風鈴高校のテッペンを取るために街にやってきた桜が主人公の「ウィンドブレーカー」は、累計発行部数260万越えの人気漫画です。
この記事では「ウィンドブレーカー」のアニメは何話か、漫画の何巻どこまでの内容がアニメ化されたか、あらすじを交えてご紹介しています。
結論からいうと「ウィンドブレーカー」アニメは2024年4月から全13話が放送され、2025年に2期の放送が決定しています。
そんな「ウィンドブレーカー」アニメ1期をおさらいしたい方や、2期に向けて内容が気になる方はぜひ参考にしてくださいね。
【ウィンドブレーカー】アニメは何話?放送期間と話数

放送期間 | 2024年4月4日~2024年6月27日 |
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話数 | 全13話 |
原作 | にいさとる |
監督 | 赤井俊文 |
シリーズ構成 | 瀬古浩司 |
アニメーション制作 | CloverWorks |
OP | 絶対零度/なとり |
ED | 無敵/Young Kee |
「ウィンドブレーカー」は初のアニメ化で、2024年4月から6月にかけて13話に渡り放送されました。
「トラペジウム」や「ぼっち・ざ・ろっく!」、「約束のネバーランド」などを制作した、CloverWorksによって制作されました。
【ウィンドブレーカー】アニメは何話まで?漫画の何巻どこまでかあらすじネタバレ
「ウィンドブレーカー」は、原作漫画1巻1話から5巻41話までの内容が描かれています。
アニメだけでなく原作も楽しみたい方は、5巻まで読んでおくのがおすすめです。
ウィンドブレーカー:1巻のあらすじ

風鈴高校のテッペンになるために、街の外からやってきた「桜遥(さくらはるか)」。
黒と白のツートンカラーの髪色に左右で目の色が違うその見た目で、周りの人間に拒絶されてきました。
一人で戦ってきたこともありかなり強いのですが、誰かに助けられたり協力したりするのは苦手。
そんな桜が入学した風鈴高校は、数年前までただの不良の集まりで街の人に嫌われていましたが、今は街を守るために喧嘩をする高校になっていました。
彼らは防風鈴(ボウフウリン)と呼ばれ、街の人間や物を傷つけるものを許しません。
そんな風鈴高校がある「まこち町 東風商店街」の隣にある飲み屋街には獅子頭連(ししとうれん)という別組織がいて衝突します。
ウィンドブレーカー:2巻のあらすじ

2巻は風鈴高校と獅子頭連の喧嘩がメインで描かれています。
万引き犯を捕まるために誤って飲み屋街に入ってしまった中学生を助けるために、桜と杉下京太郎(すぎしたきょうたろう)が獅子頭連のメンバーに手を出してしまったのが事の発端です。
それを風鈴高校のテッペン・梅宮一(うめみやはじめ)に報告するため屋上へ行くと、そこにはとてもテッペンには見えない野菜を愛す笑顔が素敵な男子高生がいました。
その姿を見て胃が痛くなる柊登馬(ひいらぎとうま)がおもしろいです(笑)
獅子頭連との一連の流れを説明していたところ、獅子頭連のテッペン・兎耳山丁子(とみやまちょうじ)が風鈴高校に来ます。
獅子頭連にタイマン勝負の喧嘩を売られ、最初はみんなを巻き込むきはなかった梅宮も周りの柊や桜の反応を見て受け入れました。
2巻では杉下と蘇枋隼飛(すおうはやと)の喧嘩が見れます。
常に仏頂面の杉下と、蘇芳の爽やかすぎる動きとは反対の表情に注目です。
ウィンドブレーカー:3巻のネタバレ・あらすじ

3巻では、獅子頭連の副頭取・十亀と桜の対決が描かれています。
かなり強い桜ですが、それ以上に強い十亀に負けそうに…。
しかし十亀は一番最初に桜と杉下が手を出してきた本当の理由を知り、そのときの元凶である獅子頭連の仲間に対して暴力を振るいます。
その姿を見てかっこ悪いと思った桜が発した言葉を聞いて、十亀は昔のことを思い出します。
変わっていく丁子を止められなかった十亀に、何が正しいのかやどうすればよかったのかを教えてくれた桜。
無事桜は勝ったのですが、十亀のわざと負けた姿や、負けた十亀に対する丁子の態度に納得がいきません。
そんなとき出てきたのが風鈴のテッペン・梅宮で、最後のテッペン同士の戦いが始まります。
ウィンドブレーカー:4巻のネタバレ・あらすじ

防風鈴と獅子頭連の最後の戦い、テッペン同士の喧嘩。
梅宮が何度も殴られたり首を嚙まれたりと痛々しいシーンが多かったですが、丁子を追い詰めてしまったことへ謝罪をしつつ昔のような獅子頭連を思い出せと頭突きをして梅宮が勝ちました。
負けた獅子頭連は自分たちの場所が風鈴高校に奪われると思っていたら、梅宮はそんなことは全く望んでいなくて…(笑)
まさかの「今日から俺たち友達ってことで」と言い、この日の喧嘩は親睦会ということになりました。
そしてみんなでご飯を食べるのが好きな梅宮は、獅子頭連のトップ二人を迎えて打ち上げを開きます。
無事に、親睦会も打ち上げも終わり、風鈴高校と獅子頭連は敵ではなくなりました。
梅宮の寛大な心、さすがテッペンになれる人だなと思えるシーンが満載の4巻ですが、「桜・蘇芳、楡井秋彦(にれいあきひこ)」がクラスメイトに質問攻めにあうおもしろいシーンもあります。
ウィンドブレーカー:5巻のネタバレ・あらすじ

