「イカゲーム」は、全世界で社会現象を巻き起こした大ヒット韓国ドラマで、シーズン1は2021年9月17日に全9話がNetflixで配信開始されました。
配信開始されてから世界中で多くの人から視聴され、瞬く間に大人気に!
この記事では、「イカゲーム」シーズン1の全話のあらすじをネタバレありで詳しくご紹介します。
他にも、「イカゲーム」の見どころや各ゲームの詳細も解説していきます。
【イカゲーム】あらすじを簡単紹介!全話数と配信日
作品名 | イカゲーム |
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配信開始日 | 2021年9月17日 |
全話数 | 全9話 |
原作 | ファン・ドンヒョク |
監督 | ファン・ドンヒョク |
脚本 | ファン・ドンヒョク |
制作 | Siren Pictures Inc. |
「イカゲーム」シーズン1は、全9話です。
「イカゲーム」は、多額の借金を背負った参加者たちが、巨額の賞金を目当てに命がけのゲームに挑むサバイバルドラマ。
ゲームの内容はただの子どもの遊びですが、失敗すれば命を落とすという過酷なルールが設定されています。
シーズン1では、借金まみれの主人公ギフンや、老人のイルナム、脱北者のセビョクなどが巨額な賞金を勝ち取るために、ゲームに参加。
最初のゲーム「だるまさんがころんだ」で、ルールを破った参加者が次々と射殺され、命の危険を伴うデスゲームだと判明しますが、賞金456億ウォンを目指し、ギフンたちは過酷なゲームを続けます。
一方、警察官のジュノは行方不明の兄を追い、運営に潜入して真相を探ります。
【イカゲーム】全9話のあらすじをネタバレありで紹介!
「イカゲーム」シーズン1の各話のあらすじをご紹介します。
シーズン1最終回前の内容を含むので、ドラマを見ていない方はご注意ください。
話数・タイトル | 時間 |
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第1話「だるまさんがころんだ日」 | 1時間 |
第2話「地獄」 | 1時間3分 |
第3話「傘をさした男」 | 55分 |
第4話「チーム分け」 | 55分 |
第5話「平等な世の中」 | 52分 |
第6話「カンブ」 | 1時間2分 |
第7話「VIPたち」 | 58分 |
第8話「フロントマン」 | 33分 |
第9話「運のいい日」(最終回) | 56分 |
※↑タイトルをクリックで各話詳細へ移動します。
第1話「だるまさんがころんだ日」
ギフンは多額の借金を抱え、ギャンブルに明け暮れる生活を送っていました。
ある日ギフンは、地下鉄の駅でスーツ姿の男から名刺を渡され「この番号に電話すれば、大金が手に入るゲームに参加できる」と伝えられます。
娘の親権を取り戻すために、ゲームに参加することを決意するギフン。
ギフンは指定された場所に行き、車に乗り込み眠らされます。
目が覚めたら、会場にいて、緑のジャージを着せられ胸元には「456」と書かれたゼッケンが貼られていました。
会場には、他にも同じ格好の人が大勢いて、中にはギフンの知り合いの姿もあります。
しばらくして、ピンクの服に黒いマスクを着けた集団が現れ、ゲームのルールを説明。
そして、最初のゲーム「だるまさんがころんだ」が始まりました。
ゲームが始まるとすぐに脱落者が出て、脱落者は運営側に射殺されてしまいます。
その光景に会場は修羅場と化し、恐怖で逃げ出す参加者が続出。
ルール上、動いたら脱落してしまうため、瞬く間に多くの参加者が撃たれて殺されます。
ギフンも恐怖を感じますが、必死の思いでゴールにたどり着き、なんとか最初のゲームを生き残ることができました。
参加者たちが怖がっている中、イルナムだけがウキウキ状態で楽しんでいる姿には笑ってしまいましたね。
第2話「地獄」
最初のゲームで半数以上が命を落とし、生き残った参加者たちは恐怖に震えていました。
参加者たちは「帰らせてほしい」と運営側に懇願します。
そして、ルールに従いゲームを続けるかどうかを投票で決めることになりました。
投票の結果、1票の差でゲームを中断することに。
元の場所に戻ったギフンは、警察にゲームのことを通報しますが、まともに取り合ってもらえません。
また、ギフンがゲームに参加している間、母親が糖尿病の合併症を発症していました。
