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【キングダム】映画のあらすじネタバレ&キャスト解説!実写版はひどい?評価・感想も

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【キングダム】映画のあらすじネタバレ&キャスト解説!実写版はひどい?評価・感想も
ⓒ2019映画「キングダム」製作委員会

読み出したら止まれない。

没頭してしまう人続出中の大人気漫画「キングダム」が豪華キャストで実写化されました!

これまで既に第三弾まで映画が公開されており、なんと累計興行収入は100億円越えの大成功をおさめています!!

そんな人気シリーズ実写版「キングダム」の最新作第4弾「キングダム 大将軍の帰還」が2024年7月12日(金)に公開されます。

この記事では始まりとなる「キングダム」第一弾のあらすじや原作とのギャップ・みどころをおさらいして最新作を観にいきましょう!

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この記事には映画の結末や重要なネタバレを含む可能性があります。未鑑賞の方はご注意ください。

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公開日2019年4月19日
監督佐藤信介
原作原泰久『キングダム』
脚本黒岩勉
佐藤信介
原泰久
キャスト山﨑賢人
吉沢亮
長澤まさみ
橋本環奈
本郷奏多
大沢たかお
音楽ONE OK ROCK「Wasted Nights」
上映時間2時間14分
配給東宝 / ソニー・ピクチャーズ・エンタテインメント
公式サイト「キングダム」公式サイト
上映劇場なし(劇場上映終了)
目次

【キングダム】映画のネタバレ(結末・ラストまで)

歴史に名を残すこととなる少年・信の天下の大将軍への道が始まります!

これからの物語で重要な人物が多くでてくるため、第一弾「キングダム」は見逃せません。

悲しい別れから始まる、新しい仲間との出会いが必見です!

  1. 起:秦国王・嬴政との出会いと悲しき友との別れ
  2. 承:河了貂との出会い
  3. 転:山界の女王・楊端和率いる山の民と秦国の同盟復活
  4. 結:反乱の終着・中華の統べる唯一王の始まり

あらすじ”起”:秦国王・嬴政との出会いと悲しき友との別れ

中国春秋時代、中華七国の西に位置する「秦」という国に信と漂という二人の少年がいました。

二人は奴隷という身分から抜け出し、「天下の大将軍」になりたいと願っていました

修行のため二人は毎日のように剣を振り合います。

修行中の二人の横を通りがかった秦王の側近・昌文君が驚きの表情で信と漂を見つめます。

昌文君は信と漂が奴隷として働いている家主を訪ね、漂を王宮に連れて行くと話します。

漂は信と必ず再会しようと約束し、王宮へ去って行きました。

amuro

血は繋がっていませんが、共に暮らし切磋琢磨しあった実の兄弟のような強い絆が二人にはありました!

