赤坂アカ先生と横槍メンゴ先生の強力タッグで世間を騒がせてきた【推しの子】原作漫画が最終回を迎えました。
この記事では【推しの子】最終回についていつ何話で完結したかと、最後はどうなったかを紹介しています。
ストーリーの結末と各キャラクターが最終回でどうなったのかを書いているので、原作漫画の補足として読んでいただけると幸いです。
また、原作漫画の最終回に触れる内容なので、アニメ派やこれから【推しの子】を見ようとしている方は注意してください。
【推しの子】最終回はいつ、何話で完結?
【推しの子】最終回は、2024年11月14日発売の週刊ヤングジャンプ50号で、全166話で完結しました。
ジャンプ+での最終回配信は、1週間遅れの11月21日(木曜日)です。
単行本の最終巻となる16巻(通常盤/スペシャルエディション)は、2024年12月18日水曜日に発売予定で、原作漫画の内容に加えて24ページの書き下ろしが収録されるということ。
雑誌では描かれていない内容に触れている可能性もあるので、全てのファン必見の内容となるでしょう。
【推しの子】最終回、最後どうなったか終わり方をネタバレ解説
ここからは、【推しの子】最終回のあらすじについて紹介するので、原作未読の方はご注意ください。
最終回直前となる第165話では、カミキヒカルと対峙した末に命を落としたアクアの葬儀が営まれました。
それ以来ふさぎ込んでいたルビーですが…?
アクアの死後、頑張って前に進もうとする登場人物たち
アクアの死後、誰も希望が持てない世の中で、ルビーは一人部屋に篭って泣き続けていました。
自分の部屋にあったアイのポスターを破ったり、トイレで嘔吐する姿や、風呂場でミヤコに抱きしめられている様子が描かれています。
ルビーの両目には黒い星が宿っていましたが、それでもアクアの死を乗り越えて立ち上がることを決意。
決意をした瞬間、ルビーの目の星の色は白く光り輝きました。
整理できない気持ちを抱いたまま、”生きていくこと”を選んだのはルビーだけではありません。
YouTubeを休止していたMEMちょの元に有馬かなが駆けつけ、2人はルビーに会いに行きました。
アイドル活動を再開させたルビー
ルビーはミヤコに掛け合い、MEMちょとともにアイドル活動を再開させます。
そして新メンバーを募るべく、B小町のオーディションを開催しました。
ルビーは今までしてきたアイドル活動で得たもの全てを生かして、芸能界に復帰。
世間もルビーの物語を悲劇のドラマと解釈し、”星野ルビー”という存在に夢中になっていったのです。
ルビー・B小町が東京ドームでのライブを成功させる
そしてルビー率いるB小町は、ついに東京ドームでのライブを成功させます。
B小町には新メンバーが増え、観客席では有馬かなと黒川あかね、舞台袖では斉藤壱護・ミヤコ夫妻が涙を流しながら見守っていました。
大勢の観客の中で1番光輝くルビーは、まさに”一番星そのもの”。
「ルビーは暗闇に光を照らす存在」と観客の少女は見惚れる姿も描かれていました。
ルビーはアイとアクアが照らしてくれた未来を突き進む
それから数日後…?ルビーはアイドルの仕事ができることに喜びを感じていました。
嘘に嘘を重ねなきゃいけなくて
どんな辛い事があっても ステージの上で楽しそうに笑わなきゃいけないお仕事
どうしようもないほど楽しいお仕事!
引用元:【推しの子】166話
ルビーの笑顔はかつてのアイを彷彿とさせるものでした。
ルビーはアイとアクアが照らしてくれた未来を突き進むことを決意し、今日も”アイドル”の仕事へ向かいます。
「行ってきます」と、ルビーが玄関の扉を開けたところで、物語は終わっています。
引用部分のルビーのセリフは、【推しの子】1巻第1話でアイが言っていたセリフと同じです。「嘘はとびきりの愛」と言っていたアイのように、ルビーも嘘を重ねていくことになるのでしょうか?【推しの子】の結末には賛否両論の意見が飛び交っています。
【推しの子】最終回、最後で主要キャラクターたちはどうなった?
ここからは、【推しの子】最終回で主要キャラクターたちがどうなったかを紹介します。
最終回第166話は、基本的に黒川あかねのモノローグを元に描かれているので、誰がどうなったかについては、基本的に”絵”のみで語られています。
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星野アクア
残念ながら、最終回でアクアが復活・転生復活することはありませんでした。
アクアはカミキヒカルと対峙した後、崖から転落して海中で窒息死。
その後、遺体が発見されて葬儀が営まれています(【推しの子】第165話)。
ファンにとってはバッドエンドでしたが、再び【推しの子】としてルビーの子供に転生する可能性があるかもしれません?
