アニメ化されたことで、一躍話題となった【推しの子】
そんな大人気マンガ・アニメ【推しの子】を気持ち悪いと感じている人もいるようです。
この記事では【推しの子】が気持ち悪いと言われている理由について詳しく解説していきます。
【推しの子】はキラキラとしたイラストからは想像できないような、転生・サスペンス系の青年漫画で復讐がテーマとなっている作品です。
【推しの子】気持ち悪いのはなぜ?理由を調査
【推しの子】が気持ち悪いと言われている理由を9つ、解説していきます。
- 16歳のアイが既に妊娠しているという設定が気持ち悪い
- アクアとルビーが赤ん坊なのに喋る設定が気持ち悪い
- アイの死亡シーンが気持ち悪い/グロい/怖い
- アクアの復讐心が気持ち悪い/怖い
- 黒川あかねの炎上騒動でのネットのコメントが気持ち悪い
- 目の星が気持ち悪い
- 芸能界の裏側描写が気持ち悪い
- ゴローとさりなの恋愛関係が気持ち悪い【最新ネタバレあり】
- 何が気持ち悪いのかわからないところが気持ち悪い
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①16歳のアイが既に妊娠しているという設定が気持ち悪い

未成年の妊娠がよく思われない世の中で、物語の鍵となる星野アイが16歳という若さで妊娠したというストーリーに気持ち悪さを覚える人もいるようです。
加えてアイドルという職業であること、相手も言えない、未婚で出産、という部分も相まって否定的な意見が出ています。
現実世界で16歳のアイドルが妊娠したとなったら大炎上することでしょう。
一般人であっても、子どもの責任をとれるのかなどの怒りや気味悪がられてしまうことも…
アイドルという職業でも、一人の人間ですし実際問題ありえなくはないことだと思います。
また、こういった話題に上がることで芸能人の熱愛報道や、妊娠、出産がよくないことと感じられてしまうというのも悲しい現実です。
本人とその相手が責任を持って生むことを決めたのであれば、若者であっても周囲の人たちは応援する、もしくは温かく見守る社会であってほしいと感じてしまいます。
②アクアとルビーが赤ん坊なのに喋る設定が気持ち悪い
アクアとルビーは赤ん坊のころから普通にしゃべっています。
この喋ることが出来る設定が気持ち悪いと感じてしまうようです。
実際に生まれてすぐの赤ん坊がしゃべり始めたら、驚きを通り越して怖さを感じると思います。
しかし、【推しの子】は前世の記憶を持った状態で転生する物語ですので、外見が赤ん坊でも中身は大人だったり小学生くらいと考えれば、喋ることが出来る赤ん坊でもおかしくはないですよね。
③アイの死亡シーンが気持ち悪い/グロい/怖い
アイの死亡シーンは物語序盤にあり、自宅に来たストーカーによって刺し殺されてしまいます。
その姿が妙にリアルでグロいシーンのため気持ち悪いと言われているようです。
刺し傷や廊下の血だまり、服が真っ赤に染まっていたことから出血量が多めに描かれていたのかもしれません。
そんなアイの血まみれになった姿が印象的でありながら、息絶えてしまった後の方が美しく見えるように描かれているため怖いと感じてしまうのだと考えられます。
しかし、読者がアイの死亡シーンを気持ち悪い、怖いと感じることはいいことではないでしょうか?
アイ自身や幼いアクアの感じた恐怖やトラウマが読者にも伝わっているということなので、より没入感を感じられる演出になっていると思います!
④アクアの復讐心が気持ち悪い/怖い

アクアは母親であるアイ、前世での推しを殺されたことで星野愛久愛海(ほしのあくあまりん)としての人生を復讐に捧げています。
その復讐への執着心がとても強いことが気持ち悪く、そして怖く感じてしまう原因。
芸能界に身を置いていることもアイと関係のあった男性に接触してDNA鑑定をするため、アイを死に追いやった自分の父親を探すことが原動力となっています。
そんな深い闇に落ちたような性格をしているアクアに、読者が恐怖を覚えることはとても自然なことでしょう。
サスペンスものには、読者の恐怖が物語を読んでいくうえでいい刺激になっていると思うので、これもまた原作者の思惑通りなのかもしれませんね。
⑤黒川あかねの炎上騒動でのネットのコメントが気持ち悪い
現実世界でも芸能人の一言や一瞬の行動が切り抜かれて炎上することがありますが、【推しの子】でもそのネットの炎上の仕方が用いられてるためリアルすぎて気持ち悪いという意見が出ていました。
恋愛リアリティショーでの黒川あかねに対するネットの声を一部紹介すると…
- 中学生のころから嫌われ者だった
- 性格悪そうな顔
- よく見たらブス
- 生きてて恥ずかしくないの?