漂が去った後も天下の大将軍になるべく一人で修行を積んでいた信。

そんなある日の夜、信が寝ていた納屋の外から物音がしました。

扉を開けると血まみれの漂がいたのです。

秦王の弟・成蟜が反乱を起こし秦王を逃がすため身代わりとなった漂は追手に追われていました。

漂は瀕死の中、信に会うためやってきたのです。

意識が混濁する漂は、最後の力を振り絞りある場所の地図と天下の大将軍の夢を信に託します

信は悲しみに暮れる暇もなく、涙ながらに納屋を飛び出て漂に託された地図の場所へ走りました。

地図の場所へ到着した信が見たものは、なんと漂と瓜二つの秦王・嬴政(えいせい)です。

到着も束の間、嬴政を追い漂を殺した朱凶が二人に襲い掛かります。

激闘の最中、信は漂が嬴政の身代わりとなり死んだことを理解していきます。

悲しみと恨みの力で朱凶を倒した信は嬴政に、戦いの元凶である王の弟・成蟜を倒してから嬴政をどうするか決めると話します。

こうして二人は共に行動し、成蟜を倒すべく動き出します。

あらすじ”承”:河了貂との出会い

成蟜と戦うべく西の果てで合流の約束をしていた昌文君の元に向かいます。

追ってから逃れて向かうルートを模索している中、山の民河了貂(かりょうてん)と出会います。

(C)原泰久/集英社 (C)2019映画「キングダム」製作委員会

河了貂は嬴政に抜け道を教える代わりに、報酬(お金)を要求しました。

信・嬴政・河了貂は、道中刺客(ムタ)に襲われながらも約束の場所にたどり着きます。

amuro

河了貂は刺客(ムタ)より毒付きの吹き矢をGETします。

なんとか昌文君率いる嬴政派の軍と合流します。

しかし成蟜は約8万の軍勢を用意し待ち構えているため、数では到底太刀打ちできません。

そこで嬴政は400年前に同盟を結んでいた山の民の力を借りるべく山の民の棲み処に向かいます。

あらすじ”転”:山界の女王・楊端和率いる山の民と秦国の同盟復活

棲み処にたどり着いた信たちは、全員山の民の軍勢に捕まってしまいました。

嬴政は山の王・楊端和(ようたんわ)に力を借りに来たと告げます。

しかし楊端和は聞く耳を持ってくれません。

400年前に同盟を結んだにも関わらず、秦国の裏切りにより惨殺され山に追われ祖先の無念を晴らすため、嬴政の首をはねるよう命令します。

しかし嬴政は、ここで首をはねることに何の意味も持たないと説得します。

嬴政は自身の思い描く国境のない未来を創る「中華統一」について語ります。

気持ちが揺らぐ山の民に対し、信は「本当に祖先を思うならそいつらが見た夢を叶えてやれよ」と山の民に進言します。

楊端和は嬴政と信の想いを受け、秦国と再び同盟を結ぶことを決意しました。

山の民の動ける軍勢を含め3万3千人を連れ、王宮にむかう信たち。

(C)原泰久/集英社 (C)2019映画「キングダム」製作委員会

山の民に交じって王宮の内部まで侵入に成功しました。

あらすじ”結”:反乱の終着・中華の統べる唯一王の始まり

嬴政と楊端和は正面から堂々と切り込み、相手陣営を切り崩していきます。

信たちは嬴政を囮に裏の通路から本陣をたたくという作戦の元、別行動となりました。

しかし裏の通路にも成蟜の軍・処刑人ランカイや元将軍・左慈(さじ)が待ち構えていました。

死闘を繰り広げ、なんとかランカイを打ち破り成蟜がいる玉座へたどり着きます。

信は左慈と最後の激しい斬り合いを制し、成蟜を玉座から退けます。

その頃、正面突破を試みた嬴政と楊端和は何とか正門までたどり着きますが、ギリギリの状態で戦っていました。

そこに信から逃げてきた成蟜が嬴政の前に現れます。

すでに追い込まれている成蟜を見て、成蟜軍たちは戦意喪失をしてしまいます。

嬴政は負けたにも関わらず抗おうとする成蟜に対し、顔面を何度も殴り犯した事の重さをしらしめます。

amuro

漂の仇でもあるので、このシーンは少しスカッとしましたね!

敗北を喫した成蟜軍は、処罰を恐れ嬴政を襲おうとしました。

その時、天下の大将軍・王騎将軍が現れたのです。

王騎将軍は嬴政に、嬴政が夢見る未来は何だと確認します。

嬴政は臆することなく答えました。

「中華の統べる唯一王」になると。

この答えに満足した王騎将軍は、全軍退却命令をだし成蟜の反乱は幕をとじました。

そして信は嬴政の夢に付き合うため戦に出ると宣言します!

【キングダム】映画のネタバレ解説:ひどいと言われた理由は?

高評価を得ている実写版「キングダム」ですが、原作が人気なだけに辛口意見もあります。

ひどいと言われる理由を調べてみました!

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①古代中国の世界観が再現されていない

春秋・戦国時代を舞台に繰り広げられるのですが、確かに古代中国感はあまりありませんでしたね。

amuro

意外に中国人にはあまり人気がないようです。

しかし、映画を見る上では特に違和感はありません

原作者自体、日本人なので漫画から大きく外れた世界観ということはないです。

本作自体まだ本格的な戦というわけでもないので、古代中国感を再現しずらいというのもありますね!

②設定が異なるキャラがいる

敵兵として信が倒した左慈(さじ)でしたが、漫画と実写では設定が違っていました!

漫画では、王弟の成蟜(せいきょう)に従属する将軍級の上官です。

しかし本作では、軍を追われた人斬りという設定でした。

また信と激闘を繰り広げる相手がランカイから左慈へ変わっていましたね。

何故ラスボスがランカイから左慈へ変わってしまったのでしょうか。

理由は明言されていませんが、ランカイは漫画でも強敵ではありますがしゃべらないし表情も伝わりにくいです。

本作でも特殊メイクでなんとかランカイ風になっていますが、信vs 左慈のようなスピード感のある戦いを繰り広げるのは難しかったのでは?と思います。

見応えという部分からラスボス変更が行われたのかもしれませんね!

