1998年に公開されたVシネ作品である「蛇の道」を、黒沢清監督がフランスでセルフリメイクしました。
この記事では「蛇の道」1998年版とリメイク版の違い、印象に残ったキャストやシーンなどをまとめています。
絶賛劇場公開中なので、予習もしくは復習として、記事をご覧ください。
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この記事には映画の結末や重要なネタバレを含む可能性があります。未鑑賞の方はご注意ください。
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公開日 | 2024年6月14日 |
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監督 | 黒沢清 |
原作 | 1998年版「蛇の道」 |
脚本 | 黒沢清 |
キャスト | 新島小夜子:柴咲コウ アルベール・バリュレ:ダミアン・ボナール ラヴァル:マチュー・アマルリック 吉村:西島秀俊 新島宗一郎:青木崇高 |
音楽 | ニコラ・エレラ |
上映時間 | 113分 |
配給 | KADOKAWA |
公式サイト | 「蛇の道」公式サイト ※メンテナンス中 |
上映劇場 | 「蛇の道」上映劇場 |
【蛇の道】のネタバレ!あらすじをラスト・結末まで解説
「蛇の道」のあらすじを、起承転結に分けてご紹介します。
あらすじを、押さえてから鑑賞したい方や、鑑賞後に復習したい方は、ぜひご覧ください。
起:計画的?な復讐
パリの街並みの中、娘を殺されたアルベールは、精神科医の小夜子から協力を得て、復讐を果たすことを決意していました。
小夜子は、リサーチにより復讐の対象をラヴァルに定めますが、アルベールはなかなか決心がつきません。
アルベールの様子を見た小夜子は、事前に仕掛けていた盗撮用のスマートフォンで、ラヴァルが住んでいるマンションの暗証番号を手に入れます。
やがてアルベールの決心がつき、ラヴァルのマンションへ潜入し、アルベールと小夜子が潜伏している人里離れた工場まで、拉致しました。
人違いだとラヴァルは必死に抵抗しますが、全く聞き入られず、鎖に繋がれてしまいます。
承:理不尽な拷問
アルベールの娘の殺人を疑われているラヴァルは、必死に抵抗するも、食事を与えられず、トイレにも連れて行かれないなど、陰湿な拷問を受けていました。
アルベールは、自分の娘が殺された当時の状況を克明に訴えかけますが、ラヴァルには心当たりがありません。
やがて、ラヴァルは財団の上役であるゲランが殺害に関わっているのかもしれないと証言し、思わぬ上役の名前にアルベールはうろたえてしまいます。
ゲランの存在をアルベールから知らされておらず、アルベールが財団の一員であることも知らなかった小夜子は、アルベールに隠し事をしないように問い詰めます。
娘の殺害の真相に、恐れていたゲランが関わっている可能性に怯えるアルベールでしたが、小夜子と共に、ゲランの自宅を襲い、拉致に成功するのでした。
転:小夜子の裏切り
ゲランを拉致することに成功しましたが、やはりゲランも娘の殺人には関わっていない様子であることが窺えます。
小夜子はゲランも同じように拷問しますが、痺れを切らしたのか、アルベールに不信感があるから適当な人間をでっち上げ、復讐の話をさっさと終わりにしたいと、2人に提案しました。
そこで、ラヴァルとゲランは、財団の警備をしていて人格に難があるクリスチャンがちょうどいいと口裏を合わせます。
2人の話を聞き入れた小夜子でしたが、クリスチャンが来るからどちらかの鎖を空けるよう言い放ち、もみ合いの末、ゲランが生き残りました。
クリスチャンの手掛かりを得るため、小夜子とアルベールは、ゲランと共に財団の資料が保管されている倉庫に向かいますが、保管されていた人体の標本を発見します。
アルベールは、財団が人身売買に関わっていたことを知り、動転してゲランを射殺してしまいました。
小夜子とアルベールは、倉庫で見つけたクリスチャンの写真から居場所を突き止め、反撃を喰らいながらもなんとか拉致に成功します。
結:娘を売った真犯人は?
