【クレヨンしんちゃん 超能力大決戦 とべとべ手巻き寿司】ネタバレ！敵は誰？原作との違いと評価・感想

「クレヨンしんちゃん 超能力大決戦 とべとべ手巻き寿司」は、お馴染み国民的アニメ「クレヨンしんちゃん」のアニメーション映画です。

原案は臼井儀人先生の「しんのすけとひまわりのエスパー兄妹」です。

シリーズで初めての3DCGを採用し、7年の製作期間が設けられた今作は、2023年の夏に公開され大きな話題となりました。

超能力を手に入れたしんのすけが、家族とともに世界の破滅を企む悪のエスパーに立ち向かうストーリーですが、映画を鑑賞した人の中からは”つまらない”や”面白くない”といったマイナスの意見も…。

今回は「クレヨンしんちゃん 超能力大決戦 とべとべ手巻き寿司」のネタバレや原作との違いを解説します！

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この記事には映画の結末や重要なネタバレを含む可能性があります。未鑑賞の方はご注意ください。

公開日	2023年8月4日
監督	大根仁
原作	臼井儀人
脚本	大根仁
キャスト	野原しんのすけ/小林由美子 野原みさえ/ならはしみき 野原ひろし/森川智之 野原ひまわり/こおろぎさとみ 池袋教授/鈴木もぐら(空気階段) ヌスットラダマス2世/水川かたまり(空気階段) 深谷ネギコ/鬼頭明里 非理谷充/松坂桃李
音楽	岩崎太整
上映時間	94分
配給	東宝
興行収入	24.7億円

【クレヨンしんちゃん 超能力大決戦 とべとべ手巻き寿司】のネタバレあらすじ

「クレヨンしんちゃん 超能力大決戦 とべとべ手巻き寿司」は、超能力を手に入れたしんのすけが、悪のエスパーに立ち向かう物語です。

ギャグあり！涙あり！家族愛あり！

まさに”しん次元！”な「クレヨンしんちゃん 超能力大決戦 とべとべ手巻き寿司」のネタバレあらすじをご紹介します。

• あらすじ”起”：天から2つの光が降り、暗黒のエスパーが誕生する
• あらすじ”承”：しんのすけがエスパーに！そして幼稚園が…
• あらすじ”転”：非理谷との直接対決！そして新しいエスパーの登場
• あらすじ”結”：非理谷充がモンスター化！しんのすけと共に過去に立ち向かう

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あらすじ”起”：天から2つの光が降り、暗黒のエスパーが誕生する

ノストラダムスの隣町に住んでいたヌスットラマダスは”20と23が並ぶ年に黒と白の光が天から降り、世界の混乱を招くことになる”という内容の予言を残していました。

そして、2023年。

予言通り宇宙から白と黒の光が地球に迫ってきたのです。

その夜、東京・新橋でティッシュ配りをしていた非理谷充は、サラリーマンに絡まれていました。

その様子を見ていた野原ひろしが非理谷充を助けようとしましたが、非理谷充は見下されていると感じたためひろしの手を振りほどいてしまいます。

安定した職に就いていなかった非理谷充は周囲からバカにされ、唯一の心の拠りどころであった推しのアイドルは結婚と引退を発表、まさに踏んだり蹴ったりの人生を送っていたのです。

そんな非理谷充に、さらなる不幸が訪れました。

容姿と服装が逃走中の強盗犯と一致していたことから、警察に強盗犯だと疑われて追われる身となってしまったのです。

逃げ回る非理谷充に空から降り注いだ黒い光が直撃し、非理谷充は超能力を手にしました。

力を手にいれた非理谷充は”暗黒のエスパー”となり、世界へ復讐することを決意します。

あらすじ”承”：しんのすけがエスパーに！そして幼稚園が…

一方、白い光は埼玉県春日部市にある自宅で過ごしていた5歳児・野原しんのすけに直撃していました。

超能力を手にしたしんのすけは、幼稚園の運動会で大活躍！

しんのすけの大活躍を喜び、手巻き寿司を食べていた野原一家の元に国際エスパー調整委員会の池袋教授と深谷ネギコが訪れ、超能力を手に入れたしんのすけに世界を救ってほしいと頼みました。

