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伏黒恵(ふしぐろめぐみ)は、「呪術廻戦」の人気投票では過去3回のうち2回1位を獲得している、もはや一番人気と言っても過言ではない人気キャラクター。
しかし、伏黒は今、かなり過酷な状況に置かれているのです!
この記事では、伏黒恵の現状と、復活の可能性について解説、考察していきます。
現状、伏黒は両面宿儺(りょうめんすくな)に肉体を乗っ取られて、自我を殺された状態にあります。
虎杖に受肉していたはずの宿儺が、どうして伏黒に受肉してしまったの!?
今の状態から、伏黒を救い出すことはできるのかな!?
- 原作漫画を読んでいなくて絶対にネタバレしたくない方
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は、逆に、絶対に、この記事を見ないことをおすすめします!
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伏黒恵が死亡?最新の生死を確認【2023年12月時点】
結論から言うと、2023年12月時点で、伏黒の死亡はまだ確定していません。
伏黒は現在も宿儺に乗っ取られたままで、宿儺をある程度制御していた虎杖と違い、伏黒は完全に自我を殺され沈められています。
さらに、宿儺は伏黒に受肉した状態で完全復活を果たし、元は伏黒の肉体でありながらも、見た目ももはや生前の宿儺へと変態を遂げています。
ですので、“まだ死亡が確定していない”というだけの状態で、“生きている”と言い切れないのもまた、事実です。
伏黒恵が死亡?宿儺の受肉から復活する可能性【考察】
宿儺に受肉されてしまった伏黒ですが、ここから復活できる望みは残っているのでしょうか?
いや、残っていると信じたい!!
望みをかけて、伏黒復活の可能性を考察してみよう!
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①宿儺に受肉されたまま死亡
現在、原作漫画では高専メンバーが宿儺を倒すために次々と刺客を送り込んでいます。
なんとかして宿儺は祓いたいものですが、しかし、‟宿儺の消滅”=‟器である伏黒の死”でもあります。
そもそも、始めは“宿儺の器”として虎杖に宿儺の指を全て取り込ませてから、虎杖を処刑することで器ごと宿儺を祓うというのが呪術界の下した判断でした。
裏を返せば、宿儺を祓ったら、器である伏黒の死亡も確定することになります。
このまま、宿儺に受肉された状態で戦いに負け、伏黒の自我も戻らないまま死亡するのが、最悪のパターン。
宿儺を倒すと同時に仲間の伏黒も手にかけたことになる、倒した人もやりきれない気持ちになるやつ……
②天使の術式を使うが死亡
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22巻199話で伏黒が来栖華(くるすはな)に、天使の術式で受肉した者を受肉前の状態に戻せるかと尋ねた際に、「九割九分死ぬ」と言われてしまいました。
しかし、「断言できない」とも言っており、戻せる可能性がないとも言い切れません。
伏黒が復活する可能性がたった1%でもあるならば、と天使の術式に賭ける選択もありです。
しかし、天使の口ぶりでは成功は絶望的で、宿儺と伏黒を引き剝がすことに失敗し、伏黒が死亡する確率は高いでしょう。
③天使の術式を使って自我が復活=生還する
だけど、良くも悪くも、何が起こるかわからないのが「呪術廻戦」!
もしかしたら、②の方法で成功する可能性だって、あります!
いえ、あってほしいです!!
宿儺に殺されかけて来栖は戦闘不能となりましたが、伏黒がこれほどのピンチに陥っているのをただ黙ってみていられるはずがありません!
ちょっと引くぐらいに、伏黒に対して強い思いを持っている来栖が、伏黒を取り戻すためにもう一度活躍してくれる可能性は十分にあります。
宿儺が伏黒の魂を深く深く沈めたことで逆に宿儺との融合が弱まり、宿儺と伏黒を切り離すことに成功する可能性もありそうです。
‟あの”伏黒甚爾の息子だから何かミラクルが起きるとか、五条先生が遺した何かが恵を覚醒させてくれるとか……
五条先生が今際の際にみた空港シーンのように、伏黒と関係の深かった故人が伏黒を後押しして生還に導いてくれる展開も胸アツ!
★伏黒が運命の人?天使こと来栖華とは?
④虎杖と伏黒が入れ替わり、虎杖が宿儺を道連れに自害する
元々宿儺は虎杖に受肉していましたが、宿儺は虎杖を完全に乗っ取ることができずに普段は抑え込まれていた状況に「面白くない」と感じていました。
一方虎杖は、自分が宿儺を抑え込めず大勢の人を殺してしまったことや、さらには大切な友人である伏黒を受肉させてしまったことに大きな責任を感じると同時に、「絶対に宿儺を祓う」と決意しています。
因縁の強い虎杖と宿儺は、どこかで決着をつけることになるのでは!?
そこで、思い出されるのが222話(単行本未収録)で虎杖と日下部が何やら入れ替わっている描写があったこと。
そして、九十九由基の遺した「魂の研究記録」。
もし、虎杖が誰かと魂を入れ替える力を手にしていたとしたら……?
