2026年1月から、アニメ2期の放送が決定している「地獄楽」。
すでに放送された1期で死罪人&山田浅ェ門ペアのなかで視聴者の感動を掻っ攫っていったのが、典坐(てんざ)とヌルガイ、そして士遠(しおん)の顛末を描いた第8話「弟子と師」でした。
そもそもヌルガイは、無実で投獄されていたり素性があまりわかっていない謎の存在でしたね。
この記事では「地獄楽」のヌルガイについてのおさらいと、死亡したのか、最後のその後を調べてみました。
【地獄楽】ヌルガイは死亡した?最後のその後をネタバレ
【結論】「地獄楽」最終回でヌルガイは死亡していません。その後は士遠と諸国漫遊し各地で問題を解決しています。
天仙のボスである蓮(リエン)を倒し、島での仙薬探しの任務を終えた画眉丸&佐切一行は本土へ戻ることに。
生存者のメンバーにはヌルガイと士遠も含まれていました。
幕府からの御免状を得て無罪を勝ち取れるのはたった1人なので、ヌルガイと士遠は途中で船を降りて小舟で本土へ向かいます。
本土へ帰ってからは2人で諸国を漫遊しながら各地で小さな揉め事に巻き込まれ、それを解決してしまう「子連れ座頭」として不本意?ながらに活躍する様子が描かれています。
【地獄楽】ヌルガイは死亡せず!最後のその後は士遠と結婚した?
次に、天仙様との対決や仙薬探しを経て帰国したヌルガイと士遠がその後どうなったのか、2人が結婚したのかについて解説・考察していきます。
ヌルガイと士遠の関係性の変化
典坐の死を経て士遠と共に行動することになったヌルガイは、典坐に倣って「先生」と呼んで慕います。
天仙様の根城である蓬莱へ潜入し佐切たちと合流してからは、だいぶ人懐っこい性格に変化し、年相応の反応や行動を見せるように変化。
また、復讐心に塗れ自分を見失いそうになっていた士遠を必死に説得するなど、以前の典坐を思い出させるような行動も取り、島での出来事を経てかなり成長しました。
ヌルガイは士遠と結婚した?【考察含む】

ヌルガイと士遠が結婚したか、2人のその後については本編やファンブックでも描かれていません。
個人的な考察も含みますが、ヌルガイと士遠は結婚しないのではないでしょうか?
以前の典坐のように弟子と師匠の関係性を保ちつつ、ヌルガイが大人になり士遠が年老いた頃に2人で安住の地を見つけ、穏やかな生活を送ってほしいと願います。
士遠は「地獄楽」の中でもかなり良識のある人間なので、ヌルガイの初恋と自分の弟子・典坐の想いを尊重すると予想します。
結婚や夫婦という関係にとらわれず、2人なら末長く上手くやっていけると思います!
【地獄楽】ヌルガイのキャラクター情報

生年月日 | 12月25日生まれ |
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年齢 | 12歳 |
身長 | 138cm |
氣属性 | 水 |
声優 | 小市眞琴 |
※データは公式ファンブック「地獄楽 解体新書」より
ヌルガイは仙薬探しの任務に赴いた死罪人の1人です。
まつろわぬ民・サンカ(山の民)の末裔で、すばしっこさや卓越した身体能力が特徴。
山の民の知恵で大人顔負けの冷静さを見せる時もありますが、中身は純粋な子供です。
島での数々の戦いを経て、大切な人々の魂を受け継いで戦うという強い覚悟を持つようになります。
ヌルガイの名前の意味は?
ヌルガイの名前は日本人にはあまり馴染みのない響きですが、どうやら外国人ではないようです。
「地獄楽」原作者の賀来ゆうじ先生によると、ヌルガイの名前は少数民族の名前を複数組み合わせたものということで、出自を特定されないことが理由です。
ヌルガイは無実の罪で投獄された
死罪人として仙薬探しの任務に赴いたヌルガイですが、実は無実の罪によって投獄されていました。
ヌルガイの罪状は「まつろわぬ民故(ゆえ)」です。
ヌルガイたち山の民・サンカは幕府に帰属せず山で暮らしていましたが、ヌルガイが侍を助けたことをきっかけに集落の存在が発覚し、仲間が皆殺しにされてしまいます。
幕府に対する逆賊であるとしてヌルガイは捕えられ、島では「自分が死ねば良い」と自暴自棄になる場面も。
しかし、事情を知った監視役の典坐はヌルガイに生き抜くよう説得し、共に脱出の道を探ることになります。
ヌルガイの正体は…女の子?
鍛えられた身体とヤンチャな言動から男の子に間違えられますが、ヌルガイが実は少女ということが発覚し、監視人の典坐を驚かせました。
典坐の勇ましさに感心したヌルガイはその場で典坐に求婚するなど、自分のことを女の子として見てくれる人には、かなり好意的な態度を見せています。
逆に男の子として扱われると怒ったりする描写もあるので、実は性格もかなり”年頃の女の子”なんですよ。
ちなみに、ヌルガイが女の子ということを知っているのは、士遠と十禾(じっか)くらいだったはず。
【地獄楽】ヌルガイの監視役・典坐(てんざ)との関係は

