日下部篤也(くさかべあつや)は、「呪術廻戦」に登場する都立呪術高等専門学校の教員の一人。
できる限り面倒事は避けて通りたい、格上の呪霊と戦って死にたくないといった信条で、あまりやる気に満ちたキャラではありません。
しかしその一方で、いざという時には洗練された剣技で大活躍を見せ、実は相当強いことも知られています。
この記事では、日下部の死亡説とプロフィール、虎杖との入れ替わりについて解説していきます。
【呪術廻戦の漫画とアニメを見るなら】
\ 最新刊を今すぐ読む /
【呪術廻戦】日下部が死亡?死亡シーンは何話かネタバレ【2023年12月】
2024年1月時点で、日下部は死亡していません。
ですが、実際のところいつ命を落とすかはわからない状況にあります。
というのも、日下部は宿儺戦にて日車寛見(ひぐるまひろみ)を守るため、最前線に飛び出してきてしまったからです。
両面宿儺との戦いに備えた作戦会議
五条悟復活後、高専メンバーを主とした呪術師らは、羂索と宿儺を倒すべく作戦会議を行います。
皆、五条が宿儺に勝つと信じてはいましたが、相手は1000年続く呪いの王。
万が一、五条が宿儺に敗れた際の作戦を皆で話し合っていたのですが、そこで指揮を執っていたのは、意外にも日下部でした。
この会議で、日下部が日車と法律の解釈について議論した場面で、三輪は日下部の知識の深さに「分かったフリでしょ」と相当驚いていました。
読者も驚きました!(笑)
五条vs宿儺戦の解説でもそうだったけど、日下部の意外なインテリぶりにびっくり!!
脹相・猪野とともに宿儺の前に飛び出す
鹿紫雲一(かしもはじめ)が宿儺に敗れ、次に戦場に出てきたのは&虎杖(いたどり)でした。
日車は自分の術式を使って宿儺から術式を剥奪し、さらに“死刑判決”を勝ち取って【処刑人の剣】で宿儺を屠ろうとしました。
宿儺は五条との戦いで十種影法術を手札から失っており、今は領域展開も消費して使えないと考え、そこに勝機を見出したのです。
しかし、計算は外れてジャッジマンによる「没収」は宿儺の‟術式”ではなく“呪具”に適応されてしまったために、日車は宿儺の斬撃【解(かい)】を食らいます。
ここでピンチを救ってくれたのは、日下部でした。
日下部は脹相(ちょうそう)・猪野(いの)と共に戦場へ飛び出し、【解】が放たれる寸前に日車の前に出て、シン・陰流の簡易領域で自身と日車を守ったのです。
ついに戦場へ、しかも最前線に立ち、ある程度の攻撃も受けましたが、まだ日下部は宿儺の標的にはなっていません。
宿儺の興味は日車へ向いており、日下部は一旦放置されているので、とりあえず今は生存しています。
覚醒した日車が本当に凄いんだけれど、今はとりあえず、日下部の生存に一安心しよう。
★日車はどうなった…!?まさか!
【呪術廻戦】日下部が死亡する可能性を考察!
今はとりあえず生き残っている日下部だけど、今後も生き残ることができるの!?
死亡する可能性、その根拠はあるのかな?
※↑リンクをクリックで知りたい項目へ飛べます。
①身を挺して人助けをすることが多い
“渋谷事変”で三輪がピンチの時も、パンダが上層部に拘束された時も、日下部は自身の命が危ないとわかった上で助けに行きました。
宿儺との戦いについては、日下部は「反転術式が使える奴や、死にたがっている奴、死んでもいいって思ってる奴以外は不参加かサポートでいい」と言います。
それでいて、自分は「死にたくない」「格上と戦いたくない」と普段から言っておきながらも、戦闘に参加するどころか、仲間を守るために最前線に出てきました。
日下部は普段の言動とは裏腹に、実は戦って死ぬ覚悟は持っているように見えます。
さらに冷静な判断力もあり、自分自身には宿儺を倒す力はなく、虎杖や日車といった宿儺を倒す可能性を持った者たちを守るために、盾となり命を落とす可能性は高そうです。
②術式がなく宿儺に対抗できない
日下部は実は“生得術式”を持っていません。
それでも、剣術や体術を極めてここまで生き残ってきましたが、さすがに宿儺となれば、術式はおろか‟領域展開”ぐらいできてやっと渡り合えるのではないかというくらいの相手です。
そうなると、いくら基礎的な戦闘能力が高くとも、術式をもっていない日下部は、宿儺と戦うには力不足に思われます。
そのため、宿儺に対抗する力を持たずに、戦死する可能性はあります。
③本当は死にたくない…と思っている
「呪術師に悔いのない死などない」というのは、夜蛾学長が虎杖の入学試験の際に発した言葉で、五条の今際の際を描いたシーンでも持ち出されていました。
逆を言うと、「生を全うした」とやり切った人や死を望んでいる人ほど生き残り、「死にたくない」と思っている人や生に未練や執着をもっている人の方が命を落としているではないかと考えられます。
実際に、既に命を落とした主要メンバーの五条や夏油、夜蛾、七海らは、まだやり残したことがあったり、未練を残していたりします。
なので、「死にたくない」と豪語し保身的な言動が多い日下部は、逆に死亡するリスクが高いのではないかとも考えられるでしょう。
\ 最新刊を今すぐ読む /
【呪術廻戦】日下部が死亡を回避する可能性を考察!
