脹相(ちょうそう)は人気漫画「呪術廻戦」に登場する人気キャラクターの1人。
彼ははじめ敵だったものの途中で味方となり、迷走した“お兄ちゃん”キャラと、ここぞいう時にみせるかっこよさで人気を博しています。
アニメ2期での活躍も記憶に新しく、連載中の漫画でも奮闘中のお兄ちゃん。
この記事では、そんな脹相の死亡説について、今後の展開も踏まえて考察していきます。
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脹相が死亡?死亡シーンは何話かネタバレ【2024年5月最新情報】
2024年5月時点、「呪術廻戦」第259話にて脹相の死亡が確定しました。
しばらく宿儺vs高専術師たちのバトルが続いていましたが、両面宿儺がついに最終奥義である「開(フーガ)」「竈(カミノ)」を行使。
宿儺の炎が渋谷事変と同じように新宿を炎で包み、伏魔御厨子による斬撃を加えた炎の矢が虎杖たちを襲います。
最大のピンチに陥った虎杖を救ったのは、兄・脹相でした。
脹相は自らの命を引き換えに弟である虎杖を守る防壁となり、炎に焼かれて命を落としたのでした。
脹相「ありがとう悠仁 俺の弟になってくれて」
引用元:呪術廻戦259話
身体を張って自分を守ってくれた脹相に対し、虎杖はようやく「ありがとう兄貴」と言えたのでした。
死ぬ間際の虎杖とのやりとりは兄弟そのものでした(涙)
最強のお兄ちゃんだったけど、弟のピンチにはめっぽう弱いところは可愛らしかったよ…。
脹相が死亡するまでの経緯を解説!
残念ながら死亡が確定してしまった脹相ですが、宿儺との戦いである「人外魔境新宿決戦」での行動や、死亡するまでの経緯について解説します。
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加茂と一緒に虎杖に何かを教えていた
五条悟復活後、宿儺戦を前に高専術師らは作戦会議を行います。
その中で、京都校の加茂憲紀(かものりとし)は戦いから降りることを皆の前で告げます。
自分は役に立てそうにないという加茂に対して、悠仁は「先輩に色々と教えてもらって助かってるよ」と感謝を伝えました。
「脹相は教えるの下手だから」と言われ、隣にいた脹相がとてもショックを受けた顔をしていたね。
それにしても、悠仁は一体2人から何を教わっていたのかな?
2人の共通点は、加茂家の血筋で【赤血操術】が使えること……それに関する何かなのかな?
宿儺へ向かって飛び出して行った
五条悟、鹿紫雲一(かしもはじめ)が続けて宿儺に敗れ、次に戦場に送られたのは、虎杖と日車。
そして、さらに畳み掛けるようにして、日下部(くさかべ)・猪野(いの)と共に脹相が戦場へ飛び出します。
高専術師はここで勝負を賭けてきますが、日車は作戦に誤算があったことに気づきます。
日車の術式で宿儺の術式を没収し、優勢に立とうとしましたが、“没収”は宿儺の“術式”ではなく、所持する“呪具”に適応されたのです。
★日車の誤算!?最後はどうなった?
宿儺から脇腹に攻撃を受ける
作戦が通らず、劣勢に立たされる日車を、高専術師らが方々からサポートします。
宿儺に対して脹相が穿血(せんけつ)を放ちますが、宿儺はそれをかわして一瞬で脹相に近づきます。
2本の手刀で胴体を貫かれた脹相は血を吐き、宿儺に投げ飛ばされますが、それを虎杖が受け止めました。
大きなダメージを負い、生死不明となった脹相ですが、次話でどこからか穿血を宿儺に向かって放っている場面があり、とりあえず生きているであろうと考えられます。
虎杖は赤血操術を教わっていたことが明らかに
脹相が死亡した259話では、虎杖が脹相・加茂の2名から赤血操術を教わっていたことが明らかになりました。
元々術式がなかった虎杖は、宿儺との対決に備えて1ヶ月間の間”入れ替わりの修行”をすることに。
入れ替わりの修行の定員は2名で、簡易領域が使える日下部と反転術式が使える乙骨に決まっていたため、赤血操術は地道に覚えていくしかありませんでした。
感覚派の脹相は教えるのが下手くそなため、赤血操術の修行は加茂がメインで指導することになります。
脹相が死亡する可能性を考察!
アニコミACEではこれまで脹相が死亡する可能性について考察してきました。
結果として脹相は死亡してしまいましたが、やはり虎杖のために命を燃やす最後が描かれました。
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①本人に覚悟がある場合死亡する可能性が高い
羂索が倒された今、「呪術廻戦」でのいわゆる“ラスボス”は宿儺となりましたが、脹相の仇はどちらかというと羂索でした。
しかし、その仇が討たれ、脹相は悠仁のためなら‟いつ死んでもかまわない”状況と考えられます。
そもそもこの戦いに参加するのは「反転術式が使える奴、死にたがっている奴、死んでもいいって思ってる奴」であると、事前の作戦会議で日下部が言っていました。
悠仁のために命を懸けて羂索と戦い、死にかけたところを「‟人”として生きろ」と九十九由基(つくもゆき)に助けられた脹相ですが、今度こそ悠仁のために命を燃やす覚悟があるでしょう。
その通り、宿儺の炎に焼かれてしまいました。
これまでにたくさん活躍してきたので、この辺りで退場しても仕方ないという読者の意見もあったんだよね…。
★九十九ネキはもう復活しないのか…!?
