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【シティーハンター】実写日本版キャストの再現度が凄い!あらすじをネタバレありで紹介

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【シティーハンター】実写日本版キャストの再現度が凄い!あらすじをネタバレありで紹介

シティーハンター」は、1985年から1991年にかけて週刊少年ジャンプにて連載された同名漫画を実写映画化した作品です。

原作ファンを公言する鈴木亮平さんが主演を務め、過去の出演作に対する役作りからも期待が高まっていました。

この記事では、「シティーハンター」のあらすじや、キャストの再現度、実際に鑑賞した感想を紹介しています。

「シティーハンター」を鑑賞した方も、未鑑賞の方も、ぜひご覧ください!

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公開日2024年4月25日
監督佐藤祐市
原作北条司
脚本三嶋龍朗
キャスト冴羽 獠:鈴木亮平
槇村 香:森田望智
槇村 秀幸:安藤政信
野上 冴子:木村文乃
くるみ:華村あすか
音楽瀬川英史
上映時間104分
配給Netflix
公式サイト「シティーハンター」公式サイト
上映劇場なし(Netflix配信のみ)
目次

【シティーハンター】実写日本版キャストの再現度が凄い!

尋常ではないレベルの役作りをこなしてきた鈴木亮平さんが主演ということもあり、「シティーハンター」でも冴羽リョウへの再現度が注目されていました。

主要キャラクターとキャストの紹介、再現度の高さをまとめています!

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冴羽リョウ(さえばりょう)役:鈴木亮平

シティハンター 鈴木亮平
(C)北条司/コアミックス 1985

冴羽リョウは、新宿駅構内の掲示板に書き込みされた依頼を引き受けている、裏の世界で暗躍するプロの掃除屋です。

大柄でスタイルの良い体格で身体能力も高く拳銃の扱いに長けています。

クールな仕事ぶりとは裏腹に、無類の女好きでナンパやエロ本収集、キャバレー通いが趣味という一面もあります。

だいち

いかにも古典的なキャラクターを現代に蘇らせました!

鈴木亮平さんは、狂気的なヤクザを演じた「孤狼の血 LEVEL2」や、実在の人物がモデルの同性愛者を演じた「エゴイスト」の演技が高く評価されている実力派俳優です。

「シティーハンター」のファンであることを公言し、今回の役作りとして、アスリート並みの肉体改造に加えて、海外で実銃を扱う訓練を受けたそうです。

ファンであるがゆえに、声質が無意識にアニメ版の声優である神谷明に似てしまったとも明かしています。

だいち

プロ意識がすごい!

鈴木亮平さんの役作りの甲斐があって、冴羽リョウを見事に再現していたと思います!

ただのモノマネではなく、鈴木亮平さんの頑強さとしなやかな身体使いによって、アクションシーンが華やかな仕上がりになっていました!

槇村香(まきむらかおり)役:森田望智

シティハンター 槇村香
(C)北条司/コアミックス 1985

槇村香は、冴羽リョウの親友である槇村秀幸の義妹です。

秀幸の父親が捜査中に銃殺してしまった男の娘という複雑な境遇で、香は秀幸と血がつながっていないことを知りませんでした。

秀幸が麻薬組織に殺害されたことを機に、冴羽リョウの相棒として働くようになります。

だいち

性格は明るいけど複雑なキャラクター…。

森田望智さんは、「全裸監督」での熱演が脚光を浴びて、「さがす」の自殺願望がある女性を生き生きと演じ、27歳にして実力派の呼び声が高い女優です。

アニメに疎い森田望智さんは、出演オファーをきっかけに「シティーハンター」を知ったそうです。

原作に触れていくにつれ、オファーの喜びを実感するとともに、「私でいいのか」とプレッシャーを感じるようになったと言います。

しかし、これまでの森田望智さんとは違うコミカルな振る舞いもある香役を、絶妙に再現していたように感じました。

だいち

「元からAなんてないでしょ!」の言い方が最高です!

黒髪のロングヘアーのイメージがあった森田望智でしたが、ショートヘアーとカジュアルな服装も、香になりきっていたと思います!