逆に、どのような展開になったら、日下部は死亡を回避することができるかな?
自分に正直で憎めないし、正直死んでほしくないのよ!
※↑リンクをクリックで知りたい項目へ飛べます。
①乙骨が到着した場合は死亡を回避できる
五条が宿儺に敗れた今、高専側は総力を挙げて宿儺に挑んでいます。
しかし、“五条悟”をもってしても勝てなかった相手に、呪術師全員が束になってかかっても、正直なところ心許ありません。
五条亡き今、高専側の一番の戦力は唯一生き残っている“特級術師”の乙骨憂太です。
しかし、乙骨は羂索を倒すために岩手県へ来ています。
高専側の作戦は、髙羽が隙を作って乙骨が羂索を倒し、そのまま乙骨が“蜻蛉返り”で宿儺戦に参戦することを前提に考えているので、早く帰ってきてもらわなければなりません。
乙骨が早々と帰ってきてくれれば、高専側は大きな戦力を得て、日下部の生存率もグッと上がるでしょう。
乙骨が羂索の首を切り落とすところまでは成功したけれど、まだ片付いてはいない雰囲気だよね。
「私の意思は受け継がれる」と不穏な言葉を遺して、羂索は何をするつもりなんだろう?
★羂索の死亡をネタバレ!そんなところから乙骨が…
②運が良くて死なない
渋谷事変で日下部は、他の主要キャラに比べて敵との戦闘シーンがほぼありません。
自分より強い敵との遭遇を全力で回避していたこともありますが、それでも皆が意図せずに強敵と対峙する中、日下部が遭遇したのは自分より格下の夏油一派の残党くらいです。
また、漏瑚VS宿儺の戦いに巻き込まれても重傷を負わずに生き残りました。
裏梅が皆を氷漬けにした時も、下半身を凍らされながらも、特段ダメージはなさそうな様子でした。
所々で運の良さを発揮し、生き延びてきた日下部。
ここまで来たらその強運っぷりを存分に発揮し、最後まで生き抜いてほしいものです。
★渋谷事変のネタバレ&死亡キャラを振り返り
【呪術廻戦】日下部が死亡?これまでの活躍を振り返り
日下部は物語の最初からいたわけではなく、“渋谷事変”から登場したキャラクターです。
登場から現在に至るまで、彼はどのような動きをして、物語にどのような影響を与えてきたか、振り返ってみます。
※↑リンクをクリックで知りたい項目へ飛べます。
渋谷事変:宿儺VS漏瑚の戦いから生還
渋谷事変にて肉体の主導権を握った宿儺は、特級呪霊の漏瑚を相手に大規模な戦闘を繰り広げます。
その戦闘の下ではちょうど、日下部とパンダが夏油一派と対峙しているところでした。
桁違いのバトルに巻き込まれないようにその場を離れようとする日下部らでしたが、宿儺にみつかって逃げることができず、漏瑚の放った燃え盛る隕石に巻き込まれてしまいます。
その後、周囲にいた術師らがどうなったかは描かれず、日下部の安否も不明のままでしたが、15巻第133話で無事が確認できました。
めちゃくちゃになった渋谷ストリーム前の瓦礫の山の中から、パンダが「見ーっけ」と日下部を見つけ出します。
頭から多少出血しているものの、日下部は自分で動くことができ、痛がったり苦しんだりしている素振りもないので、比較的軽症で済んだようです。
これまで悠仁と関わりのない日下部は、この一件で“宿儺の器”である悠仁の死刑に賛成だと言うんだよね。
七海も始めはそうだったし、知らない側からすると悠仁の存在は脅威なんだね。
渋谷事変:偽夏油のうずまきから三輪霞たちを守る
ついに呪術師らの前に姿を現した偽夏油は、高専メンバーらが次々と畳み掛けてくる攻撃を軽々といなしていきます。
そんな中、京都校の三輪が‟縛り”まで結んで全力で切りかかりますが、三輪が全てを乗せたその一太刀は片手で防がれてしまいました。
逆に【うずまき】をカウンターで喰らってしまいますが、日下部が間に入り、三輪は九死に一生を得ます。
この時日下部が、シン・陰流の簡易領域で自分と三輪らを守ったのです。
この時、日下部だけじゃなくて西宮や歌姫も三輪を庇いに来ていて、三輪が皆に愛されているキャラなのがわかる!
