【推しの子】実写キャストがひどい?炎上や批判の理由を考察

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【推しの子】は、2023年にTVアニメが放送されYOASOBIによる主題歌「アイドル」が大ヒットし、社会現象になりました。

満を持して実写化されるということで、様々な意見が飛び交っています。

漫画原作の実写化にはつきものですが、否定的な反応を示している原作ファンもいるようです。

こちらでは、【推しの子】のキャストにまつわる炎上騒動や批判の内容について紹介していきます。

この記事には作品のネタバレを含む部分があります。未読の方はご注意ください。

目次

【推しの子】実写キャストがひどい?炎上した4つの理由

【推しの子】の実写化に出演するキャストがひどいと言われている理由ついて解説します。

大きく4つのピックアップしたため、参考にしてみてください。

※↑リンクをクリックで知りたい項目へ飛べます。

①コスプレ感が強い

【推しの子】キービジュアル
(C)赤坂アカ×横槍メンゴ/集英社・東映 (C)赤坂アカ×横槍メンゴ/集英社・2024 映画【推しの子】製作委員会

【推しの子】は、芸能界で活躍するアイドルの光と闇を描いた作品です。

そのため、作中で登場するキャラクターの衣装は煌びやかで華やかなものが、使用されています。

しかし、実写化にあたって公開されたビジュアルに「無理があるのでは?」、「コスプレ感が強い」という声が上がりました。

確かに静止画で見ると、華やかな衣装がコスプレのように見えてしまう人はいるかもしれません。

ただ、俳優が実際に衣装を着て歌って踊っている姿を見ると、掌を返す可能性は大いにあるでしょう。

大人気作の実写化になると、キャスティングも慎重に行っているはずです。

本編を見ると、「想像よりよかった!」という声が挙がることを期待しています!

②若手が多く実力派キャストが少ない

キャスティングを不安視する根拠として、若手メインで経験豊富な実力派俳優が少ないことが挙げられています。

確かに、実写のドラマや映画への出演歴が少ない若手中心のキャスティングになっています。

しかし、経験豊富な俳優をキャスティングすることは、元々の俳優のイメージが強くなりすぎるリスクもあるのではないでしょうか。

【推しの子】のキャスティングは、アイドルやアーティストとして経験豊富で人気がありながら俳優としてのイメージは固まっておらず、バランスのいいものだと感じました。

演技力については未知数でありながらも、実写化されても「ちゃんとアイドルに見える」ことを優先したのだと思います。

今回の出演者は、メジャー作品の出演が少ないだけでドラマやアニメの出演経験があるので、実際の演技で批判を覆してくれるでしょう。

③子役の演技への不安

【推しの子】では、赤ちゃんだった頃のアクアたちが、幼いながらにオタ芸を披露するシーンがあります。

ディテールを再現するにあたって、実際の子役ではかなり厳しいのではないかと不安の声が挙がっています。

まず子役が無理だとして、代わりにCGで再現するのもかなり厳しいでしょう。

演技の付け方を変えるか、シーンをまるごとカットするかの選択になるでしょうが、【推しの子】を代表する名場面なので、実際の作品ではどうするかに注目が集まります。

④目の星がない!?

【推しの子】アニメ第10話
引用元:【推しの子】公式

さらに細かいディテールでいくと、アイやアクアの目にある星が再現されていないことに、憤りを感じているファンもいるようです。

目の星には、カリスマ性と強い感情を示していると言われていますが、実際の実写化ではどのように描写されるか明らかになっていません。

さすがにここまで象徴的なモチーフを無視するわけにはいかないので、CGによる加工で再現する可能性は高いと思います。

映像表現の難易度から、一部設定を変更して目の中の星の扱いが少し変わるのかもしれません。

>【推しの子】目の星の意味は?