ヌルガイの監視役は、山田浅ェ門典座です。
山田浅ェ門のなかで誰よりも熱血漢な典坐は、実直・バカ正直という言葉が似合うどこか暑苦しい雰囲気の男。
ヌルガイの事情を知るや否や島からの脱出を試みたり、ヌルガイに振り回されるような一面もあり、情に深く可愛らしい一面もあります。
ようやくお互いがわかってきたヌルガイと典坐ですが、2人を切り裂く悲しい運命が待ち受けています…。
ヌルガイと典坐は島を脱出しようとする
ヌルガイが無実であることを知った典坐は、「自分がお上に話をつける」といって船で島からの脱出を試みます。
沖合に出た2人は、これまで島を訪れた船の墓場に到達し、海の化け物に襲われ、花化した山田浅ェ門期聖(きしょう)を発見。
脱出が難しいと考えたヌルガイと典坐は一旦島へ戻り、海岸を歩きながら外へ向かう海流を探し始めました。
天仙に遭遇し典坐が死亡…

外への海流を探しながら海岸を歩いているヌルガイと典坐の前に、天仙・朱槿(ヂュジン)が登場。
今までの敵とは圧倒的に違う力を見せつけられた典坐とヌルガイはピンチに陥りますが、典坐の師匠である山田浅ェ門士遠が駆けつけて2人を救出しました。
朱槿の攻撃により喉を負傷した士遠を見た典坐は、激怒して朱槿に切り掛かります。
しかし攻撃はすでに見抜かれており、典坐はり体に穴をあけられて殺されてしまいました。
敵の異常な強さと典坐の死を覚悟した士遠は、自分の無力さに痛烈な悔しさを感じながらもヌルガイを連れてその場を脱。
以後ヌルガイは典坐の仇を取るために、士遠に師事して剣術を学びます。
ヌルガイは典坐のことが好きだった?【考察】
結論から言うと、ヌルガイは典坐のことが好きだったといって良いでしょう。
自分のことを初めて女の子として意識してくれた典坐に求婚したことはもちろんですが、おそらく彼女の初恋の相手だったのではないでしょうか?
また、ヌルガイは作中でも「もうこれ以上目の前で、好きな人が死ぬのは…耐えられないよっ」と言っています。
作中で知り合う人物も増えたので、「好きな人」=士遠や仲間たちという可能性も考えられますが、やはり彼女の中にある1番大きな存在は典坐で間違いありません。
また、典坐も死に際にヌルガイと結婚する可能性(走馬灯のようなもの)を見ていたので、典坐もヌルガイのことを好きになりかけていたと考えます。
【地獄楽】ヌルガイは死亡せず!士遠と行動するが結婚したかは不明
- ヌルガイは実は女の子!まつろわぬ民ゆえという理由で無実の罪で投獄される
- ヌルガイは監視役・典坐との死別を経て士遠と行動し、剣術を教えてもらう
- ヌルガイは生還し、士遠とともに揉め事を解決しながら諸国を漫遊している
「地獄楽」最終回でヌルガイは生還し、士遠と共に諸国漫遊していることがわかりました。
2人の距離感や結婚したかについては描かれていないため不明ですが、読者の想像に任せるということでしょう。
生還したヌルガイが士遠と楽しく穏やかな生活を送っていることを願います。
さて!待望の「地獄楽」2期が2026年1月から放送されることが決定しました。
原作漫画は13巻で完結していますし、アニメ1期も全13話とまだまだ追いつける内容です。
ぜひ今からでも原作漫画やアニメをチェックしてみてくださいね♩
★「地獄楽」2期はいつから?放送日や原作漫画の予習はこちら