②羂索の後継者として覚醒し兄弟対決の末に死亡
乙骨に倒された羂索ですが、彼がこれで終わるとは思えません……
羂索は万が一自分が死んだ時には、‟天元による人類との超重複同化の発現権”が宿儺に譲渡されるように仕組んでいました。
サイコパスで実験好きの羂索のことだから、まだ他にも何か仕組んでいる可能性はある!
脹相の初登場時、原作漫画では受肉直後の脹相はなぜか頭に包帯が巻かれていたのです。
脹相が渋谷事変終盤まで悠仁が弟であると気づかなかったことからも、羂索によって脳に何かしらの細工を施された可能性は考えられます。
羂索によって脹相が敵対することとなり、再び兄弟で殺し合いをさせるという最悪のシナリオも考えられます。
また、羂索は肉体を渡り歩く術式をもっていて、乗っ取られた人間は額に傷跡が残ります。
しかし、脹相が死亡したことによりこの可能性はなくなりました。
★羂索が死亡?受け継がれる意志は誰へ…
脹相が死亡を回避する可能性を考察!
かつては敵だった脹相も、今では高専側の大きな戦力であり、いつの間にか悠仁も彼に信頼を寄せるようになっていました。
シュールで面白カッコイイ“お兄ちゃん”としてファンも多い脹相には、できれば死んでほしくありません。
脹相が死亡回避するルートを考察してみましょう!
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①虎杖悠仁=弟を1人にはしたくないというジレンマ
脹相にとって、兄弟は自分の全てであり、生きる理由でもあります。
脹相はかつて自分が呪霊側につく選択をしたことで、弟達が殺し合う結果を招き、壊相(えそう)・血塗(けちず)を死に追いやったのだと、九十九に懺悔したことがありました。
そして、自分が楽な道を選んだために悠仁を独りにしてしまったのだと、ひどく後悔しています。
呪霊側に与し、安易に人を殺した脹相は「これ以上悠仁とは生きられない」と、一度は命を落とすつもりで羂索に挑みました。
しかし、意図せず生きる道を与えられた脹相。
自分が生き延びることへの疑問や後悔を残しつつも、悠仁を独りにしないため、ジレンマを抱えながら生きていくルートも‟あり”でしょう。
しかし、脹相が退場してしまったのでこの可能性はなし。
「虎杖悠仁を一人にしない」という脹相の願いは、ようやく現れた”ブラザー”こと東堂葵が受け継いでくれることを期待します。
★東堂葵の腕はどうなった?術式は復活したのか
②乙骨が間に合ったことで死亡を回避する可能性も!
髙羽(たかば)・乙骨で作戦通りに羂索の首を落とすことに成功し、宿儺戦には乙骨が加わりました。
宿儺にとってもメインは乙骨と考えていたようであり、宿儺vs乙骨の流れになりそうです。
宿儺であれば、乙骨の相手をしながらも、他の術師へ攻撃をしかけることもできそうですが、悠仁もいますし、その他の術師らにはそこまで意識は向かなそうです。
ここで大きな全体攻撃を繰り出さない限りは、ひとまず日下部や脹相らは一旦宿儺の攻撃から逃れられそうにも思えます。
しかし、乙骨も宿儺の斬撃によって重傷を負い退場→生死不明となったため、この可能性は無くなりました。
★乙骨憂太は死亡?現在の状況を確認
脹相が死亡?これまでの死亡フラグ
脹相に死亡説が浮上しているのには、脹相に数々の‟死亡フラグ”が立っていたからでした。
これまでに立てられてた死亡フラグには、どんなものがあるか紹介していきます。
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①天元を守れず九十九由基を失った
脹相は羂索に敗北してしまい、さらに「自分の命の使いどころはここしかない」と捨て身で九十九由基を助けようとしたにも関わらず、逆に九十九に守られ、結果として九十九が命を落としました。
皆と合流した後も、“天元を守る”という役割を果たせず落胆しており、九十九を失ったことに責任や負い目を感じているかもしれません。
宿儺戦では、今度こそ自分の役割を必ず果たそうと意気込み、悠仁や味方のために我が身を犠牲にして皆の役に立とうとする可能性も大きいでしょう。
九十九が脹相に遺した「人として生きろ」の言葉が死亡フラグになっているという意見もあります。
人として生きたが故に、弟を守るためにその命を燃やすなんて、切ないけど展開としてはありそう……
②虎杖悠仁に向けて言った「死ぬなよ」
死滅回遊が始まり、五条悟の解放と伏黒津美紀の救出のために仲間と共に動き出す悠仁。
天元の護衛のために高専へ残ることにした脹相に、悠仁は「ありがとう助かった」とお礼を言い、脹相が「…死ぬなよ」と返すと、悠仁はそれに手を振って応えました。
‟兄として”かはさておき、悠仁に認められて信頼されていることを実感し、脹相は男泣きをします。
始めは脹相を警戒し一線を引いていた悠仁が、共に過ごし共闘を重ねるうちに徐々に脹相を信頼し、2人に生まれた絆が垣間見えたところは一見感動するシーンですが……
このセリフが死亡フラグとも言える!