黒い光を受けた悪のエスパーを倒せるのは、白い光を受けた者しかいないと言うのです。

突然の申し出に戸惑いを見せる野原一家。

ちょうどその頃、テレビでしんのすけが通うふたば幼稚園で立てこもり事件が起きたことを知らせるニュースが流れました。

幼稚園の先生たちや、しんのすけの友だちである風間トオル・桜田ネネ・佐藤マサオ・ボーちゃんも人質になっています。

非理谷充は推しのアイドルが元保育士だったことを思い出し、ふたば幼稚園を襲撃していたのです。

ふたば幼稚園に駆けつけた野原一家は、しんのすけの超能力を使って人質を救う事に成功しましたが、非理谷充を捕まえることはできませんでした。

逃げている非理谷充の前にヌスットラマダスの生まれ変わりであるヌスットラマダス2世が現れ、悪の組織「令和てんぷく団」にスカウトします。

そして非理谷充は、新型ウイルスの感染拡大、少子高齢化、社会保障制度の崩壊など現代の日本が抱える様々な問題を掲げ、未来のない国は滅ぼすべきだと主張するヌスットラマダス2世と手を組むことしました。

あらすじ”転”：非理谷との直接対決！そして新しいエスパーの登場

ヌスットラマダス2世の企みに対抗するため国際エスパー調整委員会は、埼玉支部の地下で秘密裏に巨大なカンタムロボを完成させていました。

カンタムロボの起動には、白い光を浴びたしんのすけの超能力と深田恭子さんの曲である『キミノヒトミニコイシテル』が必要でした。

カンタムロボの起動に成功した国際エスパー調整員会と野原一家が手巻き寿司を食べていたとき、ヌスットラダマス2世より「非理谷充が暴れており手に負えない」と電話が入ります。