槇村秀幸(まきむらひでゆき)役:安藤政信

シティハンター 槇村秀幸
(C)北条司/コアミックス 1985

槇村秀幸は、冴羽リョウの親友であり、仕事の相棒です。

元刑事でしたが、関わった事件で婦人警官が殉死したことの責任をとって辞職した過去を持っています。

麻薬組織によって殺害されてしまい、義妹の香を冴羽リョウに託します。

だいち

かなり序盤で亡くなるので、驚きました…。

安藤政信さんは、「キッズリターン」でデビューを果たし、瑞々しい演技により映画賞を総ナメにしました。

「るろうに剣心 最終章 The Beginning」や「ザ・ファブル 殺さない殺し屋」など、近年では漫画実写化作品にも出演している人気俳優です。

安藤政信さんは、「シティーハンター」に対して多くを語っていませんが、大きなメガネが特徴の秀幸を完璧に再現していると思いました!

優しい端正な顔つきながら、どこか影がある雰囲気を感じる安藤政信さんと秀幸のキャラクターが、シンクロした結果なのかもしれません。

野上冴子(のがみさえこ)役:木村文乃

シティハンター 野上冴子
(C)北条司/コアミックス 1985

野上冴子は、「警視庁の女狐」と呼ばれるほどの妖艶な雰囲気を持つ刑事で、頭脳明晰で操作能力が高く、リョウからも一目置かれている存在です。

槇村秀幸はかつての同僚で、縁もあってリョウに情報提供を行っています。

リョウから度々口説かれていますが、いつも煙にまいています。

だいち

孤高の雰囲気がかっこいいですね!

木村文乃さんは、NHK大河ドラマ「功名が辻」でデビューして以降、朝ドラの梅ちゃん先生」や「99.9-刑事専門弁護士- SEASON II」などの人気作に出演している女優です。

2022年に公開された「LOVE LIFE」では、ヴェネチア国際映画祭にも出品され、名実ともに一線級の女優になっています。

オファーを受けたときはイメージが沸かず、撮影に入ってからも戸惑っていたようですが、鈴木亮平さんから原作ファンなりのアドバイスを経て、冴子を演じました。

だいち

さすが鈴木亮平さんですね!

見た目の再現度でいくと顔立ちの違いを感じますが、木村文乃なりの新しい冴子を作り出していると思いました!

海坊主役(うみぼうず)役:マフィア梶田

本名は、伊集院隼人で”海坊主”と呼ばれています。

大柄な体格とスキンヘッドとサングラスが特徴的な容姿です。

実写版では、回想シーンでわずかながら登場しましたが、画面の端に映っているため、ほとんどの人が見逃しているようです。

だいち

マフィア梶田さんも、スキンヘッドにサングラスがトレードマークなので、言うまでもなく海坊主とは瓜二つですね(笑)