星野ルビー
前述した通りアクアの死後は塞ぎ込んでいましたが、それさえも養分にして再びアイドル活動を再開させました。
B小町も新メンバーを加えて復活し、最終的には東京ドームでのライブも大成功。
また学校にも復帰しているようです。
ルビーは、アイのような完璧で究極のアイドルになるべく邁進していくでしょう。
有馬かな
アクアの葬儀でアクアの遺体にビンタしたことから炎上しかけた有馬かな。
しかしその行動に隠されたものは、アクアが好きという純粋な気持ちでした。
アクアに気持ちを伝えられないまま先立たれ、ショックを受けたかなも塞ぎ込んでいましたが、MEMちょと一緒にルビーに会いにいきます。
最終回ではルビーをマスコミから守ったり、現場で突然涙を流してスタッフに心配されながらも、「もう1回」と挑戦する、変わらぬ役者魂を見せているようです。
B小町の東京ドームライブでは客席からルビーたちを応援する様子が描かれていました。
有馬かなの過去や未来については別で小説が発売されるということなので、本当の結末は小説で…ということになるかもしれませんね。
黒川あかね
【推しの子】本編では唯一”アクアの彼女”として一緒の時を過ごしてきたあかね。
あかねにあった数々の死亡フラグを乗り越え、最終回まで生存しててます。
アクアの葬儀では暴走するかなを抑えたり、最終回付近ではモノローグを担当する大切な役割を果たしていました。
冷静そうに見えるあかねですが、やはりアクアの死を飲み込めていないこともあり、ドッキリ番組でうまくリアクションが取れず、スタッフに謝り倒す姿が描かれています。
B小町の東京ドームライブでは有馬かなと一緒に、客席からルビーたちを応援していました。
黒川あかねの過去についても別途、小説が発売されるとのことでそちらをチェックです。
MEMちょ
人気YouTuberでB小町のメンバーでもあるMEMちょ(めむちょ)。
アクアの死後はYouTubeチャンネルの配信を休むなど、やはり彼女にとってもダメージが大きい出来事だったようです。
しかし有馬かなの声かけによって立ち上がり、ルビーと共にB小町を再開。
新メンバーを迎えて東京ドームの舞台に立ちます。
辛さを乗り越えたルビーやB小町の軌跡を誰よりも知るMEMちょは、東京ドームライブの成功に涙を流していました。
鳴島メルト
アクアと有馬かなが共演した「今日あま」でメンキャストに起用されつつも、棒読み演技で酷評された鳴島メルト。
2.5次元舞台「東京ブレイド」で再びアクア&かなと共演し、かなや姫川大輝と共に過ごすことで自分にしかできない演技にたどり着きます。
アクアの葬儀にも訪れていたメルト。
最終回では必死の表情でランニングをしている様子が描かれていました。
「東京ブレイド」の時から続けている走り込みは未だ続けているようです。
個人的にはこれからどんどん成長する役者になると思いますよ。頑張り屋さんなので。
姫川大輝
DNA鑑定によりアクアの異母兄弟ということが判明した、劇団ララライの看板役者・姫川大輝。
役者として良いライバル関係を築いていただけでなく、腹違いの弟としてアクアのことを気にかけていた姫川。
アクアの葬儀にも訪れており、最終回では姫川家の墓前に花を持って訪れる様子が描かれています。
姫川もカミキヒカルの被害者の1人と考えると、彼にとってはスッキリしない終わり方のように感じます。
斉藤壱護・ミヤコ夫妻
失踪中だった壱護を偶然バーで見つけたミヤコは、壱護を雑用係として苺プロに再び迎え入れました。
斉藤夫妻はアイを失ったアクアとルビーの後見人でしたが、実の子供と同じように可愛がっていたことに変わりありません。
アクアの葬儀で遺体にビンタをした有馬かなに対し、ミヤコはすぐさまビンタをし返しています。
しかし、かなの本当の気持ちを聞くと涙していました。
ルビーが塞ぎ込んだ時もミヤコはルビーのことを献身的に支えており、ルビーの声かけにより事務所の活動も再開させます。
最後は夫婦揃って東京ドームの舞台袖でB小町の公演の様子を見守り、涙を流している様子が描かれていました。
五反田監督
アクアの死後、「15年の嘘」の公開に踏み切った五反田監督。
鏑木P承認のもと「15年の嘘」は公開するや大ヒットし、その年の年間動員数6位を記録しました。
最終回では新作に打ち込む五反田監督の姿と、背後の机にアクアの写真とトロフィーが飾られていたことで、「15年の嘘」が日本アカデミー最優秀賞を受賞した事が明らかになりました。
【推しの子】最終回で死亡したキャラをネタバレ解説
【推しの子】最終回の第166話で死亡したキャラはいませんが、結果的に以下の9名が作中で死亡したことになります。
キャラ名 | 死因 |
---|---|
星野アイ | 自宅に押し掛けたストーカーによって刺殺される |
雨宮吾郎(ゴロー) | アイのストーカーに崖から突き落とされて死亡 |
天童寺さりな | 退形成性星細胞腫によって病死 |
リョースケ | アイ殺害後に自殺 |
上原清十郎 | 妻・姫川愛梨と心中 |
姫川愛梨 | 夫・上原清十郎と心中 |
片寄ゆら | 登山中に足を滑らせたように見せかけて意図的に殺害された |
カミキヒカル | 崖から転落死 岩場に頭をぶつけている |
星野アクア | 自分で腹部を刺す カミキヒカルと共に崖から転落 |
【推しの子】死亡キャラに関する詳しい情報は下記の記事で解説しているので、知りたい人は併せてチェックしてください。
【推しの子】最終回は2024年11月14日に全166話で完結!
- 【推しの子】は2024年11月14日に全166話で完結
- 【推しの子】最終回はアクアの死を乗り越えて立ち上がる人々が描かれる
- 【推しの子】最終回でアクアの復活はなし。ルビーはアイドルへの道を邁進する
【推しの子】最終回、最後はどうなったかという内容でご紹介しました。
世間を賑わせた作品だったため最終回はどうなることかと期待と不安が入り混じりましたが、まさに賛否両論という結果になっています。
しかし2024年12月18日発売の最終巻・16巻には24ページの書き下ろしがあるほか、有馬かなと黒川あかねの小説の発売が決定しているので、見届ける必要があるでしょう。
また、【推しの子】に関しては実写ドラマ&映画、アニメ3期続編が決定しているため、その内容も楽しみです!
★【推しの子】アニメや実写の情報はこちら