マガジンポケットで連載中の漫画「ウィンドブレーカー」に対して打ち切りや「東京リベンジャーズ」のパクリという聞き捨てならない噂があるようです。
そこでのこの記事では「ウィンドブレーカー」の漫画の打ち切りに関する事実や可能性、さらには「東京リベンジャーズ」と比較されてしまう理由について調べてみました。
結論、「ウィンドブレーカー」の漫画が打ち切りになる可能性は極めて低いでしょう。
「東京リベンジャーズ」とも別の楽しみ方があるので、「ウィンドブレーカー」をまだ読んでいない人や迷っている人にこそ、ぜひ読んでみてほしいです。
【ウィンドブレーカー】漫画は打ち切り?最新情報
結論からいうと、「ウィンドブレーカー」の漫画は2024年12月時点でマガポケにて連載中で、打ち切りになっていません。
また、打ち切り、連載終了になるという情報もないため、打ち切りは単なる噂と考えて良いでしょう。
「ウィンドブレーカー」漫画の単行本は、最新19巻までが発売中。
テレビアニメも2期の制作が決定している人気作品のため、ある程度の長期連載が担保されていると考えます。
【ウィンドブレーカー】漫画の打ち切り理由はパクリだから?東京リベンジャーズと似ている?
「ウィンドブレーカー」打ち切りの理由として1番に挙げられる「東京リベジャーズ」のパクリ疑惑いついて検証しました。
結論から言うと「ウィンドブレーカー」と「東京リベンジャーズ」の共通点は”ヤンキー漫画”というジャンルのみで、パクリではないため打ち切りの理由にはなりません。
ただし”共通点”はあるので比較されてしまうのは仕方がないことでしょう。
ヤンキー漫画というジャンルで比較されてしまう

「ウィンドブレーカー」と「東京リベンジャーズ」が同じヤンキー漫画という理由で比較されることは仕方ありません。
「東京リベンジャーズ」は、原作漫画も人気絶頂のうちに終了、アニメ化や実写映画化もされている超人気作品です。
ヤンキー×サスペンスである「東京リベンジャーズ」に対して「ウィンドブレーカー」は割とガチの学園モノ。
個人的な印象を含んだ例えだと、血生臭い「東京リベンジャーズ」に対して爽やかな「ウィンドブレーカー」といった感じでしょうか…。
同じヤンキー漫画でも違う楽しみ方ができるので、食わず嫌いは止めて一旦本編を読んでみることをおすすめします。
東京リベンジャーズの恩恵も不利益も両方受けている
1980年代のヤンキー漫画「今日から俺は!!」のドラマ化、「HiGH&LOW」シリーズなどのヤンキーブーム最中にじわじわ知名度を上げていった「東京リベンジャーズ」。
パクリ疑惑なども出てくると、後続作品である「ウィンドブレーカー」は「東京リベンジャーズ」やヤンキーブームの恩恵も不利益も両方受けていると感じます。
同時期に不良やヤンキー作品が多く出てしまったことも、「ウィンドブレーカー」がパクリと言われる理由になったと考えられます。
東京リベンジャーズのファンが今後流れ込む可能性はある
ただし、「東京リベンジャーズ」のアニメが最終回を迎えた場合、同じヤンキー漫画が好きな人が「ウィンドブレーカー」に流れ込む可能性はあるでしょう。
「ウィンドブレーカー」にも推しやすいキャラが満載なので、そこは期待してもらってOKです!