【シティーハンター】実写日本版のあらすじ

「シティーハンター」のあらすじを簡潔にまとめています。

現代の新宿を舞台にした「シティーハンター」はどのように生まれ変わったのでしょうか。

起:謎の組織と槇村秀幸の無念の死

凄腕のスイーパー(掃除屋)として活動する冴羽リョウは、元刑事の槇村秀幸を相棒にして新宿の治安を密かに守っていました。

「妹のくるみを探して欲しい」という依頼をもとに、リョウと秀幸はくるみを捜索します。

一方、新宿では人間が凶暴化して大暴れするという事件が頻発していました。

リョウと秀幸は、くるみに逃げ切られてしまいますが、くるみが落としていった謎のボトルを事件解決の手がかりになるのではないかと感じていました。

日が変わって秀幸は、妹の香の誕生日に一緒に食事に出かけます。

秀幸は、香に実の兄妹ではないという秘密を、打ち明けるつもりでした。

秀幸の様子を見送ったリョウでしたが、秀幸と香がいるレストランに暴走車が突撃します。

運転手は、車から降りてきて秀幸をナイフでめった刺しにします。

慌てて駆け付けたリョウでしたが、時すでに遅く、秀幸は持っていたボトルをリョウに託し、「香を頼む」と告げて命を落としてしまいました。

承:追われるコスプレイヤーくるみ

シティハンター
(C)北条司/コアミックス 1985

香は、秀幸の死の真相を探るためにリョウに近づきますが、「この世界はお前がいるべきところじゃない」と拒まれます。

食い下がる香に対して、リョウは渋々裏の世界を案内するのでした。

リョウは、裏社会を牛じる阿久津から、家出した少年少女が凶暴化しているケースが多く、危ない薬の実験台にされているらしいという情報を聞き出しました。

そして、何者かに襲われているくるみを見つけ、匿い事情を聞き出します。

くるみは「失踪した友人を探している時に何者かに注射を打たれて、ボトルだけ持ち出して逃げた」と言います。

また、くるみに姉はおらず、依頼人は組織の女性であることも明らかになりました。

混沌とした状況に、リョウは刑事である冴子を頼り、20年前にもエンジェルダストという薬を用いた同じような事件があったことを知らされます。

冴子によると、過去に刑事をしていた秀幸の父が、凶暴化した男を射殺して子供を引き取ったが、その子供が香だったというのです。

以降、秀幸は薬の真相をひたすら追い続けていたのでした。

冴子から、事件の実態を聞いたリョウは、秀幸のために事件を解決する意志を固めます。

転:新たな相棒・香誕生!最終決戦へ!

