週刊少年ジャンプの看板として本誌を支えてきた芥見下々先生の「呪術廻戦」が、2024年9月30日に完結しました。
この記事では「呪術廻戦」の最終回となった第271話と前後の内容について、ネタバレを含む内容で紹介・解説しているので、本誌を未読の方はご注意ください。
多大な犠牲を払った両面宿儺との戦いが終わり、無事に生還・再会できた虎杖・釘崎・伏黒。
そして虎杖との戦いにより消滅した両面宿儺はどうなったのか、それぞれの最後をご紹介します。
結末の内容を知りたくない方は本記事を読まないことをおすすめします。
【呪術廻戦】最終回は何話でいつ完結？
「呪術廻戦」の最終回は2024年週刊少年ジャンプ44号に掲載された、第271話の「これから」です。
「呪術廻戦」は2018年3月15日から2024年9月30日まで、約6年半によって週刊少年ジャンプで連載されてきました。
単行本は2024年9月時点で27巻まで発売中で、続く28巻が10月4日に発売予定。
そして29巻と最終巻となる30巻を2024年12月25日（水）に同時発売する予定です。
作者が明言していた通り「呪術廻戦」は2024年内の完結となりました。29巻と30巻の発売日はクリスマスですが、12月24日に物語で起こった百鬼夜行、夏油傑の命日、五条悟の命日と日にちが近いことから、色々想起させる日付となっています。
【呪術廻戦】最終回をネタバレ解説：第271話「これから」の扉絵
最終回はセンターカラーで掲載された「呪術廻戦」。
第271話の扉絵は、ヒーローサイドのキャラクターが全員集合したイラストでした。
メカ丸や脹相、夜蛾、七海など死亡したキャラクターが描かれているほか、額に縫い目のない夏油も描かれています。
右ページの上半分が切れているキャラはおそらく鹿紫雲一（かしもはじめ）と灰原雄で間違いないでしょう。
死滅回遊で割と活躍した高羽史彦などは描かれていませんでした。
日車は最後まで後ろ向きでしたが、日車らしいというか、こっちを向いて欲しいな…とも思ってしまいますね。
日車は高羽と同じ覚醒型の現代術師でしたが、総監部からスカウトを受けているため、ここに描かれているのかな？とも考えます。
【呪術廻戦】最終回をネタバレ解説：第271話「これから」のあらすじ
それでは早速、「呪術廻戦」最終回の第271話「これから」のあらすじについてネタバレを含む解説をしていきます。
なるべくわかりやすいように要約しているので、詳しい内容を知りたい人は週刊少年ジャンプ本誌をご確認ください。
前回（第270話）からの依頼を継続中の虎杖・伏黒・釘崎
宿儺との戦いが終わり、虎杖・釘崎・伏黒の3人は通常任務を遂行していました。
依頼人は彼氏の目が大きく見えるという呪いをかけられた女性で、3人は状況を推測。
呪詛師による迷惑行為であると判断し、連携して犯人を仕留めにかかります。
しかし捕まった犯人は依頼人女性がキャバクラ嬢として働いていた時のお客で、逆恨みだったことが判明。
捕まって絶望・反省する犯人呪詛師に対して虎杖は、
きちんと反省したら今度は俺たちの仕事手伝ってくれよ
期待してる！！
引用元：「呪術廻戦」第271話
と、声をかけたのでした。
五条先生からの”未来の話”
虎杖が「期待してる！！」と声をかけたのには、その前の回想シーンが関係していました。
宿儺との決戦前、虎杖は五条と話をする機会がありました。
五条との入れ替え修行ができると思っていた虎杖に対し、五条は「もう五条悟とかどーでもよくない？」と返答。
五条が考えていたのは自分が死んだ先の未来のことでした。
確かに自分が繋いで欲しいと思う意思や夢もあるが、自分がいなくなった後は自分のことを知らない全く別の強さを持った人が現れても良いのではないか？
虎杖は五条の発言を弱気と捉えて心配していましたが、五条は「期待してるよ 悠仁」と言って笑っていました。
負けた宿儺の選択肢
場面は変わって両面宿儺と真人との対話。