元々虎杖は自分を犠牲にすることに躊躇がないため、伏黒が助かるためなら、「安いもんだ」と喜んで自らの命を指しだしそうなものです。
「宿儺を祓う」と強く決意し、そして仲間想いの虎杖ですから、‟自らと伏黒の魂を入れ替え、再び宿儺の受肉体となって、自分ごと宿儺を消滅させる”なんてことを考えそうです。
むしろそれが一番いいとか、考えてそう……
“渋谷事変”以降、虎杖は命の使いどころを探しているような死に急いでいるような様子も感じられるからね。
いずれにせよ、九十九の「魂の研究記録」はどこかで重要な展開のキーになりそうだよね。
★九十九由基が死亡?虎杖が死亡する可能性を考察
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伏黒恵が死亡?宿儺が受肉した理由
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元々虎杖に受肉していた宿儺は、乗り移るようにして伏黒へ受肉しました。
宿儺が伏黒を選んだのはとっさのことではなく、実はかなり前から伏黒に目を付け、機を窺っていたのです。
では、宿儺が伏黒を選んだ理由は何だったのでしょうか?
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①術式や領域展開が必要だから
宿儺が伏黒に興味を持ち始めたのは、少年院での任務で宿儺と交代した虎杖が肉体の主導権を取り戻せず、宿儺が伏黒を襲った時です。
伏黒の術式を見て、「いい術式だ」「宝の持ち腐れだな」と、伏黒の術式を高く評価していました。
そして、宿儺を倒すために捨て身覚悟で魔虚羅(まこら)を呼び出そうとした伏黒に、宿儺は歓喜さえしたのです。
その後も、伏黒が領域展開を会得した際には喜びの表情を見せ、さらに関心を寄せていました。
その昔、伏黒と同じ術式をもつ過去の禪院(ぜんいん)家の当主が、五条家当主との御前試合で五条家当主と相打ちになり、両名が亡くなってしまうという事件がありました。
当時の五条家当主も、五条悟と同じ“六眼”と“無下限呪術”の使い手だったのです。
つまり、伏黒のもつ術式は五条悟にも対抗し得るものであり、宿儺はそれに目をつけたのです。
★摩虚羅は宿儺が調伏?伏黒の術式とは
②宿儺への耐性があるから
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24巻213話の冒頭部分では、宿儺が伏黒を‟器”に選んだ理由の一つについて、「俺への耐性」だと言っています。
宿儺の言い方だと、少年院で伏黒の術式の潜在能力(ポテンシャル)と同時に、そのことにも気づいた様子です。
少年院での伏黒と宿儺のやり取りが、ここに繋がるんだね。
そう、伏黒と宿儺が対峙した2巻9話のタイトルが「呪胎戴天ー肆ー」、そして24巻213話が「呪胎戴天ー伍ー」と、ここで繋がってるんだ!
ただ、なぜ伏黒に宿儺への耐性があるかは、わからないんだ……
③五条や虎杖・高専サイドの精神に効くから
伏黒に受肉した宿儺は、万(よろず)を追って仙台へ行きます。
そして、万(よろず)から「そっちの子にしたのね」と言われ、「こっちの方が面が良かったものでな」と答えます。
単純に、伏黒の顔を気に入っていた?
確かに伏黒は美形だけれど、宿儺にとって実際そこは対して重要ではないだろうね。
「宿儺が受肉したのが“伏黒”である」ということが、高専サイドにとっては大きな痛手であり、宿儺はそれも利用してきます。
伏黒は高専メンバーにとって大きな戦力であるだけではなく、大切な仲間でもあります。
特に同期として友情を育んできた虎杖や、幼い頃から面倒をみて修行をつけてきた五条にとって、伏黒の存在は大きく、宿儺に乗っ取られることでの精神的ダメージは大きいと、宿儺もわかってやっています。
しかし、五条はその意図も読み取った上で、「恵なら本気で殴れる」と、あまり響いていないようでした。
また、宿儺が‟伏黒恵”のままでいた理由はもう一つあります。
伏黒が大切に思っていた姉の津美紀も、万(よろず)という過去の術師に受肉されてしまっていました。
宿儺は伏黒の魂を完全に沈めるため、“伏黒の姿”のまま“伏黒の術式”によって万(よろず)を殺すことで、“伏黒が自身の手で津美紀(の肉体)を手にかけた”という状況を作ったのです。
これは、高専サイドだけじゃなく読者にとっても相当な精神的ダメージだったわ……
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伏黒恵が死亡?宿儺が受肉してからの振り返り【ネタバレあり】
宿儺が伏黒に受肉するところから、現在に至るまでの経緯を時系列で整理しました。
宿儺が契闊(けいかつ)を唱え伏黒に受肉
宿儺が伏黒に乗り移ったのは「呪術廻戦」24巻の212話でした。