「死ぬなよ」と言っといて、逆に自分が死んでしまうパターン……
③ジャンフェス2024年の色紙の脹相が不穏
一部のファンの間ではジャンプフェスタ(通称ジャンフェス)2024で展示される色紙や舞台「呪術廻戦」のパンフレットに載っている描きおろしイラストが、脹相の死亡フラグになっているという説もあります。
過去に展示されたジャンフェスの色紙を振り返ってみても、2022年は脹相・九十九・天元、2023年は髙羽とその年に物語の展開に大きな影響を与えるキャラクターが描かれています。
そして、九十九は死亡、天元は夏油に取り込まれ、髙羽は羂索との戦いの末に白装束を身にまとうこととなり、皆不穏な展開を迎えているのです。
ジャンフェス2024、舞台パンフレットの不穏なイラストからも、脹相に不穏な未来が待っていると予想している人も少なくありません。
④人気のあるキャラクターは死亡する…?
また、ファンの間では“宿儺より人気があるキャラクターは死亡する”というジンクスもあるようです。
これまで死亡したメインキャラは五条悟、夏油傑、七海建人、禪院甚爾(ぜんいんとうじ)と皆人気投票上位の常連であり、宿儺よりも上位にいました。
同じくランキング上位の釘崎野薔薇は重傷を負って生死不明となり、伏黒恵も宿儺に乗っ取られて魂を完全に沈められています。
これまで週刊少年ジャンプで3回実施されてきた、「呪術廻戦」の人気投票の脹相のランキングは次の通りです。
1回目:未登場のため投票なし(宿儺10位)
2回目:7位(宿儺13位)
3回目:10位(宿儺12位)
脹相登場後の2回の人気投票では、どちらも脹相の方が宿儺の順位を上回っています。
このジンクスが本当なら、次に消されるのは脹相かもしれません……
宿儺より人気のキャラは順次消されていくってこと……?
これも、宿儺の呪いだったりして……
脹相が死亡するとどうなるか?今後の展開を考察
個人的には脹相には死んでほしくありませんが、もしも脹相が死亡してしまったとしたら、今後の展開はどうなっていくのでしょうか?
恐る恐る予想してみよう。
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①虎杖が覚醒する可能性が高い
脹相は高専術師の一員として皆に仲間と認められており、なんだかんだいって虎杖にとっても信頼のおける存在になっていました。
修行の結果もありますが、虎杖悠仁は宿儺との戦いで次々と新しい能力を開花させています。
- 反転術式
- 簡易領域
- 赤血操術
- 御厨子(刻まれた宿儺の術式の開花)
そんな虎杖が目の前で脹相を殺されたとなったら、激しい怒りで新たな力の覚醒を促される可能性があります。
むしろ、虎杖のさらなる覚醒の着火剤として、物語の展開のために退場させられてしまったのかもしれません。
あとできていないものと言ったら、残るは領域展開…じゃないかしら?
★虎杖悠仁の腕が変化!?どうなった?
②虎杖悠仁がメインで戦わざるを得ない状況に
現状、乙骨・禪院真希は生死不明。
そして裏梅と戦っていた秤ですが、宿儺による「竈(カミノ)」に巻き込まれた可能性があるかもしれません…。
高専側で前線に出ていた術師たちは重症により退場or満身創痍で、控えで現状十分に力を発揮できそうな人物はほぼいないと考えます。
東堂葵が現れましたが、最後はやはり虎杖悠仁がメインで宿儺と戦うことになるでしょう。
また、ジャンフェス2024では、作者が「呪術廻戦が連載中でのジャンフェスは多分絶対これが最後です」と話していたことも話題になっています。
ジャンフェスは毎年12月開催されているため、「呪術廻戦」は2024年内に完結する見込みのようです。
何度か休載を挟むことを考慮すると、そろそろ未回収の伏線を拾いながらクライマックスに向かっていくと考えられます。
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脹相が死亡?死亡シーンネタバレと今後の可能性:まとめ
- 2024年5月時点で死亡が確定した
- 宿儺の攻撃から弟である虎杖悠仁を守り死亡
- 脹相の生死が今後の物語の展開に大きく影響を及ぼす可能性が高い
脹相はいつの間にか多くの読者の心をつかみ人気キャラになっていましたが、人気の高さ故に死亡フラグもビンビンに立っていた脹相。
”呪い”としての人生を終わらせて”人”としての人生を歩み始めた矢先の衝撃の展開は、正直ショックでした。
しかし虎杖を守って死亡するという脹相の最後の行動は、九十九由基の残した「人として生きろ」をまっとうした形になったのではないでしょうか?
そして想いはもう一人の”ブラザー”こと東堂葵に受け継がれるのか…。
まさにクライマックス!「呪術廻戦」のこれからの展開に目が離せません!
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