巨大化した非理谷充が暴走し、世界を滅ぼそうとしていたのです。

しんのすけはカンタムロボで非理谷充に立ち向かうことになりましたが、非理谷充のパワーは凄まじく、全く歯が立ちません。

そんなしんのすけのピンチを救ったのは、しんのすけの妹であるひまわりでした。

実はひまわりは、しんのすけと共に白い光を浴びたエスパーだったのです。

「エスパー兄妹」になったしんのすけとひまわりは戦い、非理谷充を倒します。

しかし、一度倒したと思った非理谷充は覚醒し、さらなるモンスターへと進化してしまいました。

あらすじ”結”：非理谷充がモンスター化！しんのすけと共に過去に立ち向かう

しんのすけはモンスター化した非理谷充に食べられてしまい、舞台は非理谷充の幼少期へと移行します。

非理谷充は家族にも見放され、友だちも出来ず、誰からも愛されていなかった悲しい過去があったのです。

非理谷充の両親は共働きで忙しく、離婚していました。

非理谷充の精神世界へ入り込んだしんのすけはいつもひとりだった非理谷充と一緒に遊んだり、いじめられた非理谷充を守ったり、非理谷充に寄り添い続けます。

「オラの仲間をいじめるなー！」

いじめっ子たちに殴られボロボロになりながらも非理谷充に寄り添い、非理谷充と共に立ち向かうしんのすけの姿を見たひろしとみさえはエールを送りました。

一方その頃、池袋教授はひろしの臭い靴下がモンスターを倒す鍵となる”毒玉”であることに気が付きました。

ひろしの靴下によりしんのすけと非理谷充はいじめっ子たちを撃退します。

そして、過去のトラウマをひとつ乗り越え、負の感情の暴走から解き放たれた非理谷充は元の姿に戻りました。

非理谷充はモンスター化した記憶がなく、超能力も失っていました。

そんな非理谷充に、ひろしは「頑張れ！」と声をかけ続けます。

非理谷充は、前を向いてこれからの人生を生きるのです。

【クレヨンしんちゃん 超能力大決戦 とべとべ手巻き寿司】ネタバレ！敵は誰？原作との違いも紹介

シリーズ初の3D CGアニメ映画となった「クレヨンしんちゃん 超能力大決戦 とべとべ手巻き寿司」。

臼井儀人先生のコミックを原案としていることも話題を呼び、歴代No.1の興行収入を記録した作品となりました。

3D CG化になったことで「クレヨンしんちゃん」はどのように変化したのでしょうか？

原作と映画の違いについてもご紹介します！

• 敵は非理谷充
• 初の3DCG映画はひどい？
• 興行収入No.1（2024年6月現在）
• 原作エピソード「しんのすけとひまわりのエスパー兄妹」

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敵は非理谷充

「クレヨンしんちゃん 超能力大決戦 とべとべ手巻き寿司」は、超能力を手に入れたしんのすけが、悪のエスパーに立ち向かう物語です。

敵キャラクターである非理谷充は正規雇用に就くことが出来ず、彼女もいない”非リア充”な人物。

唯一の心の拠り所だったアイドルが結婚&引退してしまったことで彼は人生に絶望します。

さらに、非理谷充は冤罪で指名手配されてしまったのです。

ヌスットラマダス2世が現れ、悪の組織「令和てんぷく団」にスカウトされた非理谷充は、まさにモンスターとなって暴れ回るのです…！

初の3DCG映画はひどい？

「クレヨンしんちゃん 超能力大決戦 とべとべ手巻き寿司」はシリーズ初の3DCG映画になっています。

3D CGとは、3Dimensional Computer Graphicsの略であり、3次元のデータを利用して動画を生成する技術のことです。

空間の中にキャラクターを置く3DCGの手法ではアニメ(2D)の表現を用いることが難しく、普段以上に”ツヤツヤモチモチ”とした立体的なしんのすけたちが採用されることになりました。

また、今作では原作コミックの「クレヨンしんちゃん」を3DCG化しているため、しんのすけの服装はアニメでお馴染みの赤と黄色ではなく、黄色と紫の色合いで表現されています。

お馴染みのキャラクターを見慣れていな3D化にしたことで、「違和感を覚えた」「いつもの2Dのほうが良い」というネガティブ声が挙がってしまっていることは事実です。

しかし「思っていた以上に違和感がない」「キャラクターが可愛い」という称賛の声も多く見受けられました。

カンタムロボと非理谷充のバトルシーンはフル3DCGだからこそ味わえる臨場感！

3DCGに興味のある方や、ひと味違う新鮮な「クレヨンしんちゃん」が見たい方には、ぜひおすすめです。

興行収入No.1（2024年6月現在）

「クレヨンしんちゃん 超能力大決戦 とべとべ手巻き寿司」は24.7億円と、シリーズ歴代興行収入No.1を記録しました。(2024年6月現在)

「クレヨンしんちゃん」の映画は親子で楽しめる映画として定番になりつつあるため、多くの親子が劇場に訪れたのではないでしょうか？

また、「クレヨンしんちゃん」の映画は大人が泣けるというイメージが広がっているためか、大人だけで劇場に足を運ぶ人も多かったようです。

作中では新型ウイルスの蔓延や少子高齢化、社会保障制度の崩壊など日本が抱える問題を掲げ「この国に明るい未来はない！」といった子ども向けとは思えないワードが飛び出します。