死滅回遊に巻き込まれた、姉の津美紀を救うために必死で画策していた伏黒たちですが、なんと津美紀は既に受肉され、自我を殺されていたことが判明します。
そのことに気づき、伏黒は茫然自失となります。
実は宿儺は、虎杖の中で少しずつ力を取り戻しながら、このタイミングをずっと待ち望んでいたのです。
虎杖のように“檻”として制御されることがないよう、確実の主導権を得るために、伏黒の魂が折れる瞬間を密かに待ち構えていました。
そして、それまで虎杖の中でおとなしくしていた宿儺が、ここで“契闊”(けいかつ)を唱えて虎杖の体を乗っ取り、引きちぎった自身の指を伏黒に無理矢理飲み込ませて受肉させたのです。
浴(よく)によって更に”魔”に近づく
見事、伏黒を乗っ取ることに成功した宿儺は裏梅とともに虎杖らの元を立ち去り、禪院家のもつ忌庫へ行きます。
そしてそこで、「浴」と呼ばれる儀式を行うことによって“魔”へ近づき、伏黒の魂をより深くへと沈めていきました。
「浴」とは、本来家宝として秘蔵する器物を外敵から守るために呪具化する儀式だそうです。
その内容はあまりにもおぞましくて具体的に説明するのが憚られるわ……
とことん濃縮された“呪い”に浸かるとだけ、言っておこうか。
万(よろず)と戦い勝利する
「浴」によって、伏黒の魂を深く沈めた宿儺が次に向かったのは、津美紀に受肉した万(よろず)の所です。
元々、宿儺と万(よろず)は1,000年前に面識があり、万(よろず)は宿儺に強い愛と執着を抱いていました。
そして宿儺に会うために呪物と化して、受肉することで現代に蘇ったのです。
万(よろず)が津美紀に受肉したのは偶然なのかわかりませんが、宿儺はこの状況を利用します。
伏黒の姿、呪式をもって、姉・津美紀の肉体を葬ることに成功した宿儺は、伏黒の魂をさらに深く沈めるのです。
こうしてみると、宿儺ってすごく用意周到な男なんだね……
だけど、やることなすことが邪悪過ぎて、本当に許せない!!
★宿儺様大好き万(よろず)とは!?
五条悟と戦い勝利する
五条悟の封印が解かれ、呪いの王・両面宿儺と現代最強術師・五条悟が決着をつけることになります。
‟五条悟vs両面宿儺”の最強対決は14話に渡り、予想外のことが次々と起こる規格外のタイマン勝負でしたが、戦いを制したのは、宿儺でした。
うっ……五条先生の死は、未だに受け入れられない……
★五条悟が死亡?空港シーンがエモい…
鹿紫雲一と戦い勝利する
五条が宿儺に敗れた後、真っ先に戦場へと飛び出したのが、鹿紫雲一(かしもはじめ)。
彼もまた、受肉によって過去から蘇った術師の一人です。
戦闘狂の鹿紫雲は、最強の存在である宿儺と戦闘すること自体が目的でした。
高専メンバーの説得により、一番に宿儺と戦うことを渋々五条へ譲りましたが、万が一五条が敗れた際には自分が二番手となる約束で、五条vs宿儺の戦闘を指を加えて見ていたのです。
たった一度しか使えない術式を解放した鹿紫雲に、宿儺は一瞬追い詰められたようにも見えました。
しかし、それまで伏黒の姿を保っていた宿儺が、肉体の復活を完遂させた=完全復活したことで、あまりにもあっけなく鹿紫雲は敗れてしまいました。
★鹿紫雲一は女?最後は死亡したのか
虎杖悠仁と日車寛見と対戦【イマココ】
鹿紫雲が敗れ、続いて戦場へ送り出されたのは、虎杖と日車ペア。
ついに、宿儺と虎杖の因縁に決着がつくのでしょうか!?
また、日車は領域・誅伏賜死(ちゅうぶくしし)を展開し、あらゆる法律の知識と裁判の経験をもって、宿儺を裁こうとします。
そして、宿儺はどのように対抗してくるのでしょうか!?
宿儺は狡猾で邪悪だし、一筋縄にはいかないからね!
そして、何やら人外のもののように変化していた虎杖の腕も気になるね!
★日車寛見の術式がかっこいい!最後は死亡した?
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伏黒恵が死亡?宿儺の受肉から復活する可能性:まとめ
- 伏黒恵の死亡は確定していないが、“生きている”とも言い切れない
- 伏黒恵は、その術式と宿儺への耐性を持っていたことで、器として宿儺に目を付けられていた
- 伏黒恵は現在、両面宿儺に肉体を乗っ取られ、自我を殺されてその精神は深く沈められている
- 五条悟をはじめ、何人もの手練れをもってしても宿儺は倒せず、伏黒の復活も難しい!?
2023年12月時点で、伏黒は未だに宿儺に乗っ取られたままです。
呪術師サイドにとって苦しい展開が続いていますが、最終的には誰が宿儺を倒すのでしょうか!?
そして、伏黒は生きて皆の元に戻ることができるのでしょうか!?
虎杖も自分を犠牲にせず、釘崎も奇跡的な生還を果たして、羂索も宿儺も倒した世界で、また3人で仲良く笑ってほしい!!
アニメ2期もそろそろ終盤!漫画もアニメもどちらも見逃せない!!
★死滅回遊はいつ終わる?もうそろそろかな