【ウィンドブレーカー】漫画が打ち切りになる可能性を考察
「ウィンドブレーカー」の漫画は、以下の理由から打ち切りになる可能性はないと答えて良いでしょう。
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①単行本が19巻以上発売されている人気作
「ウィンドブレーカー」は2021年1月から連載開始、2024年12月時点で19巻(最新刊)まで発売されています。
「ウィンドブレーカー」はマガポケという講談社の漫画アプリで読める作品で、基本マガジン本誌には連載されていません。
他誌との比較になりますが、ジャンププラスで連載されている「スパイファミリー」が2019年からの連載で14巻までしか出ていません。
対して「ウィンドブレーカー」は比較的早いペースで単行本が刊行されています。
また、新刊が発売されるたびに即重版がかかっています。
原作漫画の人気は保証されているので、売上不振や人気低迷で打ち切りになる可能性はなさそうです。
②アニメも大人気で2期の放送が決まっている
「ウィンドブレーカー」はテレビアニメも放送されている人気作品です。
CloverWorksが手掛ける美しい作画や、疾走感あふれるOPアニメや主題歌が評価されました。
2024年4月から1期が放送され、2期も2025年内に放送されることが決定・発表されています。
2期では主にKEEL(キール)との戦いが描かれる予定で、原作漫画5巻からの内容がアニメ化される予定です。

③講談社が売りたい【考察】
これはファンの直感ですが、「ウィンドブレーカー」には、講談社がプッシュしたい・している風を感じます。
「東京リベンジャーズ」の連載が終了し、アニメも終盤に差し掛かっているため、おそらく講談社的には次の作品を世に送り出したいはずです。
講談社の看板作品にはサッカーを題材にした「ブルーロック」がありますが、一本柱だけでなくもう一本の主柱がほしいところ…。
ということで、さまざまな売れる要素を含んでいる「ウィンドブレーカー」を推しているのではないでしょうか?
【ウィンドブレーカー】漫画はパクリでつまらない?
パクリ?の理由以外にも「ウィンドブレーカー」がつまらないと言われる理由があるのか??
つまらないと言われてしまうとしたら…その理由を考えてみました。
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①王道すぎるヤンキー漫画
「ウィンドブレーカー」は今の時代にはどストレートすぎるくらいの純粋なヤンキー漫画です。
もしかしたらその王道な雰囲気が”つまらない”と言われてしまう理由の1つかもしれません。
「ウィンドブレーカー」は、超不良高校で有名な風鈴高校のてっぺんを取りにやってきた主人公・桜遥(さくらはるか)が、街を守る英雄”ボウフウリン”の一員となり、街の平和を脅かす輩と戦うお話。
拳と拳の対話、芽生える仲間意識など、どちらかというと古き良き時代の王道ヤンキー漫画の雰囲気を踏襲している印象があります。
ヤンキー集団が実は地元を守る英雄だったというギャップはありつつも、基本はバトル中心で進んでいきます。
②少年漫画なので設定が若者向け

「ウィンドブレーカー」はマガポケ連載作品の中でも、少年漫画のジャンルに分類されています。
設定も基本はわかりやすい学園ヤンキー×バトルアクションなので、後述する「東京リベンジャーズ」のようなタイムリープなどのプラス要素がないため”つまらない”と感じる人もいるでしょう。
また、「東京リベンジャーズ」のような裏社会、極悪なキャラクターも、今のところあまり登場していない印象で割と爽やかに事が進みます。
マガポケ連載作品には「満州アヘンスクワッド」「ファブル」などの刺激的な内容を含む作品が盛りだくさんあるため、「ウィンドブレーカー」では少々物足りなさがあるのかもしれません。
③登場人物が多すぎて覚えられない
登場人物が多すぎて覚えられないことも、つまらないと言われる理由に挙げられるようです。
学園もの=人数が多いことは承知の上で挑むしかありませんが、クラスだけならまだしも、相手のチームまで多勢でかかってこられると確かに混乱するかもしれません。
人数が多いというだけで漫画を読むことを諦める人もいるようですね…。
④狙いすぎている感
「ウィンドブレーカー」に漂う”狙いすぎ感”も逆につまらないと言われる理由になっているのかもしれません。
たとえば主人公の桜遙(さくらはるか)のビジュアルは、頭の半分で髪の毛の色が違う&オッドアイ。
人気キャラクターの蘇枋隼飛(すおうはやと)は眼帯にカンフー服など、オタクの好きな見た目を詰め合わせたようなキャラが多いのです。
「なら良いじゃん!」と思うかもしれませんが、最初から「オタク向けでしょ」と敬遠してしまう人はいるかもしれません。
【ウィンドブレーカー】漫画はパクリじゃない!面白い魅力を解説
最後に、「ウィンドブレーカー」の漫画がつまらないと思っている人、読もうか迷っている人に、面白さと魅力をご紹介します!
