ヨミヨミの実の能力で生き返ったガイコツ・ブルックとの出会いから始まる「ワンピース」のスリラーバーク編は、王下七武海であるゲッコー・モリアと対峙します。
またモリアだけでなく王下七武海のバーソロミュー・くまも登場する編となり、今後の展開へ進むための大事な伏線が多く散りばめられています。
今回は、スリラーバーク編の漫画は何巻までなのかや、アニメは何年放送?、ネタバレやつまらないと言われている理由を深堀りしていきたいと思います。
【ワンピース】スリラーバークは何話?漫画は何巻・アニメは何年に放送?
漫画の話数 | 46巻442話〜50巻490話(全48話) |
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アニメの話数 | 第337話〜第381話(全44話) |
アニメ放送期間 | 2008年1月6日~2008年12月14日 |
監督 | なし |
シリーズ構成 | 武上純希→上坂浩彦→米村正二 |
アニメーション制作 | 東映アニメーション |
OP | 337-372「Jungle P」5050(フィフティー・フィフティー) 373-394「ウィーアー!~10周年Ver.~」東方神起 |
ED | 2006年10月以降EDテーマを廃止 |
大人気韓国アイドル5人組の「東方神起」が初代OPテーマである「ウィーアー!」をカバーしました。
現在は2人組の東方神起ですが、放送時は日本でも東方神起ファンが急増していた時期でもあり人気漫画「ワンピース」と「東方神起」のコラボはとても話題になりました。
【ワンピース】スリラーバークは何話?漫画は何巻までかネタバレあらすじ
〝時は大海賊時代。 いまや伝説の海賊王G・ロジャーの遺した『ひとつなぎの大秘宝』を巡って、幾人もの海賊達が戦っていた。〟
それでは早速、スリラーバーク編に該当する原作漫画46巻〜50巻までの内容をご紹介します!
「ワンピース」46巻のあらすじ
麦わらの一味はウォーターセブンを出港し新たな船・サニー号を楽しんでいると、突如目の前にゴーストシップが現れました。
ゴーストシップに乗っていたのは、なんとヨミヨミの実で生き返ったガイコツのブルックです。
ルフィはブルックに興味津々ですぐに仲間に誘いますが、ブルックはある男に影をとられ陽の元で過ごせない身体になっていたため誘いを断るのでした。
そんな中サニー号は大きな揺れにあい王下七武海・ゲッコーモリアの船、スリラーバークに囲われてしまいます。
スリラーバークに降り立った麦わらの一味は、天才外科医ドクトル・ホグバックとゲッコーモリアのカゲカゲの実の力で作り出されたゾンビたちと遭遇し戦いが始まります。
「ワンピース」47巻のあらすじ
スリラーバークに入った麦わらの一味でしたが、次々と仲間が消えていく事態に…。
ゲッコー・モリアに捕まってしまったゾロ・サンジたちは、モリアによって新たなゾンビを作り出すため影を奪われていたのです。
各所でゾンビと戦う麦わらの一味の前にブルックが現れ、ゾンビの弱点を知らせます。
ブルックはモリアに奪われた影を取り返し、過去の仲間とした約束を果たすため共に戦うことに。
しかしルフィが捕まり影を奪われてしまい、魔人オーズの身体に影を入れられてしまいます。
「ワンピース」48巻のあらすじ
日の出までに影を取り戻すスリラーバークvs麦わらの一味の戦いが始まりました。
スリラーバークの四怪人の一人、アブロサムはナミを連れ去り追いかけてきたサンジと戦いに。
同じく四怪人のペローナはウソップとのネガティブ対決になります。
ゾロはブルックの影が入った侍・リョーマのゾンビと、チョッパーは尊敬していたドクトル・ホグバックと戦います。
「ワンピース」49巻のあらすじ
オーズとモリアを倒すべく連携しながら戦う麦わらの一味ですが、オーズのデカさに太刀打ちできません。
そんな中スリラーバークにいた、モリアに影を取られた被害者の会が集めた総勢100人分の影を身体に取り込んだルフィは一定期間の超パワーを発揮するナイトメアルフィに進化します!