鎖に繋がれたクリスチャンは、財団のトップであるデボラとアルベールの妻・ローラが主犯格である可能性を仄めかします。
気が立っているアルベールを見た小夜子は、クリスチャンに別人になりすまして財団のアジトまで連れていくよう命令。
クリスチャンは2人をアジトに案内しますが、小夜子の裏切りにより、クリスチャン本人であることがアルベールにばれて射殺されてしまいました。
やがて、娘の殺害の様子を撮影していた現場に到着したアルベールは、小夜子の娘も殺されたという事実を知るのでした。
奇襲を仕掛けられながらも、アルベールはローラの元に辿り着き、育児に行き詰ったローラが組織に娘を売ったという真相を聞きます。
ローラを射殺して復讐を遂げたアルベールでしたが、小夜子に「あとはあなただけ」と縛られて、工場に連れ去られてしまいます。
小夜子は、組織の一員であったアルベールを鎖に繋ぎ、娘が殺される様子を捉えたビデオを見せて、延々と続く苦しみを与えました。
そして、日本に暮らす夫の宗一郎とリモート通話しているときに、宗一郎が娘を組織に売った可能性を察知して、鋭く睨みつけるのでした。
【蛇の道】ネタバレ解説!黒沢清監督のセルフリメイク→1998年版との違いは?
この度公開された「蛇の道」は、1998年にVシネマとしてリリースされた「蛇の道」のセルフリメイクとなります。
こちらでは、大きく変わった点を整理した上で、1998年版を未鑑賞でも楽しめるか記載しました。
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主人公が男性→女性へ
オリジナルである1998年版の「蛇の道」は、哀川翔さんを主演にした「復讐シリーズ」の一環で制作されていました。
今回のセリフリメイク版が始動する際に、1998年版と明確な違いを打ち出さなければならないと、黒沢清監督は感じていたそうです。
思考を重ねていく中で、主人公が異国の地で働く日本人女性という設定になったそうです。
哀川翔さん→柴咲コウさんの転換は普通は思いつかない!
黒沢清監督は、引き受けてくれる女優はいるのかと不安に思っていましたが、もともと目力に魅力を感じていた柴咲コウさんにダメ元でオファーしたところ、快諾されたという経緯だそうです。
柴咲コウさんの大きく魅惑的な目で男性にお願いすると引き受けるしかないだろう、という狙いがあったと話しており、作品の狙いがバッチリハマったナイスキャスティングでした。
柴咲コウさんが、思いの外アクションができることも収穫だったとか!
また、主人公の性別が変わっただけでなく、職業が謎の塾講師から、精神科医に変更されました。
1998年版の塾講師の得体の知れなさも好きでしたが、人の内面からコントロールしてしまうのではないかという、ミステリアスな小夜子の佇まいに適した脚色だと思います。
全編フランスロケを敢行
フランスの映画プロデューサーから、「フランスでセルフリメイクしたい作品はあるか?」という持ちかけによって始動した企画のため、舞台がパリに変わっています。
禍々しい日本の風土から、パリが舞台に変わったことで、映像が全体的にスタイリッシュになった印象です。
これは、フィルムからデジタルカメラに変わった影響もありそう!
フランスが舞台になったことで、当然言語も日本語からフランス語に置き換えられました。
小夜子はフランス語を話すため、柴咲コウさんは映画のために半年に渡る猛特訓に取り組んだそうです。
異国の地で働く日本人というモチーフが加わり、周囲の人間と交わらない独特な佇まいに仕上がりました。
ラスト・結末に違いはあるか
基本的には、1998年版の「蛇の道」の展開をなぞって作られています。
体感的には8割くらいは一緒でした!