魂に干渉する真人の術式により、魂の通り道にて2人は再会したのです。
これまでは人々を恐怖で支配する存在の宿儺でしたが、最終回では自分の人生を振り返るタイミングは二度あったと言及しており、生前に何か後悔があったかのように語っていました。
次があれば 生き方を変えてみるのもいいかもしれない
引用元：「呪術廻戦」第271話
宿儺の意外な返答に真人は「つまんねー！丸くなりやがって」と激怒しますが、宿儺は”自分が負けたんだから”と運命を受け入れているようでした。
宿儺の傍には裏梅の姿があり、2人は暗いどこかへ消えていきます。
納得できない真人は、子供のようにいつまでも喚き続けていました。
「きっかけは二度あった」で描かれている後ろ姿が裏梅と、もう1人は天元もしくは宿儺の母親ではないかと言われています。
呪いは再び廻るのか…
犯人が捕まり、帰路に着こうとする虎杖・釘崎・伏黒。
釘崎が虎杖に対しておもむろに「アンタそういえばあれどうしたの」と尋ねると虎杖は「んー 捨てた！」と答えます。
アレ＝宿儺の指で間違い無いでしょう。
呪物でなくなった宿儺の指こそ魔除けがわりにちょうど良いと言って、晴れた顔を見せる虎杖。
左手の薬指と小指は欠損したままでした。
エンディングでは2年の乙骨、真希、パンダ、狗巻、3年の秤と星綺羅羅、そして虎杖、釘崎、伏黒の姿が描かれていいます。
そして物語は全ての始まりとなったあの”百葉箱”へ回帰。
風の仕業かはたまた何者かの仕業か…百葉箱の扉が開き、虎杖が隠したであろう宿儺の指が描かれて終わりとなっています。
虎杖が蓋を開けたままにしておくはずはないので、誰かが開けた可能性も？再び新たな何かが始まりそうな予感を残しての締めくくりでした。
【呪術廻戦】最終回で虎杖・伏黒・釘崎たちは最後どうなったか：ネタバレ
次に、「呪術廻戦」の最終回で虎杖や伏黒、釘崎をはじめとするキャラクターたちがどうなったかをご紹介します。
キャラクターたちが最後どうなったかについては宿儺選終了後の269話から動きがあるので、269話・270話・271話の内容を含んでいます。
虎杖悠仁（いたどりゆうじ）
釘崎野薔薇の復活による連携プレイにて宿儺に受肉された伏黒を救出。
宿儺ともう一度共存することを提案しますが、呪いの王である宿儺は虎杖の提案を受けることなく自ら消滅。
宿儺を祓った後は復活した伏黒・釘崎とともに通常任務を遂行しています。
左手の薬指と小指は欠損したままですが、表情は晴れやかです。
持っていた宿儺の指は、「捨てた」と言いつつ、もう危険でないと判断したたため百葉箱の中に隠したようですが…。
伏黒恵（ふしぐろめぐみ）
宿儺に受肉された後、「呪術廻戦」第268話で見事復活を遂げた伏黒恵。
宿儺に受肉されている最中に万（よろず）として覚醒した姉の津美紀を手にかけたことなどを引き合いに、自分の体の中に止まるよう忠告されます。
しかし伏黒は、もう一度誰かのために生きる道を選び、虎杖の攻撃によって宿儺の受肉から解放されました。
最終回では虎杖・釘崎と共に任務を遂行中。
玉犬を出して犯人を捕まえるなど、デキる恵くんの活躍を再び見ることができました。
釘崎野薔薇（くぎさきのばら）
渋谷事変で真人の無為転変を食らって以降、登場がなかった釘崎ですが、第267話で見事復活。
左目は失ったようですが目覚めてから1時間以内に状況を把握し、遠隔で宿儺の指を使って攻撃し、虎杖を勝利へ導きました。
最終回では虎杖・伏黒と通常任務を遂行中。
虎杖とともに犯人呪詛師の術式を喰らって目が大きくなってしまうなど、相変わらずのコンビネーションを見せてくれました。
五条からもらった手紙の中には釘崎の母親について描かれていたようですが、釘崎はあまり興味がない様子でした。
母親の正体や詳細についても物語の中では描かれていません。
乙骨・真希・パンダ・狗巻
乙骨は宿儺との戦闘にて、羂索の術式を使って五条悟の肉体で戦っていました。（中身は乙骨・側は五条）