【推しの子】そもそも実写に対する批判・炎上の意見も

【推しの子】のキャストだけでなく、そもそも実写化すること自体に対する炎上や、批判の声もあります。

人気原作の実写化にあたって、避けて通れない道ですが、各意見を紹介していきます。

原作漫画を”完璧に”再現できるか不安

もともと漫画原作作品を実写化することは否定的な意見が上がりやすいですが、アニメーションの技術の向上により、さらに逆風は強まっている印象があります。

絵やアニメーションだからできる表現を、実写にすることはどうしても制約がつきまとうでしょう。

TVアニメシリーズは原作の内容を省略することなく描くことができますが、2時間の映画になるとダイジェスト版のようになってしまうことも、否定的な意見が生まれる理由です。

原作の”完璧な再現”が以前より強く求められる時代に、【推しの子】の実写はかなりリスクある挑戦だと思います。

ただ、漫画を実写に置き換えることで新たに生まれる可能性もあると思うので、実写化ならではの化学反応に期待したいところです。

芸能界の裏側を映画やドラマで描くことへの不安

【推しの子】は、キャッチーなビジュアルとは裏腹に、芸能界の裏側をかなり生々しく描いたことも画期的だと評価されました。

しかし、まさしく芸能界が絡んでいる実写映画となると、ダークな部分が薄まってしまうのではないかという不安の声が上がっています。

原作をどこまで描くかははっきり公表されていませんが、実写版の【推しの子】は映画とアマプラのドラマシリーズで配信されるため、しっかり切り込めるのではないかと思います。

実写化の製作スタッフに対して厳しいコメントを出している原作者の赤坂アカさんがGOサインを出したことから、芸能界の裏側については逃げずに描くのではないでしょうか。

原作漫画から何も学んでいない

【推しの子】の「2.5次元編」で原作者と映像化スタッフとの軋轢にかなりフォーカスをあてて描いていたことから、原作から意図を理解できていないのではないかという厳しい指摘もあります。

「2.5次元編」は、原作者と2.5次元舞台のスタッフの間で、伝言のやり取りが続いて現場が混乱してしまうという描写がありました。

原作との解釈違いについても描かれており、まさしく【推しの子】実写化を予見したような内容です。

映像化する製作陣が、「2.5次元編」のエピソードを知らないことはないと思うので、実写化する覚悟と誠実さを感じさせる作品になっていることを期待します。

>【推しの子】2.5次元編の復習はアニメ2期で!

そもそも漫画の実写化に対して批判的な意見が多い

過去に漫画原作が、中途半端な改変や解釈違いの映像化をされたケースは多くあるため、そもそも漫画の実写化については今でも批判的な意見が多くあります。

また、原作者と映像化製作陣のやり取りの行き違いによるトラブルが報じられることもあり、実写化への風当たりは強まるばかりです。

漫画はキャラクターの声が聞こえない表現物なので、ファンによるそれぞれのイメージを膨らませていくことが多いです。

原作への理解が至っていなかったり、愛や敬意が感じられない作品には、漫画原作のファンはがっかりしてしまいます。

【推しの子】は、近年でも有数の人気作品になるため、作品を愛するファンを裏切ることはないようにして欲しいですね。

【推しの子】実写・キャストに対する批判の声

【推しの子】実写化に対する批判の声をまとめました。

  • キャストは豪華だけど、【推しの子】の世界観を再現できるのか…
  • 一般層よりそれぞれのキャストのファンの方が観たいって思いそう
  • 漫画の実写化は、自分のイメージと違うことが多いから不安…
  • 漫画の内容をちゃんとまとめられるのか心配

厳しい意見が多いですが、【推しの子】人気の裏返しでもあると思います。

全体的に、世界観の再現と自分のイメージと合致するかどうかに不安を感じている意見が多い印象です。

【推しの子】実写・キャストに対する賛成の声

批判が上がることも多い【推しの子】実写化ですが、反対に肯定的な意見もあります。

  • B小町の映像見てから期待値が上がった、歌唱力、ビジュアルも最高
  • あのちゃん、原菜乃華ちゃん、齋藤なぎさちゃんが、ハマり役
  • 漫画原作の実写化は「2.5次元編」で相当批判していたから逆に相当気合いれて作りそう
  • 脇役のキャスティングが豪華過ぎて楽しみ

予告の映像や、劇中ユニットのB小町のYoutubeチャンネルが公開されてから、期待値が上がってきています。

静止画のビジュアルを見て不安だったファンが、映像で見て「思ったよりもいい!」と少しホッとしているのかもしれません。

【推しの子】実写に対する赤坂アカ先生のコメントは?

