「“ウォンカとチョコレート工場のはじまり”はどんな映画?」「ウンパルンパが悪役って本当?」
そんな皆さんの疑問を解決すべく、今回は映画「ウォンカとチョコレート工場のはじまり」のあらすじやネタバレをご紹介します!
2005年に公開された前作の「チャーリーとチョコレート工場」に登場する奇天烈なチョコ職人、ウィリー・ウォンカの前日譚とうたわれているため、気になっている方も多いでしょう。
しかし、大ヒット作「チャリチョコ」のウォンカと「ウォンカとチョコレート工場の始まり」のウォンカでは、人物像が大きく異なって描かれています。
実は「チャリチョコ」ではなく、1971年に映画化された「夢のチョコレート工場」の過去編では?と噂されています。
さて、その噂は本当なのか?本当だとしたら何を根拠に?といった疑問の答えにも解説していきますよ!
ぜひ、最後までご覧ください。
本記事は映画「ウォンカとチョコレート工場のはじまり」のネタバレを含んでいます!
\ チョコレート工場のはじまり /
映画「ウォンカとチョコレート工場のはじまり」の作品情報
公開日 | 2023年12月8日 |
---|---|
監督 | ポール・キング |
原作 | ロアルド・ダール |
脚本 | ポール・キング |
キャスト | ティモシー・シャラメ ケイラ・レーン ヒュー・グラント キーガン=マイケル・キー ローワン・アトキンソン パターソン・ジョセフ オリビア・コールマン マット・ルーカス マシュー・ベイントン サリー・ホーキンス ジム・カーター トム・デイビス ナターシャ・ロスウェル ラキー・タクラー リッチ・フルチャー コブナ・ホールドブルック=スミス コリン・オブライエン フィル・ワン |
音楽 | ジョビー・タルボット |
上映時間 | 1時間56分 |
配給 | ワーナー・ブラザース・ピクチャーズ |
上映劇場 | ウォンカとチョコレート工場のはじまり THEATERS |
映画「ウォンカとチョコレート工場のはじまり」のあらすじ
若き天才チョコ職人であるウィリー・ウォンカの夢は、世界一のチョコレート店を開くこと。
夢のために、一流のチョコレート店が集まる町を訪れたウォンカは、人々にチョコレートを売り始めます。
ウォンカの作るチョコレートはとても美味しく、空も飛べるチョコレートも!
「魔法のチョコ」に町の人々は虜になってしまいます。
美味しくて素敵なチョコレートを作るウォンカは「チョコレート組合3人組」に妬まれて目をつけられてしまい・・・
さらにウォンカのチョコを盗むウンパルンパも現れ大変なことに!
ウォンカは無事に世界一のチョコレート店を開くことができるのでしょうか?
「ウォンカ」と「チャリチョコ」の違い・時系列
ティモシー・シャラメ主演の「ウォンカとチョコレート工場のはじまり」は、ジョニー・デップ主演の「チャーリーとチョコレート工場」よりも前の時系列のお話になります。
ティモシー演じるウォンカの夢は世界一のチョコレート店を開くことで、まだこの時点では工場まで作り大量生産することは想定に無い様子です。
加えて、「チャリチョコ」とはストーリーのつじつまが合っていません。
「ウォンカとチョコレート工場のはじまり」は、いくつかの点から「チャリチョコ」より前の作品「夢のチョコレート工場」という映画の前日譚と考えられます!
