンカムイ」最終回は314話ですが、314話「大団円」では、物語の半年後に杉元やアシリパ、白石などのキャラクターのその後のストーリーがメインです。
金塊争奪戦の結末についてもわかりやすく触れたいと思うので、最終回直前の313話から紹介します。
※↑リンクをクリックで知りたい項目へ飛べます。
ゴールデンカムイ313話ネタバレ「終着」
刺青暗号の謎を解き、函館・五稜郭の井戸の中で金塊を見つけた杉元たちは、同時に暗号を解いた鶴見中尉率いる第七師団と激戦を繰り広げます。
杉元・白石・アシリパはそれぞれのルートで脱出し、函館駅へ向かう暴走機関車へ乗車。
車内で繰り広げられた激戦で、牛山や土方歳三が命を落とします。
「災いのもとになる金塊は見なかったことにしてほしい」というアシリパの意思により金塊を見逃すことにした杉元と白石。
戦いは、いつしかアシリパが所持する広大な北海道の土地の権利書の奪い合いに発展し、数多くの死傷・負傷者を出しながらどんどん先頭車両へ向かって行きます。
そしてついに機関車の先頭で鶴見中尉、杉元、アシリパが対峙!
権利書を奪い返した杉元は鶴見中尉に刀で胸をひと突きされますが、権利書を奪い返しアシリパと共に助けに来た谷垣源次郎&白石の方へ投げ飛ばしました。
アシリパは助けられますが、鶴見&杉元は機関車に乗り揉み合ったまま車庫を破壊し、函館湾に沈んでしまいます。
唖然とするアシリパ、白石、谷垣源次郎…。
なんだかラストの鶴見&杉元のバトルは命の食い合いって感じで、本当に胸が熱くなったわ!まさに生命の炎を感じる瞬間!
よくよく見ると最後のコマで白石が海に飛び込んでいるんだよね…白石ぃ〜!
ゴールデンカムイ314話(最終回)ネタバレ「大団円」
暴走する機関車とともに函館湾に沈んだ鶴見中尉と杉元佐一。
その後どうやって杉元が助かったのかは描かれないまま、最終回は金塊争奪戦から半年後の東京からスタート。
杉元は当初の金塊探しの目的である、幼馴染・寅次の妻である梅子の目の手術代を渡すという目的を果たします。
梅子は寅次の子供と共に暮らしており、おそらく新しい夫の子供を身ごもっていました。
アシリパと杉元は東京に居住する榎本武揚(えのもとたけあき)を訪ね、政府要人の力を借りて権利書を使って北海道のアイヌの土地を守る道を模索する決意をします。
久しぶりに大好物の干し柿を食べる杉元と、初めて干し柿を食べるアシリパ。
杉元はアシリパと過ごした日々を思い出し、ともに”故郷”へ帰ろうと語りかけます。
2人の結末を見届けた白石は、2人の目を盗んでどこかへ消えて行きました…。
その後は、金塊争奪戦後の各キャラクターたちの行く末が描かれているので、次で詳しくご紹介します。
海に落ちた後がいきなり半年後…だったから正直びっくりしちゃった!でも、しれっと生きているところが杉元らしい!
今までの出来事を忘れないで、全部背負って生きていく。杉元の芯がある生き方・考え方は本当にかっこいいよね。
【ゴールデンカムイ】最終回・結末ラストのネタバレをキャラごとに紹介
次に、金塊争奪戦の後「ゴールデンカムイ」のキャラクターたちがどうなったのか?
最終回で描かれたキャラクターたちの最後のその後…をネタバレありでご紹介します。
※↑クリックで知りたいキャラクターの見出しへ飛べます
杉元佐一とアシリパ
金塊争奪戦から半年後、東京を訪れていた杉元佐一・アシリパ・白石の3人。
杉元は戦死した幼馴染の寅次の妻で、かつて自分の想い人でもあった梅子に金塊の一部を渡すという目的を果たします。
目的を果たした杉元は、金塊をめぐる冒険の最中で得たアシリパとの記憶を振り返り、アシリパとともに北海道へ戻ることを決意。
アシリパの住むコタン(=アイヌの人々が暮らす村)で、彼女やアイヌの人々とともに暮らし、新しい「故郷」を見つけたのでした。
アシリパは手に入れた北海道の権利書で、生涯アイヌや北海道の土地を守るための交渉を続けました。
杉元とアシリパが付き合ったや結婚したなどの描写はありませんが、末長くともに暮らしたことは間違いないでしょう。
この2人がハッピーエンドになって本当によかった!
谷垣源次郎とインカラマッ
秋田県阿仁(あに)出身の谷垣源次郎(たにがきげんじろう)は、金塊争奪戦の旅を共にしたアイヌの女性・インカラマッとともに故郷へ帰還。
その後15人の子供に恵まれ、幸せに暮らしました。
長女以外は全員男児だったそうだよ!