母親には手術が必要ですが、ギフンにはその費用を払うお金がなく、友人や元妻にお金を借りようとしますが、断られてしまいます。
失意の中で帰宅すると、玄関の扉にスーツ姿の男からもらったあの名刺が挟まれているのを見つけました。
そして、ギフンは再びゲームへの参加を決意します。
同じように、他の参加者たちも「元の場所に戻ったところで地獄」という現実に気づき、次々とゲームに戻ることを選択します。
一方、警察官のジュノは行方不明の兄を探しており、ギフンに辿り着きます。
そしてジュノはギフンが再びゲームに参加するための車に乗り込むところを見つけ、その車を尾行します。
第2話ではメインの参加者たちの人生背景が描かれていましたね。印象的だったのはギフンの幼なじみのサンウで、エリートからの転落ぶりが悲しかったです。
第3話「傘をさした男」
警察官のジュノは、ギフンが乗った車を追いかけ、ゲーム会場に忍び込むことに成功しました。
一方、再びゲームに参加したギフンは、戻ってきた参加者たちと再会し、意気投合します。
前回生き残った参加者の大半の人が戻ってきており、参加者の中には、老人のイルナムや幼なじみのサンウもいました。
そんな中、2番目のゲーム「カタヌキ」が始まります。
まず、参加者たちは4つの図形の中から1つ選ぶよう指示されます。
サンウはゲームの内容を察していましたが、それをギフンには教えず、自分だけ成功しやすい三角形を選択。
何も知らないギフンは難易度が1番高い「傘」の図形を選んでしまいました。
ゲームの内容は、クッキーに刻まれた図形を針で切り抜くというもの。
サンウは想定通り簡単に三角形を切り抜きますが、ギフンは複雑な傘の形に苦戦します。
残り数分となり追い詰められたギフンは、クッキーを舐めると水分で溶けることに気づきます。
この発見に賭け、クッキーの裏をひたすら舐める方法に切り替えました。
そして、ギフンはそのアイデアのおかげで、見事に傘の形を切り抜き、制限時間ギリギリでゲームをクリアしました。
ジュノの正体がバレないかハラハラした第3話でしたね。ゲームの内容が分かっていたのに教えなかったサンウに向かって、「頑張る」のポーズをするギフンの姿が切なかったです。
第4話「チーム分け」
食事の時間、ドクスが食糧を横取りしたことで怒った参加者が文句を言いますが、ドクスはその参加者を容赦なく殴り殺してしまいます。
驚く他の参加者たちをよそに、運営側は殺された参加者を「脱落者」として扱うだけで、何の反応も見せません。
実は運営側は、あえて参加者に少ない食糧を与え、それをきっかけに参加者同士で乱闘を起こさせることで弱者を排除しようとしていました。
その夜、運営側の予想通りに参加者同士の乱闘が勃発。
ドクス率いるグループが暴れ回り、多くの参加者が命を落としました。
翌朝、3番目のゲーム「綱引き」が発表されます。
参加者たちは10人ずつのチームを作り、ゲームを開始。
ドクスと性交渉までしてドクス取り入ったミニョでしたが、ドクスに裏切られてミニョはチームから外されます。
ギフンのチームには老人のイルナムが含まれており、ゲーム前にイルナムは、チームメンバーに勝つコツを伝授しました。
そして、ついにギフンのチームの番が回ってきて、イルナムの伝授した方法でゲームを進めていきます。
参加者同士の深夜の乱闘は、まるでバトルロワイヤルでしたね。綱引きゲームは初めての団体戦で、主人公が早々に死亡するわけがないと分かっていながらもハラハラしました。
第5話「平等な世の中」
綱引きでピンチに追い込まれたギフンのチーム。
相手チームに綱を引き込まれ、落下寸前の状態が続きます。
そんな中、サンウが「合図したら3歩だけ前に進め」と提案。
この作戦が功を奏し、見事に勝利を掴みました。
一方、参加者で医師のビョンギは、運営側の臓器売買に協力する見返りとして、次のゲームの情報を事前に手に入れていました。
しかし、臓器の摘出中に運営スタッフと仲間割れを起こし、衝突がエスカレート。
ビョンギは手元にあったメスでスタッフを刺し、その場から逃げ出します。
逃走中のビョンギををフロントマンが発見。
フロントマンは、臓器売買自体には関心を示さないものの、「ゲームの平等ルールを破った」という理由で、ビョンギと取引していた運営スタッフをその場で射殺します。
その後、ビョンギも運営スタッフによって射殺されました。
一方、警察官のジュノは運営スタッフを脅し、兄の行方について問い詰めますが、運営スタッフは「知らない」と答えるだけ。