その理由は以下の通りです。
- ウンパルンパのビジュアルが「チャリチョコ」ではなく「夢のチョコレート工場」のウンパルンパにそっくり
- 「夢のチョコレート工場」で使われていた楽曲が使われている
- 「夢のチョコレート工場」に出てくる長くて小さい文字の契約書と本作でウォンカが名前を書くことになる契約書が似ている
- ウォンカの性格が「チャリチョコ」より「夢のチョコレート工場」のウォンカに近い
これらの理由から、「ウォンカ」と「チャリチョコ」はそもそも別の世界線にあると考えた方がよいでしょう。
映画「ウォンカとチョコレート工場のはじまり」のキャスト
役名 | キャスト | 吹き替え声優 | 紹介 |
---|---|---|---|
ウィリー・ウォンカ | ティモシー・シャラメ | 花村想太(Da-iCE) | 主人公。世界一のチョコレート店を開くことを夢見る天才チョコ職人 |
ヌードル | ケイラ・レーン | セントチヒロ・チッチ | 宿屋で働く孤独な少女 |
ウンパルンパ | ヒュー・グラント | 松平健 | ウォンカのチョコを盗む小さな紳士 |
チョコレート組合 スラグワース | パターソン・ジョセフ | 岸祐二 | チョコレート組合の一員でボス的存在 |
チョコレート組合 プロドノーズ | マット・ルーカス | 関智一 | チョコレート組合の一員 |
チョコレート組合 フィックルグルーバー | マシュー・ベイントン | 武内駿輔 | チョコレート組合の一員 |
警察署長 | キーガン=マイケル・キー | 長田庄平(チョコレートプラネット) | チョコが好きすぎて悪事に手を染める警察署長 |
神父 | ローワン・アトキンソン | 松尾駿(チョコレートプラネット) | チョコレート中毒の神父 |
ミセス・スクラビット | オリビア・コールマン | 松本梨香 | 宿屋の意地悪でがめつい女主人 |
ブリーチャー | トム・デイビス | 石井康嗣 | 宿屋に出入りする意地悪でがめつい男 |
パイパー | ナターシャ・ロスウェル | 斉藤貴美子 | 宿屋に閉じ込められて働かされている女性 |
ロッティー | ラキー・タクラー | 早見沙織 | 宿屋に閉じ込められて働かされている女性 |
アバカス | ジム・カーター | 平林剛 | 宿屋に閉じ込められて働かされている男性 |
ラリー | リッチ・フルチャー | 山本高広 | 宿屋に閉じ込められて働かされている男性 |
ウィリー・ウォンカ役|ティモシー・シャラメ
主人公の若き天才チョコ職人を演じるのは、人気実力派俳優ティモシー・シャラメ。愛称はティミー。
『君の名前で僕を呼んで』で主人公を演じ、一躍有名になりました。
甘いルックスから女性ファンが多く、映画界やファッション業界からも注目の人物です。
筆者的ティミーの魅力は泣きの演技!
美しい涙が似合う、泣いていたらつい抱きしめてあげたくなるようなそんな魅力を持っています。
ヌードル役|ケイラ・レーン
ウォンカの良き相棒となる少女、ヌードルを演じているのはケイラ・レーン。
子役としてドラマ『This is Us』などにも出演しています。
笑顔がとてもキュートな女優さんです!
ウンパルンパ役|ヒュー・グラント
大注目のウンパルンパ役は、ヒュー・グラント。
「ロマコメの帝王」としても知られる彼は『ノッティングヒルの恋人』や『ブリジット・ジョーンズの日記』などヒット作に引っ張りだこ!
筆者が初めてグラントの演技を観たのは『いつか晴れた日に』という映画でした。
こちらでも素敵なラブストーリーが繰り広げられており、今回のウンパルンパ役はイメージ脱却となるでしょう!
チョコレート組合 スラグワース役|パターソン・ジョセフ
宿敵スラグワースを演じるのはパターソン・ジョセフ。
80年代からロイヤル・シェイクスピア・カンパニー、ロイヤル・ナショナル・シアターなどで数々の舞台に立っており、TV、映画界に進出。
確かな演技力が悪役にふさわしい素敵な俳優です!
チョコレート組合 プロドノーズ役|マット・ルーカス
チョコレート組合の一人、プロドノーズを演じたのはマット・ルーカス。
脚本・主演を務めたコメディ番組で大ブレイクした人物です。
コメディ出身の彼ならではの演技はとても魅力的です!
チョコレート組合 フィックルグルーバー役|マシューベイントン
チョコレート組合の一人フィックルグルーバーを演じたマシュー・ベイントン。
クリエイター・脚本・主演を務めたHuluオリジナル・シリーズ「THE WRONG MANS/間違えられた男たち」で英国アカデミー賞TV部門に2年連続ノミネートを果たしました!
多才な俳優です。
警察署長役|キーガン=マイケル・キー
チョコが好きすぎて最終的にとんでもない見た目になる警察署長役にはキーガン=マイケル・キー。
『トイ・ストーリー4』、『ライオン・キング』、『ザ・スーパーマリオブラザーズ・ムービー』など、声優も務めています!