その頃、スリラーバークに王下七武海・バーソロミューくまが密かに上陸していました。
「ワンピース」50巻のあらすじ
なんとか日の出前にオーズとモリアを倒し影を取り返したルフィは戦いの疲れから気を失ってしまいます。
そこにバーソロミューくまがやってきて、ルフィの首を取るため攻撃を開始します。
くまの攻撃で気絶をした麦わらの一味たちでしたが、ゾロは自らの命を差し出すことで仲間を見逃してくれと頼みます。
くまはニキュニキュの実の力でルフィの痛みを弾き出し、この痛みをゾロが耐えることで見逃すことを約束に去っていきます…。
目覚めたルフィたちは血まみれのゾロを発見し、経緯を尋ねますが何もなかったと教えてくれません。
戦いに勝ち、被害者の会のみんなと宴会をしているなか、ルフィはブルックをもう一度仲間に誘います。
ブルックは果たせなかった仲間との約束をもう一度叶えるため、ルフィの誘いに乗り共に海へ出ることに!
麦わらの一味に音楽家兼剣士のブルックが仲間になります!
【ワンピース】スリラーバークの見どころやポイント・神回を紹介
スリラーバーク編のみどころ・名場面を3つご紹介します。
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①双子岬のラブーンとの約束
悪魔の実「ヨミヨミの実」の力で一度は死に生き返ったガイコツ・ブルックには果たさなければならない仲間との約束がありました。
ブルックが蘇る前所属していたルンバー海賊団は西の海(ウエストブルー)からグランドラインに入った際、ラブーンというクジラの仲間を双子岬のクロッカスに預け「世界一周したら迎えにくる」という約束をして航海にでました。
しかしその約束を果たすことができずルンバー海賊団は全滅してしまいます。
麦わらの一味もグランドラインに入ったすぐの時に双子岬で巨大クジラ・ラブーンに出会い迎えに来てくれず悲しむラブーンと新たな約束をして航海にでました。
待っていてくれたと知ったブルックは、ルンバー海賊団が残した音楽をラブーンに届ける約束を果たすため新たな航海へ出ます!
②ネガティブで負けないウソップVSペローナ
戦闘において逃げ腰のウソップが頼もしく大活躍をする回となります!
ペローナが従えるネガティブゴーストには実態がなく身体を通り抜けられるとどんな強者も戦闘意欲を削がれネガティブになってしまいます。
ゾロもサンジもペローナにやられていた中ウソップだけにはネガティブゴーストの効果がありません!
それはウソップが最強のネガティブだから!!
ここは俺に任せろとウソップが珍しく頼もしい回になっています。
③ゾロの武士道「…なにも!!!なかった!!!…」
ゲッコー・モリアとの戦いを終え気絶しているルフィとボロボロの麦わらの一味の前に王下七武海バーソロミュー・くまが現れます。
くまの攻撃をくらいほとんどが気絶するなかゾロはなんとか持ちこたえ、ルフィの首をとるというくまに対し自分の命で仲間の命を見逃してくれと頼みます。
そんなゾロに対しくまはルフィの身体から疲労・苦痛の塊を抽出し、この苦痛をすべて受けてみよと伝え去っていきます。
元々がボロボロのゾロにとってルフィの苦痛を背負うことは死に至る可能性もありますが、ゾロは約束通り苦痛の塊を浴び続けます。
目が覚めた麦わらの一味の前に血まみれのゾロが立っており、理由を聞いた仲間にゾロは「…なにも!!!なかった!!!…」と答えます。
ルフィに自分の苦痛を背負わしてしまったという負い目を感じさせることがないように、何も言わないゾロの漢気と武士道に惚れるシーンです。
【ワンピース】スリラーバークがつまらない?面白いのに低評価の理由
王下七武海が二人も登場する編にも関わらず、スリラーバーク編は一部からつまらないという意見もあるようです。
なぜなのでしょうか。
つまらないと言われる理由を考えてみました!