復讐の連鎖が生まれる展開はほとんど同じですが、ラストに少しだけ脚色が加わりました。
1998年版は、結局誰が娘を殺したかは、はっきり明示されないまま、組織の歯車の一員だった宮下(香川照之)が、新島(哀川翔)に殺されるという結末でした。
そして、今回のリメイク版は、組織の一員であったアルベールの妻が、子供を組織に売っていた可能性が仄めかされます。
1998年版より、さらに小さい関係の中で犯罪が行われていたことが示され、終わらない復讐のループとやり切れなさがこびりつきます。
本当に嫌な話…。
小夜子は組織の面々に対して復讐を果たし、夫の宗一郎とビデオ通話をしますが、夫の宗一郎が小夜子の娘を組織に売った可能性を示し、怒りに満ちた小夜子の目つきを映して映画は終わります。
1998年版の新島は、虚無に陥った超現実的な存在でしたが、小夜子は飽くまで憎悪を背負った人間として描かれていました。
柴咲コウさんの目つきが最大限に生かされたラストショット!
1998年版を未鑑賞でも楽しめるか
個人的には、1998年版を知らずにリメイク版を鑑賞した方が、素直に楽しめると思います。
オリジナル版が好きゆえにどうしても比較してしまうけれど…。
そもそも、終盤に大きなどんでん返しがあるタイプの映画なので、あらすじを知らずに観た方が面白い作品なのは、間違いないです。
個人的には、1998年版は大きな余白を味わえて、リメイク版はもう少しスタイリッシュに現代の映画として蘇った作品という印象です。
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「蛇の道」の実質的な続編である「蜘蛛の瞳」とセット鑑賞がオススメ!
【蛇の道】印象に残ったキャスト3選(ネタバレあり)
「蛇の道」で、印象に残ったキャストと役どころを紹介しました。
日仏の人気と実力を兼ね備えた俳優が出演していて、とても贅沢な作品です。
①新島小夜子/柴咲コウ
柴咲コウさんは、「バトル・ロワイアル」の怪演で注目を集め、「オレンジデイズ」や「ガリレオ」シリーズなど、テレビドラマを中心に人気を集めていった女優です。
歌手活動も精力的に行っており、代表曲に「月のしずく」、「かたちあるもの」などがあります。
まさしく才色兼備!
リメイク版「蛇の道」は、主人公を女性に変更しようと思い立った黒沢清監督が、ダメもとで大物から順番にオファーしようと声をかけたことから、柴咲コウさんが主演に決まりました。
柴咲コウさんが演じる新島小夜子は、フランスに10年以上滞在している精神科医という設定で、復讐を目論むアルベールの手助けをしています。
徹底的に冷徹で、何事にも動じない様子は、関わる者を混乱に陥らせます。
冷徹さの中に確かな怒りを滲ませる演技が絶品です!
②アルベール・バリュレ/ダミアン・ボナール
ダミアン・ボナールは、主演を努めた「レ・ミゼラブル」がカンヌ国際映画祭でグランプリを受賞し、国際的に注目を集めている俳優です。
タイトルとは裏腹に衝撃的な映画でした…。
1998年版では、香川照之さんが演じていた、娘を殺されて復讐を目論んでいるアルベール・バリュレを、リメイク版「蛇の道」で演じます。
復讐に対して積極的に興奮している様子を見せていた1998年版とは裏腹に、どこかやつれていて精神的に不安定で繊細な様子が窺えます。
リメイク版では、復讐を計画するコンビが男女になったことで、アルベールが小夜子に依存する関係性が強調されて、描かれました。
復讐を本当は恐れているような繊細な演技が見事でした!
③ラヴァル/マチュー・アマルリック
マチュー・アマルリックは、1984年に映画デビューを果たし、アカデミー賞に4度ノミネートされている、ベテラン俳優です。
映画監督としても精力的に活動しており、「さすらいの女神たち」は、カンヌ国際映画祭で監督賞を受賞し、手腕を高く評価されています。
「彼女のいない部屋」が個人的に大好きです!