無事に獅子頭連との喧嘩が終わり平穏な生活が戻ってきたと思った矢先、ヤンキーに絡まれた女の子を助けるために今日も喧嘩をする桜。
そのとき一緒に戦ったのが、筋肉や美学に興味を持つ柘浦大河とゲームが好きなピンク髪の桐生三輝です。
相手が負けて帰った後の会話で、桐生が「級長決める前に知れてよかったなー」と言い、桜は風鈴高校には級長という言葉を知ります。
次の日、クラスメイトの推薦もあり級長になった桜と副級長になった蘇芳と楡井らは、他のクラスの級長や四天王との顔合わせをし、街の見回りを始めます。
そんなとき、クラスメイトがボロボロになって倒れているところを発見。
キールというグループにやられ、そのグループの餌食にされている友達を助けるために動いていることを知ります。
友達を助けるため体を張るクラスメイトのために動く桜。
隠すのが苦手なことを分かっている蘇芳や桐生はそんな桜に賛同し、クラス全員で一緒にキールを倒しに行くところで、6巻へ続きます。
【ウィンドブレーカー】アニメは何話どこまで?1期おすすめエピソード3選
ここでは「ウィンドブレーカー」アニメ1期のおすすめエピソードを紹介します。
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おすすめ①:1話「サクラとフウリン」

「ウィンドブレーカー」という作品において、やはり桜が風鈴高校にやってくる1話はかかせません。
風鈴高校のテッペンになるために外の町から来たのに思っていたのと違うと戸惑う姿や、人に感謝されたり助けられるのに慣れていないすがたなど、いろいろな桜を観れます。
ずっと独りぼっちだった桜にとって、自分を助けてくれる人を受け入れることは難しいです。
そんな桜が少しずつ心を開いていく姿を見届けるためにも1話は絶対に観ておきましょう。
おすすめ②:8話「思いを継いで」

8話は、桜が初めて喧嘩を通して、相手のことを知りたいと思った回です。
桜との喧嘩を通して十亀は目を背けてはいけないことを思い出し、自ら負けるように仕向けます。
しかし、強い人間しかいらない、弱い人間は必要ない獅子頭連にとって、負けた十亀はいらない存在。
頭取の兎耳山にそんな風に扱われた十亀を見て桜はイラつき、兎耳山に殴り掛かります。
しかし梅宮はそんな桜を止めて、テッペン同士、梅宮と兎耳山の戦いが始まります。
桜が喧嘩を通して十亀と対話できて、十亀が目を覚ましてくれてよかったです!
おすすめ③:9話「梅宮の流儀」

9話では、風鈴高校と獅子頭連のテッペン同士がする、最後の喧嘩が描かれています。
最初は殴ったり蹴ったりの誰もが想像しやすい喧嘩でしたが、梅宮は兎耳山を追い詰めてしまいます。
ただ、梅宮は昔の楽しかったころを思い出してほしい、そんな思いで喧嘩という対話をし続け、最後は梅宮の頭突きで兎耳山が気絶しました。
桜は自分の思う喧嘩ではないものを見せられ複雑ですが、同時に梅宮の凄さも知ります。
そして風鈴高校が勝ちましたが、梅宮は獅子頭連を自分のものにしたいと思っていません。
この喧嘩をきっかけに、風鈴高校と獅子頭連は”お友達”ということになり、今までやってきたのは喧嘩ではなく親睦会ということで終わりました。
【ウィンドブレーカー】アニメは何話どこまで?1期の続き=2期はどこから?

1期では5巻分まるごと放送されたので、2期は6巻から描かれます。
1期はキールの寝城に向かうところで終わったので、2期はキールとの闘いからスタートでしょう。
その他に、風鈴高校の四天王の活躍や、GRAVELや六方一座など新たな組織も登場。
1期での登場シーンが少なかった”梶蓮”の声優発表をかなり引っ張ったので、2期でたくさん活躍してくれると思います!
そして、OPやEDで柘浦と桐生のイラストが出てきているのに活躍シーンが1期ではあまりないので、2期でたくさん観れるのではないでしょうか。
2期は2025年に放送されるので、まだまだ時間があります。
ぜひそれまでに原作漫画で予習してくださいね!

【ウィンドブレーカー】アニメは何話?=全13話で漫画は5巻最後まで
- 桜が梅宮に言っていた”対話”を十亀との喧嘩で実現することができた
- 桜がクラスメイトに認められ級長になる
- 2期は2025年放送で6巻から描かれる
1期では、独りでいるのが当たり前で人に頼るのが苦手な桜が、少しずつ心を開き街や友のためを思って行動する姿を観れました。
2期ではさらにパワーアップし、仲間と協力する桜が観れると思います。
キールとの闘いから描かれる2期は今からでも間に合うので、「ウィンドブレーカー」に興味を持った方はぜひサブスクでアニメを観たり、原作漫画を読んでみてくださいね。