【推しの子】の劇中劇となった鮫島アビコ原作の漫画「東京ブレイド」は実際に2.5次元舞台化されるなど、原作漫画を飛び出したことで話題を集めています。
【推しの子】アニメ2期では「東京ブレイド」編がメインで描かれ、それぞれの俳優が一皮むける過程となりました。
そこでこの記事では「東京ブレイド」について紹介するほか、元ネタがあるのかについても調べてみました。
結論=「東京ブレイド」の元ネタとなった特定の作品はありませんが、様々な人気作品を混ぜてオマージュしている部分があるのでは、と考えます。
【推しの子】東京ブレイドの元ネタは?刀剣乱舞や東京リベンジャーズ?
ここでは【推しの子】の「東京ブレイド」の元ネタについて、候補となる作品を比較していきます。
元ネタ・モデルになった作品は直接言及されていませんが、さまざまな作品の要素を持ち合わせた内容です。
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①刀剣乱舞
まずは2.5次元作品の代表的な「刀剣乱舞」。
刀が出てくるところが似ていますが、そもそも2.5次元舞台というところが同じですね。
舞台の進め方や装飾などを実際に観ることができる上に、何度も舞台をしているので吸収できることが多いでしょう。
②東京リベンジャーズ

タイトルに同じ”東京”とついていたり、派閥争いをしているところなどが似ている「東京リベンジャーズ」。
そして、舞台化されているところも同じです。
ただし「東京ブレイド」と違って、「東京リベンジャーズ」は主人公がタイムリープして不良軍団の頂点を目指す物語なので、すごく似ている!というわけではなさそうです。
③鬼滅の刃

「鬼滅の刃」は【推しの子】と同じ集英社が手がけたヒット作品なのでイメージが結びつきやすいです。
登場人物に鬼がいたり、刀を使って戦うという共通点があります。
「鬼滅の刃」も同じく舞台化されているので、似てると言われるのでしょう。
④ドラゴンボール

「東京ブレイド」では、盟刀と言われる刀を21本集めると持ち主に特別な力が与えられるという設定があります。
「ドラゴンボール」では、7つ集めるとどんな願い事でも一つだけ叶えてもらえるドラゴンボールが存在。
「ドラゴンボール」と刀、ものは違えど集めたら持ち主にメリットがあることは同じですね。
【推しの子】東京ブレイド舞台のキャストと役名の一覧
続いて、舞台「東京ブレイド」のキャストについて紹介します。
- 姫川大輝:ブレイド役
- 有馬かな:ツルギ役
- 鳴嶋メルト:キザミ役
- 黒川あかね:鞘姫役
- 星野アクア:刀鬼(とうき)役
- 鴨志田朔夜:匁(もんめ)役
- みたのりお
- 化野めい(あだしのめい)
- 吉富こゆき(よしどみこゆき)
- 林原キイロ(はやしばらきいろ)
- 船戸竜馬(ふなとりょうま)
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姫川大輝:ブレイド役

キャスト名 | 姫川大輝 |
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役名 | ブレイド |
声優 | 内山昂輝 |
主人公のブレイドを演じる姫川大輝は、劇団ララライの看板役者で月9で主演を務めた俳優です。
数々の受賞歴がある俳優ですが、演じていないときは闇を抱えているような暗い印象。
ですが、姫川のの演技を見たら周りの役者も驚くほど空気が変わる、スイッチが入ったらガラリと変わる俳優です。
そんな姫川大輝演じるブレイドは”新宿クラスタ”の中心人物で、盟刀をすべて集め最強の王を目指しています。
声を担当するのは内山昂輝さんで、情報解禁されたときかなり注目されました。
有馬かな:ツルギ役

キャスト名 | 有馬かな |
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役名 | ツルギ |
声優 | 潘めぐみ |
ツルギを演じる有馬かなは、苺プロダクション所属で新生B小町のセンターを務めています。
天才子役と呼ばれていた経歴があり、みんなの人気者で憧れる子どもも多かったそうで、黒川あかねもそのうちの一人です。
そんな有馬かな演じるツルギは主人公ブレイドに敗れ配下となり、新宿クラスタに所属しているボブカットの天真爛漫な女性です。
渋谷クラスタの刀鬼とのカップリングが人気を集めています。
鳴嶋メルト:キザミ役