神父役|ローワン・アトキンソン
謎に満ちた神父を演じるのは、ローワン・アトキンソン。
ローワン・アトキンソンといえばやはり「Mr.ビーン」シリーズですね!
彼にしか出せない味のある芝居が魅力的です。
ミセス・スクラビット役|オリビア・コールマン
意地悪な宿屋の女主人であるミセス・スクラビットを演じるのはオリビア・コールマン。
『女王陛下のお気に入り』でアカデミー賞主演女優賞、英国アカデミー賞主演女優賞、ゴールデン・グローブ賞主演女優賞(ミュージカル・コメディ部門)、ヴェネチア国際映画祭女優賞ほか多数の賞を受賞した名女優です!
ブリーチャー役|トム・デイビス
ミセス・スクラビットの相棒であるブリーチャーを演じるのはトム・デイビス。
『パディントン2』などにも出演している俳優です!
パイパー役|ナターシャ・ロスウェル
宿屋で働かされている4人のうちの一人、パイパーを演じるのはナターシャ・ロスウェル。
『ワンダーウーマン1984』などに出演しています!
ロッティー役|ラキー・タクラー
宿屋で働かされている4人のうちの一人、ロッティーを演じるのはラキー・タクラー。
Netflixでも大人気のシリーズ『セックス・エデュケーション』に出演しています!
アバカス役|ジム・カーター
宿屋で働かされている4人のうちの一人、アバカスを演じるのはジム・カーター。
日本でもヒットしたドラマ『ダウントン・アビー』にも出演している俳優です!
ラリー役|リッチ・フルチャー
宿屋で働かされている4人のうちの一人、ラリーを演じているのはリッチ・フルチャー。
『マリッジ・ストーリー』などに出演しています!
歴代のウィリー・ウォンカ役
ロアルド・ダール原作の「チョコレート工場の秘密」は本作を合わせてこれまで3度も映画化されています!
1作目が1971年公開の『夢のチョコレート工場』、2作目が2005年公開の『チャーリーとチョコレート工場』、3作目が2023年公開の『ウォンカとチョコレート工場のはじまり』です。
『夢のチョコレート工場』ではジーン・ワイルダー、『チャーリーとチョコレート工場』ではジョニー・デップ、『ウォンカとチョコレート工場のはじまり』ではティモシー・シャラメが主人公のウィリー・ウォンカを演じています。
3作ともウォンカに対するイメージが違うので、それぞれ詳しく紹介します。
ジーン・ワイルダー
1971年公開の『夢のチョコレート工場』でウォンカを演じた、ジーン・ワイルダー。
ジーン・ワイルダーが演じるウォンカは、3作の中で最もおじさんの印象です。
ウォンカがチョコレート工場に5人の子供たちを招待する理由が後継者選びなので、その点ではマッチしていると言えますね。
「ちょっと変わった優しいおじさん」という感じの仕上がりのウォンカです(笑)
後の2作と比べると、あまりぱっとしない印象で、主役というよりあくまでも登場人物の一人といった感じがします。
ジョニー・デップ
2005年公開の『チャーリーとチョコレート工場』でウォンカを演じたのがジョニー・デップ。
ジョニー・デップが演じるウォンカはまさに奇天烈で変人の印象です。
変わっているだけでなく、はっきり言ってイヤな奴です。
それでも憎めないのは、原作にはない父親との関係性やジョニー・デップの茶目っ気たっぷりな演技によるものでしょう。
筆者はこのジョニー・デップが演じるウォンカが大好きなんです!