しかし、ジュノは運営スタッフからフロントマンの部屋の場所を聞き出すことに成功しました。
フロントマンの部屋に潜入したジュノは、そこに保管されていた資料を調べ、兄が2015年のゲーム参加者だった事実を突き止めます。
フロントマンが運営スタッフに臓器売買をさせているのかと思っていましたが、運営スタッフが勝手にやってたんですね。
第6話「カンブ」
4番目のゲーム「ビー玉遊び」が始まりました。
参加者たちは、2人一組でペアを組むよう指示されます。
ギフンはイルナムとペアを組むことに。
ペアを組んだ参加者たちは、昔懐かしい路地裏のような場所へ案内され、巾着袋に入ったビー玉を渡されます。
ゲームのルールは残酷で、ペアになったパートナーのビー玉を全て奪った者だけが生き残れるというものでした。
「サンウとアリ」ペアは、信頼していたサンウにアリが裏切られ、アリはサンウにビー玉を奪われて脱落。
「セビョクとジヨン」ペアは、ジヨンがセビョクに勝ちを譲って自ら脱落します。
「ギフンとイルナム」ペアは、認知症の症状を見せるイルナムから、ギフンは後ろめたさを感じながらもビー玉を少しずつ奪っていきます。
そして、ビー玉が残り1個になったイルナムは、「お互いのビー玉全部を賭けて最後の勝負をしよう」と提案。
イルナムはギフンが自分を騙していたことを見抜いていたのです。
しかし、イルナムは勝負せず、「カンブ(仲間)だろ」と言って、最後のビー玉をギフンに渡します。
ギフンに勝ちを譲ったイルナムは、「今までありがとう」と言い残して、脱落しました。
第6話は号泣回でした。失禁しているイルナムに上着を貸してあげるギフンから始まり、ギフンを勝たせてあげるイルナムまで、2人の絆に感動です。
第7話「VIPたち」
参加者は17名まで減り、残った参加者は精神的に追い詰められていました。
その頃、ジュノの警察手帳がフロントマンたちに発見され、ジュノの存在が運営側にバレてしまいます。
一方、動物の仮面を被ったVIPたちは、豪華な部屋でゲームを鑑賞していました。
ジュノは運営スタッフに成りすまし、VIPたちに接近します。
そんな中、5番目のゲーム「飛び石ゲーム」が始まりました。
ゲーム内容は、強化ガラスと普通ガラスを見極めながら吊り橋を渡るというもの。
普通ガラスを踏むと数十メートル下に落下するという過酷なルールでした。
前に進むことを拒んだドクスは、ドクスに恨みを持つミニョが道連れにして共に落下します。
ほとんどの参加者が犠牲となる中、ギフンは橋を渡り切ることに成功。
生き残ったのはたったの3人でした。
しかし、割れたガラスの破片でセビョクが大怪我を負ってしまいます。
一方、VIPに部屋へ誘われたジュノはVIPを銃で脅し、ゲームについて聞き出します。
その後、海に潜ってゲーム会場を脱出するも、すぐにフロントマンたちに気づかれ追われることになります。
第7話でついにドクスが死亡しましたね。ミニョの扱いが酷くてちょっと可哀想だったので、復讐されて死亡という結末にスッキリ。セビョクが生き残ったのは意外でした。
第8話「フロントマン」
ここまで生き残ったギフン・サンウ・セビョクの3人は、運営側から豪華なディナーに招待されます。
久しぶりのまともな食事にギフンとサンウは夢中になりますが、セビョクはほとんど手をつけません。
セビョクは前回のゲームでお腹にガラスが突き刺さり、血が止まらず瀕死の状態になっていたのです。
食事が終わると、3人の前にナイフが1つずつ置かれ、3人はそのナイフを持ち帰りました。
会場に戻った後、ギフンはセビョクを心配し、「一緒に組んで、2人で生き残って賞金を分けよう」と提案します。
セビョクはギフンに家庭の事情を話し、「どちらかが生き残ったら相手の家族を助ける」と約束を交わしました。
しかし、ギフンが目を離した隙に、セビョクはサンウに刺し殺されてしまいます。
一方、別の島に逃げたジュノはフロントマンたちに追い詰められ、崖の淵に立たされていました。
そしてフロントマンがマスクを外し、その正体がジュノの兄だと明らかになります。
ジュノが「兄さん、どうして」と言った瞬間に、フロントマンは発砲し、ジュノは海へと落下していきました。
ギフンとセビョクが最後に「生き残った方が家族の面倒みる」と約束するシーンは泣けます。それにしてもジュノが最後に撃たれたのにはビックリ。しかも、フロントマンの正体がジュノの兄だったとは予想外でした。
第9話「運のいい日」(最終回)