前後の展開と比較されがち
スリラーバークの前の編はウォーターセブンからエニエスロビーが2編続いたストーリー展開で壮大さがあったためか、その後に見ると少しインパクトにかけてしまいます。
ブルックが登場した時がスリラーバーク編で一番印象的なシーンでした。
そしてスリラーバーク編の後は、シャボンディ諸島編になります。
シャボンディ諸島編では、これからルフィと共に新世界を暴れまわるキッドやローたちの登場回なので重要な編となります。
この前後に比べると、スリラーバーク編は箸休め感が否めないという意見があるようです。
ただスリラーバーク編には多数の伏線が散りばめられているので、後々大事な編だったということが分かります。
敵が弱い
スリラーバーク編の敵は基本的にゾンビです。
通常のゾンビより強い将軍級ゾンビもいますが、CP9を倒してきた後なのでルフィたちの敵ではありません。
実際ゾンビには苦戦せず蹴散らしています。
オーズもゾンビで痛みを感じない身体だからこそ強敵でしたが、何度も致命傷を与えているので強くはありません。
今後の展開でもわかりますが、モリアは七武海の中でも弱い位置づけになっています。
世界政府直下の諜報機関CP9を倒してきた麦わらの一味の次の相手としては弱いのではないかという印象です。
【ワンピース】スリラーバークで仲間になったキャラはいる?
スリラーバーク編では、音楽家兼剣士のブルックが麦わらの一味に加わりました。
ルフィは、海賊になった当初からずっと音楽家を仲間にしたいと言い続けていました!
「海賊は歌う」というルフィのイメージがあるようで、念願の音楽家が加わりよりにぎやかになりましたね!
スリラーバーク編のラストでも全員で「ビンクスの酒」を合唱するシーンがあります。
ブルックがラブーンの仲間であったという深い縁もあり、一緒に世界一周をしてラブーンに会いにいくところがみたいです!
【ワンピース】スリラーバークの敵は?
スリラーバーク編な主な敵と能力を一覧にしました。
多数の敵が登場しましたがほとんどがゾンビだったため、今回はゾンビ以外のモリアの直属の部下と七武海二人をご紹介します。
名前 | 初登場 | 能力・技 |
---|---|---|
ゲッコー・モリア | 47巻455話 | カゲカゲの実 |
ドクトル・ホグバック | 46巻446話 | 改造・医療 |
アブサロム | 46巻449話 | スケスケの実 |
ペローナ | 46巻449話 | ホロホロの実 |
バーソロミュー・くま | 49巻473話 | ニキュニキュの実 |
【ワンピース】スリラーバークの次は何編?
ブルックを新たな仲間に向かい入れ、次なる目的地魚人島を目指します。
深海にあるという魚人島への行き方が分からないでいると、海王類に飲み込まれていた人形ケイミーとヒトデのパッパグに出会います。
ケイミーの友達はっちゃんを救うべく天竜人がいるシャボンディ諸島へ降り立ちますが同じ頃、島にはルフィと同時期に頭角を表した超新星の海賊たちが集まってっていたのです。
そんな中ケイミーが人攫いに攫われ競売にかけられることになり、ルフィは島での禁忌天竜人を殴るという大事件を起こしてしまいます!
海軍が押し寄せ島は大パニック状態に。
そこへバーソロミューくまがやってきて麦わらの一味を次々とニキュニキュの実の力で消してしまいます…。
★スリラーバークの次”シャボンディ諸島編”の記事はこちら
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【ワンピース】スリラーバークではガイコツ紳士・ブルックが仲間に!
- スリラーバーク編は原作漫画の46巻〜50巻までの内容
- スリラーバーク編のアニメは第337話〜第381話まで
- スリラーバーク編では音楽家で剣士のブルックが仲間になった
- スリラーバーク編では王下七武海が2人登場するが、モリアは弱い位置付け
フランキーに続いてブルックが仲間になりました!
そしてブルックがまさかのラブーンの仲間だったという事実も判明し、さらにこの後の展開が楽しみになりましたね。
一部からつまらないと批判的な意見もあるスリラーバーク編ですが、新世界編に突入後ここからたくさんの伏線が回収されます。
なので箸休め感が多少ある印象かもしれませんが、しっかり読むことをおすすめします!
漫画は最終章に入り、実写ドラマの続編も公開されるなどワンピースの勢いはさらに増していて今後が楽しみです!
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