死滅回遊:呪術界上層部に捕らえられたパンダを救出
渋谷事変後、夜蛾は「夏油と五条を唆して渋谷事変を起こした」戦犯として濡れ衣を着せられ、呪術総監部より死罪が通達されました。
その際、夜蛾を誘い出すために拘束されたパンダを解放したのが日下部です。
バレたら重罪なのは明らかなのに、保身的な日下部がパンダを助けたのは、日下部が夜蛾に大きな恩義を感じていたからです。
夜蛾の術式は‟傀儡操術”ですが、実は夜蛾は肉体の情報から複製した魂の情報を呪骸の核に入力することで、‟完全自立型”の呪骸を生み出すことができます。
かつて、日下部の妹は息子を亡くして心を病んでしまっていたところ、亡くなった息子の魂の情報をもった呪骸を夜蛾に作ってもらい、彼女の心が救われたことがあったのです。
完全自立型呪骸の存在は公にはできないことから、一緒に暮らすことは叶いませんでしたが、亡くした息子の面影にもう一度触れられたことで、日下部の妹は前を向いて生きていけるようになったのです。
いい話っ!!
本当は情に厚くて、忠誠心のある奴なんだよね!
【呪術廻戦】日下部と虎杖が入れ替わっている理由は?【ネタバレ】
25巻第222話では日下部が虎杖と稽古をしているシーンがありますが、そこで‟明らかな異変”が起こっており、さまざまな憶測を呼んでいます。
日下部と虎杖のセリフが入れ替わっている
日下部と虎杖は道場で稽古をしていますが、そこで虎杖が日下部を投げ飛ばし、そして日下部に向かって「そろそろ掴めよ 虎杖」と言い、日下部も「押忍!!」と返事しているのです。
人物とセリフが逆になっているようですが、どうみても中身が入れ替わっています。
単行本のおまけページでも、「若いな~肉体が軽い」と喜んでいる虎杖が描かれているので、やはり日下部と中身が入れ替わっているようです。
しかしこれについはまだ種明かしがされておらず、何が起こっているのかわからない状況です。
九十九由基が遺した‟魂の研究記録”が鍵?
虎杖と日下部の入れ替わりについては、虎杖が新たに手にした術式だとか、新たな能力が覚醒したとか様々考察がなされていますが、“魂の入れ替わり”ができるようになったのではないかと言われています。
羂索との戦いで命を落とした九十九由基は、脹相に“獄門疆・裏”とともに“魂の研究記録”を託します。
そして、「何か役に立つかもしれない」と、その“魂の研究記録”を脹相は虎杖に渡しました。
詳細は分かりませんが、この研究記録から魂を入れ替える方法を手にした虎杖が、日下部の魂と入れ替わり、何らかの特訓をしていたのではないかと考えられます!
★虎杖悠仁が覚醒!?腕が変形している!
【呪術廻戦】日下部は強い?年齢や術式・キャラクター解説
等級 | 1級呪術師 |
---|---|
術式 | 術式なし |
技 | シン・陰流「抜刀」、居合「流月」 |
趣味・特技 | 釣り |
好きな食べ物 | とろたく巻 |
嫌いな食べ物 | マグロの目玉 |
ストレス | 任務全般 |
日下部は、呪術高専東京校の教員で真希・パンダ・狗巻(いぬまき)ら2年生の担任を務めています。
1級術師という実力を持ちながら、「格上の呪霊と戦って死にたくない」「今の渋谷で一人になりたくない」等臆病な一面も見せています。
人を救うために自らを犠牲にすることを厭わない呪術師が多い中で、自分の命を優先して危険から回避してばかりの日下部は、一般人に近い感性をもっていると言えるでしょう。
術師として生きるなら、現場で呪いを祓うより「教職(=命のリスクが少ない)をやってお金を貰えるならそっちの方が楽っしょ」というわりとネガティブな理由で教職に就いています。
どこか適当でやる気のないキャラですが、情に厚く、いざという時には身を挺して仲間を守るカッコよさもあり、意外と好きな読者も多いのでは!?
術式なしで1級なので強いはず
日下部の驚くべきところは、なんといっても、‟術式なしで1級呪術師”であることではないでしょうか!?
