この記事では「スパイファミリー」に登場するダミアン・デズモンドの母親・メリンダの正体について考察!
アニメではまだ登場していませんが、アーニャの標的である次男・ダミアンにはメリンダという美しい母親が…。
しかしこの母親、一筋縄ではいかない性格をしているようです。
ちょっと性格に難ありなメリンダさん。デズモンド夫人以外の素顔や、時折見せる意味深な表情についても迫ります。
※↑リンクをクリックで知りたい項目まで飛べます。
ダミアン母親メリンダの正体を考察!3つの顔の持ち主
ダミアンの母親・メリンダの初登場は、「スパイファミリー」原作漫画10巻の65話です。
デパートでヨルが偶然出会った女性が、あの国家統一党総裁ドノバン・デズモンドの妻ということが発覚。
しかし、メリンダにはドノバンの妻以外の顔もあって…!?
※↑リンクをクリックで知りたい項目まで飛べます。
①ドノバン・デズモンドの妻
メリンダは、ロイドの任務 オペレーション梟のターゲットであるドノバン・デズモンドの妻です。
ロイドも当然それは把握していますが、WISEの調査では夫 ドノバン、息子 ダミアンとの関係は稀薄であるため、ターゲットとしての価値はそれほど無いという見立てでした。
ロイドは、予想外だったヨルとメリンダの出会いを歓迎するそぶりを見せ、裏では”ママ友作戦”と称して情報収集のために役立てようと考えます。
ヨルとデパートで出会ったシーンを見てみると、買い占めた商品を執事に持たせている様子なので、典型的なお金持ちの奥様といった感じです。
②ダミアン・デズモンドの母
メリンダは、ドノバン・デズモンドの妻であり、アーニャの同級生であるダミアン・デズモンドとその兄・デミトリアスの母親でもあります。
息子のデミトリアスとダミアンはイーデン校の寮で生活をしているため、両親と会う機会はほとんどないと考えて良いでしょう。
なので、メリンダとダミアン・デミトリアスとの親子関係や家庭の様子、子育ての様子は今のところ全く描かれておらず、どんなものなのかも予想できません。
他の母親からは子供達が優秀ゆえ手がかからず、良い意味で”放任主義”と言われています。
この様子だと、あまり子育てに関わっていないんじゃないかしら…!?
★ダミアンの兄・デミトリアスについてはこちらの記事をチェック
③愛国婦人会のリーダー的存在
メリンダは、愛国婦人会というママ友同士のコミュニティーのリーダー的存在です。
これまで明らかになった活動内容はバレーボールとティータイムだけなので、今のところ単なるママ友の集まりのようです。
しかし、「愛国婦人会」という仰々しい名前と、ファーストレディが所属しているという点から、活動内容はそれだけではない可能性は高いと考えます。
おそらくメリンダ以外の所属メンバーも、夫がそれなりの地位に就いていることでしょう。
そのなかで、メリンダの単なる好奇心でヨルが誘われたことはかなり特殊な事例といえそうです。
ダミアン母親メリンダの正体を考察:怖い!二重人格で歪んだ愛の持ち主?
愛嬌があって一見世間知らずの奥様に見えなくもないメリンダですが、二重人格なのではという噂があります。
また、息子のダミアンに対しても愛しているのか、憎んでいるのかわからないような不安定な感情があるようで、歪んだ愛情を持ち合わせているのでは?と不安の声も上がっています。
メリンダの中にはどうやら「優しい母親」と「ダミアンを嫌う毒親」の二面性が共存しているようです。
ここではダミアンの母親・メリンダの二面性について迫ります。
二重人格説:笑顔と無表情のギャップ
メリンダは明るくて愛嬌があって、ママさんたちの優しいリーダー的存在。
しかし、お茶会の席でヨルがアーニャの暴力沙汰を謝罪した際には、「どうでもいい」とそれ以上の謝罪を冷たくシャットアウトするような一面も持っています。
ヨルも一瞬驚くくらいにメリンダの表情の変化は明確でした。
しかし、メリンダが二重人格であるという原作中の設定や、明確な事実はありません。
もしくは、まだ登場していないだけかもしれないので、メリンダがなぜこのようになってしまったのか、非常に気になるところです。
ダミアンに対する歪んだ愛の持ち主?