くるみを匿うリョウでしたが、くるみがローレという化粧品ブランドの社長である瀬田からイベントに招待されたため、警護という形でイベントに同行します。

人気コスプレイヤーのくるみはステージに登場しますが、組織から襲われてしまい、リョウが守りに入ります。

香はくるみを救い出し、冴子の同僚である刑事の伊東に引き渡しました。

しかし、伊東は組織側の人間で、くるみの誘拐を依頼されていたのでした。

香の身に危険を感じたリョウは「もう関わるな」と香織に告げます。

不甲斐ない自分に悔しさがこみ上げる香は、秀幸と血が繋がっていないことを知っていたと告白し、1人であっても戦ってみせると決意を叫びます。

香の魂の叫びに感化されたリョウは、「仇を取りに行くぞ」と香を受け入れるのでした。

結:黒幕が判明!新宿を守るシティーハンター

シティハンター
(C)北条司/コアミックス 1985

リョウは阿久津に情報を頼り、薬を製造している「ユニオン」というグループが中米をルーツにした犯罪組織であり、ローレは日本のフロント企業だったと知らされます。

リョウと香は、くるみに仕込んでいた発信機を辿ってローレの研究施設に潜入しますが、研究員たちは既に殺されていました。

事態を察した警備部隊に取り囲まれますが、リョウと香の連携プレーによって、窮地を脱します。

しかし、瀬田の秘書である今野が、くるみの額に銃を突き付けて屋上へ逃げていったため、香は必死に追いかけます。

今野は、ユニオンの手下で瀬田を利用していたことを明かしました。

さらに、香の父はユニオンの一員で、子供が生まれたことをきっかけに脱会を申し出たことで麻薬を打たれ、麻薬事件を捜査していた秀幸の父に射殺されたことが判明します。

香の父と秀幸のことを罵倒された香は、怒りに身を任せますが、防弾ガラスの前に成す術がありません。

そこに、警備部隊を一層したリョウが助けにきて、防弾ガラスを銃弾で打ち破り、くるみを助けます。

今野は、首元に埋め込まれていたチップの爆破を察してリョウに銃口を向けますが、チップが爆破してあえなく死亡しました。

事件の真相を解明したリョウが自宅で朝目覚めると、香が部屋を掃除をしていることに驚きます。

香は「新しい相棒が必要でしょ?」と不要なアダルトグッズを処分しますが、リョウは必死に抗うのでした。

【シティーハンター】実写日本版のネタバレ

「シティーハンター」の終盤の展開について触れています。

香織と槇村の関係性など、作品の確信から続編の可能性まで考えてみました。

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香と槙村の関係は…

香は秀幸は、実の兄弟ではありません

秀幸の父親も刑事をしており、ユニオンの事件を捜査していました。

ユニオンの一員であった香の父を、秀幸の父は射殺してしまい、娘である香を引き取ったのが真相です。

秀幸は、真相を隠してずっと実の妹のように大事に接してきました。

だいち

複雑な境遇…。

しかし、いつからかは明らかにしていませんが、香は秀幸と実の兄妹ではないことに気付いていたと言います。

ただ、ここまで過去に因縁があることは想像していなかったでしょうから、終盤の展開は残酷さを感じてしまいます。

エンジェルダストとは?くるみが拐われた理由

エンジェルダストは、投与された人間を凶暴化させてしまう、強力な麻薬です。

劇中では、戦場で人間を兵器として扱うために使われていたと言われています。

だいち

ひどい話…。

あまりに非人道的で使用されなくなりましたが、今回の劇中で使われていた薬と似ていると冴子は言っています。

現に、20年前にも同じような薬を用いた事件が起きていて、どこかの組織が暗躍し研究を続けている可能性が仄めかされていました。

劇中で使用されていた麻薬は、一度服用して凶暴化するとすぐに死んでしまいますが、くるみは薬への抗体があったため、実験台としてくるみを誘拐しようとしていました。

事件の黒幕?ユニオンとは

ユニオンテオーペは、中米をルーツにした麻薬密売組織で、ローレ(化粧品会社)をフロント企業として利用していました。

原作にも登場し、ユニオンの総帥である海原神は、原作の実質的なラスボスとして登場する重要なキャラクターです。

香の父は、元ユニオンのメンバーで、秀幸の父が香の父を殺したこともあり、「シティーハンター」の物語として因縁が深い関係です。

終盤でくるみを救い今野は亡くなったものの、組織はその後も存続しているものと思われます。

だいち

ユニオン関係のエピソードが解決していないのが、もどかしい…。

続編はある?

実写版「シティーハンター」は、一本の物語として完結している構成ではありますが、まだ登場していないキャラクターも多いので、続編を作られる余地はありそうです。

だいち

海坊主の登場があれだけなのはもったいない!

内容も好評で、世界各国でNetflixのランキング1位を獲得していることから、続編を作る可能性はかなり高いと思います。

ただ、全35巻の原作のどこまでを扱うかという問題があり、ユニオンと決着をつけるには時間が足りないのではないでしょうか。

1本2時間の映画だと多数の要素をまとめる形になりがちなので、ドラマシリーズに展開してもいいのではないかと思います。

多忙な鈴木亮平さんのスケジュールが心配ではありますが、原作ファンでもあるので続編の製作が決まれば、「シティーハンター」を最優先に動いてくれるのではないでしょうか。

【シティーハンター】実写日本版を実際に鑑賞した感想と評価(ネタバレあり)

「シティーハンター」を実際に鑑賞した感想と評価ポイントをまとめました。

項目に沿って、おすすめしたいポイントをお伝えします!

ストーリー展開
いまいち
面白い
再現度
いまいち
そっくり!
アクション
いまいち
超カッコいい
再鑑賞
1回でOK
何度も見たい

ストーリー展開

秀幸と香の関係性や、組織の構成など一部複雑なところはありますが、単純明快なストーリーになっています。

大規模映画の長尺化が著しいため、106分という短めの尺にまとまっていることにも好感が持てました。

だいち

あっという間に終わった感覚でした!

序盤から主要人物の秀幸が亡くなるという展開は、原作ファンにはお馴染みですが、初見の人はかなり驚くと思います。

秀幸の死という過酷な状況を乗り越えて、想いを受け継ぐリョウと香の人間ドラマもしっかり描かれています。

バカバカしいギャグに笑って、意外な展開に驚いて、アクションのカッコよさに魅了される、王道のエンターテイメントでした!

再現度

俳優陣の演技は、原作へのリスペクトを感じさせつつ、オリジナリティもあるという理想的なバランスだったのではないでしょうか。

実写化作品が失敗するケースとして、資金不足によるチープな世界観が挙げられますが、「シティーハンター」からは感じませんでした。

1980年代の新宿から、現代の新宿にアレンジしているところも面白かったです。

SNSやコスプレ文化などの現代性が、ストーリーに上手く組み込まれています。

原作連載当時は受け入れられても、現在では受け入れられないセクハラ的な描写は、慎重に議論したということもあって、現代の基準に照らしても古さを感じない作品に仕上がっていると思います。

だいち

作風とは裏腹に、誠実に作られていますね!

アクション

シティハンター
(C)北条司/コアミックス 1985

鈴木亮平さんの肉体改造や、実銃を扱うための訓練の甲斐があって、アクションシーンのクオリティは高かったと思います。

要所要所でアクションシーンが盛り込まれており、終盤まで退屈することなく楽しめる構成でした。

だいち

鈴木亮平の身のこなしがカッコいいです!

リョウが窮地に追い込まれた時に、素早く銃をさばいていく所作が切れ味鋭く描写されていて、見ていてとても気持ちよく感じました。

大柄で手足が長い鈴木亮平さんの身体を生かしたアクション設計がされていて、迫力としなやかさを兼ね備えた素晴らしいアクションだったと思います!