キャスト名 | 鳴嶋メルト |
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役名 | キザミ |
声優 | 前田 誠二 |
キザミ役の鳴嶋メルトは、漫画原作のドラマ「今日あま」で有馬かなと共演経験があります。
モデル兼役者として活動していて、まだまだ演技は勉強中です。
キザミはブレイドに敗れて配下となり新宿クラスタに所属。
刀の裁きが魅力のキャラで、原作通りに演じたシーンは鳥肌が立ちました。
黒川あかね:鞘姫役

キャスト名 | 黒川あかね |
---|---|
役名 | 鞘姫 |
声優 | 石見舞菜香 |
鞘姫を演じる黒川あかねは、劇団ララライのエース。
アクアとは「今ガチ」で共演して以来ビジネスカップルとなりました。
プロファイリングが得意で、誰よりもしっかり役に入り込みます。
鞘姫は渋谷クラスタの中心的人物で、アクア演じる刀鬼が恋人であり許嫁です。
しかし最終的には負けヒロイン扱いされる役で、そんなに出番はありません。
また原作とだいぶ違うことから、あかねは少し演技に苦戦します。
それでも稽古に励み、最後のシーンでは高い演技力を発揮しアクアに感情的な演技をさせました。
星野アクア:刀鬼(とうき)役

キャスト名 | 星野アクア |
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役名 | 刀鬼(とうき) |
声優 | 大塚剛央 |
刀鬼を演じるアクアは、ルビーの双子の兄で役者として活動中。
母親のアイを殺した真犯人であり、自分の父親でもある人を捜すために芸能界に足を踏み入れました。
劇団ララライのワークショップでアイに変化があったのが分かったため、父親の関係者がいるとみて舞台中も捜索していました。
刀鬼は鞘姫の恋人であり許嫁であるため、鞘姫の指示にのみ従います。
新宿クラスタと和解後はツルギと相棒のような関係になり、二人の恋愛展開も人気です。
鴨志田朔夜:匁(もんめ)役

キャスト名 | 鴨志田朔夜 |
---|---|
役名 | 匁(もんめ) |
声優 | 小林 裕介 |
匁(もんめ)を演じる鴨志田朔夜は2.5次元舞台で人気を集める役者で、かなりの女好きですぐにナンパをします。
匁は渋谷クラスタに所属していて、毒舌キャラで黒い頭巾をかぶっているのが特徴。
鴨志田朔夜の女好きでヘラヘラしている普段の姿からは想像できないくらい、匁のなよなよしていて気が弱そうなセリフを完璧にこなしました。
みたのりお
キャスト名 | みたのりお |
---|---|
役名 | 不明(脇役) |
声優 | 未定 |
みのたりおは劇団ララライ所属の役者で、見た目は眼鏡をかけていてサラリーマン風で静かそうな印象。
ですが実際は飲み会好きで、かなり高い頻度で行っているそうです。
化野めい(あだしのめい)
キャスト名 | 化野めい(あだしのめい) |
---|---|
役名 | 不明(脇役) |
声優 | 未定 |
化野めい(あだしのめい)も劇団ララライ所属の役者で、ロングヘアの目がぱっちりとした女の子です。
顔合わせのときは静か目で大人しそうな印象でした。
吉富こゆき(よしどみこゆき)
キャスト名 | 吉富こゆき(よしどみこゆき) |
---|---|
役名 | 不明(脇役) |
声優 | 未定 |
吉富こゆき(よしどみこゆき)も同じく劇団ララライ所属の役者。
ポップカットの顔合わせのときにピースをして笑っていたのが印象的です。
林原キイロ(はやしばらきいろ)
キャスト名 | 林原キイロ(はやしばらきいろ) |
---|---|
役名 | 不明(脇役) |
声優 | 未定 |
林原キイロ(はやしばらきいろ)も劇団ララライ所属の役者です。
髪の毛は二色で両サイドが明るく染められていて、猫っぽい顔立ちをしています。
船戸竜馬(ふなとりょうま)
キャスト名 | 船戸竜馬(ふなとりょうま) |
---|---|
役名 | 不明(脇役) |
声優 | 未定 |
船戸竜馬(ふなとりょうま)も劇団ララライ所属の役者で筋肉質の男性です。
金髪のオールバックっぽい髪型をしていて、作中でしゃべるシーンはほぼありません。
【推しの子】東京ブレイドの原作者は鮫島アビコ
次に、「東京ブレイド」の原作者・鮫島アビコ先生について解説します。
原作者のモデルになる人物はいなさそうですが、連載しているのは週刊少年ジャンプに近い設定の漫画雑誌と考えて良いでしょう。
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鮫島アビコ先生の来歴