③主人公”信”がうるさい?

原作以上にうるさく騒いでいた信でしたが、そのおかげで信の下僕感が存分にでていました

amuro

言葉は悪いですが、バカなガキ感満載です笑

学がない力だけが取り柄で育ってきた信に、最初から将軍になるようなオーラがあってはいけません。

まだ戦も経験したことのない天下の大将軍を夢見る子供でなくてはいけないのです。

原作以上にうるさそうにしたことで、これからの信の活躍にギャップが生まれ見応えが増したのではないでしょうか。

amuro

アニメの信もそれなりに騒がしいので、原作よりアニメに寄せたのかもしれませんね!

④観客の期待値と実際のスケールとのギャップ

戦という壮大なテーマで描いており、本作でも万単位の大きな戦いが始まります。

そのためどれだけのスケールで描けるかが重要です。

しかし原作の壮大さを出すのは実写ではやはり難しいようで、軍での戦いというより個の戦いが目立ちました

原作ではもっと暴れまくっていた山の民の軍勢が少し大人しいような…

バジオウやタジフの活躍がもっとあってもいいような…

amuro

もっと山の民の活躍が見たかったですね!

原作の評判がよく、キャスティングも力を入れているため期待値が高く上がりすぎていたのかもしれませんが、期待を裏切らない出来でした!

【キングダム】映画で印象に残ったキャスト3選(ネタバレあり)

キャスティングが神!とまさにハマリ役が多いキングダムですが、特に印象に残ったキャラを集めてみました!

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①信/山崎賢人

(C)原泰久/集英社 (C)2019映画「キングダム」製作委員会

信を演じるのは実写化といえばの山崎賢人さんです!

やんちゃなキャラから真面目なキャラまで幅広く演じられているので、今回のキャスティングには違和感はありませんでした。

逆に安定すぎて安心感さえあります。

amuro

個人的に、山崎賢人さん大好きなのでキャスト発表された瞬間沸きました…笑

周りがオーラある大御所俳優で固められているにも関わらず見劣りしない堂々とした演技です!

②楊端和/長澤まさみ

(C)原泰久/集英社 (C)2019映画「キングダム」製作委員会

仮面を外した楊端和の圧倒的美貌にドキドキが止まりません

原作でも美しく描かれている楊端和を誰が演じるのか気になるところではありました。

仮面を外した瞬間、納得!!

美し過ぎる長澤まさみさんがおでましです。

ハマり役すぎていう事なしですね。

楊端和の美しさだけでなく山の民の王としての風格や威厳さえも表現しきっていました。

amuro

強い女は美しい!!

これ以上のキャスティングはないと言っても過言ではありません。

③王毅将軍/大沢たかお

(C)原泰久/集英社 (C)2019映画「キングダム」製作委員会

登場した瞬間大いに沸いた主要キャラの一人です!

性格も体格も特徴的なキャラなだけに演じた大沢たかおさんは難しかったかと思われますが、さすが大御所俳優!

王毅将軍のまんまでしたね!

amuro

王毅将軍の側近・騰はちょっとイメージとは違いましたが…

王毅将軍を演じるにあたってかなり過酷なトレーニングで身体作りをしたそうです。

amuro

体重20キロ増なんだとか!凄過ぎる!

登場シーンは少なかったのですが大きなインパクトを与えてくれました!

【キングダム】映画で印象に残ったシーン・場面3選(ネタバレあり)

原作ファンも多いので、好きなシーンがどのように再現されるのか気になった方も多いのではないでしょうか。

大御所俳優たちが魅せる名演技と原作から人気の名シーンまで、ハラハラワクワクの名シーンをあますことなくお伝えします!

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①吉沢亮の一人二役

(C)原泰久/集英社 (C)2019映画「キングダム」製作委員会

吉沢亮さんは、顔が瓜二つの秦王・嬴政と信の親友・漂を演じました

一見難しくなさそうな演じ分けかと思われますが、嬴政と漂では身分の違いが大きくあり言葉遣いや所作などは異なります。

似ているけど決定的に違う!と感じた部分は目から感じる迫力です。

大将軍になるという野望を抱く少年と玉座を奪われた王の目は違います。

その違いを圧倒的な演技力と目の迫力で見事演じ切った吉沢亮さんに注目です!