子どもながらに大人びていてやさしいチャーリーとは異なり、子どもの心のまま大人になってしまったようなウォンカがチャーリーたちとの出会いを通して成長していく姿に感動してしまいます。
ティモシー・シャラメ
2023年公開の『ウォンカとチョコレート工場のはじまり』でウォンカを演じたのがティモシー・シャラメ。
ティモシーが演じるウォンカは、チョコレートのように甘いルックスでとても愛らしい印象です。
『チャーリーとチョコレート工場』のジョニー・デップが演じたウォンカしか知らない方からすると、「どうしてこんな純粋で可愛らしい人があんな意地悪変人になってしまうのか・・・」と途方に暮れることでしょう。
その理由は、おそらく『ウォンカとチョコレート工場のはじまり』がなぞらえているのは『チャーリーとチョコレート工場』ではなく、『夢のチョコレート工場』の方だからでしょう。
ジーン・ワイルダー演じるウォンカの前日譚と考えると、そこまでギャップを感じることなく楽しめます。
ティモシーが演じるウォンカが最もチャーミングです。胸キュンストーリーではないのにきゅんとします(笑)
映画「ウォンカとチョコレート工場のはじまり」のスタッフ
監督・脚本 | ポール・キング |
原作 | ロアルド・ダール |
製作 | デイビッド・ヘイマン |
脚本・出演 | サイモン・ファーナビー |
音楽 | ジョビー・タルボット |
撮影 | チョン・ジョンフン |
編集 | マーク・エヴァーソン |
美術 | ネイサン・クロウリー |
衣装 | リンディ・ヘミング |
ハリーポッターシリーズのプロデューサー「デイビッド・ヘイマン」が製作!
本作『ウォンカとチョコレート工場のはじまり』は、ハリーポッターシリーズのプロデューサーであるデイビッド・ヘイマンが製作を務めています。
ハリーポッターシリーズに加え、ファンタビシリーズの1作目と2作目も製作を務めており、他にも『ゼログラビティ』や『パディントン』、『バービー』の製作を手掛けました。
人気作を続々と生み出している名プロデューサーなんです!
『ウォンカとチョコレート工場のはじまり』は、ハリーポッターシリーズとも通じる”魔法”の描写が素晴らしく、うっとりと目を奪われてしまいます。
また、原作者に酷評され成績も芳しくなかった『夢のチョコレート工場』を踏襲していながら、原作にないオリジナルストーリーにもかかわらず完成度の高い仕上がりです。
美しい映像や不思議な魔法、そして人との繋がりのあたたかさがハリポタとも通じていて、ハリポタファンも楽しめる作品となっています!
映画「ウォンカとチョコレート工場のはじまり」のネタバレ
『ウォンカとチョコレート工場のはじまり』のネタバレをどどんと紹介します!
以下の観点でネタバレをしますので、未視聴の方は注意しながら読んでくださいね。
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ウォンカの若き日の過去
天才チョコ職人であるウィリー・ウォンカの過去の出来事を描いた作品。
実は『ウォンカとチョコレート工場のはじまり』は、大人気『チャーリーとチョコレート工場』に出てくるウォンカの前日譚ではありません。
「チャリチョコ」とは全く別の物語となっており、「チャリチョコ」に登場するウォンカの過去だと思って観ると、つじつまが合わないのです!
ウォンカの人間性もですが、ウンパルンパとの出会いや両親とのエピソードが完全に異なっています。
本作でのウォンカはピュアな天才チョコ職人。文字が読めないウォンカは、やたらと長い意地悪な契約書にサインしてしまうのです・・・
そのせいで窮地に陥るウォンカのもとに、さらにチョコレート組合の魔の手が忍び寄ります。
ちなみに、チョコレート組合のスラグワースという名前は、1作目の映画『夢のチョコレート工場』にも登場しますよ。
ウンパルンパは悪役?
「ウンパルンパが悪役⁉チャリチョコで仲良くしてたのに?」そう思う方もいるかもしれませんね。
「チャリチョコ」ではウォンカがウンパルンパを工場に招くまでが描かれていましたが、その時点では悪役といった印象はありませんでした。
先程も述べた通り、「チャリチョコ」とは別物として考えた方が良いでしょう。
本作でのウンパルンパは、ウォンカからチョコを盗む泥棒として登場します。
そう、ウォンカの邪魔をする存在として登場するのです!
しかし、ウォンカとヌードルが閉じ込められた際、助けてくれたのはウンパルンパでした。
物語が進むにつれウォンカとウンパルンパの関係性は変わってきます。
また、本作でウォンカの前に現れるウンパルンパは1人だけで、ビジュアルも「チャリチョコ」のウンパルンパとはまるで違います。
これに対し『夢のチョコレート工場』に出てくるウンパルンパの方とはビジュアルがそっくりなんです!
順番はどちらでも構いませんが、ぜひとも本作と合わせて『夢のチョコレート工場』を見ていただきたいです!
