2024年11月14日に最終回を迎えた【推しの子】で、星野アクアは死亡したのか!?
この記事はアクアの死亡や死亡シーンと死因について解説しています。
結論からいうと、最終回まで期待して待ちましたがアクアの死亡は確定しました。
全ての元凶で宿敵であるカミキヒカルとどう決着をつけたのか、振り返っていきましょう。
【推しの子】アクアの死亡が確定?2024年11月最終報
2024年11月14日に最終回を迎えた【推しの子】。
結論からいうとアクアの死亡は確定で、最終回で再登場することはありませんでした。
アクアは一連の事件の真犯人であるカミキヒカルと対峙した末に、一緒に崖から転落して最終的には死亡します。
主要キャラクターが死亡するバッドエンドが覆らないまま物語が終わってしまったので、困惑する読者が続出している状態です。
筆者も最終回を読んだあと、どのように気持ちを整理して良いか非常に困っている状態です。
【推しの子】アクアが死亡するまでの経緯:死亡シーンは何話?
ここからは、アクアが死亡するまでの経緯を解説します。
アクアがカミキヒカルと対峙してから死亡するまでは【推しの子】160話〜164話(単行本16巻/最終巻に収録予定)で描かれており、165話ではアクアの葬儀が営まれています。
新生B小町ライブの裏でカミキヒカルと対峙
新生B小町のライブ最中に対峙するアクアとカミキヒカル。
カミキヒカルは全ての殺人・事件に関してギリギリの線で関わらず、自分は手を汚さない教唆犯であり、実の娘であるルビーをも殺そうとしていました。
アクアはルビーの未来を守るために、カミキヒカルにナイフを向けます。
カミキヒカルと共に崖から落下
ナイフを向けるアクアに対して「人殺しの妹」としてのルビーの未来を天秤にかけるカミキヒカル。
アクアにはあらゆる人の気持ちに答えたり恩返しをするという夢がありましたが、それを全部捨てででも妹(ルビー)の未来を守るという強い決意がありました。
カミキヒカルを殺しルビーの未来を守る方法はただ1つ…アクアは持っていたナイフでカミキヒカルではなく自分の腹部を刺したのです。
アクアは映画の脚本をめぐってカミキヒカルとトラブルになり、刃傷沙汰の末、共に崖から転落死をした…という恐るべき脚本を描いていたのです。
「メディアと世間は真実を求めない」というカミキヒカルの発言を逆手に取った言動でした。
アクアとカミキヒカルは2人で崖から落ちていきます。
死の直前に見た走馬灯
海に落下したアクアはカ、ミキヒカルの首を絞めてトドメを指します。
カミキヒカルはアクアに抵抗しようとしますが落下した際に岩場に打ったことと、雨宮ゴローの幻影によって海の底に引き込まれて死亡。
アクアは海を漂いながら転生した自分の使命が「妹を一番そばで守ること」と再確認しました。
続く第163話では雨宮ゴロー時代の走馬灯が描かれます。
死ぬ直前にアクアはツクヨミと再会し、『星野アクア』としての人生を全うしたことを告げられました。
20km離れた海岸で発見される
海の中を漂うアクアは酸素が尽きて後悔と苦しみでもがき苦しみますが、最後はB小町のメンバーを思い浮かべ、微笑んだ表情で死亡しました。
【推しの子】第164話の黒川あかねのモノローグによると、アクアの遺体は落下した地点から20キロ離れた場所で漁師によって発見されたことが明らかになっています。
アクアが死亡してからどのくらい海を漂っていたかは不明ですが、冬の海の温度のため遺体の損傷は少なかったとのこと。
世間的には映画の脚本をめぐってトラブルとなり、アクアがカミキヒカルの逆恨みを受けて殺されたと報道されており、有馬かなやMEMちょ、斉藤夫妻はテレビのニュースで初めて知ることになります。
今回のアクアの計画と真実知るのは黒川あかねだけで、アクアがなくなった海岸に花を手向ける様子が描かれていました。
アクアの葬儀が営まれる
続く【推しの子】最終回直前の第165話ではアクアの葬儀が営まれます。
棺に収まったアクアを見た有馬かながビンタをするなど大荒れでしたが、アクアの葬儀にはたくさんの人が集まりました。
そして五反田監督と鏑木Pの意向によりアクアの遺作となった映画「15年の嘘」も公開されて大ヒットしたことが描かれています。
ここまではっきり死亡シーンを描かれており、さらに映画は”遺作”と言われていることからアクアの死亡は確定で、生き返る可能性はないと考えて良いでしょう。
【推しの子】アクアの死因と殺した犯人は誰?
アクアは自分の腹部をナイフで刺してからカミキヒカルと共に崖から飛び降りています。
死ぬ気でカミキヒカルに立ち向かっていきましたが、その時点では助かる可能性が何%かあったため、自死と認定するのは難しいと考えます。
アクアの直接の死因は腹部からの失血死と海に沈んだことの窒息死。
しかし世間的にはアクアがカミキヒカルからの逆恨みを受けて”殺された”という内容で報道されました。
そのため、表向きの犯人はカミキヒカルということになっています。
【推しの子】アクアが死亡する可能性/フラグはあった?