- 生まれてきたことを反省しろ
と言った辛辣なコメントが数多く並んでいて、自分のことでなくても見ていていい気分ではありません。
読んでいるだけでも、読者や視聴者はリアルに心が痛んだ人も多かったと思います。
漫画だから、アニメだからいいということでは無く、現実でも起きていることなのでこれを機に誹謗中傷が減っていけばいいのですが…
【推しの子】ではネットの誹謗中傷が原因で黒川あかねが自殺未遂まで追い込まれることに。
アクアや番組出演者の協力によって炎上は収めることができました。
⑥目の星が気持ち悪い

【推しの子】のキャラクターの中でも、アイ、アクア、ルビーは少女漫画のようなキラキラした大きな目に星が描かれているのが印象的です。
この目の星が気持ち悪く感じてしまう人もいる様子。
しかし、この目の星はアイから子どもたちに受け継がれていることから、物語的に重要な意味を持っているのではと言われており、作品の鍵となる表現でもありました。
しかし原作漫画が最終回を迎えても、目の星の意味については明かされず謎のままになってしまいました…。
⑦芸能界の裏側描写が気持ち悪い
芸能界の裏側の大人たちの汚い部分や、暗い部分など表舞台では光の当たらない部分が【推しの子】では表現されているため、一読者から見ると気持ち悪く見えてしまいます。
どんな部分が気持ち悪く見えているかというと、
- 週刊誌の張り込み
- マスコミのターゲットの追いかけがストーカー並み
- 逮捕されないラインで攻めてくる
- 番組スタッフたちが演者の陰口をたたく
- パワハラディレクター
- スタッフが演者に炎上しそうなことを持ち掛ける
など、一般人の知らない芸能界の裏事情が気持ち悪さを出していました。
人間の汚い部分をドロドロと表現していて、意外とリアルな芸能界ってこんなところなのかも…とも感じられる部分です。
⑧ゴローとさりなの恋愛関係が気持ち悪い【最新ネタバレあり】
【推しの子】は転生ものでもあり、前世の雨宮五郎(ゴロー)がアクアに、天童寺さりながルビーに転生しています。
医者と患者以上の感情をもっていても二人は結ばれることはなく、亡くなってしまいました。
それだけであれば純愛物として美しかったかもしれませんが、双子として生まれ変わった現在、お互いの正体を知り、恋愛感情まで芽生えてしまっています。
また第143話では、演技とはいえ兄妹でのキスシーンまであります。
お互いにキスシーンがあることを理解していながらも、あまり嫌そうにしていない様子も見受けられ…
そのため、兄妹ものの恋愛として見えてしまい気持ち悪く感じてしまうようです。
⑨何が気持ち悪いのかわからないところが気持ち悪い
【推しの子】は様々な要素が入り混じった漫画といえます。
サスペンスであり、アイドル、芸能界の裏側も描かれていて、恋愛要素も含まれている作品です。
そのため、ずっと何か事件が起こりそうな不穏な空気が漂っていたり、恋愛パートになってもただの恋愛ではなさそうな雰囲気もあります。
決定的な事件が起こることは少ないですが、ずっと何か引っかかりのあるような空気が続いていくので、漠然とした不穏な空気を気持ち悪いと表現している人も多いようです。
また、作者が何を考えて【推しの子】を作成しているのか、次にどんな展開を持ってくるのかが考察しにくいため、作者の術中にはめられている感覚にもなります。
【推しの子】気持ち悪いのはなぜ?SNSでの評判を調査

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①【推しの子】全肯定オタク派
- やっぱりOPのYOASOBIの「アイドル」が好き!