リカが乙骨の肉体を反転術式で維持し続けていたため、最終的に自分の肉体に戻れたようですが、額には羂索のような”縫い目”が残ってしまうことに。
乙骨の身を案じていた真希は「戻れたからよかったものの」といいつつお説教。
パンダは鹿紫雲と戦った後から小さいサイズのまま。
宿儺との決戦で呪言で応戦した狗巻もダメージは受けたものの生還し、再びおにぎり語を喋っています。
狗巻の左腕は、渋谷事変の時から欠損したままです。
秤金次（はかりきんじ）・星綺羅羅（ほしきらら）
宿儺との戦いが終わったことによって、秤と裏梅の戦いも終焉を迎えます。
宿儺が消滅したと同時に裏梅の身体にもヒビが入り始めました。
これ以上戦う意味がないと察知した2人はお互いの強さを讃えあい、最後に笑い合い、裏梅は氷の粒になって消滅。
戦いは秤の勝利で幕を閉じます。
秤と星綺羅羅は反省会に出席し、真希に説教される乙骨をフォローしていました。
最終回では2人が共に行動している姿が描かれますが、何をしているのか、これから何をするのかは不明です。
秤が制服を着ているので復学していることはわかりますね。
冥冥（めいめい）・憂憂（ういうい）
瞬間移動の術式を使って五条悟の遺体や、高専サイド術師の負傷者を回収していた憂憂は、紛れもなく宿儺戦のMVPと言って良いでしょう。
憂憂自身も「自分がMVPである」と鼻高々に自慢していました。
そして宿儺戦の裏側で、冥冥は”シン陰流”に関するとてつもない大仕事をこなしていたようです。
所在不明と言われるシン陰流の当主を探し当て、殺すことで門下生たちの寿命を吸い取る縛りを排除したのです。
もちろんシン陰流の門下生には憂憂もいるわけなので、冥冥は自分の弟が術式のために寿命を吸い取られ、”傷モノ”になることが許せなかったのでしょう。
また、御三家（五条家・加茂家・禪院家）が崩壊した後に総監部を牛耳ろうとしていたことも明らかになり、それを阻止するために秘密裏に行動に出ていたようです。
簡易領域習得のためにシン陰流に入門した憂憂でしたが、いずれ狙うは当主の座？
冥冥的には門下生から月謝をたっぷりいただくことが目当てらしいです。
シン陰流の現当主は町の片隅にある駄菓子屋のおばあさんでした。冥冥が当主の居場所を突き止められたのは天元様から情報を得たのではないかと考えられます。
日下部（くさかべ）
シン陰流の当主が冥冥によって殺害された後、新たな当主となったのが日下部でした。
日下部が当主になったことで、門下生の寿命を吸い取る縛りは無くなったとのこと。
まとめると、問題を起こそうとしていたシン陰流の現当主を日下部・冥冥が共謀して殺害したということです。
戦いの前に五条が総監部の老人たちを殺害したように、時期的にいうと入れ替わり修行の前で、同じ頃に行われたと考えて良いでしょう。冥冥、日下部は五条とも連携し、実行に移したのかもしれません。
東堂・三輪・西宮
「呪術廻戦」第269話に登場。
宿儺との戦いを振り返る反省会に出席しています。
西宮はほとんど出番がなく申し訳なさそうにしていましたが、「君の箒は乗り心地が良かった」と冥冥がフォローしている場面もありました。
猪野琢真（いのたくま）
「呪術廻戦」第269話に登場。
宿儺との戦いを振り返る反省会に出席しています。
宿儺との戦いでは尊敬する先輩・七海建人から受け継いだ呪具を使って応戦し、最後は憂憂によって回収されていたようで無事でした。
自分ではなく脹相が助かるべきだったと後悔していたようですが、虎杖が「誰のせいでもない」とフォローを入れていました。
家入硝子（いえいりしょうこ）
「呪術廻戦」第270話に登場。
伏黒津美紀の遺体を修復し、恵と共に墓参りに来ている様子が描かれています。
「夏油も私に任せときゃよかったんだよ 馬鹿だね〜」といいつつタバコを吹かしますが、伏黒が呼び出されて立ち去るとタバコをゴミ箱に捨てました。