野田先生の1番お気に入りキャラでもある源次郎!幸せになってよかったね!
鯉登少尉と月島軍曹
金塊争奪戦では杉元たちと共に戦いながらも敵対する関係にあった、旭川第七師団の鯉登(こいと)少尉と月島軍曹。
激闘の末に生還した2人ですが、月島軍曹はいまだに鶴見中尉への未練を捨てきれず、機関車が沈んだ函館湾で鶴見中尉の額当てを探していました。
鯉登少尉は、金塊争奪戦の事後処理と今後造反者として扱われる部下たちを守るために、中央政府に立ち向かうことを決意。
改めて月島軍曹に「自分の右腕として力になって助けてほしい」と真っ直ぐに伝え、月島軍曹もそれに応える形で彼の右腕として生涯を共にしました。
鯉登少尉は後に最後の第七師団長となりました。
かつて鶴見中尉の愛に騙されていた鯉登少尉。自分は本当に大事な人を失いたく無いからこそ、月島には真っ直ぐな想いを伝えたんだね〜!本当に泣いた!おめでとう!
土方歳三と永倉新八
暴走機関車での激闘の末、鯉登少尉の決死の一太刀を受けて命を落とした土方歳三。
奇しくも暴走機関車の終着駅は、歴史上土方歳三が死んだとされる一本木関門跡でした。
「遺体を誰にも見られたくない」と永倉は土方の遺体を機関車から運び出しますが、その後土方がどのようになったかは描かれていません。
永倉新八は金塊争奪戦後は小樽に戻り、大学生に剣術を教えたり、新撰組の手記を残して余生を過ごしました。
土方歳三の遺体は、史実通り見つかっていないとされています。
奥山夏太郎
土方歳三の生き様のかっこよさに惹かれ、土方一派として金塊争奪戦に加わったチンピラ青年・夏太郎(かんたろう)。
北海道で羊の牧場を経営し、後に大牧場主になりました。
コミックス25巻の「金塊を手に入れたら?」と皆で夢を語り合うシーンで、真っ先に羊牧場の経営を考えていた夏太郎。
白石由竹に「羊は臭いからやめておけ」とあしらわれていましたが、ビジネスに関する先見の明があったということでしょう、お見事!
北海道でジンギスカンが流行ったのって夏太郎のおかげ?史実と関わりそうな「もしも」が描かれていることも「ゴールデンカムイ」の面白いところよね!
門倉・キラウシ・マンスール
「おっさんずモブ」としてファンの人気が高い門倉利運(かどくらとしゆき)&キラウシ。
金塊争奪戦を経て、彼らにソフィアの仲間だったロシア人砲兵・マンスールが加わります。
金塊争奪戦から10年後、なぜかアメリカに渡った門倉・キラウシ・マンスールの3人はそこで自主制作の映画を撮影!
内容は日本から来た侍・アイヌ・騎兵隊やお尋ね者がアメリカ先住民の隠した金塊をめぐって戦いを繰り広げるサイレント西部劇でした。
大コケしたそうですが、カルト映画として再評価を得ているとか。
愛する土方歳三をリスペクトした門倉のサムライ姿が印象的だったわね!
尾形百之助とヴァシリ
コミックス30巻で尾形百之助(おがたひゃくのすけ)との狙撃手対決の際に敗れ、死亡したかに見えたヴァシリでしたが、実は生きていたことが判明。
アシリパが放った毒矢に錯乱し、自ら命を絶ってしまった尾形のその後は描かれていません。
後にロシアの画家が描いた「山猫の死」という絵画が日本のIT企業によって3億円で落札されたことがわかり、絵の作者にはヴァシリ・パヴリチェンコと記されていました。
狙撃手同士の死闘を経て、尊敬のような愛のような絆のような不思議な関係が生まれた尾形とヴァシリ。
ヴァシリが尾形を大切に想い、絵を死ぬまで手放さなかったという裏話に涙した人も多くいたようです。
絵を描くのが非常にうまかったヴァシリは生きていて、尾形の死を絵画として残したんですね。
争奪戦の末に一人ぼっちになってしまった尾形をずっと大切に思ってくれている人がいたことに号泣したわ!
白石由竹
杉元・アシリパと共に「ゴールデンカムイ」を盛り上げてくれた愛され脱獄王こと白石由竹(しらいしよしたけ)。
最終回では杉元・アシリパと共に東京を訪れていましたが、突然2人の前から姿を消してしまいます。
それから3年後、杉元とアシリパが暮らすコタンに白石からの手紙が届きます。
中身は何も書いていない手紙と、白石の顔が刻印されたコインが1枚でした。
白石はいつの間にか金塊を運び出し、どこかの無人島で移民を募って王様になっていたのです!