リメイク版「蛇の道」で演じるラヴァルは、小夜子とアルベールから、復讐の標的にされて拷問を受けるという役柄です。
ラヴェルが、人違いだと何度強調しても、拷問の手を緩めない小夜子とアルベールに翻弄されてしまいます。
普段は繊細な役柄を演じることが多いマチュー・アマルリックですが、取っ組み合いなど体を動かすことが多い役どころに、生き生きと演じていたそうです。
水をかけられるときのお尻の突き出し方が最高でした(笑)
④吉村/西島秀俊
西島秀俊さんは、1990年代から日本のインディペンデント映画やテレビドラマを中心に活躍しており、2021年に公開された「ドライブ・マイ・カー」では、日本人で初めて全米批評家映画賞で主演男優賞を受賞しました。
人気、実力ともに圧倒的な存在!
リメイク版「蛇の道」では、小夜子の患者で、パリに赴任して精神的に苦しむ吉村を演じました。
吉村の出番としては、2シーンのみですが、強烈な印象を映画に残しています。
小夜子と吉村の会話で、「一番苦しいのは終わらないこと」というテーマを裏付けるようなセリフも出てきており、西島秀俊さんが、重要な場面を不穏な空気を纏って演じていました。
個人的には、小夜子と吉村のシーンが一番好きでした!
【蛇の道】印象に残ったシーン・場面3選(ネタバレあり)
「蛇の道」で、印象に残ったシーンを、3つピックアップしました。
物語に直結するシーンも、本筋に関わらないシーンも印象に残るのが、「蛇の道」の凄みだと思いました。
①理不尽で陰惨な拷問シーン
娘が殺されことへの復讐をアルベールと小夜子が決行するところから、映画が始まります。
最初に拉致されて拷問を受けるのが、ラヴァルです。
「蛇の道」で不気味なのが、拷問されている人物が実際に娘の殺害に関わっていたか不透明なところです。
ラヴァルは、人違いであることを何度も主張しますが、鎖に繋がれ、便を催してもトイレに連れて行かれることもありません。
朝を迎えて、小夜子が食事を準備したかと思うと、ラヴァルの前まで来たところで、トレーをひっくり返して地面に落とすという陰湿な嫌がらせを受けてしまいます。
ひたすら冷徹な小夜子と、ただ笑っているアルベール…。
人として最大限の屈辱を受け続けるラヴァルを、小夜子が見かねたのか「病気になるから洗ってあげる」と告げ、ホースを取り出します。
ホースから勢いよく水が放出されて、ラヴァルは苦しんでいましたが、開き直ったのか、お尻を突き出して、汚れた箇所を洗い流してもらうのでした。
陰湿さとシュールな笑いが混在するのが「蛇の道」の面白さ!
②虚無感が漂うルンバ
黒沢清監督は、リメイク版では舞台をパリに移し性別が女性に変わったことで、主人公はどんな生活をしているのだろうと思考を巡らせたと言います。
ひたすら思考に思考を重ねて出した決断は、「何もしていない」ということでした。
虚無感は黒沢清監督の代名詞!