また、敵キャラクターとして登場する非理谷充は家族や友だちにも恵まれず、定職にも就いていない、いわゆる”社会的弱者”。

しんのすけは人生に絶望して暴走した非理谷充を”仲間”と認め「1人じゃない！」と寄り添い続けるのです。

”辛いことや苦しいことが多い世の中だけど、前を向いて強く生きていこう！”というメッセージ性が強い映画になっています。

原作エピソード「しんのすけとひまわりのエスパー兄妹」

「クレヨンしんちゃん 超能力大決戦 とべとべ手巻き寿司」は臼井儀人先生による同名コミック単行本26巻収録の番外編「しんのすけ・ひまわりのエスパー兄妹」が原案になっています。

「しんのすけ・ひまわりのエスパー兄妹」は2001年にアニメ化されており、映画作品では初のリメイクとなりました。

原作(漫画・アニメ)と映画では

• ゲストキャラクターの名前
• 悪のエスパーが暴走するきっかけ
• 犯人が起こした事件
• 登場キャラクターの数
• ギャグ要素

などの違いがあります。

原作では、ヌスットラマダスの予言を研究する池袋薫と、国際エスパー調整委員会の深谷恭子という人物が登場しましたが、このキャラクターたちは映画では池袋教授、深谷ネギコという名前に変更されていました。

今作の敵である非理谷充は原作では”悪のエスパー”や”青年”と呼ばれており、映画で初めて名前が付いたキャラクターです。

原作に登場する悪のエスパーはリストラされたことで人生に絶望し、悪の道へと走ります。

そして、会社に恨みを持っていたため、ひろしが働くふたば商事を襲ったのです。

映画では悪のエスパーが暴走したきっかけが”推しのアイドルが結婚&引退”に変更されており、襲撃先も会社からふたば幼稚園に変わっていました。

作中にふたば幼稚園が登場するため、よしなが先生やまつざか先生、かすかべ防衛隊など原作にいなかったキャラクターが映画に登場しています。

映画ではヌスットラマダス2世などオリジナルキャラクターも登場しました。

原作では暴走した悪のエスパーに「俺もいつリストラされるかわからないから気持ちはわかる。だけど、頑張ろう！」とひろしがエールを送る結末でした。

映画とほぼ同じように見えて、大きく違いますね。

全体的にギャグが強めだった原作に、映画ではシリアス要素や現実味がプラスされている印象です。

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【クレヨンしんちゃん 超能力大決戦 とべとべ手巻き寿司】登場キャラクター覧

キャラクター	声優	特徴
野原しんのすけ	小林由美子	埼玉県春日部市で暮らす5歳児。宇宙から降り注いだ白い光が命中し、超能力を手に入れ、エスパーしんのすけになる。
野原みさえ	ならはしみき	しんのすけとひまわりの母。29歳の専業主婦で、毎日育児と家事に追われている。
野原ひろし	森川智之	しんのすけとひまわりの父。ふたば商事に勤めるサラリーマンで、足がとても臭い。
野原ひまわり	こおろぎさとみ	しんのすけの妹。キラキラしたものとイケメンが大好きで、まだはっきりとした言葉は喋らないが感情表現が豊か。
池袋教授	鈴木もぐら(空気階段)	国際エスパー調整委員会の顧問。超能力を得たしんのすけに会うために野原家を訪れる。
ヌスットラダマス2世	水川かたまり(空気階段)	自称・超能力を予言したヌスットラマダスの生まれ変わり。世界征服を目論み、「令和てんぷく団」を率いる。
深谷ネギコ	鬼頭明里	国際エスパー調査委員会埼玉支部で働いており、物を曲げることができる超能力の持ち主。しんのすけに超能力の使い方を指導する。
非理谷充	松坂桃李	仕事も恋もできない非リア充な30歳。唯一の心の支えであったアイドルが結婚&引退してしまう。冤罪により指名手配犯となってしまい逃げていたところ黒い光が直撃し、悪のエスパーへと変貌する。