ギフンとサンウの一騎打ちとなる最終ゲーム「イカゲーム」が始まりました。
ルールに暴力の制限はなく、サンウはナイフを手に戦いますが、ギフンが圧倒してサンウは運営スタッフに銃を向けられます。
勝利目前のギフンでしたが、「過半数の同意でゲーム中断可能」のルールを提案し、サンウに「一緒に生きて帰ろう」と手を差し伸べます。
しかし、サンウはナイフを自分の首に刺して自殺。
「母さんを頼む」という最後の言葉を残し、サンウは命を断ちました。
ギフンは優勝者となり、456億ウォンを手にしますが、喜びはなく虚しさだけが残ります。
1年後、ギフンは傷を抱えたまま抜け殻のように過ごている中、花売りからメッセージカードを受け取ります。
メッセージカードに書かれた場所に向かうと、そこには呼吸器をつけたイルナムがいました。
イルナムが黒幕だったと知ったギフンは愕然とします。
イルナムは「金を持て余し、死ぬ前に遊びたかった」と語り、その場で息を引き取りました。
ギフンはセビョクとの約束を果たすため、サンウの母親に大金を渡し、セビョクの弟を託します。
その後ギフンは、アメリカで娘に会うため空港へ向かう途中、地下鉄でスーツ男を見かけ追いかけますが逃げられてしまいました。
そして、飛行機に乗らず引き返すギフンの姿で物語は幕を閉じます。
最後の最後でイルナムが黒幕ということが明らかになった見事な最終回でしたね。イルナムの顔が画面に映った瞬間、「あ!」って思わず声が出ました。
【イカゲーム】ゲームの内容とルールをネタバレ紹介
「イカゲーム」で行われたゲームの詳細とルールを紹介します。
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第1ゲーム:だるまさんがころんだ
日本でお馴染みの「だるまさんがころんだ」と同じで、スタート地点からゴール地点まで、鬼の「だるまさんがころんだ」という声に合わせて進むゲームです。
ルールは、制限時間5分以内にゴールすればクリアで、ゴールできなければ脱落です。
また、鬼が振り返っている間に少しで動くと脱落します。
第2ゲーム:カタヌキ
クッキーに型取られた図形をくり抜くゲームです。
図形は4つ(三角・丸・星・傘)の中からゲーム前に選びます。
ルールは、制限時間10分以内に図形をくり抜けばクリアで、くり抜けなければ脱落。
また、ケースの中に入っている針の使用はOKで、くり抜き中に図形が割れたら脱落します。
第3ゲーム:綱引き
10人ずつのチームに分かれ、タワーの上で相手チームと綱引きをするゲームです。
負けたチームは数十メートルもあるタワーから落下します。
ルールは、綱引きで相手チームを落下させたら勝ちです。
また、対戦するチームは運営スタッフによるくじ引きで決定します。
第4ゲーム:ビー玉遊び
ペアになったパートナーと巾着袋に入った10個のビー玉を奪い合うゲームです。
ルールは、制限時間30分以内に相手のビー玉をすべて奪った参加者が勝ちで、ビー玉を全て奪われた相手はその場で脱落します。
また、ビー玉の遊び方は自由で、ペア同士でルールを決められます。
第5ゲーム:飛び石ゲーム
ガラスでできた吊り橋を渡り切るゲームです。
踏むガラスを間違えると、ガラスが割れて数十メートル下に落下します。
ルールは、制限時間16分以内に橋を渡りきればクリアです。
また、ガラスには2種類あり、強化ガラスは2人で乗っても大丈夫で、普通ガラスは1人乗っただけで割れます。
橋を渡る順番は、ゲーム前に自分で選んだゼッケン番号順です。
最終ゲーム:イカゲーム
イカの形をした絵が地面に描かれ、攻撃側と守備側に分かれて対戦するゲームです。
ルールは、攻撃側はイカの絵の内側に侵入してイカの頭部分を足で踏んだら勝ち、守備側は攻撃側が内側に侵入してきた場合は外に押し出せば勝ちです。
また、どちらかの参加者が死亡した場合、その時点で残った側の勝ちとなります。
暴力や道具の使用に制限はありません。
【イカゲーム】死亡・脱落者をネタバレ
【結論】「イカゲーム」シーズン1の生存者はソン・ギフンのみ。他のゲーム参加者455名は死亡。
全員で456名が参加した「イカゲーム」ですが、優勝したのはソン・ギフンで、他の455名は死亡したことになります。
また、生き残っていた黒幕のイルナムはゲーム後に病死、フロントマンに打たれた警官のジュノはのちに生きていることが判明。
シーズン1の主要キャラで死亡したのは以下の通りです。