ドノバン・デズモンドの妻・メリンダのダミアンに対する不安定な感情を不安に思う読者もたくさんいます。
ヨルとの初対面時もそうでしたが、原作11巻第75話ではアーニャたちがバスジャック事件を解決した後の出来事が描かれています。
人質から解放された生徒の親たちが次々に駆けつけるなか、メリンダも現場に到着すると、車から走ってダミアンの元へ駆け寄ります。
来てくれると思わなかった母親が自分を迎えに来てくれたダミアンは涙を浮かべ、メリンダと抱擁を交わします。
テレパシーを通してアーニャの頭の中に流れ込んできたメリンダからも、ダミアンを愛しているという感情が読み取れました。
ここまでは感動的な親子の再会風景でしたが、ダミアンが父・ドノバンの名前を口にした途端メリンダの表情が豹変。
同時に、
「来るんじゃなかった」
「事件で犠牲になればよかったのに」
「私の宝」
「私の呪い」
「愛しているわダミアン」
「どうでもいい」
など愛憎入り混じった感情が湧き上がり、アーニャが驚愕する様子が描かれているのです。
うーん、メリンダの表情の変化はドノバンがスイッチになっている気もするけど…!?何にしても怖すぎる!
こんなになるまで酷いことをされてきたのか?など、考察が捗ってしまうよね…。
ダミアン母親メリンダの正体を考察:ヨルとの関係から読み解く
次に、ダミアンの母親・メリンダの正体をヨルとの関係から読み解いてみたいと思います。
もしかしたら、ヨルとの出会いは偶然ではなく、偶然を装ってメリンダから近づいてきたのかもしれません!?
メリンダとヨルの意外な出会い
前述した通り、メリンダの初登場はスパイファミリー10巻65話です。
この頃ヨルは”普通の主婦””普通の母””普通であること”に対して悩んでいました。
アーニャから頼まれた美味しいお菓子を買いに行くためデパートに訪れたヨルは、そこで階段から落ちそうになるとある婦人を助けます。
そこで身体能力を評価されたヨルは、あれよあれよと愛国婦人会が開催するママさんバレー大会に参加。
試合は負けてしまったもののヨルの頑張りは評価され、試合後のお茶会にも参加することに。
そこで初めて自分が助けた夫人の正体が、ドノバン・デズモンドの妻・メリンダであることが発覚するのです。
むむむ?ママさんバレーに参加するまでの流れがスムーズすぎるのよね…。デパートにいたのも偶然か怪しいわ。
女の勘は鋭い?
メリンダはヨルのことが好きor嫌い?
個人的な見解ですが、メリンダはヨルのことがどちらかというと”好き”だと思います。
今までになかった女性のタイプの友達が欲しかったにしても、嫌いだったら突然ママさんバレーの助っ人に誘ったり、婦人会の他のメンバーに紹介したりしないと考えます。
メリンダが特に気に入ったのはヨルの身体能力ではないでしょうか?
メリンダが何を考えているか今のところは全く分かりませんが、ヨルの身体能力を見込んで、今後自分に協力させる可能性はありそうです。
ダミアン母親メリンダの正体を考察:イヤリングに隠された秘密
ダミアンの母親・メリンダの正体について、「イヤリングに何か秘密があるのでは?」と考える人もいるようです。
※↑リンクをクリックで知りたい項目まで飛べます。
①イヤリングがフリーメイソンのシンボルに似ている
ダミアンの母・メリンダのイヤリングは、他のご婦人キャラとは違う印象的な形をしています。
三角形の中に目玉のようなモチーフがあるメリンダのイヤリングは、秘密結社といわれる”フリーメイソン”のシンボルマークに似ているともいわれています。
愛国婦人会のシンボルだとしたら他の婦人キャラもしている可能性は高いですが、身につけている様子はありません。
すると、メリンダが愛国婦人会以外の何か別の組織に属している可能性も捨てきれません。
②イヤリングが盗聴器の可能性
ダミアンの母親・メリンダのイヤリングが盗聴器なのでは?という噂もあります。
国家統一党総裁の婦人としてマークされているメリンダは、常に監視下にある可能性もあるでしょう。
ヨルを家まで送る車内でメリンダがわざと「ボソッ」と話しかけたのも、盗聴されているからではないでしょうか?