②長澤まさみのアドリブ

見応えのある山の民と共に戦うシーンに実は長澤まさみさんのアドリブがあるそうです!

それは敵兵に弓で撃たれ倒れていた山の民が、楊端和の掛け声で急に復活するシーンです。

掛け声をした事が長澤まさみさんのアドリブのようですが、圧巻としかいいようがありません。

あの一言で山の民による楊端和への忠誠心がはっきりとわかりました。

また押され気味だった空気を薙ぎ払ったのです。

美しさに併せもった強さと統率力に痺れます。

③王毅将軍が矛を振るう!

ちょっと?というかかなり大袈裟な王毅将軍の矛を振るうシーンは、王毅将軍の圧倒的強さを表しています!

身体以上の大きな矛を軽く振り回す王毅将軍の前に、敵兵はあっけなく散っていきます。

その一振りは信にこれから目指す大将軍の器を知らしめました。

王毅将軍に「俺はいつか天下の大将軍になる男だ」と宣言した信に対し、ンフと嬉しそうな王毅将軍の顔が良いですね!

これから始まる中華統一に向け、嬴政と信の夢が重なり合い始まりとなる瞬間です!

【キングダム】映画を実際に鑑賞した感想と評価(ネタバレあり)

漫画の再現度
改変多め
漫画要素多
キャストのハマり具合
微妙
素晴らしい
アクション
惜しい
凄い!
再鑑賞
1回でOK
何度も見たい

漫画の再現度

人気作品なだけに実写化を懸念することも上がっていましたが、公開後すぐに絶賛の嵐でした!

再現度・完成度も高く5巻分ある内容の物語をきれいに映画1本に収めました。

いくつか細かな設定は飛ばされていたり、時系列が逆転していたりもありますが映像化されたシーンは再現度がとても高く見応えがありましたね。

amuro

漫画・アニメを見ていたので実写化できるのかと少し不安でしたが、心配を吹き消すみごとな実写化でした!

キャストのハマり具合

本作での一番の好評はなんといってもキャストのハマり具合が抜群ということです。

特に、信を演じる山崎賢人さん、王騎将軍を演じる大沢たかおさん、楊端和を演じる長澤まさみさんは公開するなり否やハマり役すぎると話題になりました。

山崎賢人さん、大沢たかおさんは本作で信と王騎将軍を演じるにあたり、かなり過酷な筋トレをされたそうです。

豪華なセット・キャスティング・衣装など実写化にかける熱い想いが伝わってきました。

アクション

戦闘シーンが多いため、剣術のシーンはかなり大変だったと思われます。

これまで様々な実写化を成功させてきた山崎賢人さんですが、ここまでのアクションを演じるのは初めてだったようです。

本作で激しい戦いを繰り広げた信と左慈の激しい斬り合いのシーンは迫力満載でした。

寸前でかわす素早い動きやダイナミックな剣術がより信の性格と動きを表現していました。

また、左慈役を務めた坂口拓さんの素早い身のこなしと剣使いにも注目です。

そして吉沢亮さん・長澤まさみさんも素晴らしいアクションシーンを演じ切りました!

再鑑賞

新作が出るたびに見返しています!

「キングダム」は毎作品ごとにメインで活躍するキャストが異なるため、前作ではあまり登場シーンがなかったというキャラがいます。

例えば最新作「キングダム 大将軍の帰還」では予告からわかるように王毅将軍が最重要人物です。

しかし第二弾や第三弾での王毅将軍の出番は少なく、どんなかんじだったけ?となってしまう方もいるのではないでしょうか。

そこで王毅将軍が登場した第一弾を公開前に見返し予習をしておくのもいいかと思います!

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【キングダム】映画のネタバレあらすじと映画の見どころ:まとめ

豪華キャストが勢ぞろいしたキングダム第一弾はみごたえ満載です!

原作を読んでいない方でも映画からはいってもわかるように物語に沿って描いています

amuro

映画からキングダムの世界へはいってみるのもいいですね!

第二弾は信の初陣です!

下僕から天下の大将軍へ挑む大きな夢への一歩を踏み出した信のこれからの活躍が楽しみです!

★「キングダム」2作目のあらすじはこちら!

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この記事を書いた人

高校生の時から映画館に大ハマり!毎週のように映画館に通い、時には映画ははしごをするほど。映画館で見る臨場感や高揚感が大好きです。
映画は主に邦画をよくみます。(もちろん洋画もみますが)
一番好きな映画は、「50回目のファーストキス(日本版)」です!

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