【クレヨンしんちゃん 超能力大決戦 とべとべ手巻き寿司】実際に見た評価・感想

シリーズ歴代興行収入を記録したにもかかわらず、悪評が目立つ「クレヨンしんちゃん 超能力大決戦 とべとべ手巻き寿司」。

ここからは個人的な評価と感想をストーリー展開、ギャグ要素、キャラクターの魅力の項目ごとに分けてご紹介します。

ストーリー展開

「クレヨンしんちゃん 超能力大決戦 とべとべ手巻き寿司」は、超能力を手に入れた野原しんのすけが家族と共に、悪のエスパーとなり暴走した非理谷充に立ち向かうストーリーです。

モンスターとなった非理谷充とのバトルシーンは大きな見どころ！

アニメ本編でお馴染みのカンタムロボも登場します。

物語の流れとしてはシンプルなのですが、非理谷充の背景やヌスットラマダス2世のセリフに難しい言葉や複雑な日本の事情が含まれています。

そのため、小さなお子様には少し難しい内容だと感じました。

「クレヨンしんちゃん 超能力大決戦 とべとべ手巻き寿司」は、しんのすけと共に成長した大人に向けた作品であると言えるでしょう。

ギャグ要素

「クレヨンしんちゃん 超能力大決戦 とべとべ手巻き寿司」の作中、様々なギャグが登場します。

パンツネタや「クレヨンしんちゃん」でお馴染みのケツだけ歩きも披露されるので、小さなお子様も楽しく鑑賞することができるでしょう。

ひろしの臭い靴下がキーアイテムになるのは「クレヨンしんちゃん」映画あるあるですよね。

映画「クレヨンしんちゃん」は感動回、シリアス回、ギャグに全振りした回など作品毎に方向が異なるのが特徴ですが、今作はどちらかというとシリアス回です。

そのため、「栄光のヤキニクロード」などの”ギャグ回”と言われる映画に比べると、ギャグ要素は弱いです。

冤罪や幼稚園立てこもり事件、社会的弱者である非理谷充の過去など重いテーマが続いているので、作中ではギャグが浮いているかな…と感じてしまう場面もありました。

キャラクターの魅力

映画「クレヨンしんちゃん」といえば、個性的な敵キャラクターも大きな魅力のひとつです。

今作の敵キャラクターは仕事も恋も上手くいかない”非リア充”の非理谷充(ひりや みつる)は、定職に就いておらず貧乏な生活を送っており、推しのアイドルにとって自分は特別だと思い込んでいるちょっとイタい人物。

唯一の心の拠りどころであったアイドルの結婚&引退がきっかけとなり、暴走してしまいます。

現代の日本の問題を背景とした、リアルな設定の敵キャラクターは歴代の映画「クレヨンしんちゃん」の中でも珍しいと感じました。

非理谷充が手を付けられないほどのモンスターになってしまった本当の原因は、家族や友人から愛されなかった過去にありました。

”毒親”と呼ばれるような家庭環境やいじめ問題。

現代の日本が抱える問題を提起したキャラクター設定は「見応えがあった」「考えさせらた」「感動した」などの評価を得る一方で、「見ていて辛くなった」「重すぎる」との意見も多く、賛否両論を呼ぶ結果となりました。

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【クレヨンしんちゃん 超能力大決戦 とべとべ手巻き寿司】ネタバレまとめ

シリーズ初の3D CG化で大きな話題となり、歴代興行収入No.1のヒットを記録した「クレヨンしんちゃん 超能力大決戦 とべとべ手巻き寿司」。

非正規雇用労働者の増加、冤罪、家庭環境やいじめ問題といった重い問題をテーマしていた今作ですが、映画の中で解決策は「頑張る」のみ。

具体的な解決策を期待していた人からすると、拍子抜けの結末だったのではないでしょうか？

”つまらない”や”面白くない”といった声も多い「クレヨンしんちゃん 超能力大決戦 とべとべ手巻き寿司」ですが、どんな人も置いてけぼりにせず寄り添うしんのすけの姿や野原一家の暖かい絆は健在。

いつもとひと味ちがった「クレヨンしんちゃん」を楽しみたい方はぜひ鑑賞してみてくださいね！

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