なるほど、盗聴や監視が日常にある世界って恐ろしいわね。
ただ、イヤリングではなく車に盗聴器が仕掛けられている可能性もあるかもね。
ダミアン母親メリンダの正体を考察:表情が怖い…意味は?
ダミアンの母親・メリンダの時折見せる不気味な表情の意味はなんでしょうか?
「怖すぎる…」と読者すら不安に思わせるあの表情の裏には、きっと何か意味があると思うのです。
※↑リンクをクリックで知りたい項目まで飛べます。
①本当はダミアンを溺愛しているから
メリンダは本当のところ、ダミアンを溺愛していると思います。
しかし、周りからは優秀な息子ゆえ手がかからず放任主義の家庭として認識されているため、親バカぶりや溺愛していること、息子語りができないのではないでしょうか?
また、ドノバンから家族について語ることを禁じられているのかもしれません。
ダミアンのことを愛しているが、それが逆に自分の縛りになっていることから「宝」であり「呪い」であるという歪んだ感情や複雑な表情が生まれたのではと考察します。
②ヨルのことを好きになってしまったから
万が一でもないと思いますが、メリンダがヨルのことを好きになってしまった可能性も!?
「スパイファミリー」にはユーリや帷(とばり)のようなクセの強い”溺愛キャラ”が存在しますが、この考察に関しては、これ以上の複雑さをなくすためにも恋愛感情はまずないでしょう。
メリンダがヨルのことを好きになるとしても、今後自分のために利用しようと考えている可能性が高いと考えます。
③ドノバンのことをよく思っていないから
メリンダの表情が変わったり歪んだ感情が現れる理由に、夫のドノバン・デズモンドが深く関係していると考えます。
誘拐事件の後ダミアンを迎えにきたメリンダでしたが、ダミアンがドノバンの名前を口にした途端表情が一変!
そしてダミアンに対する愛憎入り混じった感情が現れます。
メリンダの怒り?のスイッチにドノバンが深く関係していることは明白。
本当はドノバン・デズモンドのことをよく思っていないのではないでしょうか?
フォージャー家以上に、デズモンド家は複雑な事情を抱えていそうよね。
今後の展開で明らかになっていくと思いますが、ただ単純に家族のことが好きで認められたくて頑張っているダミアンが可哀想になってくる。
ダミアン母親メリンダの正体を考察:敵or味方?
結局、ダミアンの母親・メリンダの正体は敵or味方のどちらなのでしょうか?
登場したばかりなので本編では明らかになっていませんが、両方の可能性から考察してみました。
敵の場合:全部知っている説
ダミアンの母親・メリンダの正体が敵だった場合、全ての内容を知っている本当のラスボス説が考えられます。
全てを知ってヨルに近づいた。
全てを知っているからこそ、”あの”なんとも言えない不気味な表情を浮かべている。
ロイドの標的であるドノバン・デズモンドもそれなりの雰囲気があるキャラクターで、まだまだ何を考えているか分かりません。
しかし、ドノバンをラスボスとして考えていると実は…なんてこともあるかもしれません。
味方の場合:助けを求めている?
ダミアンの母親・メリンダの正体が味方だった場合、やはり助けを求めている可能性が高いと考えます。
ヨルやアーニャがメリンダの異変やSOSに気づいて助けることができたら、彼女からドノバン・デズモンドに関する有益な情報を得られるかもしれません。
メリンダが本当に味方になってくれれば黄昏=ロイドにとっても好都合ですが、すんなりいくかは正直不安です…。
ダミアンの母親メリンダの正体を考察!まとめ
- 2023年11月時点でメリンダの正体は不明
- ダミアンに対して歪んだ愛情を抱いており、二重人格説もある
- 夫であるドノバンをよく思っておらず、ヨルを利用しようとしている?
メリンダの正体は2023年11月時点でまだまだ不明。
「スパイファミリー」登場キャラクターのなかでも敵か味方かわからない正直1番恐ろしい存在です。
メリンダはアニメ2期で登場するのかも分かりませんが、今後の鍵となるキャラクターなので注目しておいてくださいね!
★スパイファミリーの最終回どうなるかの予想!