渋谷事変〜五条が戦っている間は喫煙量が増えていた硝子でしたが、全てが終わりストレスから解放されたのでしょう。
タバコの量は減りそうですね。
歌姫・新田明（にったあきら）・楽厳寺（がくがんじ）
「呪術廻戦」第270話に登場。
歌姫・新田明・楽厳寺は宿儺の即身仏が置かれていた飛騨霊山浄界へ訪れていました。
伏黒から剥がれた宿儺の残骸には吸収された天元が残置されているため、日本の結界はまだしばらく持つということ。
すぐに代替案を練る必要があると焦る歌姫に対し、皆んなまだ若いんだからそう焦る必要はないと余裕の返答。
五条とのやり合いや今回の戦いを経て、若者に任せてみようという気が湧いてきたのかもしれません。
加茂憲紀（かものりとし）とその一家
「呪術廻戦」第270話で登場。
人外魔境新宿決戦が始まる前、虎杖に赤血操術を教えていましたが、戦いには参加せず安全のために海外へ逃げることを表明。
全てが終わった後、家族と共に日本へ帰国した様子が描かれています。
大道鋼（だいどうはがね）・三代六十四（みよろくじゅうし）
「呪術廻戦」第270話では死滅回遊のプレイヤーたちのその後も描かれていました。
桜島結界で出会った大道鋼（だいどうはがね）と三代六十四（みよろくじゅうし）と再会した真希は、2人に死滅回遊が機能を失ったことを報告。
さらに受肉タイプのプレイヤーは過去の呪物と受肉された現代人を引き剥がす方針になりそうだと伝え、呪霊が多く集まる東京に身を隠すように伝えます。
成長のきっかけをもらった2人に対して、真希からの恩返しといったところでしょう。
シャルル・ベルナール
死滅回遊にて秤と戦った覚醒タイプのプレイヤー・シャルル。
その後、無事漫画家としてデビューしたようです。
編集担当者はなんとシャルルの作画を指摘したことで、指を折られてしまったあの男性。
シャルルは自分のことを”絵が下手くそな漫画家”と認識しながら、真面目に漫画に向き合っているようでした。
締切ギリギリみたいですが。
高羽史彦（たかばふみひこ）
覚醒タイプの術師で、死滅回遊以降も羂索を追い込むなど高専サイドの鍵となったお笑い芸人の高羽史彦。
死滅回遊終了後にコンビを組んで再びお笑いの道へ戻っているようですが、なんと相方の見た目が羂索そっくり。
吹き出しで顔が隠されているため、相方の素顔は分かりませんが、塩顔のイケメンが出てきたら嬉しいような嬉しくないような…。
見た目がそっくりな相方を選んだのか、はたまた高羽の「超人」で生まれた何かなのかは不明です。
しかし、高羽の人生において羂索と過ごした時間は特別なものだったに違いありません。
ただし、新しく組んだ相方のボケっぷりを見ると、高羽はもう少し苦労するのかな〜とも思います。
甘井凛（あまいりん）
覚醒タイプの術師の甘井凛。
宿儺との戦いの際は硝子や新田新とともに医療班チームのサポートとして活躍。
元々は虎杖と同郷で、面識がありました。
中学校の頃は不良グループのパシリのような存在でしたが、根はいいやつです。
その証拠に今回の戦いを見て心変わりがあったのか、かつていじめていた相手に謝罪する場面が描かれていました。
相手は甘井を認識していましたが思い出したくない過去なのか、すぐにその場から立ち去ってしまいます。
甘井は「あーまともになりてぇな」としゃがみ込むのでした。
日車寛見（ひぐるまひろみ）
覚醒タイプの術師の中で最短で最強に成長した弁護士の日車寛見。
術師として覚醒して直後、盛岡で検事と弁護士の2人を殺害していますが、不起訴になってしまった模様。
どうやら裏では日車が欲しくてたまらない総監部が圧力をかけていたようです。
裁かれたい日車に対して後輩弁護士の清水は、遺族側の弁護人となり必ず有罪にして見せると意気込むのでした。
来栖華（くるすはな）
幼い頃伏黒に助けられてから”運命の人”と恋焦がれていた天使・来栖華。
宿儺の中にいた伏黒に気持ちを知られてしまい動揺していました。