これまでにアクアが死亡する可能性はあったのでしょうか?
【推しの子】作中からアクアの死亡する可能性/フラグについて振り返ります。
アクアの目には星があった
カミキヒカルは、星野アイのように目に星が現れる人物を狙っていました。
アクアの片目にも星がありましたが、カミキヒカルが狙っていたのはアイを越える才能がある女性だったため、目に星があるという理由で、男性であるアクアが狙われる可能性はありませんでした。
ルビーを守って死亡する可能性
アクアはルビーを守って死亡する可能性が考えられていました。
ルビーはアイドルとしてメキメキ成長し、”アイを越えようとする才能”を持つ人物として、カミキヒカルからも目をつけられる存在になります。
新生B小町、有馬かなの卒業公演当日にはカミキヒカルによってけしかけられたニノ(新野冬子)が自宅を襲撃しましたが、アクアや黒川あかね、事務所の大人たちの手によって犯人を確保。
新生B小町のライブ最中にカミキヒカルと対峙していることから、結果的にアクアはルビーとルビーの未来を守るために死亡したと考えて良いでしょう。
【推しの子】アクアが死亡→転生する可能性はあった?
死亡という悲しい結末を迎えてしまったアクア。
アクアが転生する可能性はあったのでしょうか…?今となってはたらればの内容ですが、考察してみました。
ゴローが転生したようにアクアも転生する可能性
アクアは前世が医者だった雨宮ゴローが転生したキャラクターです。
そのため、ゴローのようにアクアも転生を繰り返すのではないかと予想・考察されていました。
ルビーや有馬かな、黒川あかねの子供として転生してくる可能性も考えられていましたが、そういう展開もなく最終回を迎えてしまいました。
転生して幸せになってほしいという願い
雨宮ゴローとして死亡し、”推しの”星野アイの子供として転生してきたアクア。
ゴローが不遇な死を遂げ、アイもストーカーにより刺殺されたため、読者からはアクアには幸せになってほしいという願いが多くありました。
また【推しの子】では転生や転生者が鍵になっており、さまざまな考察がされてきたため、死亡したアクアも最終回で転生するのではという期待がありました。
もちろん私もアクアとルビーの幸せを願っていた読者の1人。もう少し一捻りあるか!?と思った最終回ですが、アクアが一度も登場しないのは寂しい限りです。
【推しの子】アクアの前世の死因は?
アクアの前世は雨宮ゴローで、B小町アイのガチ勢。
宮崎県の病院に勤務する産婦人科医で、双子を妊娠したアイの担当医となり、お産を担当する約束をします。
しかしアイの出産当日に病院付近をうろついていた不審な人物に追い詰められ、崖から転落して死亡。
アイは無事出産を終えますが、ゴローはそれ以来失踪扱いになっていました。
ルビーや有馬かな、MEMちょの新生B小町がMV撮影の際に宮崎県を訪れた際に、ルビーが白骨化したゴローの遺体を発見。
のちにゴローを追い詰めた犯人はアイに対して複雑な気持ちを抱いていた元B小町のニノこと新野冬子とその彼氏である菅野良介(リョースケ)だったことが明らかになります。
【推しの子】アクア死亡に関する世間の反応
アクアの死亡に関するSNSでの主な反応は以下のとおりです。
- どうしてこうなった?
- 何がしたいかわからない
- 過去のゴローに転生してループ→アイを救う展開にならないかな?
- 復讐者が生き残りハッピーエンドは納得的ないからアクアの死亡には納得
- ヒロイン戦争がどうなるのか…
- 結局誰の夢も叶っていない
- トゥルーエンド回やif回を期待しています
1番多いリアクションは、アクアの死亡やバッドエンドに関する驚きや戸惑いの声。
また、復讐者であるアクアが報われてハッピーエンドに落ち着くことに納得できず、死亡エンドは妥当という声もありました。
転生を期待する読者やアクアの幸せを願う読者がたくさんいたことも事実なので、アクア死亡に関するメリットは何も誰にもなかったことに疑問が残ります。
【推しの子】アクアは死亡確定…最終回まで生き返ることはなかった
- 【推しの子】アクアの死亡シーンが描かれるのは164話で165話では葬儀が営まれている
- アクアは自分の腹部を刺し、対峙した末にカミキヒカルと崖から転落している
- アクアの死因は腹部からの失血死と海中での窒息死
- アクアを殺した犯人は表向きにはカミキヒカルとなっている
最終回を迎えた【推しの子】でアクアの死亡が確定しました…。
最終回でアクアが転生する願いもたくさんありましたが、それも叶わず残念に思った読者も多いことでしょう。
カミキヒカルへの復讐を果たすことはできましたが、残された人たちのことは考えなかったのかな?と思うとモヤモヤしてしまいます…。
まさか実写ドラマ&映画やアニメで結末が変わる…!?ということはないと思いますが、もう少し深く描いて欲しかったなというのが本音です。
原作漫画は最終回を迎えましたが、アニメ続編&実写ドラマと映画はまだまだこれからなので、【推しの子】から目が離せそうにありませんね。
★【推しの子】アニメと実写に関する情報はこちら!