京都校学長の楽巌寺も呪術師の階級について、‟特級”は異質な存在であって、実質1級術師が呪術界を牽引していくトップであり、「準1級以下とは比べ物にならない」と言っています。
実際に1級術師と言えば、七海、冥冥、東堂と、特級呪霊を相手にするような、桁外れに強い人物ばかりであり、もちろん皆それぞれの術式をもっています。
術式をもたない日下部が彼らと肩を並べる1級であるということは、相当強いことを意味し、かなりの鍛錬を積んだのだと思われます。
渋谷で準1級以上の強さを持つ蝗GUYを祓った虎杖に対し、冥冥が「術式なしでここまでやるのは日下部以来」と称賛したことから、身体能力も異様に高く、体術もかなり強いのでしょう。
術式・領域展開はないがシン・陰流の使い手
日下部は術式をもっておらず、ということは領域展開ももちろんできません。
日下部に限らず、領域展開できない者が敵に領域を展開された際の対抗策が、“簡易領域”です。
シン・陰流は呪術全盛の平安時代に蘆屋貞綱(あしやさだつな)によって考案された、領域から身を守るための弱者の“領域”。
シン・陰流は術式を持たない日下部が、呪術師として生き残るために仕方なく身につけたものでした。
日下部は、呪術師として生きていてくために、剣技を磨き、また勉強も相当したのでしょう。
羂索の【うずまき】から三輪を守った時、羂索が「シン・陰流か…よかったよ 少しは薀蓄がある奴が来てくれてて」と言っていたことから、羂索も一目置くくらいに腕が立つのだとわかります。
面倒くさがりだが情に厚い性格
普段は面倒くさがりの日下部ですが、夜蛾への恩義からパンダを助けたり、身を挺して仲間を守ったりと、意外と情に厚い性格です。
「死にたくない」「できるだけ強い相手とは戦いたくない」というのも本音でしょうが、それでも大人として、教師としての矜持もあります。
本当に自分の命だけを守りたければ、宿儺戦に参加などしないでしょう。
けれど、彼は宿儺戦での作戦会議で指揮を執り、自らは最前線に立って戦っています。
仲間や生徒が死地へ赴く中、背中を向けて逃げられるほど無責任ではないのでしょう。
日下部のモデルは渡部篤郎?
公式ファンブックでは、日下部の名前の由来は「某俳優から」と書かれています。
この「某俳優」が誰かは明らかにされていませんが、使われている字や雰囲気から、“渡部篤郎(わたべあつろう)”さんではないかと言われています。
言われてみれば、外見の雰囲気もなんとなく似ている気がする?
\ 「呪術廻戦」全巻無料で試し読みOK /
【呪術廻戦】日下部の声優は三木眞一郎さん
日下部の声優は三木眞一郎さんで、81プロデュース所属の声優さんです。
キャラクターの人生を再現するのが仕事というスタンスを貫いて活動し、2010年と2014年に声優アワードを受賞されています。
日下部篤也役:三木眞一郎さんの出演作品
- ポケットモンスターのコジロウ、複数のポケモン
- 銀魂の坂本辰馬
- 鋼の錬金術師 FULLMETAL ALCHEMISTのロイ・マスタング
- 薄桜鬼の土方歳三
- BLEACHの浦原喜助
- 鬼滅の刃の竈門炭十郎
など数多くの作品に出演されています。
\ 「呪術廻戦」全巻無料で試し読みOK /
【呪術廻戦】日下部は死亡?虎杖との入れ替わりの理由:まとめ
- 日下部篤也は、2024年1月時点では生存している
- しかし、宿儺戦で最前線に立ち、いつ命を落とすかわからない状況にある
- 術式のない日下部は、戦いの中で命を落とす可能性も高いが、運よく生き延びる可能性もある
- 宿儺戦の前に虎杖に何らかの稽古をつけており、その際に虎杖と中身が入れ替わっていたことで様々が考察が生まれている!
面倒くさがりの日下部が、嫌々ながらもきちんと現場へ馳せ参じる姿はとても人間らしく、なんだか憎めません。
のらりくらりと面倒ごとを避けながらも、戦うととても強く、意外とインテリなことも明らかになりました。
宿儺戦では参謀としても戦闘員としても手腕を発揮し、今後の活躍がますます楽しみです!
「死にたくない」と言いながらも仲間を庇うことにためらいがなく、こういう人が意外と生き残るのでは!?
というか、仲間をこれ以上失わないためにも生き残ってほしいね!
本誌は宿儺戦の真っ最中、毎話気が抜けずドキドキの展開!
アニメはひと段落したけれど、漫画は今アツいところ!ぜひチェックを!!
【呪術廻戦のマンガとアニメを見るなら】
コミックシーモア | ★新規登録で1冊70%OFF ・NTTソルマーレ運営 ・15年以上の運営実績あり ・月額コースで漫画が実質無料 ・オリジナル作品が面白い! ・配信作品数ダントツ 公式サイト |
U-NEXT | ★1期&2期配信中 ・見放題 ・呪術廻戦0も見放題 ・月額税込2,189円 ・31日間無料体験あり ・毎月1,200円分のポイント ・配信本数ならダントツ! 公式サイト |