鮫島アビコ先生は、「今日あま」の原作者・吉祥寺頼子先生の元でアシスタントをしていた経験があります。
デビュー後はあまり苦労せずに「東京ブレイド」が売れたため、下積み時代がほとんどありません。
サクッと売れてどんどん人気になったので挫折も知らず、かなり扱いが大変なんだとか…
鮫島アビコ先生の代表作
鮫島アビコ先生の代表作は「東京ブレイド」のみです。
デビュー作で大ヒットしてしまったがゆえに、編集部から終わらせないよう圧をかけられています。
累計発行部数は5,000万部を超えていて、現在も週ジャンで連載中です。
鮫島アビコ先生の人物像
鮫島アビコ先生はコミュニケーションを取るのが苦手なこともあり、アシスタントとの折り合いがつけららず週刊連載を一人でこなしていました。
アシスタントに入らせてもらっていた吉祥寺頼子先生のことを慕っていますが、少々ぶつかるシーンもあります。
こだわりが強く社会性が乏しいこともあり、脚本家GOAとも衝突。
脚本を一から作り直すと現場を凍り付かせるような発言も…
吉祥寺頼子先生といい関係が気づけているのは慕っているのもありますが、吉祥寺頼子先生が「東京ブレイド」の作風を見てどんな性格をしているかなんとなく掴めたからなんだそうです。
【推しの子】東京ブレイドの舞台関係者一覧
ここでは、「東京ブレイド」のキャスト以外の関係者について紹介します。
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雷田澄彰:総合責任者

名前(かな) | 雷田澄彰 |
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役職 | 総合責任者 |
年齢 | 35歳 |
雷田澄彰は「東京ブレイド」の企画発案者で総合責任者で、イベント会社マジックフローの代表を務めています。
髪の毛はツートンカラーで、顔合わせのときからテンションが高めで明るい印象。
キャストや制作陣などその舞台に関わる人を大切にしていて、脚本家であるGOAを救うためひと肌脱いだのも魅力的です。
そして何よりも観客の笑顔を大切にしています。
金田一敏郎:演出家
名前(かな) | 金田一敏郎 |
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役職 | 演出家 |
年齢 | 56歳 |
金田一敏郎は演出家で劇団ララライの代表です。
硬派な劇団と言われている劇団ララライですが、新しい風を取り入れるため2.5次元舞台のオファーを受けました。
劇団ララライの創設メンバーの一人で、アクアの母親・アイのことも知っている重要な人物です。
GOA:脚本家

名前(かな) | GOA |
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役職 | 脚本家 |
年齢 | 29歳 |
GOAは脚本家で、2.5次元舞台では売れっ子です。
とても熱心な仕事ぶりを評価されて、最新の舞台装置を用いた演出にも長けた脚本を手掛けています。
髪はウェーブがかっていて、ちょっとチャラそうな印象です。
東京ブレイドは【推しの子】何巻から?
「東京ブレイド」はアニメ2期でメインの内容で、【推しの子】5巻第41話から始まります。
キャストや関係者の顔合わせから稽古の様子も描かれています。
舞台は初日の様子が描かれ、会場は大盛り上がり。
舞台後の飲み会の様子も描かれたのですが、その飲み会でアクアがついに動き出します。

【推しの子】東京ブレイドの元ネタとキャスト・作者・関係者まとめ
- 「東京ブレイド」はさまざまな作品の内容が持ち合わさった内容となっている
- 主人公のブレイドを演じるのは劇団ララライの看板役者・姫川大輝
- 主要キャラを演じる役者はそれぞれ引き込まれるような武器や演技の特徴がある
「東京ブレイド」は【推しの子】の劇中漫画で劇中劇なので、単行本等は発売されていません。
また「東京ブレイド」の元ネタになる特定の作品も言及されていません。
しかしそのクオリティの高さが評価されて、なんと実際に2.5次元舞台化されることが決定され注目を浴びています。
今からどんな舞台になるのか、【推しの子】ファンとしては気にるところです。
【推しの子】は2014年11月に原作漫画が最終回を迎えましたが、実写ドラマ&映画、アニメ第3期が発表されています。
様々なコンテンツで【推しの子】を楽しんでくださいね!
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