- 闇の深いストーリーで衝撃的な事件も発生するから面白い
- テレビやネットなどの芸能界の裏側の暗さに驚き
- シリアス回だけでなく、日常の面白回も間にあるのがいい
②【推しの子】完全否定!気持ち悪い派
- 未成年アイドルの妊娠が受け入れらない
- アイドルの子どもとしてヲタクが転生しているのが気持ち悪い
- 育児をなめてる
- 芸能界の汚い大人たちが気持ち悪い
③【推しの子】気持ち悪いけど面白い…派
- ストーカーとか気持ち悪い描写もあるけど、話が面白いからやめられない
- 【推しの子】自体が理屈や感情などが入り混じった気持ち悪さを表す作品だと思う
- よく考えたら気持ち悪いのに、見ているときは没入感があってキャラに感情移入してしまう
- 漫画の絵だけで気持ち悪く思っていたけど、ストーリーは絵と真逆で面白かった
【推しの子】が気持ち悪いと思っている人へこれからの見どころ解説!
【推しの子】気持ち悪いって聞いてるからまだ読めてない…。
そんなあなたに今からでも遅くはないので、ぜひ【推しの子】を読んでほしいと思います。
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①【推しの子】のメインは復讐劇!
【推しの子】は作画だけ見ると、アイドルものだと思ってしまいまいがちな作品です。
実際私も「可愛い女の子がアイドルになる話かな?」くらいに思っていました。
しかし、実際はどす黒い人間模様が描かれたサスペンス復讐劇です。
また、転生ものが苦手…という人もいるのではないでしょうか?
【推しの子】はただ前世の記憶をもって転生するだけでなく前世と今の記憶、どちらも併せての復讐なので、転生だけではないというところが魅力的な部分!
人それぞれ好みはあると思いますが、食わず嫌いはもったいないと思いますので、ぜひ第1話を読んでみて【推しの子】の面白さを知ってもらいたいと思います。
②【推しの子】2期「2.5次元舞台編」の演技合戦がアツい!
アニメ第2期は「2.5次元舞台編」がメインになるストーリーです。
アクアの役者としての演技も本格的なものになっていくので、アクアの成長にも注目していきたいところ。
また「今ガチ」でアクアと恋人関係になった黒川あかねと、元天才子役で新生B小町に所属する有馬かな、この二人の若手女優の演技合戦が白熱していきます。
特に有馬かなは、今では受け身役者として周りに合わせた演技が上手くなっていますが、子役時代に培ってきたスター性があることをきっかけにあふれ出すことに…
お互いをライバルと心の中では認めているからこその熱い戦いになってきますので、女の戦いも目が離せません!
③事件の真相に迫るキャラが登場
アニメ第1期では、アイの死亡やアクア、ルビーの幼少期、新生B小町の誕生などがメインストーリーでした。
しかし、【推しの子】アニメ第2期ではアクアの復讐劇のヒントとなる人物が登場することに!
「2.5次元舞台編」では、目星をつけていた、「劇団ララライ」に所属する人々との交流が活発になっていくので、事件の真相に近づいていきます。
【推しの子】気持ち悪いのはなぜ?まとめ
- 【推しの子】はYOASOBIの「アイドル」効果もあって大人気アニメ!
- でも、転生もの、サスペンス、兄妹の恋愛ものとして気持ち悪いと感じてしまう人も中にはいる
- しかし、アニメ第2期から事件の真相に迫っていくので第1期より面白くなること間違いなし!
この記事では【推しの子】が気持ち悪いと言われる理由について解説してきました。
人それぞれ得手不得手は必ずあるものだと思いますので、苦手な人がいるのは仕方のないことだと思いますが、前評判や絵柄で【推しの子】を苦手と判断している人がいるならば勿体無いかもしれません。
【推しの子】原作漫画はすでに完結しており、単行本も最終巻を含めると全16巻で読みやすいストーリーです。
アニメや実写ドラマ・映画も制作されているので、自分の好きなタイプで【推しの子】を見て、その真意を確かめてみてはいかがでしょうか?
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