再鑑賞

コンパクトにまとめられたストーリー構成や、アクション的な見せ場の多さ、カラッとして笑えるコメディということもあり、個人的には気軽に何度も観たい作品だと感じました!

Netflix配信なので、自宅で何度も観られるというメリットを考えて作られたのかもしれません。

だいち

出勤前に好きなシーンだけ観るのも楽しそうです!

気軽に見れて、見どころが多い作品なので、一度鑑賞すると何度も観たくなること間違いなしです!

【シティーハンター】実写日本版で印象に残ったシーン・場面3選(ネタバレあり)

「シティーハンター」で印象に残ったシーンを紹介します。

思わず、見返したくなること間違いなし!

①衝撃的な秀幸の死…切なく受け継がれた想い

「シティーハンター」で最も印象的なシーンである秀幸が亡くなるシーンは、鈴木亮平さんもこだわりがあるゆえに、脚本の段階で難航したそうです。

状況的に室内で事件を起こした方が自然だという脚本チームと、「このシーンは雨じゃないといけない!」と原作への思い入れが深い鈴木亮平で徹底的に話し合いが行われました。

話し合いが続く中、あるとき「スプリンクラーはどう?」という提案に鈴木亮平さんはピンときたと言います。

結果的に、物語としてスムーズな進行と、原作ありきのドラマチックな映像を両立した素晴らしいシーンに仕上がりました。

だいち

秀幸の無念は、涙なしに観れない…。

基本的には、コメディ路線の「シティーハンター」ですが、秀幸の死があることによって、一面的ではない切なさが漂っていて、奥行きがある作品になりました。

②振り切った鈴木亮平の演技!リョウのもっこりパーティー!

秀幸の死があってから、香は捜査に協力させて欲しいとリョウに詰め寄ります。

香を危険に晒すわけにはいかないとリョウは断り続けますが、埒があかないとある場所に誘います。

どんなシリアスな状況が待ち受けているのかと思いきや、ほぼ全裸の状態でリョウがショーパブで踊っていたのでした。

だいち

シリアスなフリもあって最高に笑いました!

鍛え抜かれた肉体美とキレのいいダンスをはちきれんばかりの笑顔で披露するリョウに、香は呆れてしまいます。

バカバカしいシーンですが、シリアスさとコミカルさを兼ね備えた「シティーハンター」らしいシーンでした。

③まさかのコスプレ対決!シュールでかっこいいアクション

シティハンター
(C)北条司/コアミックス 1985

くるみが参加したコスプレイベントに、組織からの追っ手である「蠍」と「羆」に狙われて、リョウが護衛に入るシーンのアクションがカッコよかったです。

羆は天井からステージ上のくるみを狙い、蠍が直接襲い掛かるというシチュエーションでしたが、追っ手とリョウも含めてコスプレをしているというシチュエーションがシュールに感じました。

一般客に混乱を与えないように、あくまでコスプレショーとして振る舞うリョウの機転とユーモアが生かされているシーンだと思います。

だいち

ショーとして見てもシンプルにかっこいいです!

蠍とリョウの動きに合わせて照明も演出されていて、イベントを見に来た観客もどんどん魅了されていきます。

コミカルでありクールでもある、「シティーハンター」ならではの見せ場になりました!

【シティーハンター 】鈴木亮平の再現度が半端ない!作品愛に溢れている

「シティーハンター」のキャストや考察、おすすめポイントについて書いてみました。

鈴木亮平さんの出演作品は、どれもクオリティが高くさすがだと感じます。

クオリティが高い日本の漫画実写化作品が続き、誇らしい気持ちになりますね。

原作ファンからの評判も良いので、続編にも期待してしまいます。

「シティーハンター」はNetflix限定配信なので、サブスクに加入してこの機会にぜひ鑑賞してみましょう!

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この記事を書いた人

濱口竜介監督と対談することが夢です。映画を見始めて間もない頃に「寝ても覚めても」を映画館で観て人生が変わりました。それは、今まで鑑賞したどの映画とも似つかわしくない衝撃的な映画体験でした。以後、濱口監督の作品とご自身による作品の分析に毎度感心させられ、映画の得体の知れない深さに驚きます。濱口監督には遥か及びませんが、自分も映画の魅力を伝えられる存在になりたいです!

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