【推しの子】の実写化にあたって、原作者である赤坂アカ先生がコメントを発表していました。

赤坂アカ先生のコメント
引用元:【推しの子】ドラマ公式X

かなり率直な意見に、読んでいるこちらも背筋が伸びてしまいます。

ただ、厳しい意見を述べながらも、実写化製作陣への期待も感じられるコメントです。

最後にファンへの呼びかけもあるように、実写化製作陣にプレッシャーをかけているため、どのような作品で応えるかが楽しみですね!

【推しの子】実写キャストは誰?

【推しの子】
(C)赤坂アカ×横槍メンゴ/集英社・東映 (C)赤坂アカ×横槍メンゴ/集英社・2024 映画【推しの子】製作委員会
キャスト名役名
櫻井海音アクア
齋藤飛鳥アイ
齊藤なぎさルビー
原菜乃華有馬かな
茅島みずき黒川あかね
あのMEMちょ
成田凌雨宮吾郎
杢代和人リョースケ
金子ノブアキ五反田泰志
倉科カナ斉藤ミヤコ
吉田鋼太郎斉藤壱護

実際にアイドル経験がある元乃木坂46の齋藤飛鳥さんや元「=LOVE」の齋藤なぎささんがメインキャストに起用されており、製作陣の本気が伝わってきます。

メインキャラクターと実際に演じる俳優たちの見た目がとても似ているというわけではないですが、実写版ならではの魅力を表現してくれるのではないでしょうか。

赤坂アカ先生と原作ファンからのプレッシャーを背負って、どのような演技を披露してくれるか楽しみです。

【推しの子】実写ドラマと映画の情報

【推しの子】の実写版は配信ドラマと劇場映画での公開が発表されています。

配信は、Amazon Prime Videoにて11月28日から世界独占配信で、劇場公開は12月20日からです。

配信ドラマ版は全8話構成で、1~6話を11月28日の21時、7話と8話を12月5日の21時から配信されます。

各話ごとに主題歌を担当するアーティストが異なり、MY FIRST STORY、Da-iCEらが務めることが決まりました。

映画版は、どのような構成をとるのかについてまだ公表されていません。

公開時期から考えると、ドラマの続きが映画版で展開されると考えていいのではないでしょうか。

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【推しの子】実写キャストがひどい?まとめ

  • 【推しの子】の実写化にあたって多くの意見が飛び交っている
  • 原作者の赤坂アカ先生は率直な意見を交えたコメントを出している
  • 【推しの子】は、11月29日から配信ドラマ、12月20日から映画版が公開される

【推しの子】の実写化キャストの発表にあたって、原作ファンから様々な意見が飛び交っています。

人気漫画の実写化は風当たりが強いですが、漫画を実写化した映画のクオリティは上昇傾向です。

赤坂アカ先生の言葉通り、しっかり見届けた上で自分なりの意見を持つのが良いと思います。

配信ドラマと映画が、それぞれ11月と12月に公開されるので、自分の目で確かめてみましょう!

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この記事を書いた人

濱口竜介監督と対談することが夢です。映画やアニメを見始めて間もない頃に「寝ても覚めても」を映画館で観て人生が変わりました。それは、今まで鑑賞したどの映画とも似つかわしくない衝撃的な映画体験でした。以後、濱口監督の作品とご自身による作品の分析に毎度感心させられ、映画の得体の知れない深さに驚きます。濱口監督には遥か及びませんが、自分も映画やアニメの魅力を伝えられる存在になりたいです!

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