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①王道だけど今風にアプデされたストーリー
ご紹介しているように「ウィンドブレーカー」は、現代には珍しい王道のヤンキー漫画です。
古き良きヤンキー漫画のイメージを踏襲しながら、ヤンキーが実は街を守るヒーローだったという裏設定の面白さが、今作の面白いポイントの1つです。
「ウィンドブレーカー」は、1人でボウフウリンのてっぺんを取るつもりできた遙が、仲間との出会いを通して自分の場所を見つける物語。
一匹狼だった主人公の遙がボウフウリンとの出会いを通して”仲間意識”や”上に立つものとしての責任感”、”他人のの考えを受け入れること”を学び、打ちのめされながら立ち上がる成長ぶりが見もの。
遙を導いていく先輩たちの存在も大きく、先輩目線の後輩の導き方も勉強になりそうです。
②魅力的なキャラクター勢揃い
「ウィンドブレーカー」には主人公・桜遙をはじめとする魅力的かつ、さまざまなタイプのキャラクターが勢揃い!
遙や、彼を固めるキャラクターたちの見た目やファッションも今の世代にウケるようにアップデートされています。
- 桜遙:一匹狼。白黒頭髪のオッドアイ
- 梅宮一:優しくおおらかな性格のリーダー
- 杉下京太郎:長髪無口。桜のライバル
- 蘇枋隼飛:右目に眼帯。カンフー?の使い手。常に笑顔。
ボウフウリンだけでなく、彼らと対立する「獅子頭連(ししとうれん)」や「KEEL」にもクセの強いキャラクターたちが続々登場!
マドンナ的存在・”ことは”はいるものの、みんなの姉貴として君臨しているので、恋愛要素も特段ないと思います。
さまざまなタイプのキャラクターが登場するので、今流行りの”推し活”にも向いている作品だと考えます!
各グループのコスチュームも現代風なので、コスプレ向きでもありますね。
③作画が綺麗で見やすい=アニメが映える
「ウィンドブレーカー」は、にいさとる先生の綺麗で見やすい作画が魅力の1つです。
人数が多いヤンキー漫画ですが、絵柄やバトル描写がごたつかず、すっきりしているので読みやすい!
「ウィンドブレーカー」はキャラクターの数こそ多いですが個性は揃いなので、実際にアニメ映えしています。
また、殴り合いや喧嘩シーンなどの表現を和らげており、ヤンキー漫画に対する嫌悪感を払拭するような印象もあるのかな?と感じました。
【ウインドブレーカー】漫画はパクリで打ち切り?まとめ
- 「ウィンドブレーカー」はヤンキー漫画というだけで「東京リベンジャーズ」とどうしても比べられる
- 「ウィンドブレーカー」は正直これからが楽しみな作品なので打ち切りの可能性はほぼない!
- 王道展開と少年漫画というジャンルが”つまらない”と言われる原因?
- 「ウィンドブレーカー」は王道だけど今風!アニメも絶対に映えること間違いなし!
「ウィンドブレーカー」漫画の打ち切りの可能性と「東京リベンジャーズ」のパクリなのかについて調べてご紹介しました。
正直な話、私も最初は食わず嫌いなところがあったのですが、「東京リベンジャーズ」とだけ比較して作品を読まないのは勿体無いと実際に読んで感じました。
風のような爽やかさもありながら、炎のような熱さもある、新しいヤンキー漫画「ウィンドブレーカー」のこれからを、引き続き追っていきたいと思います!
★「ウィンブレ」アニメ1期を復習