戦いの中で右腕を失ってしまった来栖に対して伏黒は責任を感じたのか、「これからは俺が来栖の右腕になるよ」と発言。
ハッとした来栖は「式はいつにしますか？」と嬉しそうに返答！
思わず片言になってしまった伏黒ですが「あとで話そう」といっているので、これから良い感じになっていくのでは…？と期待せざるを得ません。
【呪術廻戦】最終回で死亡したキャラはいる？
結論、「呪術廻戦」最終回の第271話で死亡したキャラはいません。
芥見下々先生の発言では虎杖・伏黒・釘崎・五条の4人のうち1人死ぬか1人以外死ぬという、ファンの間でも有名な考察がありました。
その結果として五条が死亡、虎杖・伏黒・釘崎が生還という形でまとまりました。
ファンの間では最終回直前の第270話のタイトルが「夢の終わり」であり、ゆ＝悠仁、め＝恵、の＝野薔薇の頭文字であることから夢オチや1年ズが死亡するのでは？と心配する考察も出ていました。
バッドエンドも覚悟していただけに、意外とスッキリ？した終わり方に不意を突かれた方も多かったのではないでしょうか…。
【呪術廻戦】最終回でどうなった？回収していない伏線あれこれ
全271話で最終回を迎えた「呪術廻戦」では、回収されていないであろう伏線も多々あります。
- じいちゃんの言葉の意味？
- 虎杖の領域展開の詳細
- 天元と宿儺の関係
- 一億人呪霊
なかには小説で伏線回収されるのでは？という意見もありますし、もしかしたら29巻・30巻で加筆される可能性はあるかもしれませんね。
「鬼滅の刃」でも青い彼岸花の伏線は回収されなかったため、”そういうこともある”と今は考えた方が良いかもしれません…。
【呪術廻戦】最終回で五条悟の復活はあった？
残念ながら「呪術廻戦」最終回の271話で五条悟の復活はありませんでした。
しかしながら最終回では回想シーンで登場し、虎杖に”これから”や”未来のこと”を託す役割を果たしていたと考えます。
繋いで欲しい意志も夢もあるけど、自分（五条悟）が終わった場合は、その後の世代から自分とは全く違う強さを持つ人間が出ても良いと思っていると、五条は語っていました。
五条悟が虎杖に向けた「期待しているよ悠仁」は、虎杖（含む次世代）に向けた素直なエールと受け取って良いのではないでしょうか？
結果この回想シーンの後に五条は宿儺に敗れて死亡するわけですが、七海が死に際に虎杖に向けた「あとは頼みました」と比べると正反対で、前向きな言葉に捉えられます。
全てが終わった後、五条悟の言葉があったからこそ、意味のある死に囚われていた虎杖の死生観が変わったのではないでしょうか？
大きな責任に囚われていた虎杖が”意味がなくても生きていていいんだ”と解放されるきっかけになったのではと考えます。
復活はありませんでしたが、やはり五条悟は「呪術廻戦」にとって大きな役割を果たしていたに違いありません。
強く、聡い仲間を育てる。若者から青春を奪ってはいけない。現代最強術師でありながら自身の経験から教師という立場を選んだ”五条先生”の意思も間違いなく受け継がれていくのだと思います。
【呪術廻戦】最終回ネタバレ：強く聡い仲間たちの”これから”
- 「呪術廻戦」最終回は第271話で2024年9月30日に完結
- 「呪術廻戦」最終巻は30巻で、29巻とともに2024年12月25日に同時発売
- 「呪術廻戦」最終回で描かれたのは1年ズの日常回
- 「呪術廻戦」最終回で五条悟の復活はなかった…
6年半にわたる「呪術廻戦」の連載が終了！まずは芥見下々先生お疲れ様でした。
絶望が連続するような内容で、最終回は二度と見れるかわからないと思っていた”1年ズの日常回”だったことは本当にほっこりしました。
最終巻までの単行本の発売のほか、テレビアニメは「渋谷事変」の続編に当たる「死滅回遊」の制作が決定しています。
放送日などは未定ですが、クセの強いキャラクターが登場するので、続報を楽しみに待ちましょう！
★「呪術廻戦」アニメの情報はこちら！