小夜子の自宅では、部屋を掃除するルンバがひたすら映されてます。
特段何かが起きているわけでもないのに、怖く見えてしまうのが黒沢清監督の演出の凄みです。
本筋に関わるシーンではありませんでしたが、とても印象に残るシーンでした。
恐らく映画史上最も怖いルンバ。
③謎の患者・吉村
ストーリーに直接関わらなくとも、何か嫌な印象を残すところがリメイク版「蛇の道」では多いです。
小夜子の患者として登場する吉村も、出番が少ないながら映画に強烈な印象を残していきます。
声と姿で西島秀俊さんとすぐ分かるのに、なかなか顔が見えない不気味さ…。
日本からパリに仕事で来ている吉村は、任期が2年残ってると言いますが、精神的苦痛から心療内科に通うこととなります。
吉村は、小夜子へ唐突に立ち入った質問をしたり、明らかに様子がおかしいです。
小夜子が処方した薬に対して、「これ、毒じゃないですよね?」と笑えない冗談を言います。
最終的には、動機はわかりませんが死亡したことが明らかになり、映画になんとも言えない不吉な印象をもたらしました。
普通の会話の範疇だけど、気味悪いのが独特過ぎる…。
【蛇の道】を実際に鑑賞した感想と評価(ネタバレあり)
「蛇の道」を実際に鑑賞した感想とそれぞれのポイントに対して採点をしています。
鑑賞を迷っている方は、こちらを鑑賞の基準にしていただきたいです!
ストーリー展開
1998年版の「蛇の道」では、大量生産のVシネでリリースするという予定で制作していたこともあり、物語として見ると、不可解な点も多くありました。
しかし、リメイク版では、1998年版でほとんど説明されていない展開も、セリフで最低限補完されており、飲み込みやすくなっていた印象です。
鑑賞していて分からなくなるようなところは、ほぼありませんでした。
ただ、黒沢清監督作品は通常の映画と全く違うリアリティで映画が進行するため、何かしらの作品を予習しておく方が、「蛇の道」の世界観を飲み込みやすくすると思います。
代表作の「CURE キュア」か1998年版の「蛇の道」を観ておくのもいいかも!
結末への評価
物語の展開が、1998年版より整理され程よく説明が足された分、結末については「そういうことか!」と納得がいくものになっていたと思います。
1998年版にはなかった、夫婦というモチーフが加わったことによって、「復讐の対象は実は一番近くにいた」という居心地の悪い結末になりました。
後味の悪い結末が好きな人にはおすすめ!
小夜子の夫である宗一郎が、娘の殺害に加担していたことを仄めかしたあとに、映される目のショットが強烈でした。
柴咲コウさんの目力がすごい!
セルフリメイクとして
セルフリメイクされた映画を鑑賞したことは初めてでしたが、ストーリーの大筋は変わらないにも関わらず、舞台と登場人物の設定の変更、細部の調整で違った印象の映画になるのは、面白い発見でした。
別物として楽しんだ方が、面白く見れるはず!
個人的には、あらゆるところに不可解さを残した1998年版も個人的には大好きでしたが、映画として程よく整ったリメイク版も捨てがたいと感じています。
フィルム撮影が主流だった90年代後半と、デジタル撮影が主流になった2020年代という違いも、映画の作風の違いに表れていると思いました。
解像度が粗く、不可解な要素を残すことを美徳とされた時代と、すべてがクリアに高度な解像度で見られる時代の違いがそのまま作品の質感に反映されていると思います。
黒沢清監督が、インタビューで若い人に汚い映像を撮りたいと言っても伝わらないと嘆いていたことから、時代性の違いは自覚的に取り組んだのだろうと推測します。
1998年版とリメイク版を両方観ることで、それぞれの良さを見つけて欲しい!
再鑑賞
陰惨な出来事が続くため、再鑑賞したい人は少ないと思いますが、個人的には嫌な話は好きなので、何度でも観たいです(笑)
黒沢清監督らしいコンクリート調の空間を生かした演出や、俳優の素晴らしい演技を堪能する意味でも、再鑑賞をおすすめしたいです!
また観たくなる不思議な中毒性がある作品です!
【蛇の道】ネタバレ解説&考察!黒沢清監督のセルフリメイクは…まとめ
「蛇の道」のあらすじや、1998年版との違い、感想や見どころを紹介しました。
オリジナルとの比較は避けて通れないですが、1998年版とはまた違った質感の面白い映画だと思います。
黒沢清監督の入門編としても、ぜひ映画館で公開されているうちに、鑑賞をおすすめします!