白石がどうやって金塊を運び出したのかは、漫画では描かれていません。
「故郷がないなら作れば良い」
白石は刺青囚人の仲間で金塊争奪戦の際に命を落とした海賊房太郎(かいぞくぼうたろう)の「夢」を引き継いだのではないかと噂されています。
オチ的に扱われている白石の最終回の結末ですが、なんとも「ゴールデンカムイ」らしい終わり方ではないでしょうか。
ちなみにヤングジャンプ掲載時では「東南アジアのどこかの島で王様になった」と記されていますが、コミックスでは「無人島で移民を募って王様になった」に加筆・修正されています。
「ゴールデンカムイ」はコミックスの加筆が半端ないので、本当の物語や作者の真意が知りたい人は、ぜひコミックスの購入をおすすめします!
ゴールデンカムイ最終回・結末ネタバレ!最後のその後に鶴見中尉が生存?
週刊ヤングジャンプで連載されていたゴールデンカムイですが、単行本は加筆・修正が多いことでも有名です。
雑誌連載時には描かれていなかった場面があったり、時には展開や考え方が変わってしまうセリフが追加されていることもありました。
加筆部分ドキッとすることも多かったですが、単行本版の方が”作者が本当に描きたかった”ことと考えます。
そして、「ゴールデンカムイ」コミックス31巻の巻末には、雑誌にも描かれていない新規の加筆が!
生死不明になっていた鶴見中尉に関する新しい結末が描かれていたことで話題になりました。
最後のその後!鶴見中尉の生存に関するネタバレ
実はマッカーサーを裏で操っていた黒幕が鶴見中尉なのでは…?という、史実に交えたもしもが描かれています。
加筆部分の内容は、太平洋戦争後に日本を統治したGHQのダグラス・マッカーサーが写っている1枚の写真と、その遺品に関する都市伝説的なもの。
要約すると、マッカーサーが第二次世界大戦の際にソ連軍の南下阻止のために動いたこと、その後の朝鮮戦争においても同じ理由で再び満州を占領すべきだとアメリカ大統領に進言していたこと。
全てマッカーサーの独断とされていましたが、裏ではマッカーサーの大統領選出馬のために「資金を出すよ」と言って操っていた人物がいた。
その人物こそが鶴見中尉だったのでは…?という内容です。
マッカーサーの遺品からは1枚の写真と数枚のまだら模様の金貨が見つかり、その写真をよく見ると年老いた鶴見中尉の姿が映っているのです…。
金塊争奪戦の末に機関車と共に函館湾に沈み、その後が描かれていなかった鶴見中尉でしたが、実はアメリカに渡りマッカーサーを誑し込んでいたということでしょう。
第七師団の「愛ですメンバー」を集めた時のように再び「愛」で若き日のマッカーサーを虜にしてしまったのか、想像が膨らんで止みません。
作者が鶴見中尉推しなのも強い!中尉殿が死んでなくてよかったよ、本当に…。(私も鶴見中尉が最推し!玉木宏さんありがとう〜)
\ 「金カム」全巻無料で試し読みOK /
★お得に読むならコミックシーモア★
- 「ゴールデンカムイ」1冊70%OFF!564円→170円!
- 「ゴールデンカムイ」全巻無料試し読みOK!
- 定期的にもらえるクーポンやポイントで「ゴールデンカムイ」をお得に読める
- 月額コース加入で「ゴールデンカムイ」実質全巻無料!
ゴールデンカムイ最終回ラストの結末・ネタバレのまとめ
- 杉元&アシリパは北海道へ戻ってハッピーエンドを迎えた
- 最終回が収録されているコミックス31巻は、雑誌連載時より大幅な加筆修正がある
- コミックス31巻には本編の後に鶴見中尉に関する加筆もある
連載終了時とかなり内容が違っている&面白さも倍増しているので、「ゴールデンカムイ」は、ぜひコミックスを読んで欲しいです!
2024年にはいよいよ実写映画の公開も…!絶対に面白いので、今からでも読んでみてね♪
★ゴールデンカムイアニメ5期・最終章はいつから?予想してみた!
★ゴールデンカムイの漫画とアニメを見るなら
コミックシーモア | ★新規登録で1冊70%OFF ・NTTソルマーレ運営 ・15年以上の運営実績あり ・月額コースで漫画が実質無料 ・オリジナル作品が面白い! ・配信作品数ダントツ 公式サイト |
U-NEXT | ★見放題配信中 ・追加料金なしOK ・月額税込2,189円 ・31日間無料体験あり ・毎月1,200円分のポイント ・配信本数ならダントツ! 公式サイト |