ウォンカと母の思い出
ウィリー・ウォンカは幼い頃から母親と二人で貧しい暮らしをしていました。
そんな中母親はカカオ豆を買って毎年ウォンカの誕生日にチョコレートを作ってくれていたのです。
そんな母親の作ったチョコレートを世界一だと言うウォンカに、母は「世界一のチョコはある町にあるグルメ・ガレリアにあるらしい」と言います。
その日を境に、ウォンカの夢は魔術師から「チョコレート職人になりグルメ・ガレリアでお店を開くこと」になるのです。
母は、ウォンカがチョコレートを披露する時は必ずそばにいることを約束し、亡くなってしまいます。
しかしウォンカは、世界一のチョコレート店を開いたときに母が来てくれると信じ奮闘するのです。
魔法とミュージカルのコラボレーション
本作の見どころはストーリーだけではありません!
魔法とミュージカルの夢に溢れたコラボレーションがとても素敵です。
ウォンカやヌードルが歌う曲のあたたかさやウンパルンパの不思議でキュートなダンスは必見&必聴!
中でもウォンカが歌う「Pure Imagination」とエンドロールにも流れるウンパルンパの歌う曲は、実は1作目の映画『夢のチョコレート工場』でも流れている楽曲なんです。
「チャリチョコ」の奇抜さとは違った、あたたかでハートフルな魔法とミュージカルに思わずほろりと涙がこぼれます。
矯正装置を取り付けた歯科医のウォンカ父は登場した?
「チャリチョコ」で登場したウォンカの怖い父親は、本作では登場しません。
そもそも『ウォンカとチョコレート工場のはじまり』ではウォンカの父親自体が現れません。
歯科医の厳格な父親は「チャリチョコ」オリジナルのキャラクターで原作にも登場しないのですが、あの父親の存在のおかげで「チャリチョコ」は家族愛もテーマになっていますよね。
本作は母との絆が強く描かれ、孤児であるヌードルも母の面影を探しながら生きています。
描き方は違いますが、本作も家族の愛やあたたかさを感じられる作品に仕上がっていますよ!
原作はロアルド・ダールの児童小説「チョコレート工場の秘密」
本作は、ロアルド・ダール原作の児童小説「チョコレート工場の秘密」にはないオリジナルストーリーで描かれています。
原作やヒットした「チャリチョコ」に登場するウォンカの前日譚というより、1作目の映画『夢のチョコレート工場』に出てくるウォンカの前日譚と考えた方が良いでしょう。
原作にはウォンカの両親とのエピソードは全くなく、ウンパルンパの風貌も違います。
原作はハートフルという感じはなく、あっさり終わる印象です。
ただ、摩訶不思議でブラックユーモアが散りばめられているところは、映画で表すと「チャリチョコ」が最も近い感じがします。
本作のウォンカが原作や「チャリチョコ」のようなウォンカに成長するとは考えにくいですね(笑)
魅惑のウンパルンパダンス
キュートでクセになるウンパルンパダンス!
映画を観終わった後、筆者はしばらく真似していました(笑)
とても簡単なダンスで「ウンパ♪ルンパ♪ドゥンパティドゥー♪」がめちゃくちゃ耳に残ります。
子どもたちが踊ったら、とても可愛いはず!映画を観て歌とダンスも覚えちゃいましょう!
\ チョコレート工場のはじまり /
まとめ:映画「ウォンカとチョコレート工場のはじまり」はキラキラな魔法に溢れている素敵な作品
今回は映画『ウォンカとチョコレート工場のはじまり』をご紹介しました!
不思議で美しい魔法とミュージカルがコラボしたハートフルな作品です。
ジョニー・デップ主演の『チャーリーとチョコレート工場』のウォンカをイメージして観ると、ギャップに驚くかもしれません。
しかし、ジョニー・デップもティム・バートンも好きな、チャリチョコ大ファンである筆者でも、「あ、すごく素敵だな」と思える映画でした。
「ジョニデのウォンカこそ至高!」と思っていましたが、本作を観終わった後「ティミーのウォンカめちゃくちゃかわいいじゃん・・・」とキュンキュンしてしまいました。
大ヒットした「チャーリーとチョコレート工場」とは大幅に異なる作品のため、疑ってかかる方もいるかもしれませんが、食わず嫌いせずに見てほしい作品です!