- ビョンギ
- アリ・アブドゥル
- ジヨン
- ハン・ミニョ
- チャン・ドクス
- カン・セビョク
- チョ・サンウ
- オ・イルナム
「イカゲーム」の死亡キャラについては、以下の記事で詳しくまとめているので併せてご確認ください。
>「イカゲーム」シーズン1と2の死亡キャラ生存キャラと詳細はこちら
【イカゲーム】神回は何話?見どころ・重要ポイント3選
「イカゲーム」シーズン1の見てほしいポイントや、見どころを3つご紹介します。
※↑リンクをクリックで知りたい項目へ飛べます。
見どころ①:散りばめられた黒幕の伏線
イカゲームの黒幕の正体は、イルナムです。
ただの老人のように見えるイルナムですが、注目してみると、たくさんの伏線が散りばめられています。
第1話では、他の参加者が恐怖で震える中、イルナムだけが笑顔でゲームを楽しんでいました。
最初に参加者が集められた会場で参加人数を数えるような行動も不自然です。
第2話でギフンと偶然再会する場面も、偶然というには出来過ぎています。
第4話では、乱闘中にイルナムが「やめてほしい」と叫んだ瞬間、フロントマンが「終了」の命令を出して乱闘が終わりました。
第5話のビー玉ゲームでは、ギフンに負けたイルナムが射殺されたように見えますが、実際の射殺シーンは映されていないです。
イルナムの言動に注目してみると、他にも隠された伏線があるかもしれません。
見どころ②:極限状態の人間模様
「イカゲーム」は、極限状態での人間模様も見どころです。
死を目前にした極限状況で、人間たちの本性や選択がリアルに描かれています。
自分を信用してくれている相手を裏切る人間がいる一方で、仲間に勝利を譲って自ら死を選ぶ人間もいます。
その中でも、第7話の冒頭シーンは印象的でした。
ビー玉ゲームで妻とペアを組み、妻が負けて死亡したことに悲しみに暮れる参加者に対し、サンウが「じゃあなぜあなたが死ななかったのか」と問いただします。
その参加者は、サンウの冷徹な問いに何も答えられず、最終的にベッドの紐で首を吊り、命を絶ちました。
極限状態で、究極の選択を迫られたときに現れる人間の本性は、恐ろしさと切なさを感じます。
見どころ③:第6話は感動の神回
「イカゲーム」の神回といえば、第6話です。
失禁したイルナムに自分の上着を貸したり、ゲームのペア相手が見つからず寂しそうにしているイルナムとペアを組むなど、ギフンの人間味あふれる行動に、第6話の冒頭から感動の連続。
しかし、ギフンがイルナムとペアを組んだゲームは、ペアのどちらかが必ず脱落するという残酷なものでした。
認知症を発症したイルナムを騙して勝とうとするギフンでしたが、イルナムは最後に「仲間だから」という理由で、ギフンに勝ちを譲ります。
イルナムが黒幕だと分かっていても、このシーンは涙なしには見られません。
また、「セビョク×ジヨン」ペアの友情シーンも第6話のハイライトのひとつです。
イカゲームで○、△、□は何を意味する?
運営スタッフのピンクガードたちのマスクに書かれている○、△、□は、ただランダムに付いているわけではなくて、それぞれに意味があります。
○=作業員(ゲームの準備や死体を運ぶ係)
△=兵士・警備員(銃を持って脱落者を射殺する係)
□=管理者(運営スタッフとゲーム参加者の監視係)
このように階級を表しているのです。
○、△、□では、与えられた部屋にも違いがあり、○の部屋は簡易ベッドと洗面台のみですが、△の部屋は広くシャワールーム付きです。
ピンクガードのマスクに注目してみると、一層面白くなりますよ。
イカゲームは何シーズンまでありますか?
「イカゲーム」は、2025年時点でシーズン2までNetflixで配信されています。
シーズン3の配信は決定しており、2025年以内にシーズン3がNetflixで配信される予定です。
シーズン3は「2025年の夏か秋」の配信予定という情報が入っています。
【イカゲーム】シーズン1は全9話はNetflixで配信中!2025年に完結か…
- イカゲームの各話あらすじ(ネタバレあり)
- イカゲームの各ゲーム詳細とルール
- イカゲームの見どころやポイント
現在、「イカゲーム」はシーズン2までNetflixで配信されています。
シリーズ完結となるシーズン3は、2025年内に配信予定です。
シーズン3は、これまでの緊張感あふれる展開を超える、さらに衝撃的なストーリになると期待しています。
今からシーズン3が待ち遠しいですね!